ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦場のプリンセス
- 日時: 2010/03/04 19:04
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
——私は、プリンセス
みんなが、私の周りに集まる——
みんな、私に憧れてるの……
私は、戦場のプリンセス
★、ご挨拶
こんにちは〜
「戦場のジュリエット」では
お世話になりましたっ!!
今回は、そのお話のアナザーストーリーと
いうのでしょうか……それを
書いていきたいと思いますっ
応援よろしくお願いします★
★、もくじ
>>0002 登場人物紹介
>>0003 プロローグ
>>0019 竹イメソン
>>0020 松イメソン
>>0021 梅イメソン
★、お客様
nanasi様 流都様 瀬多 哉様
舞尋様
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- Re: 戦場のプリンセス ( No.30 )
- 日時: 2010/03/08 21:57
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
第4話
※松目線
「ただいまー」
私は、廊下を掃除していると
突然、玄関から声がした。
……竹の声だ。
私は、玄関先へいって
竹を出迎える。
親からこういわれているのだ。
「……っ」
竹は、すごい人相で
私をにらむと、靴を脱いで
家の中にあがってきた。
私も、負けじと睨み返す。
そのときだ。
つま先に、激痛が走った。
嫌な予感がして、恐る恐る
自分の足元をみた。
……やっぱりだ。
竹の足が、私のつまさきのうえに
のっかっている。
私は、わざとらしく声を出した。
「いったああっ!」
「ふん」
竹は、私をあざわらうと
足を離し、そのまま自室へ戻った。
私は、怒りが堪えきれず
足元に転がった、ちりとりを蹴飛ばした。
**
食事の時間は憂鬱だ。
なので、早く食べる。
今日の夕食も、いつもどおり
早く食べて、部屋で本を読んでいた。
……とそのときであった。
「空襲警報発令ー! 空襲警報発令ー!」
突然、外から避難をしらせる
警報が出され、同時に
サイレンが鳴り出した。
私はあわてて、防空頭巾を
手に取ると、防空壕へ向かった。
向かう途中、逃げまとう
人ごみの中で、竹は転んだ。
「きゃあっ!」
「ふっ」
私はそれをあざ笑うと
さっきのお返しに、手を
ふんづけて、そのまま走っていった。
いい気味。
そうおもうのも、つかのま。
竹の手には、太くてたくましい手が
絡みつき、竹はやっと起立して
たくましい手とともに、避難した。
たくましい手の、正体?
私の、愛しい人……悟君。
私はさらに腹がたった。
悟君と竹が、急いで
防空壕へはいってくる。
全員避難したとき
それを待っていたかのように
爆弾が投下した。
激しい音……。
もう、いやだ。
でも、耐えるしかない。
戦場にいってる、兵隊さんは
もっと苦労しているんだ。
それに今、日本は勝ってる。
連勝してる、大丈夫。
大丈夫な……はず。
私は、ゆっくりと
竹のほうへ目をやった。
竹は、悟君にしがみついて
震えている。
あんな奴、空襲で死 ん じ ゃ え ば い い の に
そんな想いが、私の胸によぎった。
実の妹なのに……。
妹なのに、死んでほしいなんて……。
「空襲警報解除ー! 空襲警報解除ー!」
その声とともに、皆は
防空壕から外に出た。
私は、竹を睨みつけながら出た。
- Re: 戦場のプリンセス ( No.31 )
- 日時: 2010/03/09 20:56
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
あげう(
- Re: 戦場のプリンセス ( No.32 )
- 日時: 2010/03/10 20:49
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
暇ダベさ
- Re: 戦場のプリンセス ( No.33 )
- 日時: 2010/03/11 19:57
- 名前: nanasi (ID: lerfPl9x)
三姉妹、仲間割れ寸前!!ってかんじですね(っていうかしてる?)
- Re: 戦場のプリンセス ( No.34 )
- 日時: 2010/03/11 20:13
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
>>33
う〜む……かもね((ぇ
梅ちゃんはまだ登場してNEEEEEEEE!!w
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