二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボンゴレ一世と亡国の王女
- 日時: 2010/03/08 16:19
- 名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)
はじめまして!!蒼井瑞希・14歳女子です。
新人ですが、頑張ります!よろしくお願いします♪
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- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.228 )
- 日時: 2010/04/22 17:05
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)
やったじゃないですか あやっぺ!
おめでとうございます♪♪
私今月上限来ちゃって使えないんですよね…ちくしょー!
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.229 )
- 日時: 2010/04/22 18:56
- 名前: あやっぺ (ID: 0KA0zeB4)
蒼井〜 ありがとう(^−^) また、遊ぼうね☆ ちなみに明璃はパソコンに紅茶かけて壊れてるって だからしばらく来れないかもって言ってたよ ドンマイってことで・・・ じゃ、また♪
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.230 )
- 日時: 2010/05/06 14:22
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)
hello!お久しぶりです、蒼井です♪♪
続き、いかせてもらいます!
第30話
「今日から新しいシェフが来ると聞いたのだが」
ジョットは、廊下を掃除していたユキに尋ねた。
「はい、G様がスカウトしたとかで…ボスは何も聞いてないのですか?」
「ああ」
何だ、Gの奴…とジョットは思った。
「さっきの女の子、可愛かったな!」
「うんうん、厨房で働くって言ってたよな」
「今度、顔出してみるか?」
そのとき、庭から新人の使用人らしき声がした。
(女か…Gが見染めたのか?)
「やっと見つけましたー!!!」
ほぼ同時に、ずっと向こうの部屋から、アルファの歓喜の声がした。
「どうしたんだ?」
ジョットとユキは、声のする部屋へと向かった。
「雨月様に聞いて、慌ててきたんですよ!」
アルファの声は、興奮のあまりうわずっている。
ジョットが部屋に顔を出した瞬間。
「レイア様〜!」
「!!」
そこに立っていたのは紛れもない彼女だった。
「……レイア」
「あ…」
レイアがはにかんだように笑う。
「ジョットさん」
「どうしてここに…」
「あれ?聞いてませんか?」
「…?」
まだ若干胸は激しい鼓動を刻み続けているが、とりあえずの落ち着きを取り戻したジョットは、首をかしげた。
「私。ジョットさんの専属のシェフになったんです」
「本当か!?」
ジョットは、つい大きな声をあげてしまった。
レイアと、再びここで生活できる…。
嬉しい、とても嬉しい。
まるで、子供がずっと欲しかったおもちゃを買ってもらえたときのように。
許されるなら、今すぐここで、はしゃぎたいくらいだ。
「よろしくお願いします」
レイアは、にこっと笑った。
不安や戸惑いはあるけれど。
とりあえずはお前がいるだけで嬉しいと思うんだ。
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.231 )
- 日時: 2010/05/06 14:50
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)
蒼井です!
昨日は雲雀さんのバースデーでしたね♪彼は一体何歳になったんだろう…とか疑問を浮かべつつ一日過ごしました。
さて!31話、いきます♪
第31話
「でもどうして、いきなりこんなことに?」
ジョットは、ひそかな疑問を口にした。
「Gさんが、誘ってくれて…皆にもう一度会いたかったっていうのと…」
レイアは、じっとジョットを見つめた。
「私、ジョットさんのところにいたいなって思って」
さあ、あなたは何て言う?
レイアは、うつむいて返事を待った。
「レイア…」
ジョットが自分の名前を呼んだ。
しかし、後が続かない。
「……?」
そっと顔を上げ、ジョットの様子をうかがう。
「ジョットさ……。!」
レイアは、嬉しさで泣きそうになった。
真っ赤になっているジョット。
子供みたい。今まで見てきた凛としていて大人びたジョットのイメージが和らいでいく。
嬉しい…これ、嫌には思ってないってことだよね……?
「…そうか」
一言そういうと、ジョットは顔をそらす。
「…はい」
レイアも少し恥ずかしくなり、またうつむく。
「そういえば、レイア様婚約されたと聞いたのですが、そっちの方は…?」
アルファが遠慮がちに尋ねる。
「!」
ジョットの肩がピクリと動く。
「もう一度考えさせて、といったの」
レイアが微笑む。
「一度返事をして置いて失礼かな、とは思ったんだけど、返事した時は色々あって動揺していて…それに、またボンゴレ邸でお世話になるんだから、決断と急ぐ必要はないと、リンクさんも言ってくれたの。だから、婚約の件は、とりあえずは中止」
「そうですか…」
「うん」
レイアは再び微笑み、今度はユキを見た。
「ユキちゃん、久しぶり」
「レイアさんも」
「レイアって呼んでくれないかな…?数少ないボンゴレ邸の女の子なんだし」
「わかった、嬉しい!じゃあ、私のこともユキって呼んで」
「うん、ユキ」
「はい、レイア」
女子同士の会話に花を咲かせた二人は、エミにも会いに行こうと行ってしまった。
「何か…、取り残されちゃいました…」
ぽつりと、アルファがつぶやく。
「女の友情か…」
ジョットはしばらく笑みを浮かべると
「よし、今夜はパーティだ」
と、大きな声で言った。
「ホントですか?」
「ああ。至急、用意してくれ」
「はい♪」
アルファも嬉しそうにうなずく。
今日からまた、日々の生活が色づいていく…。
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.232 )
- 日時: 2010/05/13 17:20
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)
第32話
「ジョットさん、ジョットさん」
レイアは、彼の名前を呼んだ。
「どうした」
書類を見ていたジョットが顔を上げる。
「武器庫のことですけど、やっぱり少し大きくした方がいいんじゃないかって意見が」
「ああ……そうだな。Gや他の守護者と話し合って検討すると返事を書いておいてくれ」
「わかりました」
レイアは再びペンを握る。
シェフとしてきたのだから、一応得意ではある料理も何時間もかけてこったものを作らなくてはいけないんじゃないか…と思っていたレイア。
しかし、大変だろうからそこまでしなくてもお前らしい手料理を作ってほしいと言われたので、料理までの暇な時間、ジョットや他の人の手伝いをするようになったのだ。
「それにしても…大変ですね。毎日こんな量の仕事して」
「はは。しかし、それは俺だけじゃない。皆、やっていることだ。俺だけがやらないなどというのは、皆に失礼だろう」
「へぇ…やっぱり優しい…」
レイアがつぶやくと、ジョットは少しだけ微笑んだ。はにかむような笑い。
「その書類をやってくれたら後は大丈夫だ」
「わかりました。じゃあ、ご飯作りに行こうかな…」
「ああ。助かった、ありがとう」
「何か照れます………よしっと。じゃあ」
レイアは立ちあがった。
「今日は、お客様が来るんですよね。お食事、どうしましょうか」
「構わない。客は遅くに来るから」
「では、ワインか何かを持って行った方がいいですねぇ…あと、多少の食べ物を」
「お前がそこまでしなくてもいいんだぞ」
「いえ…」
レイアは、にっこりほほ笑んだ。
「いいんです。私がやりたい事だから」
「……」
ジョットが優しい目でレイアを見つめる。
「なら、頼む」
「はい」
レイアは、うなずいた。
変わってないな。
そう思う。
記憶を失い、さらに月日がたっても、優しさや思いやりを失っていない。
それでこそ、レイアだ。
一時はどうなるかと思ったが、再び談笑もできるようになったことだし。
「あいつらのおかげだな」
ジョットは、守護者たちを想い浮かべた。
《おまけ》
「♪〜♪〜〜(どこかで聞いた歌なんだけど、どこで聞いたか忘れちゃった。ま、いいや。フッフ〜ン♪)」
『お、おい雨月。今レイアが歌ってる歌ってよ…』
『は、はい。確かイタリアの動揺で何とかソング……魔女が人間の男の肉を煮込むという歌だったはずでござる……』
『おい、誰か!!今すぐジョットがちゃんといるか見て来い!今すぐだ!!』
『(そこにいた人達)???』
((レイアとジョット……なにがあったんだ?(でござるか?)))
その日、ジョットが仕事や面会により一日部屋から出てこようとしなかったため、疑惑はさらに深まった。
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