ダーク・ファンタジー小説

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魔人伝【参照1000 Thenk you!】
日時: 2015/08/13 12:30
名前: 葉空リスカ (ID: VNhWLTfu)
参照: http://x56.peps.jp/lisukatto/

どうも!始めまして、こんにちは、こんばんは、リスカです!私のオリジナル小説です!

ルール

・悪コメ、荒しなどは無し

・コメント、アドバイスはご自由にどうぞ!

・少しグロ、残酷表現あり

・凄く下手です!!

〜これまでの物語〜

一章 記憶喪失 突如『魔界』という世界にいた少年アズマ。そして新しい仲間。新しい場所 神魔聖 ゼウス神殿町。そして手元にあるのは亡き祖父母の本『魔人伝』……そして彼は何故か楽しかったはずの記憶を全て失っていた。物語の始まり

二章 ジャングルの主 仲間達とのふれあいを楽しんだアズマと空蓮の前に現れた空蓮の義弟、亜楽部。どうやら怪物ギリギリの生き物の恨みの成り果て『恩者』を倒しに行くとのこと。アズマは嫌々行くことにしたが…

三章 殺死 錠、紙亜、ロストの誘いで五月下旬に現れた化け物『殺死』の調査に行くことになったアズマはそこでとんでもない事を殺死に告げられる…

四章 怨霊院 アズマの後輩と語っているサクマに怨霊院のサクマの部屋に案内される。が、そこに恩者の成り果てという二季と帝が逃走。急いで非難する二人だが…

五章 二卵性の主 アズマが寝ていると亜楽部が部屋のドアを勢い良く叩いている。嫌な予感がしたアズマは部屋を出るとそこは…人の体内のような世界に寮が変わり果てていた。そして皆は……どこに消えた?そして裁縫の主という悪役が登場する。

六章 異形族 ロストの指示で異形族調査に行く事になったアズマ、サクマ、ネリア。すると調査を妨害するカルマ教徒グェンや突然現れた裏族の一人ノイローゼ。彼女は一体…?

七章 アグルマン使徒 突然一人で恩者を倒すことになったアズマ。相手はゾンビの主。だが、アズマの戦略により勝負がつこうとしていたが…そこに現れたカルマ教徒副リーダー四季がゾンビの主を地獄に送ろうとした。可哀想に思ったアズマは四季と戦うことになる。
そして、同じくカルマ教徒ウェル。彼女はなんとアグルマン使徒という悪魔だった。さらにその悪魔の一人がアズマを恨んでいるとか…?

八章 一日幼稚園 異形族調査、ゾンビの主の件で様々な危険行為を犯してしまったアズマ、サクマ、ネリア、四季、グェンは罰として幼稚園の先生をやることに…ただの悪趣味と思う五人だが…ここはただの幼稚園ではなかった…

=現在の物語=

九章 クリスマスに向けて 魔界のビッグイベントの一つクリスマス。ヨーロッパ風の町である神魔町はクリスマスに向けて準備をしている。その途中のアズマと錠は奇妙な物を発見する。奇妙な物の正体は……?

…制作中…

十章 キャンドルナイト クリスマスまで残り1日!クリスマスイヴのビッグイベント『キャンドルナイト』の準備中の出来事。
ネリアと亜楽部のお話、四季とアズマのコント、キャンドルナイトまでのハプニング等など以外と長め。
そしてアズマは記憶を…ある事を思い出した……

十一章 クリスマス クリスマス本番にて。衝撃な事実を知らされた。なんと空蓮達にはもう二人義理の姉と妹がいた。一人は一番上の木蔦水亞(きづたすいあ)もう一人は命礼と同い年森林花音(しんりんかのん)何故いなくなったのか…!?
そしてアズマ、四季、グェンが流奈を笑わそうと頑張る話。流奈の衝撃的な過去とは…!?
クリスマスどうなる…!?


Re: 魔人伝(キャラ募集中) ( No.14 )
日時: 2015/01/01 00:00
名前: リスカ あけおめワッショイ!! (ID: VNhWLTfu)

あけおめ伝

リスカ「あけましておめでとうございます!!」

アズマ「年越しだ〜」

命「あけおめ〜」

リスカ「いぇーーーい!!!」

アズマ「真夜中にうるせぇ!!」

リスカ「深夜のテンションっす」

空「wwっで?何すんの?」

リスカ「まぁ、祝おうではないか」

錠「何を?」

リスカ「えーー、とにかく今年活躍?したアズマ、命礼、空蓮、亜楽部、風来、無羽魔、紙亜、錠、リリア、サクマ、ネリア、ロスト・リップ、帝、二季、シェキナ、裁縫の主、殺死と回想シーンのみのユマ、レオ達お疲れー!!」見落としてるかもww

レオ「僕って結局何?」

リスカ「ネタバレ」

裁縫「僕の立場酷くね?」

リスカ「物語を整えるため我慢しろ」

殺「もう疲れた」

リスカ「んだとてめー」

アズマ「続きは明日だろ?」

リスカ「まー、ね?明日は正式に祝らせてしんぜようでは」

全員「あけましておめでとうございます!!!!」

Re: 魔人伝(キャラ募集中) ( No.15 )
日時: 2015/01/01 19:17
名前: リスカ (ID: VNhWLTfu)

あけおめ伝(本物)

リスカ「あけましておめでとうございます!」

アズマ「遅すぎ」

サクマ「もう元旦だろ?」

リスカ「うん!まぁ、地道に今年のこれの生まれた時っと」

アズマ「もう、物語がバラバラ過ぎてわけわからんよ」

リスカ「元々はバラだったけどやりにくいからねwwこれを考えたのが6年の時で周りが『いじめ』だの『殺人』だの『虐待』だの『仲間外れ』だの……ry」

空「てめーの世界は何だよ(ーー;)」

リスカ「考えてねぇーー、リスカも実際いじめられたりいじめグループに巻き込まれたりしたことは何回かあるんでそれをネリアやサクマとかそこら変のやつに入れ込んだだけ。簡単でしょ?」

全員「…………」

リスカ「ハッw無反応」

命「結論は?」

リスカ「勢い」

命「…………」

リスカ「実際、異世界設定や恩者(怪物)も人柄変えてるしー」

錠「そうしないとかけないダメダメ作者か……チッ」

リスカ「事実だが腹立つ…」

亜「あんたは錠みたいに人格変えt「んなわけねーだろ太陽神モドキ」←リスカ

空「モドッ……クフフゥwwww」

亜「兄者、てめーは黙れ」*本物の太陽神です(勿論フィクション)

リスカ「錠はトクベツさ(キラッ」

錠「イェイ!(キラッ」

リスカ「とにかく!!何にも正月(元旦)らしいことしてねぇ!!……羽根つき!!!!やろう殺死!!」

殺「かかってきなさーーい!!」←殺死 羽六本 リスカ 羽子板

リスカ「もうやや飽きた」←現実はこんな感じww

殺「僕の扱いぃぃ!!!!」

裁縫「殺死うるさい」

リスカ「もういい!!西南西向いて恵方巻き食え!!!!」

アズマ「それ節分!!!!」

リスカ「違う!!茄子に乗れ!!」

空「もう夏か!!?」

リスカ「はぁ………もういいユマ、何かおもろいこと言って」

ユマ「え!?おもち 越した 酷いって!?」←説明遅れたww耳が少し悪いのよこの子

全員「……………wwwwww」←笑いを堪えてる

ユマ「うぬぬ………」

リスカ「じゃあサクマ!!」

サクマ「はぁ!?えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと」

アズマ「作者てめぇ、会話稼ぎにサクマを使うな」

リスカ「フッ」

サクマ「ネリアが……今日が出校日と言ってて寝ぼけてたことww」

アズマ「ぶはぁ!!!^p^wwww」

ネリア「言うことないじゃんかぁ!!てか!何で知ってんの!!?」

サクマ「いや、部屋入ろうとした時に」

ロスト「勝手に部屋入る自体問題だが」

サクマ「www」

リスカ「リスカは30日の時に26日かと思ってたww」

全員「アホ」

リスカ「ヒッドwwってかもう終わりか!!?では改めて」

全員「あけましておめでとうございます!!今年も魔人伝をよろしくお願いします!!」

リスカ「…………ナニコレ」

Re: 魔人伝(キャラ、コメント募集中) ( No.16 )
日時: 2015/01/05 13:31
名前: リスカ 冬休み終わってまう∑(゜Д゜) (ID: VNhWLTfu)

つづきやんね!

怨霊院を出た俺は外を出てびっくりした。もう夜じゃねーか!!
俺は公園を出ようとしたらバックパックに急いで詰めた何かを落としてしまった。魔人伝かな?っと思ったら大きめな小袋だった。

「いつの間にこんなもの……?」俺は小袋の中を見るとそこには手紙が入っていた。また、その中に何かの機械も複数入っていた。
俺は手紙を読む。

《渡しそびれて悪いね。これは恩者達から自分を守る唯一の道具だ。
1と書いてあるのが恩者危険度メーター。これで恩者の危険性や住人かを見抜けることが出来る。
2と書いてあるのが恩者探知機。これで恩者を探すことが出来る。
その資料みたいなのが君専用の魔人伝の使い方と旧魔人伝。これは君の祖父母から9年前に託された物だ。しっかり読んどくように。
使い方は説明書が一緒に入ってあるからそれを読む様に。
では、また会える日に。

ロスト・リップより》

ロストさん……感謝します!!帰ったら読もう。
すると、公園のザッザッと音が鳴る芝生から別の音。フワッフワッと柔らかくなった。下を見ると乱暴に縫われた床になり、辺りを見渡すと手作り感が満載の人形の顔や壁。そして無数の針があった。

さっそく恩者に……!!?すると目の前に現れたのはピンクい猫と片方が破けたウサギの帽子と手を隠すまで長いポンチョ。短めのショートパンツと縞柄のタイツ、厚底の靴をした少年がこっちに向かってくる。

「なっ………!?」少年は俺に顔を見られない様に俺に向かって歩いてくる。

「だっ……誰だ!!?」「……」少年は答えない。少年が俺の横を通り過ぎた途端。異世界が歪み元の世界に戻る。少年の姿も消えていた。

「一体なんだったんだ…?」すると、バックパックの中からガサゴソと音がした。まさか…住人が侵入したパータン!?俺は急いでバックパックを開ける。すると、中には……えげつない顔のてるてる坊主が入っていた。てるてる坊主の服の真ん中には…俺の名前!?

「薄気味悪りぃ…」「キッ……」てるてる坊主は口を動かす。

「えっ………!?なn「きえええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!!!」てるてる坊主がいきなり甲高い叫び声を上げる。
すると近くの木に魔法陣が現れ、そこから縄が出て俺の首に巻きつく。俺は急いで縄を取ろうと抵抗するが木まで引き摺り込まれ首吊り状態になる。

「ガッ……アァ……!!?」息が……!?このままだと…死ぬ!!

「が……なぜぇ……ガッ……!!」ヤバイ…視界が…
すると、目の前のてるてる坊主が竜巻らしき物に巻き込まれバラバラに散った。この魔法は……!?

「アズマ!!」空蓮!!どうして此処が?

「甲高い叫び声が聴こえたから何だろうと思って来たらお前がこいつに襲われ首を吊っていたから助けたんだ」「ありがと…ガハッ!!ゴボッガッ……!!」「おいおいおい!!?早く神殿に帰って亜楽部に見てもらおう」俺は声が出にくかったのでコクリと頷いた。


「………これでOK」「ありがとう…亜楽部に……」「流奈だよ雨宮流奈(あめみや るな)」「あぁ…ありがとう流奈」俺は神殿で亜楽部と流奈に傷を治してもらった。さすが魔法…治りが速い。

「そうだ!アズマはてるてる坊主に襲われたと言っていたね?」「うん…何か知ってるの!?」「あぁ…これはどうやらこいつの仕業だろうな」「?」亜楽部が出したのは………!!?俺が一瞬見た恩者の顔が乗っていた。

「現在指名手配中の恩者だ。名前は不明。俺らは『裁縫の主』と言っている。こいつは厄介で一瞬現れては何かのぬいぐるみを置いてそのぬいぐるみに相手を殺させる殺人恩者だ」俺がやられたのと同じ!?

「やっぱりか……それなら間違いないな。しかも指名手配の理由はまだある」「何?」「一つ目は………殺死だ」「!!?」「とある魔人が彼が殺死が何とかって話していたらしい。しかも!殺死とそいつが使うぬいぐるみが統一するつまり!殺死の手下か仲間という考えが出ている。もう一つは彼が『裏族』の可能性が高いということだ」「裏族?」「裏族って言うのはな…簡単に言えば魔界の裏に住む奴だ」「?」「ハァ……簡単に言うとだな…魔界は人間が住む星じゃなくて空間にある世界だ。丸い形じゃなくただの棒の様な感じだ。その棒の上が魔界だとしたら下は魔界の裏『裏族』が住む所だ」「あーぁ……」要するに俺らとは逆の世界に住むやつね。

「そーゆーこった。まぁ、次現れたらぶっ倒すのみ!だから安心しろ」「うん…」

〜アズマの部屋〜

俺は寮にある部屋を借りることにした。そしたら約30秒で終わっちゃった。俺の部屋はマンションの様な感じだった。

「疲れた……」俺は疲れきった体でベッドに飛び込みすぐ、寝付いた。

俺はこの時、誰かに恨まれた目付きで睨まれながら寝ていたことは知る由もなかった。

〜あとがきんぱく〜

ふぉーー!!もうすぐで冬休みだ!!イェーーイ!!
だんだんとユマが何なのかわかるようなわからないような感じっすね。
まぁ…読んで分かった人は分かってますがユマはアズマの親戚で一ヶ月違いの同い年(中2)ですね。
詳しくキャラのプロフィールを書きますがアズマの誕生日は11月でユマは10月くらいという設定でーす。
そしてプロフィールにはキャラの雑談や裏設定もありますので〜。

ではノシ!!

Re: 魔人伝(キャラ募集中) ( No.17 )
日時: 2015/01/10 18:31
名前: リスカ 冬休み終わったし次テスト← (ID: VNhWLTfu)

五章 二卵性の主

少年は無理矢理縫い付けてあるこの空間で新しいぬいぐるみを縫っていた。ピンクい猫と片方が破けたウサギの帽子と手を隠すまで長いポンチョ。短めのショートパンツと縞柄のタイツ、厚底の靴を履いた女の子っぽい少年が。その横に殺死と左目を目の絵が付いた布で隠した変わった少年がいた。

「ねぇ?アズマの記憶を取り戻せとは言ったけどアズマを殺せとは一言も言ってないよ?」殺死は不機嫌な態度で少年を睨みつける。

「思い出したら僕達は殺られる。無理矢理思い出させても彼がどうなるかわかんないよ?」「君ねぇ……無理矢理思い出す=殺すとは訳が違うよ?レオからも何か言ってよ〜」左目を布で隠した少年レオは布で巻きつけてある髪をどかしながら答える。

「まぁ、僕の考えでは時を待てってことだよ。時間はたっぷりあるし」「君は何千年経とうとそのままだけど僕には時間がない」少年はぬいぐるみを縫うのは辞めて話に集中する。

「てゆーか…君は凄いよね〜。普通恩者なら49日で怪物なのに君はもう6ヶ月経ってもそのままって!尊敬するわ〜」「………君って本当に生前と比べて変わったよね?それじゃあアズマが記憶を戻したってわからないよ?」少年はクスクス笑う。

「君もけっこー明るくなったし『狂う』ようになっただろ?……裁縫の主」ノレリッタは隣にあった白黒の猫のぬいぐるみを手に取りナイフでグザッと刺す。猫のぬいぐるみには『ネティ』と書かれていた。

「狂う!!最高の言葉じゃないかァ!!僕ら恩者の感情そのものさァ!!!ネティぃ!!君だけは許さないよォ!!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
アーーーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハァ!!!!!!!!!」
裁縫の主は人の物ではない奇妙な笑い声をあげる。それに共鳴するように裁縫の異世界も狂う。それを見たレオはクスッと笑う。

「あーあっ…こんな子がうちの街に居たらな〜」「アズマが居る限り神魔町は完璧のはずだけど?」「殺死はアズマにこだわりすぎぃ〜
もう少し他を見ないとぉ〜」レオが口に人差し指を乗っける。

「レオってオカマだよね?」「は!?オカマじゃないし!!男の娘だしぃ!?」「はぁ……」「ねえねえねえねえぇ!!!」「裁縫の主黙れ」「あーーゴホンゴホン…レオの団員がお待ちだよ?」「え?あ!忘れてたぁ!んじゃあ!またね〜!」レオはよいしょと立ち上がる。立ち上がった瞬間、布の部分がめくれ黒く変色し、ひび割れた左の顔と充血した目が見えた。

「レオってよくこんな顔で400年間処刑されなかったね」「ってゆーか、君達は人の異世界でなーに勝手に好きほーだいやってるわけ?帰ってくれない?こっちもやる事あるし」裁縫の主は異世界の最深部に向かおうとする。

「また何かやる気?」「あぁ、ちょっとした妨害でね…僕の部下を出そうと思うんだ」「なになに?君の部下は大量に居てわかんないよ?」殺死は羽をばたつかせる。

「なーーにっ新人だよ新人。名前は…まぁ、『二卵性の主』と言っておくかな?」「へーーー、名前からして気持ち悪いね」「君に言われたらすっごく傷つくだろうに」「ひどっ!?僕だって好きでこんなんになったんじゃないし〜」「あっそ、って事だから」「はいはい…君の作戦妨害はしません!はいぃ!!」殺死は異世界から出て行った。

「……神様と魔神と人間のハーフという特別で皆から愛され尊敬されている幽霊か……チッ…本当にわけがわからない」裁縫の主は再びぬいぐるみを縫う。何かをブツブツと呟きながら。


アズマは鳥の鳴き声で目が覚めた。また、あの子だ…。ヘッドフォンをしたあの少年。誰なのだろう……。

「アズマ!!居るか!!!?」ドンドンドンッ!!っと俺の部屋を勢い良く叩く音がする。この声は亜楽部?

「何?」「よかった無事か!!?」「うん…どうしたの?」「とりあえずドアを開けろ!!廊下が大変なことになってる!!」え!?廊下が?俺はベッドから降りる。すぐ寝たので服は私服のままだ。そして、机にあるバックパックを持ち外に出る。

「んで?どうした……の」廊下はまるで体内のように赤くドクンッドクンッと動いている。すると、俺の部屋も体内の一部に変化する。

「な……なんだこれ!?何かの魔法か!?恩者か!?」「わからない……恩者かもしれないけどわからない…!!」え?どうしてなの?

「ありえないんだよ…」「兄者!!」「よかったぁ…空蓮も居た…でも空蓮、ありえないって?」空蓮は体内を調べるようにして話す。

「恩者というのは普通敵がいる所に異世界を作らないし開かない。人がライオンや悪者の近くに家を建てないと言うことと同じだ。だが、今回のはわざわざ魔人が大量にいる所に異世界を作った。しかも何だこれは!?寮を丸ごと異世界に変えやがった。ロスト・リップにさっき聞いたがこんなタイプの恩者はすべてデータにも乗っていないらしい」「ロストも此処に?」「いいや、これないんだ。外から見たら何時もの寮らしいしすべての扉に鍵がかかってやがるしいくら魔法をかけてもびくともしねぇ」って事は…結論は…

「あぁ、完璧に閉じ込められた」「「えぇぇぇぇーー!!!?」」そんなぁ!!!こんなペチャクチャした所に居たくない!!

「そりゃ俺らも同じさ」「此処にずっといると吐き気がするぜ」「それじゃあ…」「あぁ、……っと言いたいが一つ問題が」へ?何亜楽部こう言う時に?

「悪りぃが最深部が見当たらねぇんだ」「「はァ?」」「俺の魔力不足かと思って恩者探知機を使ったが反応なしなんだ」え!?んーじゃあ俺のは…反応なしエラーorz

「チッ…俺のもだ他のも反応しねぇ…こうなったらやけくそで最深部へ行くぞ!!」「おーー!!」「おいクソ兄者!!人の話をきちんと聞け!」「え?」「おいクソってクソって……」亜楽部はさっきよりヤバそうな顔をする。

「なんて言うかアズマの部屋に来るのも困難だった…」「へ?」「だーかーらっ!いくら行っても同じ場所だったり別の所だったりするんだよ!!」「えぇ……!!?」「そんなわけあるかあぁぁぁ!!!!」あ!?空蓮は猛スピードで階段めがけて走るらしい。え!?おーーい!おいてかないでよー!すると

「ゴブゥ!!!!?」「ギャッ!!?」俺の背中に空蓮が突進してきた。いたっ!?

「あれ?お前ら速いな」「1mmたりとも動いてない」「え!?それじゃあ行くぞアズマ!!」「へ?何でえぇぇぇ!!?」でも、亜楽部の所に戻っちゃう。

「ゼェ…ゼェ…ゼェ…クッソッ!!無限ループかよ」「目がぁ……」「でしょ?俺は30分で此処まで来たんだ」「俺はアズマの隣の部屋だったから知らずに来れたってことか」えーーー、大変な事になっちゃったよ…

続きマッスル

Re: 魔人伝(キャラ募集中) ( No.18 )
日時: 2015/01/12 11:41
名前: リスカ (ID: VNhWLTfu)

続きーーーーだっ!

「とにかく!冷静にゆっくり行くんだ!」「冷静に…」「ゆっくり…」俺らは探知機無しで最深部に向かおうとする。すると、足元が何故か赤黒い液体に染まって居た。え!?まさかこれって…

「なっ…出血……!?」「もう誰か襲われたのか!?」でも…誰も倒れてないし…流れてるのは………………ん?あ、あった!地面に剣が内側から刺さってる。

「二人とも、これ」「ん?なーんだ剣が刺さってるから出血してたんだ」「でも何で内側に…ん?」亜楽部が顔をしかめる。何?剣に問題が?

「これ…エクスカリバー?無羽魔の剣だ!!」「何っ!?」無羽魔!?なんで此処に?

「見間違いじゃないのか?」「この街でこんな本格的な剣を使うのは今の所無羽魔しかいねぇ…」「えっ?ちょっと待って!内側に刺さってるってことは……まさか……」「っ!!?」まさか…体内に?

「チッ!だから皆居ないのか!!」「亜楽部!こんな様子じゃゆっくりいけないぜ!」「早く行ってもループが待ってる…かと言ってゆっくり行ったら皆がどうなるか…」あれ?内側に刺さってるってことは無羽魔は下にいるんだよね?って事は…おぅぇ…

「どうした?気分が悪いのか?」「どうやらアズマが思うに内側に剣が刺さってる=無羽魔が下にいる=主が下にいるって考えらしい」
そうそう…

「って…行く方法は…」「あぁ…」体内を破って入る…いくら異世界でもこれは可哀想。

「でも!行かなきゃ皆が…」「だな……おりゃ!!!!」空蓮が竜巻で体内に穴を開ける。その度にグロい音が響く。

「潜るぞ!」「「おぅ…!」」うえぇ……


「着いた!?」「あぁ…やっぱり皆が此処に居た」「あ!アズマぁ〜!!」命礼と無羽魔だ。どうやら命礼達も力ずくで来たらしい。

「やっぱり維持で行ったか」「まぁね」「てか、此処どこ?」「わかんないけど主がいたよ」「「「はぁ!!?」」」主!?居たの?追わないと!

「さっき、錠達が行ったよ」「見たんだろ?どんな奴だ?」「不気味だった…なんか一人で二人って感じ」え?それって…双子?

「二卵性か」「!?」「双子の恩者か?」「恩者って言ってたよ」「んーー、行って見る価値ありだな」「どうして?」「…………そりゃあ!ぶっ潰す為さ!」「なら……いいけど」あれ?空蓮今悲しそうだったけど?此処の恩者とは顔見知りなの?

「んなわけねーさ、行くぞ!」「んーーーん」変な声出たwwでも、行けばいいでしょ!!どうせ恩者もドロドロでしょ!!?


「兄者、此処の空間居心地悪すぎだぜ」「我慢しろよくそやろぉ!!」「何を!!?」「喧嘩は禁物」「はぁ………」何で命礼達いんのさ…

「んなもん恩者を見たのは使える中でこいつしか居ないからさ。恩者探知機もメーターも使えないんじゃ面倒だし」「そっか…」空蓮…さっきから機嫌悪い…てか、焦ってる?すると、奥から爆発音が響いた。え…もう近い!?

「走るぞ!!!!早く!!」「お…おぅ」


「あーん!!外れる!!」「すばしっこいな…」居た!!錠と九尾の奴!!……誰?

「九ノ津狐(ここのつ きつね)彼奴帰ってたのか?」「兄さん、あのブヨブヨの二つ頭が主だよ」「?あれが!?」え!?ち…ちっさ!?シェキナと比べたら4分の2くらいで二階建ての家みたいな大きさだ。姿は説明しにくいな…頭が二つあってそれぞれ変な模様がある…あぁん!!読者に伝わんない!!

「ん?空蓮君!亜楽部君!命礼!……っと誰?」「狐!こいつは例の奴だ!!」「え!?早くね!?ってうわーお!!」うわーお?

「おい狐ぇ!!話すなら話せ!!こいつは俺が何とかする!!ってひゃん!!?」ひゃん?すると、狐が降りてきた。

「始めまして、僕は九ノ津狐。君の事は長から聞いてる。よろしくね」「よろしく」「空蓮。予言より4年早くないか?」「まぁな、一体何がなんだかな」「予言外れまくりだね」「えーーっとぉーー?」「あぁ!こっちの話。今は『二卵性の主』を何とかしないと」あ!結局二卵性!?

「狐、わかることなら何でもいい!奴は何の為に此処を選んだ!?」「いや、錠が知ってんだよね〜これ」「錠!!?こいつは何なんだ!?」「戦うか話すかどっちかにしろぉ!!ひゃう!!?」ひゃう?錠って裏表の人格変えんの上手いわ〜。

「僕が変わるから!!」「よろしくね〜!!」錠と狐が交代した。

「実は此処の話、裏族が関わってるの」「裏族!?」裏族ってこの間話してたの?

「なんかね、ロストさんによると裏族は多数の恩者を部下として使ってるって聞いたの」「いつ聞いた?」「今から約5分前」「けっこー最近っすねww」「まさか!裁縫の主!?」「可能性は低いn「アズマ君!!危ない!!」「へ?うわぁ!!」危なっ!!?ちょww危なっ!?え?ちょwwえぇ!!?

「100%裁縫の主だろ?」「ひゃい……」

「さーーーって!どうする?あのブヨブヨを切り刻むか、貫くか」「出来ないんだよねーすばしっこくて」「なら!!俺が行く!おるぁぁぁ!!…グブッ!!」チーンww「「「「「あーあ…」」」」」「退治されちゃったね胎児だけに」「何気に上手いこと言うな!」空蓮がよろよろと立ち上がる。

「くっそはえーな」「胎児だけにww?」「うるせぇ!!」あれ?胎児って動けないはずじゃ?……………って!?よく見たらなんかの管が!!ぐちゃぐちゃに!!

「何!?」「本当だ!」「あれま〜、保護色過ぎて気付かなかったwてへっ」「んーじゃあ!あれを切れば!」魔人伝!えーーっと…あった!!

「【鎌鼬!!】」うぉ!出来た!!何本かの管を切り落とし、二卵性の主は真っ逆さまに落ちた。それと同時にぐちゃっと音を立てる。

「- - -……」すると、潰れた袋の中から1mもない二卵性が出てきた。

「これが本体か?」すると、俺のバックパックからピーピーっと音がした。他のみんなからも音がした。

「あれ?恩者探知機が使える」「本当だ!!」って事はこの子は弱ってるんだね。

「空蓮君、今なら」「あぁ、どうやら流産した双子の『怨』だこりゃ」「流産の恩者?珍しい」「産まれて生きたいという意思が二卵性だけに大きかったんだろ。何で流産したんだ?こいつらは健康的だってーのに」「健康!?」「親の事情とか?医者の勘違いとか?」…あれ?一瞬目眩が…

「アズマ?またか!?」?見えた!!映ってるのは頭が繋がってて手足が一つずつしかない一人はムッとしてて一人はにこやかな女の子二人だ。でも、にこやかな女の子は痩せ痩せでムッとした女の子は気持ち悪そう…これじゃああとあと不便だね…。

「わかったよ!流産の原因はあとあと生きられないからだよ!」「はぁ?」「産まれたとしても障害が残るからじゃないかな?しかも!こんな姿じゃ生きる道もなくなるからじゃないかな?」「……わからないけど、そうかもな」「親の思いかもね」「可哀想に…何が原因か知らないけど俺たちは君の事は忘れないどくからね」「「÷÷……ん…」」
あ…二卵性の主がにこやかに笑って消滅した…。

「……いやぁ〜お見事お見事ww」誰!?あれ?裁縫の主!?

「僕の部下を倒すなんてwまっ!新人だけどねw彼女のトリックを見破るなんてさすが学年一の天才アズマ君だねw」え?学年一?

「そーしーてっ!人殺しでもあるアズマ君」ひ…人殺し!?

「な…なんの事!?俺は人殺しなんて…」「んっふふ〜……あんた、忘れたのか?てめぇが居なきゃ後輩もクラスメイトも親友も俺の大事な大事な大事な親友も死なずに済んだしユマ君だって苦しまずに済んだんだ」裁縫の主が睨んできた。何?何なのさ!!?

「って、言ってもしょうがないか……」裁縫の主がいつものテンション?に戻った。すると、もう一度振り向く。

「君達に言っとくね。殺死君がアズマ君の大親友って事はご存知だよね?」「え!?」「そうなのか!!?」そうか…空蓮、亜楽部、命礼、狐は知らないんだった。

「…だからなんだぁ!!!?」「殺死君を殺したのは別人だけど殺した人はアズマ君の事で殺したんだよね〜」え?

「イコール、アズマが殺死を生み出しました〜アッハハァ…アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」俺が?殺死を生み出した?

「どぅ?皆さん?」「「「「「……………」」」」」「にくいよねぇ?君達の大切な人も奪われたんだよねぇ?って事だから。【呪猫の能力!テレポー惨殺!!】」裁縫の主が俺の名前が書かれた猫のぬいぐるみをナイフで刺した。すると、猫が刺されたところと全く同じところから血が出た。

「アズマあぁぁぁ!!!!!!」「てっめー!!アズマに何をした!?」「これが僕の能力さ。じゃーね」「待て!!!」

「アズマ!!!!しっかりしろ!!」

変なところで打ち切ります!


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