二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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名の運命/ナノサダメ*REBORN!*58話up!*
日時: 2010/09/12 20:18
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

目次
緊急のお知らせ>>67
オリキャラ>>1
プロローグ>>2
リング争奪戦>>3-30完結
チョイス=未来編>>31-49完結
Ⅰ世ファミリー>>50-52>>54>>58>>61-62>>65>>69-70完結
未来決戦編>>72
番外編>>53>>55-57>>66>>71new!

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Re: 名の運命/ナノサダメ*REBORN!* ( No.8 )
日時: 2010/06/01 07:40
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第6話 輪廻を廻りし者

その前髪の掛かっていない凛の姿はある人物に似ていた
その人物は今は復讐者の牢獄に幽閉されていて出てこれないはず
そのことに皆が驚いてある名前を呟いた

髑髏「骸……様?」
犬 「骸さんらびょん!」
千種「骸様……」
ツナ「六道……骸!」
獄寺「何で居やがる!」
凛 「ですから、誰かとお間違いなのでは? 先程も言いましたとおり私は紅凛ですよ」
ツナ「じゃあその眼は何なんだよ! 六道骸!」

そう皆が見たのはあの六道骸と同じ赤く、六の文字がうかんでいる右目だった

凛 「ですから、違うと言いましたよね。これは生まれつきです。そのせいで孤独という訳です」
霧雨「いいから、早く続きをやるぞ!」
凛 「これは見切れませんよ」

いきなり霧雨の周りに水柱が立った
そして黒い笑みを浮かべる凛の右目には地獄道を表す、『一』の文字があった

凛 「さぁどうですか?」
霧雨「フッ……術士かこれぐらい簡単だ。みつけたぞ!」

霧雨は凛を鋭利な剣で刺した
しかし凛は何故か笑っている

凛 「甘いのは君の方ですよ」


—続—

Re: 名の運命/ナノサダメ*REBORN!* ( No.9 )
日時: 2010/06/01 07:41
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第7話 水の術師

凛「甘いのは君のほうですよ」

パシャン……何かが弾けた音がした

霧雨「水! 一体いつ!?」
凛 「輪廻を解放したときからですよ。後ろにも気をつけて下さいね」
霧雨「ガッ! 後ろからだと!」

そのときの凛の眼には白い炎と修羅道を表す『四』の文字があった

霧雨「雪の使命を知っているか?」
凛 「もちろん知っていますよ。『ファミリーを守る盾となり、守りながらも剣となり攻める吹雪』でしたね」
霧雨「その使命のなかの『守る』というのは情報を流さないという意味もあるつまり……」
凛 「もう一人の霧と言いたいのですか?」
霧雨「そういうことだ。つまり術師が向いている」
凛 「まさか!」

霧雨は炎となって消え、三叉槍を凛から奪った

霧雨「そういうこと、私も術師だ。お前もあの女と同じでこれが無いと駄目なんじゃないのか?」
凛 「やめろ! 返せ! それが無いと……骸にぃの声が聞こえないんだ!」

—続—

Re: 名の運命/ナノサダメ*REBORN!* ( No.10 )
日時: 2010/06/22 17:11
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第8話 ゼンセノキヲク

凛 「頼む……それをかえしてくれ……」
霧雨「その前に一つ聞きたい、骸、六道骸とはどういう関係なんだ?」
凛 「それは、私の前世の記憶になる」
霧雨「前世? つまりお前は……」
凛 「私は前世で骸の妹だった」

凛がそう言った瞬間に皆は驚きを隠せない表情になった

獄寺「やっぱりてめー骸の仲間だったのか!」

獄寺がかなりキレ気味に言った

ツナ「獄寺君、落ち着いて!妹だったってだけじゃん!」
凛 「名を『六道 來』と言った。私は骸にぃともっと一緒に居たかった。だから、輪廻を廻った」
蓮 「そしてあの眼になったと言うわけです」
凛 「だから、頼むそれをかえしてくれ」
霧雨「そんなのに同情する訳ないじゃん」

     パキィィィィィィィン

そんな音が氷結の庭に響いた
そして同時に血の海に巻かれる凛
その姿は惨いものだった

凛 「うぁぁぁぁぁぁぁぁあ! なん…でそれ…を割…った!?」
霧雨「お前、右手がないのか」

—続—

Re: 名の運命/ナノサダメ*REBORN!* ( No.11 )
日時: 2010/06/01 07:41
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第9話 代償

霧雨「お前右手が無いのか」
凛 「このカードの代償だ」

凛は腕を押さえながらも話した
それがどういうカードなのかという事を

凛 「これは悪魔との契約とでも言ったほうがいいか。このカードを持つものは契約で体の一部をとられる。その代わりこのカードの魔力を引き出す事が可能になる。私の場合代償は右腕だった……」
霧雨「お前はそれを幻覚で補っていたのか?」
凛 「正しく言えば、骸にぃの力かな……うっ!」
霧雨「まあいい、お前のリングはもらったぞ」

そう言うと霧雨は凛の元に近づいっていった

凛 「クルナ、ワタシニチカヨルナ」

皆凛のその姿を見て唖然となった

ツナ「何だよあれは!?」
獄寺「天の主のおいかりだ! 静まりたまえ、静まりたまえ!」
蓮 「凛姉さん! 駄目です! それを使っては!」
凛 「ウルサイ、ワタシハダレノサシズモウケナイ」

そこに居た凛は全くの別人と言えるだろう
なぜなら

血の色に染まった翼と

本来なら藍色のはずの瞳と髪が

翼と全く同じ色の瞳と髪なのだから……

凛 「コレデオマエヲナラクノソコニヲトスコトガデキル。サァヲワラセテヤロウ」

—続—

Re: 名の運命/ナノサダメ*REBORN!* ( No.12 )
日時: 2010/06/24 21:28
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第10話 真のすがた

? 「あーあやっぱり暴走しちゃったか。仕方ないね時間稼ぎご苦労さん♪」
凛 「ダレダ、オレニナンノヨウダ」
? 「誰って、あんたがよく知ってるはずだよ。ジョーカー」
蓮 「時間稼ぎ終了ですね♪凛姉さん」
凛 「さぁ戻っておいで」
ジョ「オレハダレノサシズモウケナイ!」
凛 「いい加減にしな! あんたは戻るそれだけだ」

凛がそう言った瞬間風がジョーカーをつつみカードに戻った

凛 「ゴメンゴメンなかなか出られなくてね♪」
ツナ「出るってどこから?」
凛 「ん?あぁちょっとね♪少し疲れちゃったかも?」
蓮 「お疲れ様です。凛姉さん♪」
霧雨「いいから始めろ。時間も無い」
凛 「そうだね、始めようか」
霧雨「またカードを使おうとしても無駄だ」
凛 「それはどうかな? クローバーA」

そう言うと凛の左手から茨が飛び出した

霧雨「これも幻覚なのか!?」
凛 「違うよ。それはカードの効果。クローバーは大地を司るの」
霧雨「ん? お前のその蝶の刻印どこかで……まさかお前ala族か……?」
凛 「よく気がついたね。そうだよ。ちなみに蓮はterra族さ」

そう言ったとたん凛の背中から雪の様に白い翼が出た

凛 「これで終わらせるよ。覚悟しな」

—続—


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