ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦場のプリンセス
- 日時: 2010/03/04 19:04
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
——私は、プリンセス
みんなが、私の周りに集まる——
みんな、私に憧れてるの……
私は、戦場のプリンセス
★、ご挨拶
こんにちは〜
「戦場のジュリエット」では
お世話になりましたっ!!
今回は、そのお話のアナザーストーリーと
いうのでしょうか……それを
書いていきたいと思いますっ
応援よろしくお願いします★
★、もくじ
>>0002 登場人物紹介
>>0003 プロローグ
>>0019 竹イメソン
>>0020 松イメソン
>>0021 梅イメソン
★、お客様
nanasi様 流都様 瀬多 哉様
舞尋様
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- Re: 戦場のプリンセス ( No.55 )
- 日時: 2010/03/21 18:36
- 名前: nanasi (ID: lerfPl9x)
納得〜
- Re: 戦場のプリンセス ( No.56 )
- 日時: 2010/03/22 00:39
- 名前: 舞尋 ◆VRtMSlYWsU (ID: uRjlitq/)
- 参照: コメディで活動中の、絵磨だす((
>>54
竹……ww
顔可愛いんだから、性格をよくすれば(ry
うんうんっww
豪邸、豪邸ー(黙
- Re: 戦場のプリンセス ( No.57 )
- 日時: 2010/03/22 10:26
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
- 参照: オリキャラのCPを作りたくなった、今日この頃
- Re: 戦場のプリンセス ( No.58 )
- 日時: 2010/03/23 18:50
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
- 参照: あっひょ、あと2日であの教室ともお別れかぁ……
第8話
※梅目線
松姉ちゃんが、家から追い出された。
突然だが、私のお父さんは
客観的に見て、かなり怖いほうだと思う。
190センチ100キロの巨漢。
濃いひげ、三白眼。たくましい筋肉。
いつも着ている紺色の着物の、ふところからは
刃物でも出てきそうな、勢いだ。
こんな人が、戦争で活躍したら
きっと勝てることができるのかな。
「ねぇ梅、貴方と私で組まない?」
居間で私がお茶を飲んでいると
竹姉ちゃんが、私の顔を覗き込んでそういった。
竹姉ちゃんは、大きな瞳で私をみてくる。
私も、竹姉ちゃんも、お母さんに似てるほうだ。
大きな瞳、形のととのった鼻、西洋風の美人。
それに比べて、松姉ちゃんは
決して不細工とはいえないが
お母さんには似ていないと思う。
それでも、心優しくて中身はとびきり美少女だ。
私はそう思いながら、お茶をすすっていた。
「ねぇ、返事したらどうなの?」
「…………」
「ねぇ、聞いてるの!?」
竹姉ちゃんの言い方が強くなった。
怒っている証拠だ。このまま黙っていても仕方ない。
私はついに、返事をした。
「なに?」
「あのね、あんた松ねえちゃんいやでしょ?
だから一緒にこらしめるの」
竹姉ちゃんは、悪魔の笑みを浮かべてそういった。
松姉ちゃんの事について、考えて見る。
松姉ちゃんは、ほぼ毎日朝早くから
出勤して、夕方頃に帰ってきて家事もする。
口はほとんど利かないが、話した時には
松姉ちゃんの優しさというものを
感じ取ることができた。
その点、竹姉ちゃんはどうだろう。
一緒に登校しているし、よく話す。
でも、話していても優しさは感じれない。
むしろ、言う事にとげがある。
正直いって、あまり話したくなかった。
「いやだよ、私竹ねえちゃんいやだ。
松ねえちゃんのほうがいいっ!!」
私はつい怒鳴ってしまい、慌てて口を押さえた。
だが、それはもう手遅れであった。
お父さんとお母さんが、私を睨みつける。
私は危険を察知し、すぐ居間から出て行った。
しかし、お父さんがドタドタと
足音をかけて、ついてくる。私はなおも
長い廊下を逃げ続けた。
しかし、突き当たりにいったところで捕まった。
「おい、竹にいまなんていった」
お父さんが私の胸倉をつかんでくる。
お父さんの三白眼は、娘の私でさえも
身震いするほど怖かった。
「……い、いやだっていった……」
「侮辱していいとおもってるのか!!」
お父さんは、近所に聞こえる勢いで
わめきちらす。
私は、体中を震わせた。
「ごめんなさい……」
「それは俺にいうんじゃねぇ。竹にいえ。
大体な、妹が姉に逆らうな」
なにそれ……松姉ちゃんと竹姉ちゃんのときは
あんなに「姉が妹に従え」といったのに
今度は「妹が姉に従え」?
……いうことが完全に矛盾している。
「本当におかしいぞおまえ」
「おかしいのはどっちよ……!!」
いってしまった、親に口答えしてしまった。
お父さんの三白眼が、さらにきつくなる。
でも、私は話をつづけた。
「竹姉ちゃんばっかりひいきして!!
あんたらみんな、大きらい!!」
私はそれだけいうと、家を飛び出した。
——
そして、たどり着いた場所が、凛子ちゃんの家だ。
案の定松ねえちゃんがいた。
「梅……!?」
松姉ちゃんは、驚いた顔で私をみる。
私と松姉ちゃんはそのばでだきあった。
脇から、凛子ちゃんの声がした。
「……今日は2人とも、とまっていきなさい、ね?
1日じゃなくて、しばらくのあいだ」
私は、姉と小さな逃避行をした。
- Re: 戦場のプリンセス ( No.59 )
- 日時: 2010/03/23 19:01
- 名前: nanasi (ID: lerfPl9x)
凛子ちゃん、救いの手ですねぇ〜
梅ちゃん、さすがわかってるぅ〜
三姉妹のお父さん、竹さんをエコひーきしてる〜
松ちゃん、よかったね
竹ちゃん、悪魔だよ……
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