ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 友日記
- 日時: 2013/02/09 23:05
- 名前: 姫音 桜子 (ID: qyjkJIJL)
私は月坂姫子、私の母は事故で亡くなった その日は私の誕生日、母からの最後のプレゼントは 昔から母が私にあげたかった ネックレス、後悔しかないサヨナラ いつも見守ってくれた母はどこに,あの憎い母の笑顔は 生まれてから見てきた母の笑顔は もうこの世にはない そのときは五年生 一番泣いたのは私かもしれない、姉は泣きもせず笑いもしなかった 父は真顔だった 母が死んで 一ヶ月が過ぎようとしていた ある日 私たち兄弟は お婆ちゃんの家に引っ越すことになった いつだって父は私たちに相談なく 勝手に決めた これからどうなるのか...
- Re: 友日記 ( No.37 )
- 日時: 2013/11/27 22:25
- 名前: 柚月 ◆joZC5jv7jo (ID: DcPYr5mR)
オオー!とても見やすくなりました!!
参考にしてくれて、ありがとうございます。
確かにそういうおとーさんは憎い、うざいね。
その婚約者のことも気になる!!
更新がんばってくださいね。
続き、楽しみにしてます!
- Re: 友日記 ( No.38 )
- 日時: 2013/11/28 20:07
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: YP83uDEF)
ありがとうございます!がんばってって言われるとやる気が出ます!
「お姉ちゃん、ま、待てよ」
お姉ちゃんは止まった、風で長い姉の髪がなびく、泣きながらも笑顔でいようとする姉が美しく見えた、すると
「姫……これで、お父さんの…考え方なおしてくれる…よね?」
声が震えていた 、自分が情けなく思えてきた
「お姉ちゃん……家に帰ろう」
「家ってお父さんの」
「ちがうよ、私達の本当の居場所」
私は手を差し出した、姉は涙がこぼれそうで下を向いて手を握った、私達の居場所は本当はもうどこにもいないのに、勝手に居場所と名づけたそこは、憎いお父さんがいてって辛いこともあった場所でもあって、心を変えた場所でもある
「ただいま」
二人で同時に言った、ただいまと言っても自分達が本当にそこにいてもいいのか、わからない所だった
「どうして認めてくれないんですか!?」
大声で喧嘩をしているにがわかる
「自分の子供のためもちゃんと考えなさい」
「お母様は昔の奥さんをずっと思っていろって言うんですか?おかしくありませんか」
とおばあちゃんとお父さんが 感情をぶつけ合っていた
「あのー、奥さん早く子供達さっさと連れて帰りたいんですけど?」
と、空気の読めない婚約者がいう
「なに?こんな失礼な女に孫を渡すわけにはいかないわよ」
「いっとくけどね?私こんなシワだらけババアにつきあってらんないんですけど」
私はあの女を絞め殺したくなった、するとお姉ちゃんが小声で「出番よ」
私はまっすぐ前を向いて 口論している部屋へいく
「もう、やめて…!」
- Re: 友日記 ( No.39 )
- 日時: 2013/11/28 22:44
- 名前: 柚月 ◆joZC5jv7jo (ID: DcPYr5mR)
姫ちゃん、ガンバレ!!お父さんも、その婚約者もひど人間。
姫ちゃんたちの幸運を祈っております。 笑
そうですか?やる気が出たんですね!!お役にたてて、何よりです!!!
今回も、また良いところで切れちゃいました・・・!!めちゃくちゃ気になります!
応援してまーす!!
- Re: 友日記 ( No.40 )
- 日時: 2013/11/28 23:47
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: YP83uDEF)
応援ありがとうございます!!正直久しぶりに書くのでできるかどうか不安でしたけど 見ていただけると言う人がいて安心します!
「子供は大人の事情に混ざるんじゃない!」
お父さんは怖い顔をしながらいう、怖くなんかない
決心したことなのだから
「子供なんて関係ない!これは家族の問題なのわかる?お父さん!」
「俺を馬鹿にしてんのか?子供はなにもわかんないから黙ってろ」
あっさり言われた でもここで心を折れるわけには行けないお姉ちゃんと同じ気持ちだから
「お」
言おうとした瞬間、お姉ちゃんが部屋に入った
「愛美、お前まで、めんどうなことを」
あきれたかおをするお父さん
「子供だからって理由で逃げんじゃないよこのクズが!!」
思いがけない一言だった、冷静ってイメージのお姉ちゃんが
暴言を叫ぶ 絶対ないって思ってた
「それ以上いうな」
「図星だから逃げるの!お母さんのことも私達のことも本当は適当な
理由つけて 逃げてただの嘘つきな弱虫じじぃじゃん!」
「ちょっと、愛美ちゃんめんどうなことしないで」
と、婚約者がいう めんどくさそーに 私の心のどこかがブチっと切れたように思えた
「ちょっと、他人は黙っててください、そんなに面倒なら関わらないでください、私達はあなたの家族じゃあ、ありません、そんな口他人にいうなんて、どんな育て方されたんですか!」
ちょっとはスッキリした
「もう、やめんしゃい!!」
おばあちゃんは大声でいう…
- Re: 友日記 ( No.41 )
- 日時: 2013/11/29 20:21
- 名前: 姫音桜恋 ◆nbNzMpmazw (ID: YP83uDEF)
「とりあえず、帰ってください。」
と、おばあちゃんがお父さん達に向かっていった
「ここは、私の家、貴方達は勝手に来て勝手に我が家の孫を勝手に持ち帰ろうとしている、あるいみ誘拐じゃないんですか?」
「いやいやいや、この子達は俺の娘達だ 誘拐なんてしていない」
「いや、君は私に子供達の保護者として任せた、保護者は子供達のことを考えて世話をする、そういうことですよね?」
お父さんは唖然としたかと思えば悔しそうな顔をする
「と、とにかく、そんなの関係ない 俺の娘達だ!」
「警察呼んでいいんですか?」
「な、……沙耶香、帰るぞ」
「でも、あなた……絶対次は連れて帰るからね」
とやけくそになって婚約者はいう
部屋からいなくなった瞬間、笑いが出た
「あははっははは、ださっ」
今年のクリスマス、おばあちゃんとお姉ちゃんと一緒
変わらないものといえば 幸せなことと
クリスマスにチキンが出ること お母さんのチキンとちょっと近い
味のチキンだった、やっぱりお母さんはおばあちゃんの子供なんだな
こうやって先祖代々生きている、お母さんの子供でよかった
お父さんは、まぁ、よくは思ってないけど
この幸せはお母さんが運んでくれたもの、お母さんは死んだけど
お母さんはきっと、別の命として産まれてまた出会うだろう
その時は恩返ししたい…と思いながらクリスマスツリーを眺める
ピンポーン
とドアがなった
「はーい」
と出る、それは雪だらけの里奈だった
「ひ、姫ちゃ…ちゃん!」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14