ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 始まりは懺悔の願い
- 日時: 2010/05/02 19:31
- 名前: 暗刻の導き手 ◆MCj.xXQAUE (ID: khxqjExY)
初めまして。
このサイトに書くのは、初めてです。
緊張してます!
更新が遅いかもしれませんが、よろしくお願いします。
コメントや感想があると頑張れるので、ぜひ読んだら感想お願いします。
ちなみにこれはいじめ小説ではありません。(一部にいじめのシーンがありますが、あくまで一部です)
めだかさん
こたつとみかんさん
尚さん
まろにえさん
羽鳥さん
海さん
アキラさん
から感想を頂きました。ありがとうございます。
更新遅れてすみませんでした。
頑張りますので見捨てないでやってくださいませ。
目次
すべての終わり >>1
プロローグ >>3
すべての始まり >>6
第一章 >>6〜
丑三つ時 >>6
始まりの、ひと月前 >>8〜>>9
二年前 >>11・>>13
間章
始まりの、数日後の夜 >>18
第二章 >>22〜
始まりの直前 >>22
始まりの、数週間前 >>23・>>29・>>30・>>31
始まりの、数週間後 >>31
間章〈二〉
終わりは続く >>32
第三章
始まりの、数日前 >>33
始まりの、一週間前 >>34
一年半前 >>37
- Re: 始まりは懺悔の願い ( No.23 )
- 日時: 2010/04/04 14:57
- 名前: 暗刻の導き手 ◆MCj.xXQAUE (ID: PRmCvUEV)
始まりの、数週間前
周囲の人間がどう思っているかは、知っている。
姉の評価が自分——春奈に総合的に及んでいないのも知っている。
でも。けれど。
春奈の中でそれは何の意味もなかった。
周囲の人間が知らないだけで、姉——若奈は自分と同じように、否、自分以上に数値的な評価は高いと思う。
思うじゃない。それは、絶対に近い確信。
「若奈っ!」
五時間目の直前。掃除の後の五分間の休み時間。
若奈のクラスの電気は消えていて、人もまばらだ。
「……春奈? どうしたの?」
理科の教科書をすがる様に持っていた若奈がこちらを見る。
驚いたように春奈を見る。
「歴史の教科書忘れちゃって。貸してくれない? 若奈のクラスも今日、歴史あったでしょ?」
春奈の言葉の途中から、若奈は納得した表情になり、続いて呆れた表情に。
そして、ほんの少し肩をすくめ、トレードマークである控えめなほほ笑みを浮かべる。性格がもろに出た、春奈が憧れるほほ笑みを、こちらに向ける。
「ちょっと待ってて……。あ、明音ちゃん……先に行ってていいよ。遅れちゃうかも」
隣に立っている明音に若奈は言う。
明音はチラリと、一瞬こちらに視線を投げ、小さく首を振る。
「平気。遅れないよ」
「そう……?」
歴史の教科書をカバンから取り出し、春奈に差し出す。
ちょっと困っている顔でこちらを見て。
「んと……。これからは忘れないようにね?」
姉らしいことを言う。
「分かったって」
そのいつもの言葉を聞き流し。
やはり若奈は自分の自慢の姉だと確信できて。
春奈は、心の中で確かに喜ぶ。
- Re: 始まりは懺悔の願い ( No.24 )
- 日時: 2010/04/04 18:02
- 名前: 海 ◆.5KpgfM/dM (ID: MQ1NqBYl)
どうも、どうも、こんにちは。
先ほどは、私の小説に来て頂いて、誠にありがとうございます。
どうぞ、私の小説に足を再度運びに来てくださいまし。
なんか、まだ出来立てほやほやのラーメンみたいに湯気が上がってますねー(なんでラーメンを例に出したかという素朴な疑問はなしねw)
これからの展開が、物凄く気になります!
こちらさんの小説を見るのと同時に、こちらも執筆して行きますんで、どうぞ見てください!
- Re: 始まりは懺悔の願い ( No.25 )
- 日時: 2010/04/05 10:33
- 名前: 暗刻の導き手 ◆MCj.xXQAUE (ID: yL5wamFf)
こんにちは、海さん。
はい、また海さんの小説見に行きますよ。
お互いに頑張りましょう!!
- Re: 始まりは懺悔の願い ( No.26 )
- 日時: 2010/04/05 11:39
- 名前: 海 ◆.5KpgfM/dM (ID: MQ1NqBYl)
はい!
っていうか、若菜と春菜と明音ってかわいいなー
- Re: 始まりは懺悔の願い ( No.27 )
- 日時: 2010/04/06 17:35
- 名前: こたつとみかん (ID: zla7iYi5)
- 参照: 暫く福島へ行ってきましたっ!
こんにちはっ!
段々と密度が上がってきて、読み応えも増えてきて、ここへ読みに来る楽しみが増えてきましたね。
若奈ちゃん、明音ちゃん、春奈ちゃんの関係が、心理状況を通して映し出されるのは、やはり流石というべきものでしょうね。
なんていうか・・・・・・、話の進め方が特殊で全然飽きが来ないですよ。この小説。ほら、一→二→三→四→五っていう風に進むんじゃなくて、五→三→二→四→一ていう感じみたいな。とにかくすごいです。
こたつとみかんでしたっ!
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