二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- どう森バトル「ROMvsバグ」第42話 ERROR
- 日時: 2009/08/27 20:34
- 名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: w/AVokpv)
- 参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=117417
『作者コメント』
ども、作者です。この度はクリックありがとうございます。
この小説ですが、一話一話が短くすぐに読み終わると思います。ですので読み終わるのもそんなに時間はかからないと思いますのでせっかちな方もご安心下さい。
第三部とは僕の小説の区切りを表したもので、一部二部と続いた三部目と言う事です。
読んでいただけましたら、感想の方を是非よろしくお願いします。分かりにくい所がありましたらご指摘にご協力下さい。
では…『ごゆっくりぃぃぃ!』
グダグダな第二部はURLを!
小説大会の雑談? >>
第二部のあらすじ
どうぶつの森競技会、どうぶつの森最強を決める戦いである。今年の大会は、準決勝までは順調に進んでいた。しかし、参加者であるレオとタウルスの二人組が、自らの正体をバグと明かす。そのうちのレオが、謎の攻撃を会場に放ち、スタジアムは崩壊。大会は続行不能となった。その2人から、世界をバグに染める装置の話も明かされた。その完成を阻止するべく、新たなる戦いへと、レイン達は挑む!
予告編 >>
キャラクター紹介 >>1
プロローグ >>6
序章「集まる者達」>>20
一章「始まるデスマッチ」>>61
二章「うしなわれるもの」
何かを得る事は、何かが失われる時なのだろうか。
第31話 覚醒 >>58 レイン、ヤスヒコ、シンヤ
第32話 遠隔 >>59 ザイラ、トクソテス
第33話 バグの秋 >>60 リブラ、ジュコス、ゼオン
第34話 約束(前編) >>68 ソガ、ラルス、3ごう、ゼオン
第35話 約束(後編) >>80
第36話 TELES OF SYMPHONIA >>81
第37話 飛び入りの戦士 >>86 ミズノ、真斬、ネコミミ
第38話 ひぐらしのなく頃に >>91 氷介、1ごう、アリエス、クリオス
第39話 確率0% >>98 2ごう、真斬、氷介、1ごう、クリオス
第40話 運命の歯車(前編) >>127 氷介、1ごう、ツバキ、クリオス、アリエス
第41話 運命の歯車(後編) >>134
第42話 ERROR >>139
「スプリングエリア」
ROM軍『残り6人』
○氷介○ダン○ツバキ○ジャン○1ごう○2ごう
バグ軍『残り6人』
【ファイアーエムブレム(紋章の謎)】
★ピスケス(ナバールの化身)★シーズ(マルスの化身)★テュエス(マリクの化身)
【ひぐらしのなく頃に】
★アリエス(竜宮レナの化身)★クリオス(前原圭一の化身)
【テイルズオブジアビス、東方project】
★タウルス(ジェイド・カーティスの化身)★トーラ(霧雨魔理沙の化身)
「サマーエリア」
ROM軍『残り6人』
○レイン○ヤスヒコ○シンヤ○バール○プチ○シュウト
バグ軍『残り7人』
【東方project】
★キャンサー(紅美鈴の化身)★???
【?????】
???
【?????】
レオ(ゼロス・ワイルダーの化身)
「オータムエリア」
ROM軍『残り6人』
○ライン○コクウ○ラルス○ソガ○3ごう○カズサ
バグ軍『残り3人』
【ギャグマンガ日和】
★スコーピオ(聖徳太子の化身)★ルピオス(小野妹子の化身)
【テイルズオブシンフォニア】
★ゼオン(クラトス・アウリオンの化身】
【らき☆すた】
★リブラ(小神あきらの化身)★ジュコス(白石みのるの化身)
「ウインターエリア」
ROM軍『残り7人』
○ツルギ○モノトーン○ザイラ○コール○炎斗○らっきょ○シュバルツ
バグ軍『残り5人』
【ファイアーエムブレム】
★トクソテス(ゴードンの化身)★サジタリアス(サザの化身)★ジルコニア(漆黒の騎士の化身)★???★???
【?????】
★???(???)
【?????】
★アクア(???)
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- Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版 ( No.12 )
- 日時: 2008/08/20 18:34
- 名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: 18vru4k2)
- 参照: http://nanasikibiyori.blog105.fc2.com/
第Ⅴ話 不運
「へへへ…。さあー、もうそろそろ来てもいい頃ニャ…」
ここはCルート。いかにも、登山の道という所で、林の間を抜けるような道だ。そんな林の中に身を潜め、目的となる人物を待っている者が一人……いや、一匹。
「ダンの奴め、今度こそこの手で決着をつけてやるニャ」
坂道を横切るような道の近くで、ダンを待ち伏せするネコミミ星人。
ネコミミ星人。「宇宙調査隊カービィズ」の作者、ユービィさんのオリキャラ。ダンの(自称?)ライバルで、ダンと戦うためにいろいろと手を使ってくるが、未だ勝てず。
(お、来た来た…。誰かと思えばあのにっくき戦隊ヒーローまで…)
林の中から飛び出し、道へ降り立っ。……と、思いきや。[グキッ]という嫌な音がした。
「あ痛ー!」
着地に失敗して足をくじいた。んで、勢いは止まらず、そのまま林の坂道を転げ落ちていった。
「ぎゃー!覚えてろニャー!」
「……なんか変な声が…」
道を歩くソガがつぶやく。
「…あまり関わりたくない声だな。急ぐか」
そう言い、ダンは小走りをはじめる。
ダン。ウルトラ隊の一員。モノトーンの事件では、他の隊員達とレイン達に協力していた。
ソガ。ダンと同じくウルトラ隊の一員で、射撃が得意。事件の時は目立った活躍は無かった。
「えーちょっと。俺達の足の速さも考えてくれよー!」
それを追うササレンジャーは、普通に走って追いかける。足が遅いのは言うまでもない。
ササレンジャー。1ごう、2ごう、3ごうの三人のこと。普段は無視駆除の達人である。
そしてDルート。ここは唯一、川が流れるルートである。…で、問題はこれ。
「おーい、ツバキー。置いてくぞー」
「ちょ、ちょ、ちょっと。それは、ひ、酷いにも、ほ、程があるって…」
「それはお前のスピードじゃないかー?吊り橋ぐらいで」
そう、そこは谷になっているので吊り橋がある。で、今はツバキがその吊り橋に苦戦中…。
ツバキ。シュウトの部下の少女。明るい天然の性格をしている。詳しくはまだ未知数だが、役に立っているかは不明。
「シュバルツー。そんなこと言ったってー」
「清輝なんてそんなようにロープに掴まらず、普通に歩いて来ただろー!」
シュバルツも少しイライラしてきた。
シュバルツ。シュウトの部下で、競技会では同じチーム組んでいた。実力は不明である。
「だって、吊り橋があるなんて聞いてないし、さっき下見ちゃって動けないしー!」
ツバキが絶叫しながら言う。
「「「ヤレヤレ…」」」
シュバルツ、コクウ、ゲニミの三人は、同じ事を言う。清輝は何にも言わない。
コクウ。ツバキの幼馴染で親友。ツバキと同様、シュウトの部下。おとなしめな天然らしい。
ゲニミ。甲冑に身を包む男。競技会に清輝と参加していた。
清輝。ゲニミと共に競技会に出ていた少女。言葉をほとんど喋らない。
- Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版 ( No.13 )
- 日時: 2008/08/20 18:35
- 名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: 18vru4k2)
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第Ⅵ話 傭兵
ここは、とある山の林の中。静かなはずのこの場所に、風を切る音とししおどしを鈍くしたような音が響いていた。
「うーん。姉貴のようにはうまくいかないな〜」
「なあ、ジャン。いくら何でも無理だと思うぞ。もっと経験を積まないと」
「らっきょ。そんな事言ってると腕がなまるぞー」
声の主は、ジャンとらっきょだ。
ジャンとらっきょ。傭兵ザイラの弟分であり、事件時はザイラと共にモノトーンに雇われていた。
「そんなんでいちいちなまっていたらキリがないだろ。逆にお前は練習し過ぎだ」
らっきょが「ヤレヤレ」の感じに手を広げる。
「ん、何だ?誰か来る」
ジャンが道の方を指差す。
「あ、あの人達は!」
「そうだ、間違いない!お〜い!」
ジャンは、飛び跳ねながら、手を大きく振って、道を歩いて来る一行に向かって叫んだ。
__________________________
で、そんな訳でレイン達は弓の練習場で、現在ジャン達と話している。
「シュウトー!これ見てー!」
「どれどれ…。お!先にクリアされちゃったか〜。やっぱりプチは強いな〜」
…約2名を覗いては。
「そろそろ、姉貴が来てもいい頃だけど…あ、来た来た」
らっきょが道の方を見て気づく。勿論、道を歩いて来たのはあいつだ。
「どうしたんだい?そんなに騒いでさ。おや?お客さんか、しかも久しい顔だねぇ」
以前、モノトーンに雇われていた傭兵、ザイラだ。
- Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版 ( No.14 )
- 日時: 2008/08/20 18:36
- 名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: 18vru4k2)
- 参照: http://nanasikibiyori.blog105.fc2.com/
第Ⅶ話 良心
山道の近くにある弓練習場。そこは、少しばかり賑やかになってきた。
「なーるほどねー。そんであんた達はここを通ってる訳ね」
ザイラは事件の時と変わって、オレンジの髪は色褪せ、黄色になって、ボニーテールでもなくなり、肩まであるぼさぼさのロングヘアになっていたため、ジャン達が言うまでザイラだと分からなかった。
ザイラが言うには、この山の近くにザイラ達の村があるので、ここで弓を練習するらしい。
ザイラ。傭兵をやっていて、ジャンとらっきょの姉貴分。事件時はモノトーンに雇われていた。弓使いで、放つと同時に相手に刺さる「ライトアロー」という技を持っている。
「で、それでザイラさん達にも協力してもらいたいのですが…」
ザイラから見て左に座るレインが、本題移る。ちなみに、正面にライン、その右にツルギが木に寄っかかっている。ラルスはザイラから木の陰になり、見えない。
「ま、手を貸してやってもいいけどさ、それなりの物はあるんでしょーね?」
「はい?」
「は?」
レインとラインが拍子抜けた声を上げる。
「あたしは傭兵だよ?こっちも仕事でやってんだからさ」
あぐらで座るザイラは膝に肘をつき、口元をにやつかせ言った。
「分かった。じゃあ、後他に頼れそうな奴は知らないか?」
ラインが言葉を返す。
「そうだねえ…、だったら村の知り合いに腕の立つ侍がいるけど、頼ってみるかい?」
「そうだな、よろしく頼む」
返答はラインがした。勿論、断るメリットはない。
「じゃ、ちょっとばかしそいつの所行って来るから待っててな!」
そう言うと、ずくにザイラは立ち上がり、かけて行ってしまった。
そして、待ってる間、らっきょがこんな話をレインとプチにこっそりした。
「実はうちの村はな、貧しくってよ、サイハテ村のように募金援助も無い村なんだぜ。それで姉貴は村のみんなのために傭兵をやって稼いでんだぜ」
「へ〜っ、ザイラって性格はあんなんだけどすごくいい人なんだ〜!」
プチは相変わらず空気を読まない。でも、ある意味お約束の展開だと思う。
「だろ?金に執着心があるのはこういう訳なんだぜ?」
「ははは〜♪ツンデレだねー♪」
「使い方間違ってないか?」
と、レインが指摘する。
「いいのいいの♪」
プチからしてみれば、「ツンデレ」を使いたかっただけのようだ。
- Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版 ( No.15 )
- 日時: 2008/08/20 18:36
- 名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: 18vru4k2)
- 参照: http://nanasikibiyori.blog105.fc2.com/
第Ⅷ話 侍
ザイラが村に向かっておそらく10分後、連れて来たのは侍と言うよりは、弓道をする人のような格好の侍だった。刀がなければ侍っぽく無いであろう。
「協力してくれるってさ、よかったじゃん?」
「はじめまして、私は村の剣士、[山城上総](やましろかずさ)です。[カズサ]で結構ですので」
現代風の丁寧な口調で話す侍に、少し違和感があったが、一応言うべき事を言う。
「ご協力ありがとうございます」
ラインがカズサにお辞儀をして言う。
「ああ、それとさー。こいつも仕事だからさ、あたしと同じく高くつくぞ」
ザイラが話に割り込む。
「う…、後で払ってやる!今は先を急ぐぞ!」
そう言い、ラインが歩きだした。
「あ〜ラインさーん!置いてかないでよ〜!」
シュウトが呑気な口調でついて行く。
「おやおや。ま、いいか。カズサ、残った人達にあんたの実力、見せてやりなよ」
「そうですね」
カズサはそう言うと、練習場の脇に歩き出した。
「なにがはじまるのかな〜?」
プチがわくわくする子供のように言った。
「まあ、見てな」
ザイラが言った束の間、カズサが立ち止まる。そして、刀の柄へ手をかけた。そして、そこからは一瞬だった。刀を抜く瞬間が目で追えず、刀を確認できたのは切った後。近くにあった5メートルはある大木が大きな音を立て倒れた。
「…………」
レインはただ呆気にとられていた。
「すごーい!石○○ェ門みたーい!」
相変わらず、子供みたいな反応のプチ。
(他は中略)
「見たかい?あれがあいつの実力さ。さ、早く行くぞ」
「全く、せっかちですねー。人がせっかくいい所見せたと思ったのに」
などと小声で言いながらザイラの行った方向へ向かうカズサ。
「俺らも出発するぞ」
残ったメンバーで最初にツルギから動いた。その後を残りの3人がついて行く。
一方その頃…。
「ヤッチャン、ここどこー!?」
「大丈夫だ。もうすぐ森を抜けるはずだ」
「“はず”ってなんだよ“はず”って!」
「しゃらくせー!」
「いぎゃー!なにすんの!?」
「男ってのは自分で道を切り開く物なんだよ!」
「カッコイいー!」
「カッキーン!」
「「…………」」
「なあ、シンヤ」
「何?」
「虚しいな…」
「そうだね…」
- Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版 ( No.16 )
- 日時: 2008/08/20 18:38
- 名前: イベント三人組 ◆ixQSr5Dqhg (ID: 18vru4k2)
- 参照: http://nanasikibiyori.blog105.fc2.com/
第Ⅸ話 唐突
ここは山の反対側。崖の大きな平地があり、大きな崖の壁もある。
「怪しい…」
と、呟く氷介。なぜなら・・・。
「不自然にも程がある!」
その崖にモニターがあったからだ。埋め込まれるようにして。
一足先に着いたルートBのチーム。
「で、何だ?ここで間違い無いのか?あいつらを追いかけたのはお前たちだよな?」
モニターを間近で調べながら、氷介がモノトーンに向かって言った。
「ああ、間違い無いさ。ここだよ。奴らはここで行方をくらませた」
モノトーンが言葉を返す。
「そういう訳なので、今は他の人を待ちましょう。丁度、また来ましたし…ね」
というコールの言葉に反応し、モニターを調べていた氷介が、後ろを向くと、違うグループがこちらへ近づいて来るのが分かった。約3名が目立つので、遠い距離でも分かる。
Cルートのチームだ。
_________________________________
これで、グループが2つ到着した。その事を無線機で氷介が報告した。
それから約10分後…。
「おーい!みんなー!」
遠くから聞こえる声、それがプチの声だとはっきり分かった。
(近くだと相当うるさいだろうな…)
なんて思う氷介だった。
それで、新メンバーを紹介してる間に。Dルートグループ到着。
「ま…まさか橋が一つじゃなかったなんて…」
ツバキはだいぶお疲れの模様…。
「見ての通り、吊り橋を渡るたびに時間をくっちまったぜ」
そして一同大爆笑なんてなった直後。
「ちょっとまったーっ!」
「俺らを忘れるなーっ!」
森エンタルラジオ、ようやく追いついた模様。
「あ、森ラジじゃーん!何今さら来たの?」
友達に久しぶりに会ったように、プチが言った。
「今さらもなにも!」
「なんで僕達を誘ってくれないんだよー!」
「あれー?ねぇシュウト、森ラジは誘った?」
プチがシュウトに振り向き言った。
「あ…。忘れてたー♪」
…そこで本日二回目の一同大爆笑を迎えた訳である。
(ああ、そうだ。全員到着と加わった人数を報告しないと…)
ふと思い出した氷介は、無線機を取り出す。
[こちら本部、こちら本部。どうぞ」
聞こえて来るのはラークという人物の声。しかし、顔を知っているのはシュウトと防衛隊メンバーのみ。ましてや、その事実を知っているのはシュウトだけである。そして、爆笑の渦の中、氷介は報告へ入る。
「えー、こちらは氷介。今全員が無事到着しました。それに、新たに加わったのが6人…」
氷介がそこまで言った時、こんな声がその場に響き渡った。
[全員って事は準備オーケーって事ですねー?]
いきなりそんな元気な声が辺りに響き渡る。
そして、真っ暗だったモニターの画面は…
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