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ミストファントム
日時: 2010/10/28 17:28
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

移動してきました。
よろしくお願いします。

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Re: ミストファントム ( No.29 )
日時: 2010/11/21 17:43
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

次の日、僕は調理実習のことを忘れていて、めっちゃ怒られた。
「雪村君!材料みんなで集めるんだから困るよ!今すぐにでも買ってきて!」
「と、いわれましても・・・・・。俺持ってくるの確か塩だろ?誰か貸してくれるって。じゃなきゃ理科室で作ってきたら?」
「はぁ・・・・じゃあ家庭科の先生に言って塩もらってきて。」
「りょーかい。」
朝からこれとか・・・・はぁ・・・。
「さっさと行くの!」
「まだ時間あるから歩いたっていいだ・・・」
「どの包丁だったら人切れるかな・・・。」
「はい。すんませんした。」
後ろで真面目な顔で包丁を選ぶ学級会長の姿を見て、全力で職員室に向かった。
「ったく・・・・会長があんなんでいいのかよ・・・。」
階段を下りつつそんなことをつぶやいた。

Re: ミストファントム ( No.30 )
日時: 2010/11/21 17:53
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

塩を確保した僕は家庭科の先生に頼まれ生徒会室に書類を届けに行かされた。
「お、咲。君、生徒会役員だったのか。」
「えぇそうですけど。呼び捨てで呼ぶなって言いませんでした?変な勘違いされるんでやめてください。」
うわ、めっちゃ殺気感じるし・・・。
「あ、うん。じゃあこれ生徒会長に。」
「わかりました。」
「きゃ〜〜〜〜!!!鬼神よ!!」
調理室から悲鳴が聞こえた。同時にガラスが割れる音も。
「な!」
「アリア。」
咲は融合しようとしたが反応がなかった。
「どうしたの?」
「そういえば今日アリアあないんだった。」
「そう・・・。じゃあほかの生徒の避難を助けてあげて。」
「わかりました。」
咲が廊下を走っていくのを見ながら僕は副長に援軍の要請をしてファントムと融合した。
(飛び降りたほうが早いな。)
(わかった。)

Re: ミストファントム ( No.31 )
日時: 2010/11/24 17:57
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

調理室の外に飛び降りると調理室の異様な光景に驚いた。
「こ、これは・・・・!」
(混血化だ。)
ファントムが混血化と呼んだそれは鬼神が無理やり人と融合していた。
(気をつけろ。混血の力は普通の3倍だ。)
「・・・・みんな助かる?」
(混血化しきった奴はあきらめろ。)
「そんな・・・・。」

Re: ミストファントム ( No.32 )
日時: 2010/11/25 20:54
名前: 櫻井業火 (ID: sHQaGZqh)

(早くしろ。被害がでかくなる前に。)
「・・・うん。」
霧を調理室に叩きこんだ。
幸い、生徒は怪我はあまりしなかったみたいだ。
「霧の怪人だ!」
何体かの鬼神が飛びかかって来たのを神刀で返り討ちにする。
「やりずらい・・・・。」
「おんや?霧の怪人じゃねぇか。」
「!?」
慌てて横に跳ぶと、調理室の窓の半分が消滅した。
(みんなは・・?!)
「周りより自分の心配をしろ霧の怪人。」
グランドの方に蹴り飛ばされた。
「くっ・・・・・!野心の怪人か!」
「あぁそうだ。」

Re: ミストファントム ( No.33 )
日時: 2010/11/26 22:07
名前: 櫻井業火 (ID: sHQaGZqh)

「どけ!今、お前と戦っている場合じゃないんだ!」
「あぁ?ヌルイ事言ってるんじゃねぇよ。」
(早い!!)
いつの間にか左腕は切り落とされていた。
すぐに再生させて切りかかる。
時々、間合いをあけては霧を放つ。
(こいつ、前より早い!それなら・・・)
形態を忍者状態にしてもう一度切りかかった。
(見える・・・・。)
刀を振り落とす振りをして、足を払った。
相手が宙に浮いた。
(今だ!)
霧を纏わせて、全力の一撃を放った。


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