二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- イナズマイレブン 帝国イレブン秘話【オリキャラ募集中!】
- 日時: 2011/01/18 21:32
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: J1W6A8bP)
はじめまして!カエルといいます!
この作品で3作目です!
駄文の塊ですが暖かい目で見てください!!
〜注意事項〜
1 荒らしに来たぜ!な方はお戻りください。
2 更新が亀ほど遅いです。
3 駄文の塊です。
以上を許せるてるみんなお方は先にお進みください!
☆てるみんなお客様ご紹介☆
ユキナさん
繭さん
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
- Re: イナズマイレブン 帝国イレブン秘話 ( No.26 )
- 日時: 2010/12/25 23:35
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: e/CUjWVK)
- 参照: オーガのEDがやばかったよおぉおぉぉお!!
更新!
第7話
『有人!』
音羽が少し怒ったような声を出した。
というか
やっぱり呼び捨てなんだな……
『なんでそんなに厳しいの?ホントは優しいくせに。』
優しい?あいつが?
『佐久間君いい人なんだから仲良くしなよ!』
嬉しいね。そうやって褒めてもらうと。天国だね。
『いい奴だとは思わないな。』
……一気に地獄に落とされた。
『もう!』
音羽が大きな声を出した。
そして鬼道の手を掴むとそのまま鬼道の手を引いてこちらに歩いてきた。
鬼道は何も出来ずにそのまま連れていかれている。
そして俺の目の前で音羽が止まると鬼道も止まり、音羽は鬼道の手をグイッと引っ張ると俺の手もつかんだ。
何だ何だ?
音羽に手を掴んでもらっているのは嬉しいが……
そんなことを思っていると音羽は俺の手と鬼道の手を握手させた。
音羽は俺たちの手を包み込むようにして自分の手を置いた。
『……弥生。何のつもりだ。』
鬼道は驚いたようにそう言った。
俺もそう聞きたいんだが……
『うるさい。』
音羽がイラついたように言う。
するとこっちを向き、
『仲良くしてあげてください。こう見えて有人はいい人なんです。』
と言ってニコッと笑った。
可愛い。やばい可愛い。
「あ、あぁ。」
『弥生。』
鬼道がイラついている。
『怒んない!仲良くしな!』
音羽が鬼道の方を見て言った。
そのあと練習が始まった。
と言っても俺と鬼道しかいないから自主練になっている。
仲良く……
音羽がそう言ったけど俺はそうできる自信があまりない。
偉そうだし。
音羽もそんなとこは良くないと言っていたし。
そう思って鬼道の方を見てみると鬼道はゴールに向かって今まさにシュートを打とうとしていた。
高くあげられたボールが地面に落ちてくる。
鬼道がタイミングを合わせ、思い切りシュートを打つ。
シュートはすごい勢いでゴールに向かって行く。
無人のゴールにすごいシュートが突き刺さった。
「……」
言葉を失うとはこの事だね。
まさにそんな感じだ。
『さすがだね。』
音羽が鬼道にドリンクを渡しながら言った。
『そうでもない。』
『フフッ、こういうときだけ控えめなんだから。』
音羽がまた笑顔を見せる。
鬼道は音羽からドリンクを受け取った。
音羽はもう一つのドリンクを俺に渡しに来た。
「あ、ありがとう。」
音羽がニコッと笑う。
『頑張ってくださいね。』
笑顔がきらきらと輝いている。
「あぁ。」
俺が返事をすると音羽が小さな声で
『有人も佐久間君にホントは期待してるんですよ。』
と言ってベンチに戻って行った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
時間ない……
- Re: イナズマイレブン 帝国イレ ( No.27 )
- 日時: 2010/12/26 18:59
- 名前: 電王☆ (ID: nOUiEPDW)
あっじゃあタメで行っきまぁす
めちゃくちゃいい文(神文)だよぉ
もっと読みたいから更新頑張って
- Re: イナズマイレブン 帝国イレブン秘話 ( No.28 )
- 日時: 2010/12/26 19:28
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: e/CUjWVK)
- 参照: オーガのEDがやばかったよおぉおぉぉお!!
電王☆さん!
では私もタメで!
神文?
そんなわけないよ。
ただの駄文だよ。
更新頑張るよ!
また来てね!
- Re: イナズマイレブン 帝国イレブン秘話 ( No.29 )
- 日時: 2011/01/09 17:06
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: J1W6A8bP)
- 参照: イナイレのポストブックやべえ!
更新!
第8話
そのあと、皆がグラウンドに来た。
そして練習が始まった。
今日は鬼道を中心にしたゲームメイクをするらしい。
そういえばあいつ「天才ゲームメイカー」って言われてたっけ。
『佐久間。』
辺見が話しかけてきた。
「何だよ。」
『おまえいつからいたんだ?』
不思議そうに聞かれた。
そんなこと気になるか?
「1時間前からだよ。」
『早っ、どうしたんだよおまえ……』
「そうか?鬼道と音羽、俺より早くからいたぞ?」
いつからかは知らねえけど。
『え、音羽?マジで?鬼道さんだったら分かるけど……』
『マネージャーは弥生一人だから早く来て準備しなきゃいけないんだよ。』
急に源田が話に入ってきた。
『音羽一人なのか?』
『あぁ。』
確かに見たことないなマネージャー……
キャーキャー黄色い声出してる女子はたくさんいるけど。
『なんでいないんだ?』
『マネージャーって結構大変なんだよ。人数いるからドリンクの準備とか大変なんだ。』
淡々と言う。
まあ確かに、マネージャーの仕事大変だもんな。
ああいう奴等にとって嬉しい仕事は俺たちにドリンク手渡すことくらいだろうからな。
そんな会話してると鬼道がこっちに来た。
何だ?
しゃべってたから怒りにでも来たか?
と思っていたがそうではなかった。
鬼道は
『佐久間。おまえはシュートを決めろ。辺見は相手が上がってこないようにブロックしろ。』
と言って向こうに行った。
『佐久間。決めろよ。』
辺見はそう言って走って行った。
「……怒んねえんだな……」
音羽が言って事を思い出す。
『有人も佐久間君にホントは期待してるんですよ。』
そんなことあるわけがない。
あんな偉そうにしてるやつが期待?
そう思って鬼道の方を見てみる。
鬼道は全体に指示を出していた。
期待ねぇ……
練習も半分が終わった。
鬼道のゲームメイクはすごかった。
パスが来てほしいところに正確に出されて、とても動きやすかった。
噂はホントだった。
鬼道は天才だということは認めざるを得なかった。
休憩中、鬼道は音羽と話していた。
ホントに仲がいいんだな。
そう思った。
あんな美人と仲がいいのはやっぱり羨ましい。
源田もだけど。
そう思って鬼道を見ていると鬼道は音羽の方を見ていた。
練習中によそ見すんなよ……
そう思ったがゲームメイク中にゲームメイカーがよそ見をするのは余程のことが無いとあり得ない。
そう思って俺も音羽を見てみた。
すると……
音羽は口を抑えて苦しそうにしていた。
どうしたんだ?
そう思っていると音羽は膝をカクンと折り、苦しそうに咳をし始めた。
おい……これはやべえんじゃ……
俺が呆然と音羽を見ていると鬼道が音羽に駆け寄っていた。
『弥生!弥生!』
鬼道が音羽の名前を呼ぶ。
鬼道らしくないほど焦っているようだった。
源田もそれに気付きベンチに走る。
『源田!誰か呼んで来てくれ!』
鬼道らしくない大きな声。
『分かった!』
源田はそう言って走って行った。
『佐久間!』
鬼道が俺を呼ぶ。
「え、は、はい!」
急に呼ばれて驚いた。
『弥生のカバン持ってきてくれ!薬が入ってる!』
薬?何のだ?
『早くしろ!』
「は、はい!」
鬼道はそう言いながら音羽を抱えて立ち上がった。
お姫様だっこというものをしながら。
羨ましい……
そんなことを思っている暇はない。
俺はベンチに置いてあった黒いカバンを持ち、走っていく鬼道について行った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何だこれ。
意味不……
良くわかんないですね。
すいません!
次は少しシリアス……かも。
- Re: イナズマイレブン 帝国イレブン秘話 ( No.30 )
- 日時: 2010/12/27 09:37
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: e/CUjWVK)
更新!
第9話
鬼道は保健室に音羽を寝かせ、薬を飲ませた。
少し落ち着いたころに源田が先生を連れてきた。
音羽は先生と鬼道に任せて俺と源田は保健室を出た。
それにしても何だったんだ?
音羽かなり苦しそうだったし、鬼道もらしくないほど焦っていた。
『良かった。まだ軽くて。』
源田が保健室を見ながらそう言った。
軽い?
「軽いって何がだ、音羽はどうしたんだよ。」
『……』
源田は何も言わない。
「おい、なんで黙るんだよ。」
どうしたんだ?なんで音羽の事になると何も言わないんだよ。
昨日もだったじゃねえか。
「なんで音羽の事になると何も話さないんだよ。おまえ昨日分からないとか言ってたけどホントは知ってるんじゃねえのか?」
源田は何も言わない。黙ったまま、下を向いていた。
これじゃあそうですって言ってるようなもんだぞ。
「図星か?」
そう言うと源田はあきらめたように溜息をついてからこっちを向いた。
『そうだよ。知ってるよ。』
「全部か?」
『あぁ。』
源田がまた保健室の方を向いた。
『言わなかったのは鬼道に何も言うなって言われてたからだよ。』
「何も言うな?」
なんでだよ。
言ったらダメってどういうことだ。
『あんまり、言わない方がいいって思ったんだろう。あれもそう思う。弥生は人と違うように振る舞われるのが嫌いだからな。』
人と違うように?
「どう言うことだよ。」
『あいつは普通に暮らしていきたいんだ。』
普通に?
「意味分かんねえよ。」
『そうだよな……』
源田が少し悲しそうになる。
『……あいつ……弥生は病気なんだよ。』
……病気?
「病気って……どんな……」
『心臓が悪いんだ。見つかったのは10歳の時、かなりやばいらしい。さっきのは発作、まだ軽い方だよあれで。』
あれで?
あんなに苦しそうだったのに……
『病気のせいでいろいろ制限があるんだ。塩分制限、運動制限、あと水分制限。他にもある。』
うそだろ……
だってあんなに……
「あんなに元気なのに……」
『……そう思うよな。俺も弥生の病気が見つかった時驚いた。』
源田がまた悲しそうな顔をする。
『一番驚いたのは弥生自身だっただろうな。今まで一緒にサッカーしたりまでしていたのに、急に病気だなんて言われて、それで寝たきりになったり……』
源田の声がどんどん小さくなっていく。
こいつも辛かったんだ。
そう思った。
でも確かに源田が言ったように一番つらいのは音羽なのかもな……
そんなに元気だったのに、急にそんなことが分かって。
辛くて当然だ。
でも音羽はあんなに明るく振る舞ってるんだな。
「すげえよ音羽は……」
心からそう思った。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
この掲示板は過去ログ化されています。