ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 『 Turns 』 〜小説掲示板物語〜
- 日時: 2009/08/21 22:46
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: EpPczols)
- 参照: http://himmel.rakurakuhp.net/
支援小説〜('A`)
http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12355
————————————————————————————————————————
答えの出ない未来抱いて——
『 Turns 』
〜小説掲示板物語〜
—my last message—
==SUPPORTER==
(お客様)
>>373
・奈緒様 ・夜兎__〆様 ・ライト様
・緋那様 ・来夏様
==PRODUCE&PRESENTS==
*c 2008 НΙММЁL*
==創設者==
*里香(美咲)*
この小説は、僕が思ったこと、そして皆にもう一度考えて欲しいことを題材に、物語を構成しています。
時折々、この小説☆カキコではさまざまな事件、争い、そして話し合いが巻き起こる。
そのひとつひとつを、考えてみたことはありますか?
過去にどんなことが起こったか知っていますか?
もし、この小説を読んで、自分はこう思った、などのことがあるならば、書き込んでくださっても結構です。
出来るだけ切実に対応させてもらいます。
※ >>374 【 目次 】
————————————————————————————————————
+++注意事項(3/8更新)+++
1,この小説は実話を元に作成しています。
部類で言えばサブノンフィクションです。
なので、この小説☆カキコにも実際にいる人物・スレの題名・コメントを多少引用しております。
2,不適切と思われる部分があるとは思いますが、そこはご了承ください。
3,許可を申し出ずに引用している部分があります。
もし、それがお気に召さないようなら遠慮なくお申し付けください。
変更、または削除を行います。
4,おもしろい、すごい などたったひと言のコメは正直がっかりします。
この人はちゃんと読んでくれているのだろうか、と疑ってしまいますので……
5,あきらかな宣伝文は極力お控え下さい。
読んで欲しいのなら、ちゃんと言葉で伝えてくださいね。
6,撮影(パクリ)は禁止
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- Re: 改訂版、(コメは禁止っす……) ( No.54 )
- 日時: 2008/04/29 06:23
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
- 参照: 電脳空間に閉じ込められた彼らは脱出できるのか……?【 『REGAINⅩ』 】 ____________『 Turns 』〜小説掲示板物語〜 もよろしくお願いします
思いきりフィルムを受け取った拳で男子の顔に強烈なパンチを繰り出してやった。
男子は予想外の僕の攻撃に仰向けに倒れる。
人を本気で殴ったのは初めてだった。感触がよくわからない。
宏喜もその隙を狙って、男子のひとりにドロップキックをお見舞いしていた。
僕はフィルムを、迷うことなく近くに置いてあったレンガの植木鉢に放り込んだ。
シュッ、シュッ、シュボッ!
ポケットに入っていた想い出のライターを取り出して、火をつける。
そして、植木鉢の仲に一握りの乾いた草木を放り込み、同じくそこにライターを放り込んだ。
僕はその瞬間、後ろからの打撃で吹っ飛んだ。
倒れた僕に男子が馬乗りになる。
僕はガムシャラに拳を繰り出した。すると、運良くなのか運悪くなのか、それが男子の顎にクリティカルヒット。
男子の力が抜ける。僕はその隙を狙って男子を押しのけて立ち上がった。
「来い!」
宏喜が走り寄ってきて、僕の腕を掴んで走り出した。
「へ、ひとり残らず骨折るぐらいにたたきのめしてやったぜ!」
宏喜がさも楽しそうに言う。
僕は走りながら後ろを振り返るが、男子達が追ってくる気配はなかった。
さっきいた場所からは、細い煙がもくもくとたっている。
恐らく僕が放り込んだライターの火がうまく広がってくれたのだろう。
駆け抜ける僕らの横を、数人の教師が今まで僕らがいた場所へ慌てている様子で走っていった。
「あいつら捕まるな」
宏喜がぼそりと呟く。
学校から脱出した僕らの背後から、ジリリリリリ……とけたたましい音が聞こえてきた。
恐らく誰かが警報機を押したのだろう。
「な、なんかすごい騒ぎになったね……」
「ああ」
おそらく、あの場で教師に捕まったであろう男子たちは、迷わず僕らがやったと教師に伝えるだろう。
だが、あの男子達が今までやったこともあるし、たぶん教師は信じることはない。
自らが、自らを殺した。あの男子達のやったことはそういうことなのだ。
僕と宏喜はお互いに笑い合った。
「そう言えば、あれはなんだったの?」
僕は宏喜に問いかけた。
「あれって?」
「なんで僕に関わるな、なんて……」
「ああ、あれか……」
宏喜は頭をポリポリと掻きながら、少し恥ずかしそうに……
「お前を巻き込みたくなかった。ただそれだけだ」
「僕を……巻き込みたくなかった?」
「お前はこんな俺に優しくしてくれた。友達にまでなってくれた。
だからお前が俺のために傷つくのを見たくなかったってことだよ」
宏喜は後ろを向きながら言った。
「俺はもう帰る。じゃあな」
「あ、ちょっと!」
宏喜は走り去っていってしまった。
「……」
やはり宏喜はいいやつなのだ。
前は、きっと何か理由があってあんな風になっていたのかもしれない。
そうとしか考えられなかった。いや、そう考えたかったのだ、僕は……。
- Re: 改訂版、(コメは禁止っす……) ( No.55 )
- 日時: 2008/04/29 06:23
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
- 参照: 電脳空間に閉じ込められた彼らは脱出できるのか……?【 『REGAINⅩ』 】 ____________『 Turns 』〜小説掲示板物語〜 もよろしくお願いします
家に帰った僕は、ベッドにばたりと倒れ込んだ。
いろいろと疲れたのだ。やはり慣れないことをするものじゃないな。
僕はベッドの上で仰向けになって、ボンヤリと天井を眺める。
なにを考えるわけでもなく、また天井を見ているわけでもない。
僕の視線は、どこか遠くへ向けられている。
何か、ある一種の喪失感と疲労感に襲われているようだ。
そして、頭の中で思う。
何かを忘れていやしないか?とても重要なことを。
僕はそれを思い出すため、ゆっくりと遡って考えてみる。
まず、今の状況。
慣れないことをしたためか、脱力、疲労、虚無感にあるのが現状である。
その前は校門の前で警報の音を聞いていた。
逃げる、燃やす、殴る……
どんどん、簡単にかいつまんで僕は記憶を遡っていく。
学校に行く、その前は寝ている。昨夜は……
そこで、僕はようやく思い出した。
ベッドから飛び起きて、PCの電源を付ける。
まさかこんな大事なことを忘れていたとは……
僕は椅子に座りながら自分を蔑んだ。
そう、忘れていたこととは……レナからの返事である。
PCが起動するのが、このときばかりはとても遅く感じられた。
とてももどかしい……。
指で机をトントンと叩きながらじっと画面を睨みつける。
すでに、疲労感なんてどこかへ吹っ飛んでしまっていた。
ようやくデスクトップが表示される。
そこに置かれていた、掲示板へのショートカットをダブルクリックして、サイトへ一気に飛ぶ。
だが、どうしてもインターネットエクスプローラーの最初の起動には、若干時間がかかってしまう。
「うう……早く早く……」
PCをせかしたところで何も変わらないのだが……。
ようやく、掲示板のトップが表示された。
「返事は!?」
僕は自分の小説を開いた……。
「来た……」
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:レナ ◆6GuKmWraSc
返事遅れて ごめんなさい
バレちゃいましたね〜
TILさんの言うとおり私は佳奈美と同一人物です
ちなみに、前に何度もコメをしていた留美子とは親友でもありません
たまたまクラスが一緒なだけ
中学3年生の受験生だって言いましたけど、それも嘘。本当は高校生
荒しだって何度かやっていました
あの時、佳奈美の名前でTILさんに謝ったのは
罪悪感からでしょうね
でも、レナの名前の方でで本当の事を言うのは、気がひけたので
佳奈美で謝りました
そのときから、もうこれ以上荒しをしないと決めたのですが
癖になってたんでしょうね
名前を変えて何度も何度も荒しをしました
所詮ネットなんて何しても現実とは違う 誰も悲しまない
そう思っていました
でもパクリ騒ぎは驚きました。私と同じトリップだったんだから
それでもTILんは私の事を信じてくれた
正直びっくりでしたよ
私は佳奈美と同一人物で荒しを何度もやっています。
罪悪感のない自分に罪悪感があります
まぁ、今までありがとうございました
そしてごめんなさい
————————————————————————————————————————
以上のような文が書かれていた。
まず、一つずつ整理して考えよう。
留美子とは佳奈美(レナ)のリアの親友だと聞かされていた。
しかしそれは親友でもなんでもないそうだ。
まあもっとも、違う人物かもわからないが。
そこは置いておくとしよう。
次に、年齢のこと。
本人は前から中学3年生で、受験真っ最中だと言っていた。
だが、実際は高校生。
わからないのは、なぜ中学3年生と偽ったのか?
あと上げるとすれば、同じトリップのレナがいたということ。
本人の証言では、トリップは同じだけれど、自分はやっていないらしい。
ようするに、レナ本人以外のだれかが、同じ名前、そして同じトリップを使って書き込んだ、ということになる。
まあこれも信じる信じないの話でしかない。
ネットとはそういうものだ。
- Re: 改訂版、(コメは禁止っす……) ( No.56 )
- 日時: 2008/04/29 06:25
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
- 参照: 電脳空間に閉じ込められた彼らは脱出できるのか……?【 『REGAINⅩ』 】 ____________『 Turns 』〜小説掲示板物語〜 もよろしくお願いします
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
……。
最初から、実はすべて見えていた。
それでも、そんな現実を真実と見切れず、
僕はなんとなく過ごしていた。
最初気づいたのは、留美子が来てから少し後。
口調に疑問を持った。
さらに疑問を持ったのは、レナと留美子の出没する時間帯がほぼ一緒だったということ。
最近になって、佳奈美も増え、その信憑性がさらに上乗せされた。
最終打となったのは、レナが返信ミスをしたとき。
衝撃的だった。
それでも、僕は心の中で自分を偽り続けた。
必ず、そうではないという証拠が見つかることを信じて。
それでもやはり、真実はどう曲げたところで、真実に過ぎなかった。
僕が気になることが一つだけある。
なぜレナは荒らしをした? それを聞かせてくれ。
そして………。
今までありがとうございました??
……ふざけるな!!
お前は逃げるつもりか?
みんなに迷惑をかけて、そのままばれたら逃げるつもりか!?
自分の罪がただ消えるのを逃げて待つのか!!
そんなの何の罪滅ぼしにもならない。
お前はここに残るべきだ。
そして、全てを背負って残り続けるべきだ!!
————————————————————————————————————————
かなり感嘆の表現が入った文だが、いたしかたあるまいと自分で思う。
それぐらい今、意識が朦朧としているのだ。
さっきのことのせいか、またあるいは今のこの現状のせいか。
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:レナ◆6GuKmWraSc
TILさん……
あなたの言葉に感動しました
たしかに私はここに残りたいと思う
でも、そんな勇気は私にはない
荒しをいろんなところでやったし、たくさんの人を苦しめて悲しませた
これからもここに残るとしても、今までどおりに皆が友達でいてくれるかが不安だ
現実から目をそらしてはいけないのはわかっている
でも、怖いのだ。あの頃の用に戻れるか……
————————————————————————————————————————
過去は、少なくとも人間には変えることは出来ない。
過去は事実であって、曲げられない真実。
そして経験でもある。
だから、あの頃に戻るのではなく……
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
戻る必要はない。
新たに上乗せすればいい。
全ての罪が見えなくなるまで……
————————————————————————————————————————
真っ白な雪のように、すべてを覆い尽くしていく。
過去の間違いを完全に覆い尽くすほどに……
いつかは溶けてしまうかもしれないけど、それもしかたない。
でもそのころには、もうだれもとがめる人はいないはずだから……だから……
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:美華◆huruitiban
お初です!
なんか影から今の状況を見ちゃってました(ぇ
レナさんに一つ言いたいことが
逃げちゃだめ、ちゃんと前から向き合って!
いきなり失礼しました^^
————————————————————————————————————————
そうだよ……
美華の言う通り、逃げちゃだめだよ、レナ。
ここで逃げたら、きっと何も変わらないから……
きっと、また同じことを繰り返してしまうから!
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:焔 白牙◆tr.t4dJfuU
お初です。
私も昔、あるサイト……ここではない場所で荒らしをしたことがあります。
主に成りすましたりして楽しんでましたけどね。
今は止めていますよ、当然。
何が言いたいのかというと……
レナさんにはここに残って、もう一度やり直し……じゃなくて新たな一歩を踏み出して欲しいのです。
まあ、それだけなんですけどね(汗
————————————————————————————————————————
たとえ、ほんの数行でも伝えたいことはよくわかった。
これがレナに届くのかは別としても……
誰も、本気で去って欲しいんて思う人はいないのだ。
それはただの僕の希望的観測かもしれない。
だが、そう信じたい。
このサイトは、みんなが本気で仲良く、楽しくやれるはずだと……
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
ただ……
いくら残って欲しいとはいえ、けじめは付けて欲しい。
他のみんなの謝っておいで。
荒らしをした人、騙した人とかに
すべてはそれからだよ
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:レナ◆6GuKmWraSc
わかりました
————————————————————————————————————————
ここからどうなるのか……まだ見当もつかない。
だが、言い方向に進む……そう感じるのだ。
ただ、今僕は非常におかしい状態にある。
意識が朦朧とし、画面を見ているとまるでそこに吸い込まれていくかのような錯覚に陥る。
現実につなぎ止めておくのもやっとだった。
この状況は……この心境はなんだ?
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
……。
最初から、実はすべて見えていた。
それでも、そんな現実を真実と見切れず、
僕はなんとなく過ごしていた。
最初気づいたのは、留美子が来てから少し後。
口調に疑問を持った。
さらに疑問を持ったのは、レナと留美子の出没する時間帯がほぼ一緒だったということ。
最近になって、佳奈美も増え、その信憑性がさらに上乗せされた。
最終打となったのは、レナが返信ミスをしたとき。
衝撃的だった。
それでも、僕は心の中で自分を偽り続けた。
必ず、そうではないという証拠が見つかることを信じて。
それでもやはり、真実はどう曲げたところで、真実に過ぎなかった。
僕が気になることが一つだけある。
なぜレナは荒らしをした? それを聞かせてくれ。
そして………。
今までありがとうございました??
……ふざけるな!!
お前は逃げるつもりか?
みんなに迷惑をかけて、そのままばれたら逃げるつもりか!?
自分の罪がただ消えるのを逃げて待つのか!!
そんなの何の罪滅ぼしにもならない。
お前はここに残るべきだ。
そして、全てを背負って残り続けるべきだ!!
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かなり感嘆の表現が入った文だが、いたしかたあるまいと自分で思う。
それぐらい今、意識が朦朧としているのだ。
さっきのことのせいか、またあるいは今のこの現状のせいか。
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:レナ◆6GuKmWraSc
TILさん……
あなたの言葉に感動しました
たしかに私はここに残りたいと思う
でも、そんな勇気は私にはない
荒しをいろんなところでやったし、たくさんの人を苦しめて悲しませた
これからもここに残るとしても、今までどおりに皆が友達でいてくれるかが不安だ
現実から目をそらしてはいけないのはわかっている
でも、怖いのだ。あの頃の用に戻れるか……
————————————————————————————————————————
過去は、少なくとも人間には変えることは出来ない。
過去は事実であって、曲げられない真実。
そして経験でもある。
だから、あの頃に戻るのではなく……
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
戻る必要はない。
新たに上乗せすればいい。
全ての罪が見えなくなるまで……
————————————————————————————————————————
真っ白な雪のように、すべてを覆い尽くしていく。
過去の間違いを完全に覆い尽くすほどに……
いつかは溶けてしまうかもしれないけど、それもしかたない。
でもそのころには、もうだれもとがめる人はいないはずだから……だから……
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:美華◆huruitiban
お初です!
なんか影から今の状況を見ちゃってました(ぇ
レナさんに一つ言いたいことが
逃げちゃだめ、ちゃんと前から向き合って!
いきなり失礼しました^^
————————————————————————————————————————
そうだよ……
美華の言う通り、逃げちゃだめだよ、レナ。
ここで逃げたら、きっと何も変わらないから……
きっと、また同じことを繰り返してしまうから!
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:焔 白牙◆tr.t4dJfuU
お初です。
私も昔、あるサイト……ここではない場所で荒らしをしたことがあります。
主に成りすましたりして楽しんでましたけどね。
今は止めていますよ、当然。
何が言いたいのかというと……
レナさんにはここに残って、もう一度やり直し……じゃなくて新たな一歩を踏み出して欲しいのです。
まあ、それだけなんですけどね(汗
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たとえ、ほんの数行でも伝えたいことはよくわかった。
これがレナに届くのかは別としても……
誰も、本気で去って欲しいんて思う人はいないのだ。
それはただの僕の希望的観測かもしれない。
だが、そう信じたい。
このサイトは、みんなが本気で仲良く、楽しくやれるはずだと……
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
ただ……
いくら残って欲しいとはいえ、けじめは付けて欲しい。
他のみんなの謝っておいで。
荒らしをした人、騙した人とかに
すべてはそれからだよ
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:レナ◆6GuKmWraSc
わかりました
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ここからどうなるのか……まだ見当もつかない。
だが、言い方向に進む……そう感じるのだ。
ただ、今僕は非常におかしい状態にある。
意識が朦朧とし、画面を見ているとまるでそこに吸い込まれていくかのような錯覚に陥る。
現実につなぎ止めておくのもやっとだった。
この状況は……この心境はなんだ?
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:ミノ◆durj42k
横いりになっちゃうんですが……
TILさんに一つ質問したいことが……
どうして今まで、レナさんはアク禁にならなかったのでしょうか?
荒らしのことに関しても、佳奈美と言う名前でTILさんにやったことにしても……
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それはいとも簡単なことだった。
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
簡単なことですよ。
レナのやった荒らし行為は軽度の物ばかりだった。
佳奈美の名前でやったことに関しても、あとで謝ってきた。
だから誰も通報しなかった。
ある意味でテクニシャンな荒らしということでしょうか?
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荒らしと謝罪。
この二つを均等に保つことで、アク禁にならずに何度も同じことを繰り返す……
まさにある意味のテクニシャン、そして言い換えれば、無限ループにはまってしまった哀れな人……
……と、そんなことはどうでもよかった。
そんなことよりも、やはり今の僕はおかしいと自分でも感じる。
この胸のザワザワ感はなんだろうか?
僕は自問自答する。
まず、この胸のざわめきはなんだ?
楽しい?……違う。嬉しい?……違う。怒り?……これも違う……
苦しい?……そうだ、苦しいのだ。
悲しい?……これも合っていると思う。
では、なぜ?
……レナに裏切られたから。
いくら状況が良くても、裏切られたことには変わりなかった。
なぜレナは、佳奈美の名前で僕に荒らし行為なんてものをしたのだろう?
嫉妬?何か恨み?……楽しさ?
佳奈美を荒らしにまつりたてあげ、それをレナの名前で注意する。
そうすることによって、偽装の正義感を得られたのだろうか?
いや、そんなはずはない……と言いきれないところがまた僕の弱いところだった。
もう過去なんかどうでもいいじゃないか。
僕自身も思っているはずだ。
過去は振り返らずに、新しい一歩を踏み出そうと!
僕は気を紛らわすために、小説の続きを書くことにした。
だが、書こうとしてもすぐに手が止まってしまう。
ようやく書き始めても、それは自分自身の文章とは思えないほど悲惨だった。
気持ちが文章に出ているのだ。
僕はそれ以上書く気にはなれなかった。
こんな状態でまともな小説が書けるはずがない。
こんな文章で伝えたいことが伝わるはずはない。
今は……無理だ。
そして、みんなと普通に接することも無理だと感じた……
- Re: 改訂版、(コメは禁止っす……) ( No.57 )
- 日時: 2008/04/29 06:25
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
- 参照: 電脳空間に閉じ込められた彼らは脱出できるのか……?【 『REGAINⅩ』 】 ____________『 Turns 』〜小説掲示板物語〜 もよろしくお願いします
僕はすべてのことを雑談掲示板で他の人に伝えて、その後、自分の小説にあることを書き記す。
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:TIL◆LIrXODpGRg
大事なお知らせです。
僕は、しばらくこの掲示板から去ろうと思います。
理由はご存じかもしれませんが、あえて言う気はありません。
わかってくれている人はそれでいいし、知らない人は知らなくてもいいと思うからです。
いずれにしても、僕の気持ちの収集がつくまで小説も書けませんし、
皆さんと楽しく会話することも無理かと思われます。
ただ、約束したいのは……
かならず、戻ってきます。
それだけです。
……って、別に僕がどこへ行こうが関係ないですね。
失礼しました^^
では、この辺で。
また会うときまで……
————————————————————————————————————————
今は、去らないといけない。
前にも一度……確か荒らしの緑ってやつのときも去ろうとした。
しかし、そのときとはまったく状況は異なる。
親しい親友の裏切り。
それは荒らしをされることよりも、何十倍も僕の心に衝撃を与えていたのだった。
それを僕は認めたくなくて、誤魔化しながら今を耐えていた。
だけど……それももう限界だった。
ここに来たコメントの返事は、詩穂がちゃんと返してくれるはずだ。
さっき雑談掲示板にてそうお願いしたのだ。
詩穂は暖かく受け入れてくれた。
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:ミノ◆durj42k
私はレナさんが好きなようにやればいいと思います。
レナさんがやり直したい!また皆さんと仲良くしい!
って思っているのならみんなと仲良くしたらいいですよ?
逆に私はもうココにいる資格なんて無い!ッて思うのならば、そうすればいい。
まあ、こんな事おもってなさそうですが……。
でも、私ならココにいます。
もう一度、やり直します。
なぜって、ココが好きだからです。
レナさんもやり直してみればどうでしょうか?
って、私が決めることも、こんな事を言う立場じゃないですけど……。
TILさんはきっと戻ってきます。
必ず。
だから、戻って来た時のために誤って許してもらって、
それで、今までのことを悔い改めて、また出発したらいい、と 私は思っています。
けど、悔い改めたからって、今までの事を忘れるのではなく、協力してみてはどうでしょうか?
長文失礼しました。
でも、これが私の気持ちです。
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Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:YUI◆NHenENwLeo
レナさん、残ってください!
それが罪の償いでもあり、TILさんへの謝罪にも繋がると思うんです。
私の勝手な想像ですけどね。
もしかしたら、レナさんはTILさんをとても傷つけてしまったかもしれない。
それでも、私はレナさんには残って欲しいです!
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:雪蝶,セラ◆mu19bua
TILいなくなっちゃうの!?
あ、でも帰ってくるんだ。よかった。
正直、レナを責めたい気持ちもある。
でもね、そんなことをしたらきっと、逆にTILを傷つけちゃうと思う。
だから責めないよ。
それよりも、やっぱりここで全部償うべきだよ。
それが一番正しい道だと思う。
————————————————————————————————————————
Re:FΟЯЕVЕR『ΙЛΜЕ』〜俺に出来る最善のことを〜
名前:レナ◆6GuKmWraSc
みんな、ありがとう。
全部が全部、私のために言ってるわけじゃないってことはわかってる。
TILの身を案じてるんだよね。
でも、ありがとう
————————————————————————————————————————
そこにつづられていくのは、ただの電子情報。光によってデジタル化された文字でしかない。
だがそれは、このネットという媒体を通じて、この大きな世界を繋いでいる。
その文字にはなんの意味もないかもしれない。
だが、それの先には人の思いが詰まっているのだ。
たとえそれが、顔の見えないただの赤の他人だったとしても、だ。
人にしか成し得ない、人の作り出したこの世界。
それはとても素晴らしいものだった。
- Re: 改訂版、(コメは禁止っす……) ( No.58 )
- 日時: 2008/04/29 06:26
- 名前: НΙММЁL ◆MEER.m/asI (ID: Wl8kRSYB)
- 参照: 電脳空間に閉じ込められた彼らは脱出できるのか……?【 『REGAINⅩ』 】 ____________『 Turns 』〜小説掲示板物語〜 もよろしくお願いします
5,『The Answer is……』
+32日目+
まるで夢から覚めたかのような朝だった。
何かが僕の中からすっぽりと抜けてしまったような……解放感、いや、喪失感と言うべきか。
自分が何を考えているのかもはっきりしない。
僕はしばらく、そのままベッドの上に寝転がったままボンヤリとしていた。
「学校遅れるわよー!」
下から、母さんの声が聞こえてくる。
僕はなぜか、そんなことはどうでもいいと思ってしまった。
もう何をやる気力すら起こることはなかった——
結局、僕はそのままベッドに寝転がったまま、学校が始まる時間になってもそこから動くことはなかった。
無断欠席になるだろうが、そんなものは気にするに値しない。
今の僕はそんな考えしかもつことが出来なかった。
なぜこうなってしまったのだろうか……
レナのせい……いや、僕の意識が弱かったせいだ。
そして、夢と現実の区別が付かない自分……
そもそも、PCの世界は夢なのだろうか?
その考え方がおかしいのではないだろうか……
まず、PCの世界と現実の相違点とは何か?
現実は、相手と直接向き合いながら、表情、動作、口調、そして周りの状況を把握しつつ話をしていく。
より精度の高い会話が出来るが、その文躊躇というものが出てくる。
例えば、相手の表情が怒っていたときに、わざわざ自分の勝手な発言をしたりはしないだろう。
それに対して、PCの世界はどうだ?
顔、表情、しぐさ、口調(これは何とか言葉で表すことができるかもしれない)など、
言葉以外のものを把握することはできない。
しかし、それ故に年齢、性格、容姿など、初めから持っている固有のものを出す必要もなく、
他の人間として生きることができる。
だが、文章でしか自分の考えを伝えられないため、思想のすれ違いや摩擦などが生じやすいし、
他の人が今どのような気持ちなのかも知りうるのは難しい。
この、PCと現実の差は、まさに理想の夢と、変えることの出来ない現実だ。
だが……ひとつだけ本物の夢ではないところがある。
現実と密接に関係しているのだ。
例えば、現実で嫌なことがあって気分が鬱気味のとき、それはネットにもはっきりと表れる。
おそらく、そこで気持ちをころっと変えることが出来る人は少ないだろう。
そして逆も言える。
ネットで嫌なことがあれば、おそらく現実で物や他人に八つ当たりすることもあるだろう。
またはひとりで塞ぎ込むか……。
今の僕がその状態だ。
ひとりで塞ぎ込んでいる。
ネットは仮想空間で、夢でもある。
だが、その向こう側にいるのはまぎれもなく現実の人間。
自分が作り出した妄想でも、コンピューターでもない。
間をつなげているのはテクノロジーであるが、それを使うのは自分と同じように生きている人間。
現実とそう変わらないのだ。
ということは、やはりPCの世界を夢と考えるのは間違ってはいないだろうか?
そこで僕が考えついた言葉。
『夢は現実の続きであり、現実は夢の中から生まれる』
実際にそうではないか?
夢は現実で成し得なかったことを理想として作り上げられ、その理想を現実として実行しようとする。
要するに、僕の夢とは、寝ているときに見る夢ではなく、希望として見る夢……理想だったのだ。
僕はベッドから起き上がり、PCの電源を付けた。
コメントはしないとは言っても、見るだけは見るつもりだったのだ。
学校さぼってPCやっているとばれたら、ただごとでは無いが……
まあ、母さんもどこかへ出かけてしまっているし、問題はないだろう。
いったい、今の僕はどうしたいというのだろうか?
あの場所へ帰りたい?
それとも永遠にあの場所へ行きたくない?もう辛い思いはしたくない?
自問自答したところでわかるわけもなく、その間にPCのデスクトップ画面が表示された。
僕はゆっくりと、小説掲示板αへのショートカットをダブルクリックする。
それが、最後の別れのためなのか、再びそこへ戻る軌跡となっていくのか……僕には予想できなかった。
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