ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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   紅色人形  
日時: 2010/10/05 18:12
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: IEWpVOa9)

 初めまして。
ここで小説投稿するのは初めての
ラズリと申します。

 人形が出てきて、主に三人称、
シリアスとファンタジーが絡み合った小説に
出来たらいいです。
他の作品と被っているかもしれませんが、
自分なりに頑張ります。

最後に一言です。
最後まで、この小説を読んでくださると、
光栄です。
宜しくお願いします。


+お客様+
うぉーい様
紅薔薇 様
ピーチ★様


目次。

登場人物 >>2
プロローグ >>3
第一話   >>4
第二話   >>22
第三話   >>26
第四話   >>34
第五話   >>38
番外編   >>51




——更新予定——

しばらく出来ません。

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Re:    紅色人形   ( No.84 )
日時: 2010/10/10 14:45
名前: 黒帝 ◆ltYx4J.g3k (ID: S20ikyRd)

なんか参考にしてたのか

Re:    紅色人形   ( No.85 )
日時: 2010/10/10 14:48
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: jusjvnjl)

はい。

Re:    紅色人形   ( No.86 )
日時: 2010/10/10 14:49
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: jusjvnjl)

新しい小説書きたいんだけど、いいと思う?
まだこの小説終わってないけど。

Re:    紅色人形   ( No.87 )
日時: 2010/10/11 13:12
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: SKy4yCXa)

  ◇第八話◇


「確かに、あの人が引越した時からだよね。」
「怖っ。あいつ、死神だったりして。」


少女は家に逃げる様に帰った。

『死神だったりして。』
『動物虐待してるんだって。』

そんな言葉が頭を駆け巡る。
少女は耳を塞いだ。



どれくらい時間が経ったのだろうか。


少女はフローラを抱えたまま、座ってる。
何もない、何も聞こえない。
少女はただじっと座ってる。

そんな静けさを破るかのように、扉を叩く音が聞こえた。

コンコンコン。

「アンドレ。こっちに来て。」
「はい。」

少女は言われるままに下へ降りていった。

Re:    紅色人形   ( No.88 )
日時: 2010/11/03 20:18
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: z2nqgfVA)

  ◇第八話◇


「ここから引っ越そうと思うの。」
「えっ……」

母親から聞かされた突然の言葉。

「このままじゃ、暮らしていけないだろ?」

少女は小さく頷いた。
このままだと、暮らす事ができない。
学校にもいけない。

行っても苛められる。


「じゃあ、11月までには引越ししようと思う。」

「分かった。」

少女は、唯一言だけ言うと部屋に戻っていった。



「フローラ、どうしようか……」

そんな事を言ったって、人形のフローラが答えるわけがない。

「………」

少女はずっとうずくまってた。



◇  ◇  ◇

自分は人形だから何もできない。

ただ見てることしかできない。

ただ、見てるだけ——……


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