ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ——あなたの恨みをはらします。
- 日時: 2011/02/07 18:05
- 名前: チロル ◆iPIAnVtKco (ID: S3B.uKn6)
クリックありがとうございますm(__)m
駄文すぎるくらい
駄文ですが、よろしくお願いします(´∀`)
チロルの今の状態【かなり機嫌がわるいです】(↑いつも変化します)
*お客様*
村瀬奏s
緑紫s
とっちー
rara
未羅s
マイリ—s
魔利亞☆°s
零s
♪梨花♪s
(↑sいらねぇよ!という人は言ってください^^年下,年上でもいいです)
プロローグ>>3
登場人物>>4
【序章?】
1話>>5 2話>>6
【魔女の宴】
↑(章が終わるごとに更新予定です。)
Ⅰ>>41 Ⅱ>>45
【第一章 悲劇の鎮魂歌】
3話>>7 4話>>10 5話>>18 6話>>25 7話>>26
8話>>31
【第二章 彼岸花ノ咲ク交差点】
9話>>47 10話>>50 11話>>54 12話>>58 13話>>61
14話>>62 15話>>69 16話>>73 17話>>82
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- Re: ———あなたの恨みをはらします。第一章,完結しました。 ( No.47 )
- 日時: 2011/01/26 17:15
- 名前: チロル (ID: 7foclzLM)
第2章—————彼岸花ノ咲ク交差点。
9話
〜♪
信号が青に変わり,歩行者用しんごうからメロディーが聞こえてくる。
そこにある,無造作に曲がった電柱・・・。
その電柱の下に,花束が置かれている。
毎日・・・毎日・・・。
────1年前。
この交差点で、交通事故があった。
被害者の名前は、神田茜。
当時、中学2年生の女の子。
彼女は、部活の帰りに友人と2人で帰宅していた時に、トラックに跳ねられた。
トラックは避けようとしたが間に合わず、女の子ごと電柱に突っ込んでいった。
今も、その電柱は無造作に折れ曲がっていて、事故の傷痕を物語っている。
────それから、その交差点を横断する中学生が、トラックに跳ねられる事故が多発するようになり、中学生は誰も交差点を横断しない。
その事故の時、電柱の傍に彼岸花が咲いていることから、この交差点は、亡くなった女の子の霊があの世に引きずり込もうとしているなどとの噂が広まっている。
─────夕方。
中学生が帰宅する時間だ。
中学生の集団が交差点へ歩いてくる。
皆、交差点の信号を渡ろうとはしない。
遠回りをしてでも、違う道を通って帰る。
死ぬよりはマシなのだろうか‥。
その誰も中学生が居ない交差点に、中学生が1人歩いてくる。
そして、無造作に曲がる電柱に花束を置いた。
───彼は、神田冬馬。
1年前の交通事故の被害者、神田茜の弟であり、中学2年生。
姉が亡くなってから、毎日‥花を置いている。
「毎日毎日‥‥大変なんですね」
後ろから、声を掛けてきたのは、桜井伶。
冬馬のクラスメイトで、今年、転校してきた子だ。
「なんだ、伶か‥脅かすなよ。」
冬馬は、立ち上がる。
「天国のお姉さんも、喜んでるんじゃないのかな‥?冬馬君、毎日お花あげてるし‥。」
「だといいんだがな‥‥。まだ、この世には、恨みがあると思うけど。」
冬馬と伶は、電柱に手を合わせてから、家路へと向かう。
二人が通り過ぎてからの話だ。
交差点に人影が現れる。
「‥‥‥霊気を感じる。」
その人物は、電柱の周りを調べる。
「‥‥‥やっぱり。久しぶりに、人間界に来た甲斐があった‥‥。」
その人物は、曲がった電柱を撫でる。
「‥この魂‥‥‥成仏してない‥‥。死神の私が言う‥‥間違いない。」
その死神は、ある一点を見つめているのだった。
- Re: ———あなたの恨みをはらします。第一章,完結しました。 ( No.48 )
- 日時: 2011/01/26 17:23
- 名前: とっちー (ID: I1.lOxPt)
きゃぁああ!!
シェーラが出てるぅぅ!
ありがとう♪
- Re: ———あなたの恨みをはらします。第一章,完結しました。 ( No.49 )
- 日時: 2011/01/26 18:24
- 名前: チロル ◆iPIAnVtKco (ID: S3B.uKn6)
>>未羅さん
はじめまして^^
オリキャラどもです!
出すまでには時間かかりそうですが,
出しますね〜
また来てくださいね!
>>とっちーさん
やっとこさの,シェーラさんですよw
姐さんをいしきしましたよ^^
- Re: ———あなたの恨みをはらします。第2章,幕開け——— ( No.50 )
- 日時: 2011/01/27 17:33
- 名前: チロル ◆iPIAnVtKco (ID: S3B.uKn6)
10話
「ただいま‥。」
俺、神田冬馬は自分の家に入る。
「おかえり、冬馬‥」
お婆ちゃんが、茶の間から言うのが聞こえる。
俺は、祖父母の家で暮らしている。
両親が離婚し、父は単身赴任で週末しか帰ってこない。
姉は、1年前に他界した。
だから、俺一人だからというわけだ。
「ただいま、婆ちゃん。爺ちゃんは?」
俺は、カバンを下に置き、コートをハンガーにかける。
「仕事だよ。今夜は、ご馳走を作ったんだよ」
一応言っておくと、爺ちゃん・婆ちゃんと言っても50代。
まだまだ、気持ちだけは若いらしい。
「冬馬、また茜が事故にあった交差点で事故みたいだよ。大学生が‥‥怪我したみたいだよ、ほら‥」
婆ちゃんが、チャンネルを回すと事故の映像が映っている。
「婆ちゃんも気を付けてよ。足元危ないんだからな‥」
俺は、チャンネルを回す。
「婆ちゃん、花月えれかと高峰愛梨が新曲だってよ‥」
最近人気のアイドルだ。
俺は、AKD48の方が好きだが‥
「そんなこと知ってるわよ。婆ちゃんは、えれかちゃん大好きだからねぇ‥」
言っておくが、婆ちゃんは花月えれか親衛隊の隊員であり、隊員No.5という凄い婆ちゃんだ。
「俺は、AKD48の前川敦美とか‥篠崎麻理奈とかのがいいな‥‥」
「何を言うんだい!AKDよりえれかちゃんだろ!」
婆ちゃんは完全に、花月えれか厨だ。
───────
同時刻。
「‥‥‥虫がうるさい。」
ぷちっ
ある人物は、虫をつぶす。
「早く、漆黒さんを探さないと‥‥。必ず、この森のどこかに居るはず‥‥。」
────カツッ。
誰かが近寄ってくる。
「‥‥‥誰?」
ある人物は、音がした方を振り向く。
「‥‥ユリーサ・リコリスだな。」
やってきた人物は、マントをかぶっているため、顔は見えない。
「‥‥そうだけど。悪いけど‥‥あなたの相手をしている暇はない‥‥。」
ユリーサは、やってきた人物を軽く睨む。
「‥‥暇だろ、死神なんて‥‥。」
「‥‥っ!」
やってきた人物は、嘲笑うように言う。
「‥‥あんた‥一体何者‥?」
- Re: ———あなたの恨みをはらします。第2章,幕開け——— ( No.51 )
- 日時: 2011/01/27 17:42
- 名前: rara (ID: 9QYDPo7T)
チロルさぁ〜ん!最近来てなくてすみません><
!!!
私のオリキャラ、ユリーサが出てるっ!!?
ありがとうございますっっっ!!!
また来ますね^^
応援してます☆
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