ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Black Crow —黒い鳥たち— 完結しました!
- 日時: 2011/06/19 10:13
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
—時代は3000年、
第三次世界大戦の終わりと共に
世界は闇に満ちた、それでも光がぼんやりと見える月夜の世界になった
—その時代から100年後の世界
『黒い鳥』と『白い鳥』が戦っていた世界—
—そんな世界を変えるためには
誰かが立ち上がらなければならなかったのだ
こんばんは、はじめまして・・・ヴィオラと申します。
今回は『Red MoonNight』の続編のようなものです、能力者の戦いということを書こうと思ってます
掲示板の基本的は守ってください!
よろしくお願いします^^
★訪問者リスト★
★有難う御座います★
『黒い鳥(能力者たちのことを言う)』
「はぁ?俺は俺、お前はお前だろーがっ」
★烏丸 紅条(からすまる くじょう) ♂ 17歳
能力『最大限の力の発揮』、性格は怒るとき以外は怖くない人間だが自分の能力が怖いということについて悩んでいることもあったりする・・・能力を使わなくても運動神経はある。
『黒い鳥』では戦闘部にいることが多いようだ、ちなみに顔は結構いいほうだからかモテる・・・かもしれないけれども性格のこともあって友達も元々少ない
コードネームは『黒鴉』
「おはよう・・・ん?あぁ、眠いけど仕事ですよ〜。」
★八犬 舞鶴(やけん まいつる) ♀ 15歳
能力『影を操る』、性格は温厚で優しいけれどもあまり感情を出すことはないようだし人と触れ合うこともあまりないようだ・・・これには過去のことも色々とあるらしい。
『黒い鳥』では戦闘好きなところもあるからか戦闘部に居ることも多いが医療部で色々と知識を持っているわけではないのだが手伝っていることもある。顔は小動物系
コードネームは『妖影』
「俺ぁ、そんなことでお陀仏になるつもりねえんだ^^」
★天橋 黒鷲(てんきょう くろわし) ♂ 不明
能力『シールドを貼る』、性格はオッサンッぽいところもあるけれど隠れサディストで江戸っ子口調を話している謎の多い男性だが顔は結構美形であったりする。
『黒い鳥』ではシールド能力ということで医療部とか情報部を行ったりきたりしていることが多いのだが戦闘部にいたりすることもある。戦闘時は顔を見せないようにと仮面を被っている
コードネームは『神樹』
「仲間のため・・・ていうのもありだよね?」
★白鳥 日向(しらとり ひゅうが) ♀ 15歳
能力は『電気の操作』。普段は大人しくて冷静だが本当はちょっと不器用で隠れサディストだったりするところがある、ちなみに電気製品とパソコンにはつかいなれていたりするので機械音痴ではないところから情報部にいることが多くて情報屋のよな活動をしている。
コードネームは『冬将軍』
「・・・我輩に何か用でもあるか?」
★吉野 黒狼(よしの くろおおかみ) ♂ 15歳
能力は『能力のコピー』、ちなみにコピーということで無能力であったりすることもあるが体力も一応あったりするし能力を使うよりかは銃を使うことのほうが多かったりする。
普段は無口で冷静な奴だが銃を持たせたらなんか人格が変わったりする
コードネームは『月狼』
*神居 秋冬(かみい しゅうとう) ♀ 不明。
能力は『不死身』、爆破能力は前作のアレでなくなっちゃったらしい。ちなみに詳しくは前作『Red moonNight』を読んで((爆破
3100年前よりは性格は明るく人にも優しく自分を守ることも出来るようになった、色々と狙われている。
コードネームは『火鳥』
- Re: Black Crow —黒い鳥たち— オリキャラ大募集! ( No.31 )
- 日時: 2011/05/27 18:58
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
第二章終了ですね、はい。
今は私・・・中間テスト真っ最中です、なのに来てしまった理由というのは特にありませんが終わりました
何かこれからは色々なことが起きてきます、例えば(省略
まぁ戦闘シーンが多くなります。かなり多いというわけではありませんが・・・
第三章で終わらせたいと思ってます、25話とか完全にムリですねw
とかいいながらももうすぐ私も更新が完全に再開すると思うのでオリキャラ募集も停止しようかと思います
ということで長くなりましたがちょっと番外編です。
番外編『天使なんか常世にいるわけがないのに』
妖影「こんな台詞攻めですがよろしくおねがいします
あとサンホラっていうキーワードが入るのでそこは注意れす、ちなみにスレ主はサンホラとバンプとトータルファットとRADが好きらしいですよ」
黒鴉「相変わらずお前は無表情だよな」
神樹「まぁいいじゃねぇかぃ。これでも妖影ちゃんもべっぴんさんだぜぃ^^」
黒鴉「何で手前がいるんだよ、神樹。冬将軍もニコニコしてないでアイツ追い出せって」
冬将軍「・・・嫌だ^^★」
黒鴉「とりあえず本題入るぞ、今のBGMはサンホラから『冥王』だったりするけど気にするな。スレ主が痛すぎるんだ」
夢少年「お姉ちゃん・・・痛いって何?」
菫「知らない〜っ^^それよりもあたい達のキャラってサンホラからちょっと来てるらしいよっ!」
冬将軍「とにかく本題に入ろうよ〜♪」
月狼「・・・今回の第一章と第二章の感想をどうぞということであるな」
冬将軍「別に僕は出られたから良いかな^^なんか向こうの敵にも僕みたいな情報屋が居るようだね、気になるな〜」
月狼「我輩は戦闘シーンのほうで見てもらえばそれでいいと思ってるから・・・つまりあんまりこの章では活躍してないということである。
女剣士という団体が気になるのである、強さも試してみたいのである」
神樹「月狼、おめぇさんもちゃんと最初のほうで存在確認されているから別に活躍してるないわけでもねぇぞ。
なんであの『月神』が戦争をはじめたんだろうなぁ、それが疑問だぜぃ」
妖影「私は影を操ることがみんなに分かってくれたらいいれすね〜、あと〜・・・・
まぁいいや、私が言いたい疑問っていうのは『黒鴉が私のことをどう思っているのか』ということだから安心してくらさい」
黒鴉「安心できるかよ・・・
俺は思ったより此処まで短かったことだけが疑問だ、何か前の小説のほうが長かったんじゃないのか?まぁいいか・・・
火鳥がどうやら狙われているらしいが・・・うそじゃないのか、あれ」
夢少年「・・・特になし。」
菫「特になしとかなしだからねっ!
まぁ・・・うん、白鳩っていう仲間が出来たりして思ったより忙しかったかな。
あと、白鳩さんの逃げた理由がいまいち分からなかったかな・・・」
夢少年「・・・分かった、話すよ。
同盟をお兄さんと組んでから何か話が止まっちゃったみたいだけどちゃんと続きはあるから。
菫については僕と同い年だからね、性格がちょっと違って年下に見えるらしいけど」
黒鴉「まさかの年齢詐称か!?」
妖影「それはいけないれすね〜、はははっ^^」
神樹「あ、笑ったぜぃ!というか夢少年・・・おめぇさん女子二人に何されてんだ、おい。」
冬将軍「え〜、だめ〜?縛ったらだめ〜?」
妖影「だめなんれすか〜?そのあとに部屋に連れて行って色々と語るって『シ●タ誘拐』ですか〜?」
黒鴉「妖影は別に良いとして・・・
冬将軍、お前はやりすぎだろ。何か夢少年の目から水が出てるぞ」
菫「え〜、でも〜冬将軍さんに弟取られるのってなんかやだ〜っ」
神樹「何か話題がずれはじめてねぇか・・・?」
冬将軍「え?じゃあ、この弟君をかけて一騎打ちでもしない〜?」
菫「望むところだよっ^^」
妖影「あー、だめれすよー・・・一騎打ちじゃなくてもっと激しいものにしないれすか?」
黒鴉「何かスレ主がそろそろ終了しろってことで俺がまとめることにする。
とにかくこの次から色々と起こるからな、何か誘拐とか戦闘とか・・・
まぁ、混乱しなければ幸いだな。ということで・・・」
菫「洗脳して良いよね〜♪らんらんるー★」
冬将軍「そうはさせないからね〜、僕にも手はあるから^^」
妖影「いまのうちに夢少年ゲットれす〜、早く部屋に戻るれすよ^^」
夢少年「・・・ありがとう、お姉ちゃん」
神樹「おいおい、終わったんじゃねぇのかぃ?」
月狼「知らないのであります、タバコ吸うでありますか?」
神樹「おぅ、ありがとな^^」
妖影「あ・・・。」
冬将軍「僕達の弟君は何処にいったかな〜?」
菫「妖影だけズルイよっ!おりゃーっ!」
妖影「ぎゃあああああああ!!」
黒鴉「手前ら黙っとけっ!」
—ここでデモテープは切れている
火鳥「・・・・騒がしいデモテープね。」
終わり
- Re: Black Crow —黒い鳥たち— オリキャラ大募集! ( No.32 )
- 日時: 2011/05/30 20:46
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
第三章『終焉の悪夢』
10.美しき少女たちの戦い
「個人行動させてもらえないか?」
「・・・そのかわり、あまり離れたところに居るな。」
「それじゃあ個人行動にはならない」
「・・・そうか、じゃあ我輩と居る意味は何なんだ。さっき言えばよかった話を・・・」
「そんなの君に言っても分からないだろう?二人より一人のほうが戦うのは楽なんだよ」
「敵意を持つんじゃないか・・・という・・・不安か?」
「・・・っ!?そんなこと・・・ない。」
二人の軍服姿の少年少女・・・月狼と夢見せは白い鳥と黒い鳥の境目である細く舗装された狭い階段の出入り口に立っていた・・・
もうすでに白い鳥と思われるであろう青年や大人・・・女騎士など何人かが能力や持っていた武器によって素早くなるべく階段の下へ来ないようにと倒していった、しかしそれだけじゃ敵はいなくならないようで白い鳥の領地である地上も大変そうな感じがしたが地下では排気口から数人ずつ毒ガスとともに流れているようで下にいる風無しや神樹たちも疲れかけているようだった。
どうやら個人行動についての口論をしているらしく小さな声だったがだんだんと言葉は荒くなり結果的には月狼が階段の上から来る敵を倒していって夢見せは地上から来る敵を倒すということになった、少し起こり気味だったが決まってからは何も表情には出さずに二人がそのまま逆の方向を向いた瞬間に目の前には・・・
ヌンチャクを持った一人の少女が居た、多分白い鳥の女記し去ろうと思いながら月狼はそのまま銃口を少女の額に突きつけたがそのままヌンチャクが伸びると月狼に絡みついた。
それを助けようとも思っていないであろう夢見せはそれをみているだけでただ何もしなかったがそのうち少女をにらみつけると縛ってギューッという音が出るかのようにきつく縛り付けた少女が夢見せの方を向いた、しかし夢見せは何も言わないので少女はまた意識が遠のいているであろう月狼のほうを向いた
そのタイミングで夢見せは少女に話しかける・・・今度は少女のほうが睨みつけてきたが攻撃はしないようなのでそのまま話し続けた
「何だその・・・お前は能力者が嫌いか?」
「・・・そうじゃなきゃ、我はここにはいない。
我は親を消した能力者たちが憎いアル、我の恨みはきっとお前にも分からね「そんなことない、私だって人間が少しだけ憎いと思う。
全ての人間が敵になったときには私の仲間はいなくなっている、能力を持ってしまったのが悪いんだろうけど
ただ・・・あまりうらむことは良くないと思うよ?」
その時に会話が出来たのできっとこの少女も夢の世界へと倒れてくれると思った瞬間に大きな銃声とともに少女が倒れずにそのままギリギリのところで避けた、そして少女はヌンチャクを回しながら夢見せのほうに投げつけた瞬間に能力が使えないことに気がついてあせりを感じたのかその場から動かなかった
そしてヌンチャクが襲い掛かってくるような少しだけの風がだんだんと強くなっていくことに倒れてしまうことを覚悟していたが・・・
「危ないのであるっ!!」
「月狼・・・っ!?」
そのままシールドのようなものが出来て月狼と夢見せを丸く包み込んでからヌンチャクをはじき返したあとにシールドは崩れるはずもないのに崩れていたことに少女はニヤリと笑って月狼と夢見せは何も言わなかった・・・
ただこれが長く続くんじゃないのかという覚悟をした二人はそのまま顔を見合わせてから月狼のポケットから出てきた銃を月狼が投げると夢見せがうまく取ってから銃を突きつけた。
—この銃・・・かなりのパワーがある。
そうか、だから月狼は
人が変わったようになるのか
「さぁて・・・戦いの始まりだよ?武器だけの、能力のない戦い・・・」
「我輩もそろそろ本気を出すのであるっ!」
「我の恨みは我がいなくなるまでなくならない。我は・・・まだ消えたくない、恨みの根源である『能力者』が居る限り」
「・・・それなら能力者も野蛮じゃないこと、確かめようか」
一つの銃声が鳴り響いて戦いは再び始まった
—地上にて。『白い鳥』の領地、森。
「・・・」
「ここには誰も居ないようだけど、僕を連れてどうしたの?火鳥ちゃ・・・ぐっ・・・誰・・・・誰か居るんでしょっ!?」
「・・・誰か・・・いる・・・」
一枚の手裏剣が冬将軍の腕をかすって真っ赤な液を流す・・・
痛みに耐えながら冬将軍は立ち上がって叫ぶような声を上げて言った
それに火鳥も警戒したのかいつのまにかあった妖刀をひいていたと同時に冬将軍は誰かに掴まれたので電撃を流したがなかなか相手に攻撃が効かないのでそのうち鎖に縛られて動けなくなっていた、そのまま火鳥もまわりの敵を手や足を捕まれないようにと小さな体ながらも素早く刀を操作したがそのうち敵に縄で縛り付けられてみたことのあるナイフが火鳥の首の皮膚スレスレに来ていた。
そのことに危機感を感じた冬将軍は叫び声をあげてから手を振りほどこうとしたが鎖が強く縛り付けられて呼吸までもしにくくなっていたので結局何も出来ずに火鳥が縛られているところを見るしかなかった、妖刀は見たことのある人物・・・
呪怨の如来によって取り上げられると小さなナイフの変わりに妖刀が火鳥の首の皮膚に触れる数ミリのところでとまった
「アンタ・・・火鳥ちゃんをどうするつもりなのっ!?」
「・・・そんなの・・・私が言うことじゃないわ・・・」
その言葉とともに火鳥はバタつきながらも縄に縛られたまま連れ去られていった
そして冬将軍は悔しさを感じたのかどうかは分からないがそのまま火鳥が見えなくなった頃に白い鳥の人間を感電させていた
続く
- Re: Black Crow —黒い鳥たち— オリキャラ大募集! ( No.33 )
- 日時: 2011/05/31 22:04
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
11.美しき少女たちの戦い
「・・・あぁあ・・・ここももうまっかっかだねっ!」
「そうだな、この市場もそろそろ全滅のようだし・・・他の所にいけないのか?」
「・・・王様の所に行けばいいと思う・・・貴方が王様になったら・・・平和にしてくれるのでしょう?」
「・・・まぁ、そうだな。俺は平和にしたかっただけだ、この世界を。
叶うのならば月神様を王という地位から消すしかないな・・・
このままじゃ、お前らも危ない。月神様のところには俺だけでいい」
「何言ってるの、白鳩っ!私達は・・・仲間だよ?
もう差別とかそういうの関係ないもん!アタシたちだって能力者として・・・
出来ることはたくさんじゃないけれど、あるんだからねっ」
「・・・菫・・・分かった、お前らもついてこい。
とりあえずこれが最後の戦いだということを願おうか」
市場は氷の世界に包まれて一部一部に狂い果てた人間達が真っ赤な液を流しながら倒れているものが見えたがもう白鳩は何も言わなかった・・・
ただ王様を倒すという大きな改革といわれるだろう小さな戦いをするということしかなかった、そして双子は『平和』というものをかなえるために灰色の長く伸びていたはずが誰かに切られてバランスの悪いセミロングのようになって残しておいたゴムで髪を結んだ白鳩は双子を守るために一人で行こうとした。
けれども菫の口から出てきた言葉は白鳩や夢少年を裏切っていないことが分かる言葉だった・・・
白鳩は二人の前を歩いて真っ赤に・・・白くなった市場を後ろに去っていくのだった、白鳩は味方だった人間たちによって真っ赤に染まった剣をしまってから日の出を見ながら歩いていった
—スベテヲ終ワラセルタメ。
「白鳩・・・城まであと少しだね・・・僕も・・・出来ることが・・・あるなら手伝うよ・・・」
「あぁ、ありがとな。二人とも、月神様には気をつけろよ・・・
誰にも負けられないような力を彼は秘めているからな
—ココデスベテヲ終ワラセヨウ」
太陽が昇って朝らしく辺りは明るくなったとともに白鳩が二人とであった草原が鮮やかに風に揺れた・・・夏だというのに何だか珍しく今日は涼しかったと思った二人だったが白鳩と共に城の入り口に立っていた
睨みつけてくる白い鳥の門の番人は目覚めたばかりだったのか菫の洗脳によってすぐに倒れた、そして小さな世界の中の大きな城を見上げてから三人は扉を開けて走り出していた。
「あいかわらず・・・ここって静かだな・・・」
「とりあえず、王様は何処なのかなっ?」
「多分・・・塔の最上階だから敵に会うことくらいは覚悟しておけよ」
「・・・そう・・・・もういるんだけど・・・」
「アタイたちに会ったらもう戻れないんだからねっ^^」
白鳩は赤に染まっていた剣を取り出す
菫は小さな体の中から大きな力を出す
夢少年は全てを凍らせようと手始めに氷の剣を作り出す・・・
今まさに・・・
『改革』がはじまろうとしていた・・・
「らんらんるー★・・・あ、このおじさんすごーい!」
「先に他の人・・・凍らせてくる・・・」
「ありがとな、二人・・・
さて、楽園にでも行こうか。オッサン」
—『白い鳥』領土、地上にて。城から離れた荒廃の地
「此処は結構荒れてますねー」
「まぁ、そうだな・・・そういえば何でお前、こんな敵の居なさそうなところに来たんだ?」
「こういうところに来るんですよー、良い敵っていうのは。
つまらないのは・・・イヤれすよね?」
「そういうときに敵は来るって・・・知ってたか?」
一人の少女・・・女騎士が妖影たちに襲い掛かってきたと同時に黒鴉はスッと息を吸ってから高木を越す程度飛んでバク転して少しずつ能力を開放させてから地面へと降り立った、妖影は影を波のようにして囲もうとしたが女騎士はまるでそのことがわかっていたように避けていった・・・
妖影は広範囲から囲もうとしてもギリギリを狙ってもなかなか囲むことも包み込むことも出来ないことに少しずつ苛立っていたが何も言っていなかったので途中で攻撃を止めた。
そのまま影をまるく自分の手に包んでから手から真っ黒い剣を取り出したがその前に日本刀によって腕から少しだけだが真っ赤な液が流れていた、黒鴉も手や足が刀に狙われていることに気がついてからあまり攻撃が出来なくなっていた
そして妖影は攻撃をかわしながら女騎士に話しかける
「アンタは・・・誰れすか?」
「・・・私は、貴方の友達だった人間。ツヴァメです」
「・・・嬢ちゃんっ!?」
何も言わないツヴァメだったが妖影の剣の動きが止まったことによって隙を感じたからかそのまま肩を切りつけると・・・
ストンという音と共に・・・
妖影の右腕はなくなっていた、そのことに気がついたが何も言うことができなかった妖影は片手でどうにか仮の腕を影で作ってからまたツヴァメに向かって走り出した
「お前・・・大丈夫なのかよ!?」
「平気れすよ・・・私は嬢ちゃんになんか・・・負けたくないのですから。
裏切り者は冥界へと逃げ込もうとする人間の次に嫌いですっ!」
そんなこんなで王様同士の一騎打ちのような状況になってしまったので黒鴉は何も動くことがなくなってしまったと思ったが誰かに腕を掴まれたと思って振り払うと
冬将軍がゴロッと転がっていた、また起き上がると黒鴉の腕には捕まらずに手を引っ張って一騎打ちのようになっている戦場から遠ざかっていった・・・
妖影の無事を祈りながらもただ冬将軍についていくだけだった
「おいっ!どうしたんだよ!」
「助けて、火鳥が白い鳥に捕まったの!僕は何も出来なかったから・・・君に手伝ってもらいたいんだよ」
「・・・わーった、俺でよければ力余ってるから助けてやるよ。
さっきまで暇だったしな」
「ありがとう、じゃあ・・・行こうか^^」
二人の少年少女はまた走り出した
大きな森を・・・すり抜けるように走って森を抜けると大きな城が聳え立っていた
此処が二つの軍の『改革』の大地・・・
倒れている門番を見ながら大きく開いている門に入っていった
—『改革』ノハジマリダ。
続く
- Re: Black Crow —黒い鳥たち— オリキャラ大募集! ( No.34 )
- 日時: 2011/06/02 18:55
- 名前: 風(元:秋空 ◆jU80AwU6/. (ID: .cKA7lxF)
いえいえ、コードネームぐらい良いですよ?
えっと、黒白円舞曲の方オリキャラ有難う御座います!
- Re: Black Crow —黒い鳥たち— オリキャラ大募集! ( No.35 )
- 日時: 2011/06/02 19:02
- 名前: りま ◆pR/HQHYOiA (ID: efp5OJCb)
ヴィオラs
お久しぶりです^^
小説だいぶ進んでますね!!
それにくらべて私は・・・
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