二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 人柱アリス オリキャラ募集!!
- 日時: 2011/03/16 16:16
- 名前: ニャンころ太 (ID: nkrYcvPM)
これから、ボカロの人柱アリスを元に、書いていきたいと思いまぁす☆
とりま、よろしくです。。
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- Re: 人柱アリス オリキャラ募集!! ( No.90 )
- 日時: 2011/04/02 15:58
- 名前: ニャンころ太 (ID: 25bToox.)
「じゃ、美咲がんばってね〜♪トイレで待ってるから終わったら来てよ!」
「彩、絶対楽しんでるでしょ。。」
「これを楽しまないわけないじゃんかぁ!!」
とうとう放課後になり…あたしは教室に残ってなくちゃならなくなった。
彩はアリスと一緒に女子トイレで待ってるから、告られたらトイレに来て教えろとかいうし…ゲームに決まってんじゃん。
てか、本人が教室にいないんですけど。荷物だけ置いてあって。。もう帰ろっかな…
ガラガラッ…————————
「あっ…」
やっと来たし。何があっ…だよ。自分で呼んだくせに。。
「誰もいない?」
「見りゃ分かんでしょ。」
「だよなー。わりいな、呼んどきながら待たせて。。」
ほんとメーワク。。
「で、、、えっと…呼び出したのは、美咲に言いたいことがあって…」
「なに?」
ったく…三崎が早く用件終わらせてくんなきゃ、こっちは帰りたくても帰れないんだっつーの。
「えっと、俺…美咲のことが………」
「………。」
「…。」
「…。」
どんだけためるの!?さっさと言いたいことあるなら言えって…
「あたしが何!?」
「好きです!!!!」
声デカッ!これじゃ、教室に誰もいなくても、隣のクラスとかに聞こえてんじゃん。
「俺、入学式のときに美咲のコト見て…その、一目惚れって言うか…で、好きになって、、、でも、美咲ってほら、結構性格きついじゃん?」
すいませんねー。よく言われます〜。。
「だから、告ろうと思ってもなかなかできなかったし、声もあんまりかけらんなかったし…でも、やっぱ好きで。。結局、中3まで言わないできちゃったけど…やっぱ、どうしてもいいたくて。」
遠まわしにあたしのせいで告れなかったって言ってること、自分で気づいてます〜?
「へ、返事はいつでもい…」
「ゴメン、無理。」
「ええっ!?早っ!!」
だって、別に好きじゃないんだから、今言った方がよくない?
「てか、これゲームかなんかなんでしょ?あたしも暇じゃないから、嘘告白の標的にしないでほしいんだよね。」
「うわ〜、美咲それ結構傷つくって。俺、本気だよ?マジだけど。」
本気と書いてマジと読む。。
「だってさ、あたしのどこがいいわけ?あたしのこと好きって、結構珍しいし。」
「珍しくないって。美咲のこと好きなヤツ、結構いるよ?ただ、今みたいに即振られるのわかってるから、なかなかみんな告れなくて…」
そんなん言われたって、ピンとこないんですけど。
「それこそあたしのどこがいいのさ?」
「え、だって…嘘つかないし、ほかの女子みたいに陰でぐちぐち言わないし、きついこと言ってるわりには結構優しいし。」
なんか、そんな感じのコト彩も言ってたかなー。
「あと、美咲って意外と料理上手いんだってな。彩が美咲の弁当上手いって言ってたし。」
彩、余計なこと言って…もうおかずあげないようにしてやろうか。
「あと…美咲は、か…やっぱなんでもない。」
「は?意味不。。」
“か”ってなんだよ、“か”って。。
「と、とにかく!ゲームじゃなくて、本気だから。あと俺、諦め悪いから、まだ諦めないし…告ったらなんかふっきれたから、これから超アピールさせてもらうし。ウザいかもしんないけど(笑)」
あー、たぶんウザいですね。そしてかなりメーワクですね。。
「悪かったな、時間とらして。じゃ、俺もう帰るわ!またな!!」
なんか一人でべらべら喋って帰っちゃったんだけど。とりあえず、女子トイレ行くか。
「彩〜、アリス〜終わったよー。」
「みたいだね〜!てか、丸聞こえだった!」
説明する手間省けてよかったわ。。
「てか、美咲〜!!あんた、即答は無いでしょ!せめて話聞いてから言えばいいのに…『返事はいつでもい』までしか言ってないじゃん!」
「彩、ちょっと静かにしてくんない?」
「だってー!!」
アリスは隣で笑ってるし…まったく、人ごとだと思って…
「それにしても…三崎君、『こっからどんどんアピールしてく』って言ってたよね。」
「あ、そういえば!ウザいかもって言ってたくらいだから、かなり積極的に来るんじゃなーい?」
「はっきり言ってメーワクなんだけど。」
「うわー、相変わらずのバッサリだね〜!」
だって、ホントなんだし。男子と関わってると、めんどくさいんだよね〜。女子ほどじゃないけど。。
彩とアリス以外の人とはできるだけ関わりたくないんだけど。
「さーて、これからどうなるんだろうね〜!超楽しみなんだけど!!」
ほんと、どうなるんだか。楽しみじゃないけどね…。。
- Re: 人柱アリス オリキャラ募集!! ( No.91 )
- 日時: 2011/04/02 19:15
- 名前: 勾菜 (ID: WXKAXP/E)
告白w
そして、美咲ちゃん、即答かっw
三崎君、かわいそうだわw
でも、ウザすぎるアピールって一体…
マジですかっ!?
んじゃ、めちゃくちゃ楽しみにして待ってます。
- Re: 人柱アリス オリキャラ募集!! ( No.92 )
- 日時: 2011/04/03 20:02
- 名前: ニャンころ太 (ID: 25bToox.)
勾菜さん>ライルの登場、楽しみにしててください!ウザいアピール…三崎君は積極的なボーイなものでw
- 二番目アリス ( No.93 )
- 日時: 2011/04/04 13:10
- 名前: ニャンころ太 (ID: 25bToox.)
「美咲、宿題見してくんね?」
「ヤダ。」
「美咲ー、次の授業何だっけ?」
「自分で確認すれば?」
「美咲、お昼一緒に…」
「食べない。」
あーもう、うっとうしい。1日中「美咲」「美咲」って。ウザいかもって言ってたけど、自分でウザいって分かってるなら、やめてほしい…
「美咲、三崎に超アピールされてるねー。」
「えぇ、おかげさまで。。」
「しかも、美咲ものすごい冷たいね。」
「アリスまで人ごとのように言わないでくれない?」
何であたしが冷たく返すの分かってて、こんなに声かけてくんだか…
三崎はドMなワケ?
「てか、彩!あんた、あたしのお弁当のコト、勝手にいろいろ言わないでくんない?」
「えー、いいじゃん。悪く言ってるわけじゃないんだから〜!!」
よくない。少なくともあたしはよくない。。
「今度そんなこと言ったら、もうおかずあげないから。」
「えー!?そんなぁ…」
「何話してんの〜?あ、マジで美咲の弁当うまそう〜」
げ、三崎。
「俺にも何かちょうだい!」
「ヤダ。」
「あげればいいじゃん!あたしとアリスにあげてるんだから、おかずは多めにあるんでしょ〜?」
彩とアリスだからあげるに決まってんじゃん。男子になんかあげるつもりないし。
「彩とアリスにあげる分はあるけど、三崎にあげる分は無い。」
「えー、残念…。てか、三崎じゃなくて名前で呼んでよ。」
はあ??
「そーだよ!三崎が美咲のコト呼び捨てにしてるんだから、美咲だって呼び捨てにした方がいいって!ね、アリスもそう思うでしょ?」
「うん。せっかくだから、そうしたら?」
そんなこと言われても…
「あたし、三崎の名前、知らない。」
「ええ!?それマジ!?うわ〜、俺へこむ…」
「あ、ゴメン三崎。美咲が男子の名前覚えてないの忘れてた。」
男子は別に関わりあいになることないから、名字だけ覚えてれば充分なんだもん。
だから、男子は全員名字で呼んでるし。
「え、それって全員の男子?」
「うん、だから三崎だけじゃないから…」
「ちょ、それマジかよ!?」
「美咲、俺お前と小学校のころから一緒だよな!?まさか、俺の名前も知んないの?」
なんであたし達の話に入ってくるかなー。めんどくさいんだけど。
「だから、全員知らないって言ってるじゃん。」
「うわー、お前そこまで俺たちのコト興味なかったのか…」
だって、名字だけ覚えてれば問題ないし。。
「俺、直だから。三崎 直。ちゃんと覚えてよー。」
「めんどくさい。」
「美咲!三崎だけでも、名前で呼んであげなって。」
彩が言うなら…しゃーない。。
「分かったよ。名前で呼ぶから…」
「おっしゃ!じゃ、今度から俺のことは“直”って呼んでね〜!」
めーんどくさいな…名前覚えなきゃいけないとか…。。
キーンコーン…———————————
「美咲、一緒に帰らね〜?」
「ヤダ。あたし彩とアリスと帰るし。三崎…じゃなくて、直はいつもの友達と帰れば?」
「おー!美咲が名前で呼んだ♪」
はー、無視無視。早くかーえろ。。
「あれ?アリスがいない…」
「あー、アリスならさっき、2年の男子に呼ばれてたよ。」
マジ?アリス、今度は年下に告られてんの?
「てことは…アリス、もう告られたの6回目だよ!?すごーい!!」
「うわっ、彩どこから出てきたの…」
「さっきからいたよ〜美咲は三崎君といちゃついてたから、気づかなかったみたいだけど。。」
「え、俺たちいちゃついてなんかないって!な、美咲?」
シカトしよーっと。
「それにしても、アリスすごいね〜。どんどん告られて。直もアリスにしたら?」
「俺は美咲がいい!!」
ウザッ。
「彩、帰ろ。。」
「三崎君は?」
「一緒に帰るわけないでしょ。」
アリス探しに行かないとな〜。。どこにいるんだろ?
「彩、アリスどこ?」
「あたしに聞かれても分かんないよー。屋上は?」
行ってみるか…
「てか、屋上ってあいてるの?」
「たまーにあいてるよ。別に立ち入り禁止じゃないし。授業中行く人がいないように、普段は閉めてあるけど。」
へー、そうなんだ。
バンッ…
「痛ッ…!」
「あ、スイマセン!」
前見て歩けよ。いや、今の子走ってたな…
「今の子、屋上から来たよね?アリスを呼びだした年下の男子じゃない?」
「じゃあ、アリス屋上にいるかな?」
ガチャ…
やっぱり屋上あいてる…たぶんまだアリスいるよね。
「———————だから…うん————————明日の…—————」
アリス…ケータイで誰かと喋ってる?
「アリスー?」
「えっ、あ、美咲と彩か。ちょっとまって。うん、じゃあ明日。。切るよー。」
誰と話してたんだろ?
「アリス、ケータイ学校に持ってきてたの?」
「てか、アリスってケータイ持ってたの?」
「うん…一応ね。。」
ケータイ持ってるなんて知らなかったな〜。。
「誰と話してたの?」
「えっと…友達?」
友達って…誰??
「あ、前の学校の友達?」
「そう!前にいた学校の…」
あ、前の学校か。そういえば、アリスって転校生だった。
「あ、もう帰るよね?ゴメンね待たせて。帰ろっか!」
「そうだね、帰ろ帰ろ!!」
そういや、あの男の子…
「アリス、また振ったの?」
「え?うん…委員会が一緒ってだけで、喋ったことなかったし。」
じゃあ、あの子アリスに一目ぼれだったんだね。
「それにしても、アリスも美咲もモテモテだねー!うらやましい!!」
「あたし、1回しか告られてないけど?」
「あたしも別にモテモテじゃないよ…」
いや、アリスはモテてるでしょ。この学校に来てからまだ数ヶ月しかたってないのに、6回も告られてるんだから…
「アリスはちょーモテてるじゃんか!美咲はさ、三崎君が言ってたじゃん。『告ってないけど、美咲のこと好きなヤツほかにもいる』って。もっと愛想よくすれば、告られまくりだって!」
愛想よくする気もないし、告られまくりたいとも思わない。
「彩だって、告られてんじゃん。」
「あたしは、中学になってから、あんま告られてないよー。」
でも、彩は小学校の時告られまくってたって、誰か言ってたけど…
「でも、小学校の時は告られてたんでしょ?」
「うん、、、まあ、ちょっとだけね。て、どこでそんなの聞いたの!?」
やっぱ告られてたんだ。
「彩の小学校からこの中学に来た人っていっぱいいるから…みんな告っちゃって、告られなくなったんじゃないの?」
「何それ、みんな告りきったって言うこと!?んなわけないじゃん!!そんなの超超超モテる人だよ〜。」
彩だったらありえる。。
「彩って何で彼氏作んないの?」
「別に作んないわけじゃないよ〜」
意味が分からん。
「彩は、好きな人いないの?聞いたことないけど…」
「う〜ん…美咲が男だったら、絶対に好きになってたんだけどなー。」
そんなこと言われたって、どうにもできないし、嬉しくないんだけど…。
「ま、ゆっくりでいいかなーって。好きな人いないしね〜。美咲は…作る気さらさらなさそうだね。。」
「うん、ない。アリスはすぐにでもできそうだけどね。」
「確かにー!アリス、好きな人いないの??」
そういえば、そんな話はめったにしないから、アリスが好きな人いるかなんて、聞いたことなかったな…
「いないな〜。あたしも美咲が男だったら、絶対美咲のこと好きになってたかなー。」
だから、嬉しくないって…
「でも、アリスあまりにも告られてるから、あたし達といつでも一緒ってのは、難しくなってきたよね〜」
普通、告られ過ぎていつでも一緒に入られないなんて、ありえないけどね。。アリスはそれだけモテるから…
告られるわけじゃなくても、男子がよくアリスに声かけてるし…だから最近全然人柱アリスの話してないや。
「うん。難しくなってきた…だから、早く“あの人”が来てくれないと…」
「え?アリス、今何言ったの?聞こえなかったんだけど…」
「あ、たいしたことじゃないから…独り言だよ。」
ふーん。ま、いいけど…——————————
- 二番目アリス ( No.94 )
- 日時: 2011/04/04 13:52
- 名前: ニャンころ太 (ID: 25bToox.)
From→森 アリス
「どうしよ、ちょっと遅くなっちゃった…」
今まで一回もお茶会に遅刻したことなかったのに…来る途中にめんどくさいことがあったからな…
ガチャッ…
「やっと来たみたいだね。」
「ソルト、真母…ゴメン、遅くなっちゃって。」
「…。」
真母はあたしをシカトして、目も合わせない。怒ってるわけじゃなくて、これが真母なんだっていうのは分かってるけど…ちょっと腹たつ
「真母…なに食べてるの?」
「…アイス。」
お茶会にアイス?まあ、夏だからいいか。
「この子、この間美咲って子にもらったアイスが気に入ったみたいだよ。」
「…ガリガリくん?」
こくんっと首を縦に振って、また黙ってもくもくとアイスを食べる。そんなにアイスが気にいったのかい。
「ソルト、そういえば昨日言ってた…」
「どうも、アリス様に呼ばれてきたものですが。」
えっ…あ、あたしの横にいたのか。
「この人が、あたしの騎士?」
「そう。キミにぴったりの騎士を呼んどいたよ。」
ふーん。結構かっこいいかも。
「名前は?」
「ライルです。」
ライルか…
「じゃあ、ライルはあたしの学校に来るの?」
「一応、転校することになってるよ。キミと同じクラスに入ることになってるから。」
クラスに続けて2人も転校生が来たら、なんかおかしくない?
「それにしても、『予想外にモテすぎて、いつでも美咲と一緒にいることが難しくなったから、自分を守る騎士がほしい』だなんて…」
「だって…しょうがないじゃん。ここまであたしが評判いいとは思わなかったんだもん。」
べつに、あたしがナルシってわけじゃないんだけど。
「キミはかなり可愛いからね。そのくらいの覚悟はしといてほしかったよ。」
「…自意識過剰。」
「真母、何か言った!?」
「別に。」
かわいい顔して、毒舌なんだから…
「とりあえず、よろしくお願いします。」
「うん、よろしくね!」
まあ、かっこよくて誠実そうな騎士だし、いいか。
「そうだ、真母。勝手に学校来ないでよ。お昼食べようとしたら、廊下を走ってる真母の姿見て、ビックリしたんだから。」
「それ、こないだも言った。」
その、たまにタメ口なのやめてくんないかなあ??
「言ったけど…それを真母に言ってるせいで、あたし時間なくてあんまりお弁当食べられなかったんだから!」
彩に何してたのか聞かれた時は、どうごまかせばいいか分かんなくて、超困ったし!!
「あと、美咲たちにはあたしと真母は全くの他人で知らない人ってことになってるから。」
「はい…」
大丈夫なのかな…ま、いいか。。
「あ、そうだソルト。実は、また新しい仲間が必要になっちゃって…」
「またかい?昨日騎士がほしいって言ってたばかりじゃないか。」
そうなんですが…
「ついさっき必要になっちゃったの。。」
「まあいいや。最近ボクの帽子屋、お客さんが来なくて暇だから。新しい仲間、探しといてあげるよ。どういう人がいいんだい?」
「ある人を監視してほしいの。」
そう、もしかしたらあたしの探している人になるかもしれない人。美咲に続く、第2候補になるかもしれない人…
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