ダーク・ファンタジー小説
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- 友日記
- 日時: 2013/02/09 23:05
- 名前: 姫音 桜子 (ID: qyjkJIJL)
私は月坂姫子、私の母は事故で亡くなった その日は私の誕生日、母からの最後のプレゼントは 昔から母が私にあげたかった ネックレス、後悔しかないサヨナラ いつも見守ってくれた母はどこに,あの憎い母の笑顔は 生まれてから見てきた母の笑顔は もうこの世にはない そのときは五年生 一番泣いたのは私かもしれない、姉は泣きもせず笑いもしなかった 父は真顔だった 母が死んで 一ヶ月が過ぎようとしていた ある日 私たち兄弟は お婆ちゃんの家に引っ越すことになった いつだって父は私たちに相談なく 勝手に決めた これからどうなるのか...
- Re: 友日記 ( No.47 )
- 日時: 2013/12/30 20:37
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: ShdRB6H.)
中学入学して、すぐ遠足だった
友達になってくれる奴はいた
「どうや?久しぶりのTOKYOU!」
この子とか 名前は佐東寧々
「うん、相変わらずビルも高いよそれに少し汚れてる」
「なんで、暗い顔をする?ここは夢の町TOUKYOUよ!なにがそんなに気に入らんのかなお嬢ちゃん?」
東京はディズニーランドみたいに上手くいく町じゃない
辛いこといっぱいあるところ なのになんでこんなにワクワクしているんだろう
「そうかな?田舎の方が私はすきよ空気綺麗だしみんな優しいし」
すると 寧々は持っていたしおりを丸くして私の頭にポンと叩いて
「なにゆうとんや!TOUKYOU生まれやからって田舎っ子馬鹿にすっとか
TOUKYOUはな 外国からの物がいっぱいあるんや美味しいもんは田舎からも
ぎょうさんきて べっぴんさんもいっぱいおるんや!人も多分優しい、なぜなら
ここはJapanみんな 同じデエヌエーやろ!」
熱く語る彼女の可憐なスピーチ的なのを終わるまで見るしかできなかった
「そうやろ 里奈!」
バスで里奈は私の後ろの席
「あぁ、よくわかんないけど うん それより昆布食べる?」
「あーらー、気がきくわねん ありやと 頂こうかしらん」
おばさんみたいにいう寧々に少し微笑んだ私
「佐東さんって面白いんだね」
里奈は笑った
「寧々は初対面の時からこんな感じだったから すぐ仲良くなれたんだよ」
私が言うと 里奈は はっとなって悲しそうに
「へぇー、そうなんだ あたしも佐東さんって面白そうだと思ってたんだよね
本当に面白いって予想を裏切らない人なんだね」
寧々はひらめいたという顔をして
「ね、ね 次降りるとこ自由行動やっけ?」
「まぁ、そうだけど?」
すると寧々は嬉しそうに
「里奈ちゃんと姫よ 私と回ろうや(*'∀'人)」
子猫のように見つめる寧々にノーとは言いがたい
だけど、里奈はいいのでしょうか?神様どうかお答えをワタクシに!
「いいよ……姫ちゃんがいいなら」
……そうよね 無理だよね うん わかっt((((殴
なんで!?神様…なんでですか!?
こうして 里奈と寧々との自由行動があと三十分で始まろうとしていた
- Re: 友日記 ( No.48 )
- 日時: 2014/01/01 10:12
- 名前: 柚月 ◆joZC5jv7jo (ID: DcPYr5mR)
お久しぶりです.
happy new year!!♪
ですね〜♪ 今年もがんばってください!
とてもじょうずです、おもしろいですね、
引き込まれます!
お!里奈ちゃんと姫ちゃん、・・・・
今後の展開が、楽しみです!
- Re: 友日記 ( No.49 )
- 日時: 2014/01/02 22:42
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: ShdRB6H.)
あけましておめでとうございます!
コメントいつもありがとうございます!w
寧々の行動で2人の仲はどうなるかっ!?ってのが注目ですw
- Re: 友日記 ( No.50 )
- 日時: 2014/01/02 23:25
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: ShdRB6H.)
寧々は私と里奈の腕を掴んで
「行こ行こうー!楽しみやなぁーほんまにw」
寧々は嬉しそうにいう
「ま、まって佐東さんうきうきしすぎ!」
「大丈夫だよ 慣れれば」
久しぶりにこんなに喋ったかも里奈と…
「あそこの ペットショップ行こうー!可愛い犬いっぱいおるかな?」
子供みたいに、はしゃぐ寧々は私のためにわざと里奈を誘ったのかな
私達はペットショップ店に入った
「いらっしゃーいってあれ?ひっちゃん?」
あらら…だから東京は嫌いなんだ!こうゆうことがあったりする!
「知り合い?姫?」
「うん…前の小学校の元担任の上柳先生…」
上柳先生はにこっと笑って
「ひっちゃん友達できたのか…よかった…」
すると、寧々は
「あれでしょ、晴美ちゃん!」
「理解してくれる優しいお友達だねw私心配だったのよ…ひっちゃん
お母様死んでさらに笑顔無くしてたから…よかった…よかった…」
涙が出ていた先生…私、笑顔を取り戻してよかったって改めて思う
「あれ、涙が…先生だめだわw嬉しくってつい…」
里奈がハンカチを差し出して 言った
「彼女の笑顔はどこの宝石より眩しいモノですよね…」
「うん…ありがとう…ささ、無駄話はやめにしてペットと触れ合いしたい
人手を挙げてー!」
寧々は元気よく、びしっと手を挙げた
これには苦笑いw
「姫姫姫姫姫姫姫姫姫!君がだーすきな猫さんがおるでぇ!」
寧々は本当に里奈に近いような遠いというかって人
「可愛い…寧々はすごいよ、人を笑わせる能力みたいなのあるし」
すると横にいた里奈が
「私も思った…佐東さんはすごいよ…」
「すみませーん…君たち自由行動やけど時間大丈夫か?バスとか?」
先生がいう
「し、しまった!時間みてない!」
先生に礼して走ってバスが止まっていたところへ…でもバスがない
「寧々、里奈どうする?」
里奈が
「携帯持っててる人いる?」
当然いない 中学校の遠足で携帯禁止…
すると 寧々は
「どうせなら 三人で時間きにせず遊ぼうや!金はあるんやし」
「でも…」
「いいんやよいいんやよ!遊び疲れたら警察のとこ行けばいいんやし」
「いいかも…遊びたい!」
里奈が予想外な答えをした
- Re: 友日記 ( No.51 )
- 日時: 2014/01/04 16:54
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: ShdRB6H.)
よく わからない。今の里奈と過去の里奈は変わったの?
こんな里奈 はじめてみた気がする
「あそこの クレープ美味しそう!入ってみよう!」
寧々はこんな状態でも相変わらずだけど…
「姫ちゃん なににする?」
里奈が質問してくれた、でも寧々が
「姫ならシュガーストロベリーだな 絶対w」
「なんで わかるの?w」
と私が半笑いでびっくりしながらいう
「いつも食ってるからに きまっちょる!」
寧々は嬉しそうに答える
「佐東さんは?」
里奈が寧々に質問した
「寧々は 多分抹茶バナナチョコかな」
寧々が答えてくれたから 仕返しみたいな乗り
「わかった…えっとシュガーストロベリーと抹茶バナナチョコと
バニラチョコストロベリーください…」
里奈は下を向きながらいう メニューでも見てるのかな?
「はい、お待ちどうさま 熱いから気ようつけて、食べてね」
クレープ屋のおばさんが丁寧にいう
はふはふしながら 食べた
「おいしい…どっかで食べたことある 味…」
よく、幼い頃お母さんと姉と出かけてた そういえば
ここよく 買い物でいってたなぁ……
「お母さん!!クレープ食べたいー!!」
すると、お母さんは優しく笑顔で
「じゃあ、お姉ちゃんと半分こで食べようか」
私は嬉しくって飛び上がって やったやったクレープクレープって
喜んでた
「はい、お待ちどうさま、チョコストロベリーホイップ熱いから気ようつけてね」
そんな裕福な家庭ではない わたし達はお買い物といっても
そんな買わなかった…お母さんはわずかなお金で
子供達を楽しませたかったのかな…そんなことを幼い私は
わかっていなかった…今だから思う ありがとうって気持ちを
「お姉ちゃん一口大きいよ!」
「ひっちゃんの方が大きいよ!」
「こらこら 喧嘩しないの!」
「もう一個無料であげますよお母さん」
お母さんだけではない 生きてきて他人に助けられたことで私が成り立っている
「ありがとうございます 本当にありがとうございます」
だから、助けてもらったら 後回しになんかしないで ありがとうを言おう
そうしたら 相手も助けたこととありがとうと言われて 成り立つ
だけど、あの頃の自分、里奈のこと助けたかった自分って
ただ、感謝されたかったのかな…そうじゃない…そうなんかじゃない…
友達だから…友達?…でも、そんなの通用しない 友達だからとか
そんなの綺麗事なのかもしれない、じゃあ私はなにがしたかったの?
誰か答えて…
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