ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

*Flower* 『bad ending』
日時: 2011/08/19 15:23
名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)

クリックしてくださった方ありがとうございます!
今回初投稿させていただく★AYA★と申します。

ここでは*Flower* 『bad ending』
という題名の小説を書かせていただきます。
内容は嫌われ・いじめ・死ネタです。

暗い中にも人間の本能と言うものが書かれています。(きっと←)

〜注意事項〜
・荒らしや中傷はやめてください
(しかし「ここをもっとこうした方がいい」と言う意見は受け付けております)

・駄文です。(言い切ります ハイ)

・人が亡くなるシーンがあります。
(気分を害する方がいたら回れ右してください)
そして読んだ後にコメントを書いてくださったら
泣いて喜びます((

・登場人物紹介>>1
・プロローグ>>2
・Part.1 「嫉妬」>>3->>27
(登場人物追加>>15)
・Part.2 「堕ちる」>>27->>51
・Part.3 「敵、味方 そして観覧者」>>52-(現在更新中)

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.48 )
日時: 2011/08/19 15:17
名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)

≪悠里視点≫

皆怖い……
藍華も先輩たちも、麻衣でさえも怖くなってきた…
うちの顔にいつもの笑顔はない。
どこかにいってしまった。。

〜次の日〜

〜自分の部屋〜
学校……行きたくない…。
部活も行きたくない…。
皆に会いたくない…皆と喋りたくない…。

でも行かないと……。

うちは重い足取りで支度をし、朝練に向かった。
登校途中、何度かめまいや吐き気がしたが、なんとか学校まで辿りつけた。

〜校門前〜

足が動かない……
だるい…気持ち悪い…吐きそう……

校門によっかかり、数分間ボ〜っとしていた。
しかしそれが間違いだったのか、前方から藍華が歩いてきていた。
そしてうちの横を通り過ぎるときにこう言った

「まだ生きてたんだ」

Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.49 )
日時: 2011/08/19 15:18
名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)

≪藍華視点≫

今日の朝は何もしかけないでおこうと思い、いつも通りの時間帯に家を出た。
学校の側までくると、正門の辺りに誰かを見つけた。
よ〜く見てみるとそれは悠里。私が嫌いな悠里。
ちょっとおちょくってやるか。。

私は悠里と目も合わせずに通りすぎようとする。
悠里はホっとした表情だ。
しかし私は横を通りすぎると同時に言った。「まだ生きてたんだ」と。

悠里は「ヒッ……」と言って素早く振り返り私を見てきた。
私はそれ以上なにも言わずに一人で部室に向かおうとした。

歩いている途中、私が横目で裏門を見ると麻衣が登校していた。
私はとっさに振り返って悠里に近づく。
そしてあたかも私が悠里に声をかけようとしている雰囲気を作る。

よし完璧。

するとそれに気付いた麻衣がこっちに走って向かってきた。

「藍華!大丈夫?何もされてない!?」
あぁ…麻衣が私を心配してる……
私だけを見てくれてる。

「私平気だよ?だから心配しないで」
私は麻衣に優しく微笑みかける。


そう これ。これだけでいい。
麻衣の瞳に映るのは私一人で十分。

Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.50 )
日時: 2011/08/19 15:19
名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)

≪麻衣視点≫

朝、学校に登校していると藍華と悠里を見つけた。
藍華はオドオドしながら悠里に近寄っている。
多分優しい藍華の事だから、挨拶しようと思ってるのかな?

でもこのまま二人を一緒にさせたら危ない!
私は考えると同時に二人の元にかけよった。

まだ藍華はなにもされてなかったみたい。
悠里に何かされる前に見つけてよかった……

「藍華一緒に部室行こ?」
私は藍華の手を取り言った。

「うん。行こっか」
藍華は私の手を握った。
そのまま私と藍華は部室に足を運ばせた。

もちろん悠里を置いて。

〜部室〜

私は急いでユニフォームに着替えラケットを持った。
麻衣「じゃ、私コート行くけど、何かされたり言われたら直ぐに私の所に来てね?」

「わかった。ありがとうね…」
藍華は申し訳なさそうに私に言う。
こんなにいい子をいじめるなんて、悠里ってどんな神経してるんだろ……。

私は藍華に手を振りながら部室を出ていった。

Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.51 )
日時: 2011/08/19 15:19
名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)

≪神蔵視点≫

朝、私は奈々子よりも唯よりも早く部室に着いた。
ドアを開けるとそこには宮沢と佐藤の二人がいた。

「神蔵先輩おはようございます。」
宮沢はいつものようにニコニコしながら私に挨拶をしてきた。
しかし私はいつものように挨拶を返せなかった。

昨日、いつもの性格とはかけ離れている宮沢を見てしまったから。。

「おはよう…。」
私は小さく、しかししっかりと聞こえる声で宮沢に挨拶をした。

「先輩おはようございます!」
その後に続き佐藤も挨拶をしてくる。

この子は悪くない。ちゃんとそうわかっている。
でも今更佐藤の味方になる事もできない。
だから私は観覧者になる。
一番卑怯で居心地のいい観覧者に。

佐藤にも挨拶を返してさっさとユニフォームに着替え部室を出ていった。

Re: Part.3 「敵、味方 そして観覧者」 ( No.52 )
日時: 2011/08/19 15:25
名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)

≪内田視点≫

今日は朝から気分が悪かった。
吐き気がしたので学校に行きたくなかったが、宮沢がまたなにかされたらと思うといてもたってもいられない…。

仕方なく朝練に向かい、佐藤の監視をする事にした。

宮沢がいじめられたら宮沢自身の事ももちろん心配になるが、尚且つ部、全体の空気などが変わってしまったら困る。
私は部長なんだから、そこらへんはしっかりしないと……

次に何かあったら本当に本気で佐藤を絞める。
殴ったり蹴ったりするのは当たり前。

だってこれは佐藤を立派な大人にする為の教育なんだから。


内田奈々子→敵


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



この掲示板は過去ログ化されています。