ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- *Flower* 『bad ending』
- 日時: 2011/08/19 15:23
- 名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)
クリックしてくださった方ありがとうございます!
今回初投稿させていただく★AYA★と申します。
ここでは*Flower* 『bad ending』
という題名の小説を書かせていただきます。
内容は嫌われ・いじめ・死ネタです。
暗い中にも人間の本能と言うものが書かれています。(きっと←)
〜注意事項〜
・荒らしや中傷はやめてください
(しかし「ここをもっとこうした方がいい」と言う意見は受け付けております)
・駄文です。(言い切ります ハイ)
・人が亡くなるシーンがあります。
(気分を害する方がいたら回れ右してください)
そして読んだ後にコメントを書いてくださったら
泣いて喜びます((
・登場人物紹介>>1
・プロローグ>>2
・Part.1 「嫉妬」>>3->>27
(登場人物追加>>15)
・Part.2 「堕ちる」>>27->>51
・Part.3 「敵、味方 そして観覧者」>>52-(現在更新中)
- Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.38 )
- 日時: 2011/08/06 23:04
- 名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: rD6rLP90)
≪悠里視点≫
〜部活中〜
部室内ではなにもなかった。
ただ挨拶は返ってこなかったけど(汗)
さて……昨日休んじゃった分マネ業頑張るか!!
うちはドリンク作りを始めた。
そのとき、部室に藍華が入ってきた。
そしてうちの目の前まで歩いてきた。
「ねぇ、悠里は麻衣の事好き?」
「?好きだけど、それがどうかしたの?」
すると藍華はうちの目を見てこう言った。
「私は悠里の麻衣が好きって気持ちよりも麻衣の事を好きなの。」
「……?」
言っている意味がわからなかった。
「だからね、嫌われちゃって」
藍華はそう言うと側にあったドリンクを一つとって、左肩にドリンクの中身をかけた。
うちを見て「さようなら」と言うと思いっきり叫んだ。
「悠里やめてッ!!もうやめてよッ!」
そして肩を抑えながら崩れ落ちる。
その行動に思考がついていけなかった。
少しすると足音が近づいてきて、部長さんを先頭にテニス部メンバーが部室に入ってきた。
あ……うち嵌められたんだ…
- Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.39 )
- 日時: 2011/08/06 23:05
- 名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: rD6rLP90)
≪藍華視点≫
成功成功。
悠里は単純で助かるよ。
じゃ、もうちょっと仕掛けとこうかな…
「麻衣ッ……麻衣…!」
私は麻衣に泣きながら抱きついた。
丁重に体を小刻みに震わせながらね。
「どっ どうしたの?」
麻衣はオロオロしながら私を抱きしめた。
「わっ…わた……私が…ね、ドリン…ク作るの手伝お……と思った…ら…」
私はそれ以上喋らなかった。
下手につじつまが合わない事言ったら不自然だからね。
さて、そろそろ始まるかな…
私が思ったと同時に神蔵先輩が悠里を叩いた。
笑いそう……こらえなきゃ…
- Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.40 )
- 日時: 2011/08/06 23:06
- 名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: rD6rLP90)
≪麻衣視点≫
見たものは地獄絵図だった。
藍華がびしょ濡れになって泣いていた。
そんな藍華を慰めてるとき、神蔵先輩が悠里を叩いた。
「アンタ最低だね!宮沢いじめといてなんでいつも笑ってられんの!?」
「もしかして宮沢をいじめやすいからマネやったの?」
神蔵先輩と内田先輩は交互に色々な事を言った。
しかしなぜか悠里は反発も否定もしなかった。
本当にやったのかも…
こんな思いが私の頭に浮かんだ。
「悠里ってこういう人だったんだ…。ガッカリしたよ」
私はそう言い放つとジャージの上を藍華に羽織り、保健室に連れていった。
- Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.41 )
- 日時: 2011/08/19 15:12
- 名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)
≪悠里視点≫
痛い…… 先輩に叩かれた頬が…。
痛い…… 心が…。
藍華は何がしたいの?
なんでこんな事をしたの??
うち、藍華になにか悪い事した?
してないはずだよ… 藍華とは何もないよ…
じゃ、なんで?
誰かに頼まれたのかなぁ…?
命令されて断れなかったとか……
きっとそうだよね?
そうじゃなかったらこんな事しないよね?
聞きたい…藍華に会って理由を聞きたい。でも正直怖い。。
友達に対してこんな事思っちゃダメだけど、藍華が怖い…。
でも藍華はうちの友達だから。
友達が困ってるのをほっておけないから。
…保健室に…………行こう。
- Re: *Flower* 『bad ending』 ( No.42 )
- 日時: 2011/08/19 15:13
- 名前: ★AYA★ ◆cUMxI81o5. (ID: G3bbAK5P)
≪麻衣視点≫
〜保健室〜
「藍華落ち着いた?」
さっきの出来事から数分が経った。
時間が過ぎると共に、藍華はどんどんと冷静さを取り戻していった。
「……さっきの事なんだけどさ…」
私は口を開いた。すると藍華は
「聞かないで……喋りたくないよ…大切な友達の告げ口なんて…」
震える体を抑え、必死に恐怖に耐えていた。
確かに今は言える状態じゃないな…
そう思った私はそれ以上なにも聞かずにただひたすら藍華の頭を撫でていた。
それから数分するとこちらに向かって一つの足音が近づいてきた。
【コンコン】【ガチャ…】
ノックをしてから入ってきた人物は悠里だった。。
正直今は会いたくなかった。
藍華は怯えながら、私の腕にしがみついてきた。
そんな藍華を慰めるようにまた撫でる。
悠里……早く出て行って…。
私は必死になりながらそう目で訴えた。
しかし私のそんな思いは通じず、悠里はこちらに向かってきた。
そして私と藍華の前で止まり言った。
「藍華と二人っきりで話がしたい」
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