ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 涙ー悲しき物語ー
- 日時: 2011/12/19 18:37
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
初めまして!または、お久しぶりです!
ホラー系を書いていた『ヘムロック』です。
今回は、ホラーではないので名前を『燐 蜷 白亜』としてます。
シリアス系です。
シリアス系は初めて書かせていただきますので、応援よろしくお願いします!
- Re: 涙ー悲しき物語ー ( No.17 )
- 日時: 2012/01/05 21:01
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: l/xDenkt)
第15話
次の日、彼のクラス前に立った。
私を見つけると、彼は出てきてくれた。
「どうしたの?西崎さん…とりあえず、屋上でも行こうか?」
彼に着いて行った。
「……あのっ!伊川君…私とあなたは似たもの同士って言ったわね?
…でも、復習の為に生きてきた私は、復讐なしじゃどうすれば良いの?」…溜めていた涙が溢れそう。
「………西崎さんが背負う必要はないと思うんだ。そうだろう?」
彼は、温かい。…居場所のない私にも安心できる。
……何故だろう。お父さんとお母さんの事を思い出す。
「っ……。」涙が溢れた。
- Re: 涙ー悲しき物語ー ( No.18 )
- 日時: 2012/01/06 15:20
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: l/xDenkt)
第16話
「……西崎さん。良かったら、僕に話してよ。つらかったこととか全部…。」彼は優しく、暖かい手を握ってくれた。
「…ありがとう。あのね———…。」それから、私は色々な事を話した。悲しくて、辛かった感情をやっと開放できた気がする。
「…あ、授業が…。」私の話はとんでもなく長い。
「どうせそんな顔じゃ出られないでしょ?大丈夫。お嬢様だしバレないよ。」彼の笑顔は小悪魔みたいね。ついつい笑ってしまった。
- Re: 涙ー悲しき物語ー ( No.19 )
- 日時: 2012/01/07 13:46
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: l/xDenkt)
すみません。
12日まで更新できません。
勝手ながら、4日くらい更新しません。
ごめんなさい。
- Re: 涙ー悲しき物語ー ( No.20 )
- 日時: 2012/01/10 17:33
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: l/xDenkt)
第17話
「僕らは…仲間だろ?西崎さん…復讐するのも良いけど、心を解放してあげなよ?」…彼は、まるで何もかも知っているようだわ。
「……あ、あなたがそう言うなら…のんびりしようかな?」
………ドギマギしてた。そんなこと…言われるわけないと思ってた。
でもね、本当は———…。
「…言った責任として、私と一緒に居なさいよ?」
ダメ…心を久々に解放したら…って、久々でもないけれど。
- Re: 涙ー悲しき物語ー ( No.21 )
- 日時: 2012/01/11 18:13
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: l/xDenkt)
第18話
「西崎さん…一緒に今日帰ろうか?」
……彼の優しさが、心に響く。
「うん…。」
…感情も、色々な感情が混ざってる。
…こんなに溜め込んでいたのね。
「大輝君…帰りましょ?」
放課後、彼のクラスの前で固まっている。
あ、頭の中でシュミレーションしてるんだから!
「あ、西崎さん。帰ろうか?」
……先に言われてしまった。
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