ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 漆魔転生物語
- 日時: 2010/09/25 22:15
- 名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: fMPELWLk)
初めまして。
初スレの叶嵐です。
今見てくださっている方々に感謝です!
【注意書き】
・初カキ
・馬鹿な中2坊
・更新が亀よか遅い
・意味不明
・コメ大好き!!
・荒らし消え去れww
・挫折可能性アリ
・赤い水がたくさん出ます
こんな感じです。
この中に1つでも「無理!」というのがあったら、ほかの素敵な作者様のところにいってください。
はい。
残ってくださった心が広すぎる方、有難うございます!!!
最終確認です。
こんなやつの小説でいいんですね?
いいんですよね??
でわ、楽しんでくれると光栄です。
※飛べます※
プロローグ >>1
キャラ紹介>>2
第一章 始まりは、その時から>>3-7
第二章 そして、彼らは目覚める>>8-9 >>12-14
第三章 戦う術、見出すは己次第>>15-20
第四章 過去、それは己に巻き付く鎖【朱編】>>21-22 >>24-26
第五章 過去、それは己に巻き付く鎖【蒼編】>>30-35
第五章 過去、それは己に巻き付く鎖【黄編】>>
祝・参照100突破 8/10 >>23
祝・参照200突破 9/25 >>39
*お客様
・紅蓮の流星様
・アキラ様
- Re: 漆魔転生物語 ( No.26 )
- 日時: 2010/08/11 15:11
- 名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: fMPELWLk)
連とーこーozr
act.22[過去。。。愛。。。]
——————————俺は一人になった。
目を覚ましたのは、全てを忘れた後で。
周りは真っ白な部屋で。
規則的な機械音が続く音で。
かすかに聞こえてくる外の音が、ゆっくりと意識の覚せいを促して。
何も覚えていなくて。
名前が・・・言えない。
自然と、思い出そうとは思わなかった。
それでいいと思ってて・・・。
「は、はは・・・あはは・・・」
意味もなく笑ってみたり、でもなんか、笑えて嬉しいとか思って・・・。
「・・・・!」
なんでか泣けて・・・。
「・・・あー・・・何なんだよ。もう・・・」
手で顔を覆う。
ふと、手に何か付いている気がした。
何か赤いような・・・何か。
・・・・・・・・・思い出せない。
「まあ、いいか・・・」
それからの俺の生活は、ほどほどに満足できるものだった。
ただ、一つだけ。
なんでかは、どんなに考えても分からない。
俺の髪と目が、紅く染まっていた___________
これで、俺の過去は終わり。
どう。そんなに良いものじゃないでしょ。
時間が過ぎて、今更思い出しても、胸糞悪い話で。
でも、今の俺がいる。俺を作っている1ピースで・・・。
過去がどうであれ、今、笑えてれば、俺はそれでいいんだ・・・。
俺のすべては今なんだよ・・・・。
- Re: 漆魔転生物語 ( No.27 )
- 日時: 2010/08/18 13:08
- 名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: fMPELWLk)
えーと・・・。すごく今更なのですが、やはりもうそろそろキャラの紹介を改めてしようと思っててですね・・・。
章の方も、ひと段落ついたので。
これからは、今まで出てきたキャラのプロ(?)を公開(??)していきたいと思います。
じゃあ、土下座で行きます。
『紅葉 鏖也』(もみじ おうや)
16歳。 男。
【特徴】
毛先は黒に近いが、頭の上に行くにつれだんだんと髪が赤くなっている。
目の色は、緋色。
浅黒い肌。
身長は187もあるが、成長が止まる気配はない。
目つきが悪く、一見怖いイメージをもたれやすいが、案外笑う。
【悪魔】
朱。≪cinnabar Teufel≫(シナバーターフル)
【経歴】
最近まで過去の記憶がなかった。
その為か、友達が少なかった。
目つきが悪いのを指摘され、笑うようになる。
(時折見せる笑顔に心をときめかせる一部の女子がいるとか、いないとか)
中学卒業まで、施設で暮らしていたが高校に上がることで、現在一人暮らし。
- Re: 漆魔転生物語 ( No.28 )
- 日時: 2010/08/12 16:45
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: Da9K.gCv)
ホント今更で申し訳ありませんが、参照100突破おめでとうございます。
これからも更新頑張ってください。
- Re: 漆魔転生物語 ( No.29 )
- 日時: 2010/08/17 01:29
- 名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: fMPELWLk)
>>紅蓮の流星様
有難うございます!
こんなボロボロの矛盾だらけの小説でも、100いけるんだなぁ・・・なんて一人感動した次第です。
設定糞の自分をフルボッコにしたいww
- Re: 漆魔転生物語 ( No.30 )
- 日時: 2010/09/13 19:42
- 名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: fMPELWLk)
夏休み1週間切ったのに、課題が終わらない・・・。
ここからは、青井視点です。
分かりにくくてごめんなさい。
act.30[心。。。死。。。]
体から出た光を触ったとたんに眩い光が僕を包んだ。
目を開けるとそこは、真っ白な部屋のようなところだった。
「ここは・・・あの光の中か?」
背後から足音が近づいてくる。
1,2,3,4・・・
目を閉じ、呼吸を整える。
頭の中でゆっくりと数を数え、10になるとともに。
______一気に後方へ足を振り向く!!!!
「!!??」
寸前でかわされ、足は空を切る。
足を回した反動で、背後から近づいてきた者と真正面から向き合う。
その瞬間僕の見ている空間が回った。
「!!」
ズダァッッン!!!
喧しい音をたて、僕は床にねじ伏せられた。
「カッ・・・・!!」
肺の空気が一気に抜け、軽く咳き込む。
「全く、なんて物騒な人だ」
上から声が聞こえる。
すると、押さえつけていた重みが消え、体が自由になる。
「ッ・・・。あ、あんたは・・・?」
まだ痛みが残る腕をさすりながら、声の主を見上げる。
「!!!」
「おや、聞いていた通り。僕にそっくりだね」
肩に着くかつかないかの深藍色の髪。
僕よりか10cmほど高い体躯。
鋭くとがった爪は、宝石のような青。
目は、自分とは違い深海のようなきれいな碧だった。
「あ、あなたは・・・悪魔、ですか?」
なんとなく察したが、多分この人は・・・
「そう。僕は君の先祖とも言うべき存在、蒼の悪魔。『インディターフル』」
「僕の祖先は蒼の、悪魔・・・ですか」
何とも奇妙な話だ。
・・・
この白い部屋は、嫌な記憶を呼び起こす。
もう、忘れたかと思っていたが・・・・ダメだったな。
まあ、忘れてはならない忌まわしい記憶だ。
あの時を思い出すと、自嘲に似た笑みがこぼれる。
僕の家族は、普通の一般的な、言ってしまえば幸せな家庭だった———————