二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選
- 日時: 2010/09/13 18:41
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
初めまして&こんにちは…
毎度迷惑をおかけします
まぁ…頑張っていきますので
注意事項
・荒らしはこないで
・中傷はキャラの中傷以外はしてもいいです
・マターリ
以上です
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- Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.43 )
- 日時: 2010/10/24 11:33
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
☆南雲 ベランダにて
「俺さ…お前のこと…好き…なんだ」
っておいいいいいいいいい!俺は何を言ってるんだよ!
観 「…………ほへ?」
観廉もフリーズしちゃってる!
南 「大丈夫か(ガックンガックン」
なんとなく揺らしてみる
観 「はっ!」
よかった、正気に戻ったみたいだ
南 「その…あのな…」
なんていえばいいか分からない!
観 「あの…一応聞くけど、友達として…か?」
南 「あっ…ああ!そうだ」
違う…本当は…
観 「そうか…ならよかった」
そう言ってとてもにこやかに笑ってみせる観廉…
今…なんと言った?『よかった』?やっぱり俺なんかに好かれるのは嫌なのか?
南 「………」
俺は今にも破裂しそうなくらい頭の中が整理できていなかった
なんだ…観廉はやっぱり俺のこと嫌い…でもじゃあなんで普通に話している?でもさっき絶対『よかった』って…聞き間違いか?でも確かに言ったよな、ああ…なんでそんなに哀しい顔をする?やめてくれ、俺は何をしている?好きな奴の悲しそうな顔をスルーすんのか?今の俺に何が出来る?
もう…何を考えているのかが分からなくなった
それほどに辛くて哀しくて…自分が情けなかった
だけど…その回路は一瞬にして定まった
観 「こんな…こんないい奴に好かれるとこっちもなんて反応すればいいのか困るからな、その…告白とかされんの慣れてないから…」
よかった…俺は嫌われてるわけじゃない
ただそれだけが嬉しかった。散々、怒鳴ってこれでもまだ俺を嫌わない彼女が…とても…とても…眩しく見えた。
南 「有難う」
ただそれだけ言えればいい、「好き」だなんて…言わなくてもいい、お互いの気持ちが分かればそれが好きってことだと思うから…
観 「………どういたしまして」
彼女は笑う、夜空の星達と共に優しく…優しく…
- Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.44 )
- 日時: 2010/10/25 17:51
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
☆羅音 グラウンドにて
観 「眠い…」
吹 「まぁまぁ…しょうがないよ」
観 「まぁ…あのペンダントを見つける為だからしょうがないけど…」
欠伸交じりで言う
吹 「早く練習が始まる前に探しちゃおうか」
と早速、地べたに手をついて探し始める吹雪
観 「ん〜…、まぁ…また照美が来た時に困るからな」
照 「何をしてるのかな?」
観 「ん?なくしたペンダントをさがして…って……照美!!!????」
照 「やぁ…」
私は咄嗟に構える
照 「あははっ、そう構えないでよ。今日は…吹雪君に用があってね」
吹 「え?僕?」
いきなりふられて吃驚している
照 「ちょっと…来てくれないかい?」
観 「…吹雪に手出したら許さないからな」
照 「分かってるよ…」
☆吹雪 謎の場所にて
照 「今日は君に言うことがあってね…」
吹 「手短にしてよ」
僕は妙な緊張感を覚えた
照 「そんなに長い話じゃないさ」
吹 「?」
照 「吹雪君、そのうち…君の友達がライバルになるよ、僕も含めてね…」
吹 「何を…」
照 「じゃあね…」
もう僕が見たときにはすでにアフロディ君はいなかった
- Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.45 )
- 日時: 2010/10/28 11:59
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
☆吹雪 グラウンドにて
なんだろう、アフロディ君の言った言葉…
観 「吹雪、照美に何かされなかった?」
吹 「あ、なんにもされなかったよ」
観 「そうか、よかった」
手を自分の胸に置いて、安心感を表す観廉ちゃん
吹 「じゃあ、探そうか」
観 「ああ」
僕達は何時間もペンダントを探していた。練習も休んでしまった
観 「なぁ」
しばらく無言だった観廉ちゃんが僕に話しかけてくる
吹 「なぁに?」
観 「アフロディのこと…どう思う?」
僕は精一杯に意見を述べた
吹 「変」
だけど…この一文字だけしか浮かばなかった
観 「うん、吹雪もそう思うよね」
吹 「今の僕にはそれしか浮かばない」
僕は静かに立ち上がった。そして空を見上げて
吹 「神様は…アフロディを救ってくれるのかな…」
観 「分からない…分からないよぉ…」
観廉ちゃんは泣いていた
観 「くそっ…ここに来てから泣きっぱなしじゃないか…」
観廉ちゃんの流した一滴の涙、その方向には…
吹 「あっ…ペンダント!」
観 「へ?」
観廉ちゃんは僕が指をさした方向を見た
観 「〜〜〜〜っ!!!」
もう一回り大きくなった涙が規則正しく流れていく
吹 「よかったね」
観 「うん…本当に…」
これで…アフロディ君は…
- Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.46 )
- 日時: 2010/10/31 14:00
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
☆観廉 グラウンドにて
観 「円堂、練習遅れて悪かったな」
私と吹雪は急いで練習をしているグラウンドへと向かった。私は勿論、あのペンダントをして…
円 「大丈夫だぞ」
吹 「そうだ、今日の練習内容は?」
円 「また、あそこの岩で特訓だって」
観 「そうか…」
今日なら…気持ちが軽い、結構簡単に出来るかも
風 「またあそこか…」
肩を落として風丸言う
ガ 「はぁ…」
バ 「めんどくせぇ…」
口々に文句を言う。そして嫌々ながらも皆、岩へ行った
円 「じゃあ、行くぞぉ!」
皆 「おぉ〜〜〜〜…」
円 「元気ないな…」
岩は昨日と同じように聳え立つ。
円 「ほっ…!」
円堂が先頭となり次々に登っていく
観 「私も行くか…」
2分くらい経過して、皆かなり疲労の表情が見えている
涼 「なあ…一つ聞いていいか?」
隣で一緒に登っていた涼野が話しかけてきた
観 「ん?」
涼 「なんでお前全然疲れないんだ!」
息切れをしながら涼野が言う
観 「別に…このくらいは軽く出来るだろ…」
思ったままの言葉を言ったら…
涼 「化け物かお前は!」
なんで化け物なのかはよく分からなかったけど…
観 「人間だよ…」
とでも答えておくか…
涼 「同じ人間だなんてありえない…」
涼野はそう言いながらどんどん上へと登っていった
観 「?」
敵 それは…何かに縛られている者
敵 一番上の長は過去に縛られている者
敵 苦しみと悲しみを十分に味わっている者
だからこそ…優しい心を何処かに持っている
普通の人間よりも優しい心を…
その心を捨てようと足掻く
その結果、人を傷つけるという結論にたどり着いてしまう
何故、私達は今まで『敵』というガラスを割り続けたのだろうか
反逆することでどんどんガラスは破壊されていく
何故、『認める』という修正の仕方をせずに
破壊を続け、『抹消』という修正の仕方をしていたのだろうか
敵を認める、即ち『その敵のすべてを受け入れる』という抑え方を私達はしなかったのだろうか…
- Re: イナズマイレブン 少女の涙!神の抽選 ( No.47 )
- 日時: 2010/11/02 18:18
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
☆アフロディ 謎の場所
ア 「もういいだろ…早くここから出してくれよ!人を傷つけるのはもううんざりなんだよ…」
僕はいつも通りに叫び続けた。影山に…。だけどその叫びは壁に当たるだけで影山にはまったく届いていない
ア 「なんなんだよ…………うッ!?うあああああああああああああああ!!」
突然、僕の体に激痛が走る…
気付いた時はもう外の世界にいる
ア 「また……か」
いつも決まった場所の目の前…
いつも…観廉ちゃんの居るところ…
ア 「影山は何をしようとしている…?」
深い深い闇は救いようもないと諦めていた僕を…誰か笑って…
闇は何れ光と混じることを知らなかった僕を…
どうか…笑って…
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