ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦場のプリンセス
- 日時: 2010/03/04 19:04
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
——私は、プリンセス
みんなが、私の周りに集まる——
みんな、私に憧れてるの……
私は、戦場のプリンセス
★、ご挨拶
こんにちは〜
「戦場のジュリエット」では
お世話になりましたっ!!
今回は、そのお話のアナザーストーリーと
いうのでしょうか……それを
書いていきたいと思いますっ
応援よろしくお願いします★
★、もくじ
>>0002 登場人物紹介
>>0003 プロローグ
>>0019 竹イメソン
>>0020 松イメソン
>>0021 梅イメソン
★、お客様
nanasi様 流都様 瀬多 哉様
舞尋様
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- Re: 戦場のプリンセス ( No.35 )
- 日時: 2010/03/11 20:23
- 名前: nanasi (ID: lerfPl9x)
そっえばぁ!(←馬鹿です)
- Re: 戦場のプリンセス ( No.36 )
- 日時: 2010/03/11 21:26
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
>>35
ふはww
三姉妹の話なのにねw
- Re: 戦場のプリンセス ( No.37 )
- 日時: 2010/03/13 23:32
- 名前: 舞尋 ◆VRtMSlYWsU (ID: uRjlitq/)
- 参照: コメディで活動中の、絵磨だす((
竹&松の間に亀裂が!?((
竹ちゃん、ムカつくwww
松ちゃんもなんか恐ろしい←
- Re: 戦場のプリンセス ( No.38 )
- 日時: 2010/03/14 19:00
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
>>37
うん、なんか
やばい関係にww
竹はかいてる
私でもちょっと……
松もね、うん
今から更新するっ
- Re: 戦場のプリンセス ( No.39 )
- 日時: 2010/03/14 19:13
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
第5話
※梅目線
夜。私は自宅でくつろいでいた。
今日も怖い空襲が、東京の街を襲った。
学校では今「天皇陛下は神だ」とか
いわれている。でも私は思うんだ。
天皇陛下も、普通の人間だって。
私は、そんなことを思いつつも
昔かって貰った絵本を読み返していた。
その時……。
「梅っ! 梅っ!」
廊下から、松おねえちゃんの声がした。
私は、ゆっくりと部屋の時計をみあげて
午後7時なのだということを確認すると
返事をした。
「はーいっ! 今いくねっ」
私は、絵本を棚に片付けて、部屋を出た。
お姉ちゃんが部屋にくるなんて
もう、理由はわかっている。
ご飯ができたときか、お風呂が沸いた時。
まだ7時だから、今は当然ご飯。
私は、席に座ると「いただきます」をして
ゆっくり、ご飯を口に運んだ。
ご飯といっても、白飯じゃないし
量も多くは無い。大根の半切りとふかし芋。
でも、まだこれでは多いほうだ。
酷い時には、イナゴを食べる時だってある。
言葉一つ交わされない食卓に
やっと声が聞こえた。竹姉ちゃんの声だ。
竹姉ちゃんは、妹の私がいうのもなんだけど
結構美人で、頭もいいような気がする。
「ねぇお姉ちゃん、私明日工場で
仕事があるから、さっさと寝たいの。
だから、早くお風呂沸かして頂戴」
竹姉ちゃんは、松姉ちゃんを
きつく睨むと、また芋に口を付けた。
松姉ちゃんが口を開いたのは
それから、数秒後のことだった。
「……いやよ、私だって明日
仕事があるのよ? あんた自分で
やりなさいよっ!!」
その時、お父さんが口を出した。
「松っ!! お前は竹になんてこというんだ。
可愛い妹の頼みが、聞けないってのかっ!!」
そういって、お父さんの大きな手が
松姉ちゃんの、白い頬にのびかと思うと……。
同時に、鈍い音が、部屋中に響き渡った。
松姉ちゃんは、頬を押さえて
痛そうにしている……。
「はぁ!? 反対でしょ!?
ふつーは妹が姉に従うんじゃないの!?」
驚いた。
普段は、お姉ちゃんは
どんなけ嫌なことされても
黙ってる人だったのに、今回ばかりは違う。
お父さんはついにキレだして
松姉ちゃんを、外に追い出してしまった。
……昔……一度だけ、口答えを
したことがあった。
その時に追い出されて、3日帰ってこなかった。
……今回も3日帰ってこないでしょうね。
**
私は、暗い気持ちで部屋に戻ろうとした。
その時……後ろから肩を軽く叩かれた。
「梅っ!」
「竹姉ちゃん? どしたの?」
竹姉ちゃんは、尚も黙ったままでいる。
私は強く問い詰めると、ようやく
竹姉ちゃんは、口を開いた。
「話があるのよ……」
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