二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 怪談レストラン 裏物語 オリジナル怪談募集
- 日時: 2010/03/17 15:14
- 名前: 【涼太】 (ID: wetqViQy)
どうも私支配人のお化けギャルソンです
今回私が恐怖の世界に誘ってあげましょう
【実は最近怪談レストランがつまらないと思って作りました】
また他のお客様の怪談を募集しております
【題名】
【怪談の内容】
だけでオーケーです
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます
>>1第1話滅亡した国 >>2第二話2つの車
>>3第3話襲撃とアクシデント
>>5殺戮・戦い・救世主
それ以降は順々に進みます
>>6>>7>>8>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>15>>16
投稿してくれた人たち
愛羅s ヒロトs 邪狼sです!!!
オリジナル小説「俺たちの学校デイズ!!!」
>>33>>34>>35>>38
- Re: 怪談レストラン 裏物語 オリジナル怪談募集 ( No.23 )
- 日時: 2010/03/12 16:01
- 名前: 涼太 (ID: wetqViQy)
夜明けの結末・前編
★ラック組★
ゲッシュ「グヘッ!」
狂戦士の剣を振り上げられ、吹き飛ばされたゲッシュはこのような声を上げた。ゲッシュは突き飛ばされはしたが、肩に軽い擦り傷が付いただけだった。そしてゲッシュは立ち上がろうとしている。
一方、ラックはゲッシュが吹き飛ばされた隙に狂戦士の後ろに詰め寄り、剣で攻撃を仕掛けようとした。ラックが狂戦士の右肩を剣で切り裂こうとした時、狂戦士はラックの異変に気づいて刀を構え、ラックの攻撃を防いだ。
しかし、ラックは刀で攻撃を防がれても顔色一つ変えずにベルトに着用していた拳銃を抜き、狂戦士の頭めがけて拳銃を突きつけた。
だが、狂戦士はそのことを予測したようだった。
拳銃を狂戦士の眼に映った瞬間、狂戦士はすばやい剣さばきでラックの剣を払いのけ、そのまま狂戦士の剣はラックが持っていた拳銃を真っ二つにした。
ラック「・・・お前・・本当に生き物か?」
狂戦士の直観力、反射神経、神経が行動に移すまでのスピード。このあまりにもずば抜けた能力にラックはついこんな言葉を出してしまった。
ラックがそう思っていた一瞬に狂戦士は攻撃を仕掛けていた。しかし今度はラック本人めがけてではなく、ラックが持っていた剣に矛先を向けていた。
狂戦士の剣さばきはラックが持っていた剣を上手くラックの手から落とした。ラックは丸腰の状態になった。
ラック「・・・やばいな、さすがに・・」
ラックがそう言葉をつぶやき、笑みを浮かべているとき、狂戦士は勝利を確信した満面の笑みを浮かべ、狂戦士の刀はラック目掛けて振り下ろされた。
夜のフランスの外に何かが斬られた音ではなく、刀が交じり合った音が響き渡った。
ラックは斬られたと思い、目をつむっていたが、ふと目を開けると、右手にラックの剣を持ち、狂戦士の剣の斬撃を防ぎ、左手で短剣を持って狂戦士の左手に突き刺していたゲッシュがいた。
狂戦士はゲッシュの突然の乱入に驚きを隠せなかった。そうしている間に狂戦士の左手から短剣が突き刺さった傷から血がドクドクと出てくる。
ゲッシュはこの攻撃に笑みを浮かべた。FBIとしての誇りある攻撃だと思ったんだろう。
ふとゲッシュが狂戦士の顔色をうかがおうとして顔を上げると、狂戦士の顔には怪しい笑みを浮かべていた。それはさっきラックの剣を吹き飛ばし、勝利を確信した笑みと同じだった。
ラック「!! ゲッシュ、避けろ!!」
ラックの気づいたときには遅かった。
狂戦士はラックの剣を振り落としたときと同じようにゲッシュが持っていた剣を振り落とし、左手でゲッシュの左手の手首を持ったまま、無防備となったゲッシュに剣を突き刺した。
ゲッシュの心臓付近に剣が貫いた。
ラック「ゲッッシュゥゥウウウウ!!!」
ラックが叫んだ瞬間、ラックに怒りがこみ上げ、狂戦士がゲッシュの体から剣を抜き、ゲッシュの死体を倒しているその間にラックは落ちていた自分の剣を持ち、狂戦士に攻撃を仕掛けた。
☆バクス組☆
デーモンの唯一の攻撃方法である。爪の攻撃を無くさせたバクスは、デーモンの体に端に炎の矛を身にまとった鉄の棒を突き刺した。デーモンは爪が破壊されたのと体に炎が突き刺さったのが重なり、苦しんだ鳴き声をあげながら体をジタバタさせた。
デーモンが苦しんでいる最中にバクスは一旦距離をおき、ポケットからチョークを取り出した。そして部屋の床にペンタグル(丸い円の中に星を描いたもの)を描き、ペンタグルの下に呪文を書き込んでいく。
だが、バクスがそうしている間にデーモンは苦しみから立ち直っていた。
デーモンは尻尾をバクスに向けて振り払った。
バクスが気づいた瞬間、デーモンの尻尾によって吹き飛ばされた。バクスの体が壁に激突する。
デーモンの攻撃にバクスは気絶寸前に追いやられたが、何とか意識を保ち目を開けている。
だが、デーモンはすばやく移動し、バクスの目の前にいた。そして、バクスの心臓を目掛けて尻尾の先端を向けていた。このままだと間違いなくバクスの心臓にデーモンの尻尾が突き刺さるだろう。
デーモンが攻撃をしようと行動したその瞬間、デーモンの尻尾に4発の銃弾が当たり、デーモンの尻尾が破壊された。
デーモンが銃弾が放たれた方向を見ると、そこに倒れて頭から血を流しながらも攻撃を仕掛けた正彦がいた。
正彦「悪いな。お前の相手は2人いるんだなぁ。これが」
正彦はデーモン目掛けて笑みを浮かべ、デーモンはその笑みを見て怒りをあらわにしている。
正彦「それと、俺だけに気を配るな。お前の相手は2人だ」
デーモンは正彦の言葉にハッとし、バクスがいた場所を見る。そこにバクスの姿はなかった。
デーモンがバクスを見つけようと必死になっていろんな方向に目をやると、デーモンの後ろでチョークによる作業の続きをしているバクスがいた。
デーモンがそれに気づき、バクスを手始めに殺そうとバクスに近づいていく。
バクス「3秒遅かったな。もう、準備は終わった」
バクスがそう言うと、ペンタグルの中からすべてが赤い炎で作られた竜が現れた。その大きさはバクスの4倍はあろう大きさだった。
そして、炎の竜はバクスの手の動きに合わせ、デーモン目掛けて突撃した。デーモンが炎の竜に気づき、すぐさま竜の突撃をかわそうとしたが、炎の竜の行動が早く、デーモンの体は炎の竜によって焼き尽くされた。
デーモンが焼き尽くされたのを見て、バクスはその場に倒れこんでしまった。だが、バクスは首から無理やり『デット・クロス』を取り、上空に投げた。
一方、正彦はバクスが魔術を使っている間にレイピアの近くに行き、レイピアを掴み、鞘からレイピアを抜いた。
そして、上空に放り投げられている『デット・クロス』に向かってレイピアを突き刺した。
『デット・クロス』はバラバラに砕け散った。
★ラック組★
ラックと狂戦士の戦いは海岸沿いまで移動していた。
だが、海岸沿いといっても海からは絶壁になっており、もし崖から落ちたら、一生陸には上がれなくなるだろう。
だが、ラックと狂戦士は海岸沿いであることは気にせず、戦っていた。
- Re: 怪談レストラン 裏物語 オリジナル怪談募集 ( No.24 )
- 日時: 2010/03/12 16:01
- 名前: 涼太 (ID: wetqViQy)
今度の戦いは肉弾戦となっていた。
何故ならバクスは魔術を使っている最中に、ラックの剣さばきで狂戦士の刀を手から落とし、それから間もなく狂戦士はラックが剣を持っている手を殴り、ラックから剣を落としたからだ。
2人は再び剣を持つことをやめ、肉弾戦に突入させたからだ。
ラックは狂戦士の両腕を掴み、頭突きを繰り出した。だが、狂戦士はもろともせず、逆にラックの頭目掛けて頭突きをした。
ラックはこの攻撃に倒れこんだ。その間に狂戦士はラックの腹目掛けて蹴りを2発食らわした。ラックは苦しんだ声を出す。
ラックの腹目掛けてもう1発蹴りを食らわそうとしたそのとき、狂戦士は急に苦しみだした。
ラックは狂戦士を見ると、狂戦士の右肩、顔半分、左足が砂となり、消え出していた。狂戦士は消えながらも雄たけびを上げていた。
ラック「・・・・バクスと正彦・・・成功したか・・」
ラックがそう確信し、立ち上がったその瞬間、ラックの両肩は狂戦士に掴まれた。狂戦士はニヤリを笑う。
ラック「・・道ずれかよ・・。でも・・そう簡単には行かない!」
ラックは狂戦士の両肩を掴み、反撃に出た。
2人が掴み合いながらグルグルと回りながら取っ組み合いをしだした。
ラックと狂戦士は互いを鋭い眼光で睨み合いながら両肩を掴んでいる手に全身全霊の力をこめる。
そのとき、狂戦士の左足が完全に砂となって消えた。そして、狂戦士の体がバランスを崩した。そして、狂戦士は海へ向かって身を投げた。
だが、狂戦士は海へと落下している最中でも、ラックの肩を離さなかった。
そして、狂戦士とラックは海へと落ちていった。
次回、完結する・・・
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- Re: 怪談レストラン 裏物語 オリジナル怪談募集 ( No.25 )
- 日時: 2010/03/12 16:02
- 名前: 涼太 (ID: wetqViQy)
夜明けの結末・後編
バクスは正彦の腕を肩にかけてゆっくりと歩いてきて屋敷から出てきた。正彦はデーモンとの戦闘で右足に少し怪我を負ったからだ。
だが、バクスと正彦が外に出ると正彦はバクスから離れ、走り出した。正彦がある光景を見たからだ。
ゲッシュの死体、狂戦士の血が固まっている刀、そして、ラックが持ってきていた剣。正彦はすぐさまゲッシュの死体に向かって走り出し、バクスはラックの姿が見えないとわかると顔中に驚愕の色に変わってラックの剣がある場所まで走り、ラックの姿を必死で見つけようとする。
そして、バクスは崖の近くにやってきて、地面にラックの服の敗れ着を見つけた。
バクス「・・・・兄貴・・・まさか・・」
ラック「おい、人の心配してたら、その本人を早く救出しようと思わないかい?バクス君?」
バクスがその声を聞いて驚愕の顔のまま崖を見ると、崖の岩を両手で必死に掴んでいるラックがいた。
バクス「・・・・兄貴・・。よかった、よかった・・」
ラック「ゴメン、泣く前に助けて。もう腕の感覚ないわ・・」
それから数時間後、もう日が地平線から少し出かけている。もう夜明けが近い。
ラック、バクス、正彦は屋敷から遠くない場所で座っていた。3人の近くにごつごつした石がそびえ立っていた。その石には文字が彫られていた。
『ゲッシュ・アンダー』
そう、彼らはゲッシュの墓を作っていたのだ。見かけは立派ではないがこれが3人が精一杯の努力だった。
正彦「ゲッシュには申し訳ないが、今この国じゃろくな墓も作れないし、火葬をしたくても、失礼な言い方だが後始末が大変で・・・我慢してくれな」
バクス「でも・・これで一件落着だ」
ラック「ゲッシュは最後の最後で英雄になったんだな」
3人は再び屋敷近くにやってきた。そして、互いの戦闘について話し出した。最初にラックと狂戦士の戦闘、次にバクスと正彦のデーモンの戦い、そして、「デット・クロス」の完全に破壊されたことを話した。
ラック「完全に破壊されってことは、もう狂戦士は現れないだろ」
正彦「生きていたらそれはそれで厄介だな」
バクス「夜明けが近いな・・」
バクスがそうつぶやくと、日がだんだんと差してきて黒き夜が少しずつなくなっていく。後数十分もしたら夜明けになるだろう。
夜明け前の光景を見て、ラックとバクスが立ち上がった。
正彦「何処行くんだ?」
ラック「ミルに弁当箱返しに」
バクス「ハンターは・・人が何事もなく人生を過ごすために悪魔を狩る。名誉と利とは無縁・・だ」
正彦「もし・・世界がお前らの存在を知ってたら、間違いなく英雄だよ」
それを聞くと、ラックとバクスがくすくすと笑い出した。
ラック「悪いな。『24』を楽しみに人生生きてる英雄なんて俺は知らないな」
バクス「同感。女とろくに付き合ったことがない英雄も自分は知らない。そして、今から幼馴染のお気に入りの弁当箱を返しにいく英雄も知らない」
正彦「そうか・・。俺らみたいな形だけの正義の奴らよりもお前らのほうがよっぽど正義をかかげているよ」
ラック&バクス「そりゃどうも」
そういうと、ラックとバクスが自分たちが乗ってきた車のほうへ歩いていった。
しばらくして、正彦も立ち上がった。正彦の耳にはラックとバクスが乗っていた車が走り去った音が聞こえた。
正彦は最後にゲッシュの墓を見ると、歩き出した。彼はラベスタの墓参りに行こうとした。
ドシュッ!!
正彦が音がした場所を見た。正彦の腹に刀が貫いていた。貫かれた傷口から血がドクドクととどまることを知らないように流れてくる。
正彦は最悪の想像をした。そして、後ろを振り返った。
右足は砂となって消えかかっており、右手は完全に砂となり消えていた。顔半分は砂となっているが、砂となっていない顔半分には憎たらしく歯をむき出しにしている顔が見えた。
正彦「・・しつ・・こい・・よ・・お前・・」
狂戦士が乱暴に刀を抜き、口から血を出した後、眼をとじ正彦は倒れた。
狂戦士は正彦の死体を見ると、正彦に喰らいつこうとして顔を正彦の体に近づける。
だが、狂戦士の両足が完全に砂をなった。狂戦士は空中を浮いたような状態になった。
狂戦士は右、左を見た後、自分の最後だとわかり、高笑いをし出した。
その声はフランス中にも聞こえるほど大きな高笑いだった。もし、ラックとバクスが乗っている車で音楽を聴いていなかったらこの狂った笑いが聞こえただろう。だが、彼らは正彦の死も、狂戦士の高笑いも知らずに進んでいく。
高笑いによって大地が揺れ、日が昇るいつもの光景も変わりそうな錯覚を呼び覚まされそうな声だった。
だが、その声も完全に聞こえなくなった。
フランスの海岸沿いに夜明けが訪れた。
屋敷の近くのここに雑な墓と1人の男性の死体、そして狂戦士の残骸である積もった白い砂があった・・・・
完結
- Re: 怪談レストラン 裏物語 オリジナル怪談募集 ( No.26 )
- 日時: 2010/03/12 16:02
- 名前: 涼太 (ID: wetqViQy)
狂戦士・番外編 アフタートーク
旅気分(以下旅)「どうも、旅気分です」
ラック(以下ラ)「皆さん久しぶり。ラック・ブレイスだ」
バクス(以下バ)「やぁ、バクス・ブレイスだよ」
旅「さぁ・・『狂戦士』が終わってもう何週間になりますかね?」
ラ「あのなぁ・・普通のこうゆうのは終わった直後か、1ヶ月くらい経ってからやるだろうが」
バ「レオさんに迷惑かかるだろ。そこを考えないと」
旅「さ、2人の言葉は無視して、早速始めたいと思います」
ラ&バ「おい!!」
旅「このコーナーでは本編の『狂戦士』に関する話を主役兄弟のラック&バクスと一緒に話していこうかなと思ってます」
バ「なるほどね。で、最初に何話すの?」
旅「じゃあまずはハンターについて話そうかな」
ラ「OK。俺が説明してやろう」
場「がんばれ兄貴」
ラ「ハンターってのは昔から世界中に生息する悪魔を退治する人間のこと。つまり、悪魔の狩人だな。ハンターは14世紀頃には3000人強ほどいたけど、今は1000人いるかいないかだな」
バ「人が減った理由は、昔はハンターという組織は『ハンター連盟』として国から認められたんだけど、現代では組織がなくなってハンターという存在が絶滅しているのが一番の原因だ」
旅「2里とも説明ご苦労様。さて・・次のお題は・・」
ラ「ちょっと待て。これはストーリーに対するトークはないのか?」
旅「とりあえず、ストーリーに関する補足をしてからということで」
バ「なんて適当な・・」
旅「まぁ、我慢してちょんまげ。次は魔術師についてよろしく」
バ「ちょ、ちょんまげ?なんて古いネタなんだ・・。んなことはさておき、魔術師というのはまぁ、魔術師も悪魔を倒すのが目的なんだけど、国の政府に一部は認められているのは大きな違いかな。ちなみに、一番強い魔術師は魔法使いと呼ばれているんだ。数はハンターの半分以下と考えてね」
ラ「ハンターと魔術師は普通は互いの協力はしないんだけどな」
旅「うん。ひとまず大まかな説明はこれでいいかな。ではお待たせしました。『狂戦士・アフタートーク』の始まり始まり〜(ドンドンドンドン!パフパフ!)」
ラ「・・どっから楽器の音が・・?」
バ「てか・・このトークの意味あるの?」
旅「はっきり言って・・ない!」
ラ&バ「おい!!」
旅「まぁまぁ。ではまず、兄弟の誕生秘話から」
ラ「おお。それはぜひとも聞きたい」
旅「特になし。以上」
ラ「ぶち殺されてぇのか!てめぇ!!」
バ「まぁまぁ、抑えて抑えて。じゃあこのストーリーはどうして作りたいと思ったの?」
旅「まずレオさんのサイトで投稿小説の募集を見て考えたね。ストーリーはそんなに時間をかけずに大まかに考えて、少しずつ細かいことを考えたよ。で・・・」
ラ「ん?どうしたの?」
旅「今では君たちが主役の話が二つもできちゃって・・」
ラ&バ「はぁ!!??」
旅「まず狂戦士滅亡後の君たちの活躍。そして・・」
バ「そして?」
旅「『狂戦士・シーズンⅡ』が・・・」
ラ「何処の海外ドラマだよ・・・」
バ「待て待て。てことは・・・もう一回狂戦士倒せってか?」
旅「うん。がんばれ」
ラ「軽々しく言ってるな、こいつ・・」
旅「シーズンⅡは新キャラに加え、何故兄弟がハンターになったかと最初からわかります。そして、シーズンⅠ以上の戦闘シーンも入れ、シーズン1以上に奥深まるストーリーにするつもりです」
バ「シーズンⅡの予定は?」
旅「ほとんど未定。もしこのサイトでシーズンⅡを連載をしていいなら来年に掲載したいと思いますが、自己満足のためにやるのもね・・自分の最近勉強が忙しくて・・」
ラ「許可が出るか否かで決まるわけだな」
旅「お絵かき掲示場で少し予告絵を描きたいと思ってますが・・さっきも言ったとおり忙しいために・・」
バ「おいおい。リアルな話を入れるなよ・・」
ラ「まぁ、続編話はこのへんにして、『狂戦士』を書いててどう思ったんだ?」
旅「書いてて楽しかったし、自分のストーリーの続きを早く書きたいと思ったね。読んでいる人に続き見せたいと思ってたからね」
ラ「なるほどね」
旅「じゃそろそろトーク終了にしますか?」
バ「そうだな。じゃあ最後に一言それぞれ言って終わりにしますか。じゃあまず兄貴から」
ラ「こんな作者によって俺は生まれたけど、まぁ感謝はしてるよ。ただもう少し俺の戦闘シーンほしかったな・・以上」
バ「え〜〜と・・・多分これを最初から読んでいる人はほかのことも聞きたかったと思います。まぁ、そこは大目に見て下さいね」
旅「アフタートークと言っておきながら、全くトークしてませんでしたね。まだまだ修行の身ですが、これからもよろしくお願いします。以上、旅気分と・・・」
ラ&バ「ラック&バクスでした!」
旅気分「・・・・決まった!」
トーク終了
- Re: 怪談レストラン 裏物語 オリジナル怪談募集 ( No.27 )
- 日時: 2010/03/12 16:06
- 名前: 涼太 (ID: wetqViQy)
かがみちゃんとのいちごちゃん
かがみちゃんは、桜ヶ丘小学校の1年2組3番の女の子です
本名は鑑 鏡子といいます。画数が多くて、原稿用紙で書くときに作者が嫌がって、『鏡子』の『鏡』でかがみちゃんと呼ばれています。でも、それだとかわいそうなので、みんなが(特に両親が)かわいさを込めて呼んでいるという設定です。
かがみちゃんは、お米屋さんの一人娘です。家族は、かがみちゃん、お父さん、母上、じーちゃん、ばーちゃん、それとお兄ちゃんがいます。お兄ちゃんと言っても、本当のお兄ちゃんじゃなくて、下宿に住んでいるよそのお兄ちゃんです。
今日は学校のお話です。
かがみちゃんは桜ヶ丘小学校の1年生。ピッカピカかどうかは知らないけれど、しんぴんです。
かがみちゃんには、幼稚園から一緒のおともだちがたくさんいました。かがみちゃんはそれは活発な女の子でしたので、幼稚園では人気者でした。
かがみちゃんにはおともだちがたくさんいましたが、となりの席の野乃原 苺ちゃんには、ひっっっっとりも、ただのひとりもおともだちがいませんでした。それこそへびに飲まれた苺のように、クラスに飲まれて影もありませんでした。そこからへび苺という名前が生まれたのでした、なんて話はあるわきゃありません。
それはともかく、苺ちゃんはそんなこんなで、いっつも一人ぼっちでした。
1年生になって、一週間がたったころでした。なんやかんやで、ようやくいろいろが済んで、お勉強が始まったころでした。
かがみちゃんはおともだちと遊んだりしてましたが、となりの席の栗毛にセミロングで、てっぺんにまっかなリボンのおっきな瞳をした、そのシュミのお兄さんが見たならぶっ倒れそうなかわいい女の子が、ずっと一人なのを気にかけていました。
その日ははじめての図工の時間がありました。二人ペアになって、お絵かきという、お試し企画でした。
先生は、熱意あふれる新人の男の先生でしたが、ちょっと思慮が足りませんでした。先生は、誰とでもいいから組みなさいという、おともだちのいない子には限りなく酷な、死の宣告ともとれる、酷い言い方をしました。これの酷さは、味わったことのある人間の、心の中をえぐります。
かがみちゃんは、となりの苺ちゃんがびくっとなって、下を向いてしまったのを見逃しませんでした。
クラスでは小学校低学年特有の、仲良しともだちのペア決めで、おおにぎわい。先生は、自分の言葉に恐怖しました。それでも、幼稚園から一緒だった子の多いこのクラスでは、苺ちゃん以外の子は、みんな知っているようでした。
そんな騒ぎの中、かがみちゃんは苺ちゃんの後ろにすすす・・・・・・と回って、苺ちゃんにしか聞こえない声で言いました。
「ねぇ、あなた。おともだちいないんでしょ?」
「え?」
苺ちゃんはびっくりして、そして顔を赤くして、口を横一文字にしたまま、おおきな瞳に涙を浮かべました。
「ふぇ・・・・・・」
と、さあ泣き虫の本領を発揮しようとした、その瞬間!
かがみちゃんは、すばやくバッと苺ちゃんの口を左手でふさぐと、苺ちゃんの頭を自分のお腹に押しつけ、言いました。
「うごくな・・・・・・。」
ピタリ・・・・・・と、苺ちゃんの首、のど元に、冷たい何かが当てられました。
苺ちゃんはまたまたびっくりして、ふー、ふん、とうなりながら、止まってしまったけれど、まだ涙の浮かぶ目で、押し当てられた何かを見ようとしました。でも、何も見つかりませんでした。
「うごかないで。ねぇ、今わたしがてをうごかしちゃうとね、くびがきれちゃうの。」
かがみちゃんは何かを持って押し当てている手の力をふっと抜いて、スッと横に動かしました。苺ちゃんの首の皮が、軽く裂けました。血は出ていません。
苺ちゃんは蒼くなって、ふるえだしました。
「いい?傷つけたりしないから、きいて?おともだち、いないでしょう?」
かがみちゃんの再びの問いかけに、コクコクコクと、苺ちゃんはうなずきました。
「うん。それじゃ・・・・・・」
かがみちゃんはすばやくスカートの裏に隠したベルトにガラスのナイフをしまうと、苺ちゃんの口から手を離して言いました。
「わたしといっしょにえをかかない?」
「せんせ・・・・・・え?」
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