二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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 冬結晶. 〔 inzm・東方小説集 〕
日時: 2012/03/19 20:33
名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
参照: お菓子の袋開けたら中身が飛び散りました。ポップコーンェ……

   

         
       「やっほう、来ちゃった」


                 「……あ、あんたら何人の家でくつろいでるのよッ!」






>>東方幻常記

 :::::::::::::::::::


 始めましての方は始めまして、お久しぶりの方はお久しぶり、こんにちはの方はこんにちは。
<紅闇-くれあ->とか言う者です。はっきし言って読み方とかご自由に。気にしてない馬鹿が此処に。


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*******魔道の世界--旅人達は--(イナズマ二次創作)********

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@お客様

 *夜桜様  *桜花火様  *イナズマン様  *月影様

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<後々更新>  10/16.


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Re: 魔道の世界--旅人達は--*稲妻*  ( No.53 )
日時: 2011/12/23 18:00
名前: ショコラ (ID: sopKm/an)


 やっぱり面白い・・・
 がんばれ!!
 次の話が楽しみだ。

Re: 魔道の世界--旅人達は--*稲妻*  ( No.54 )
日時: 2011/12/24 00:50
名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
参照: 俺何時まで起きてるんだろ。(コメ返しは数時間後!)


5話-2






 その言葉に、二人は急に口篭る。茜は短槍を手から放し、腕を組んだ。
 風丸がギクっと体を動かすと、肩を下げて溜め息をついた。


「いや、別に未知の生物が出るって訳じゃ無いんだ。夜が近づくと妖気が漂ってくるから、警戒を」

「確認は取れていなさそうだな。なら、今夜出てくることも否定出来ないと」

「ん……まあ、……そうだ」

「責めているつもりじゃない。こんな言い方しか出来ないだけだ……、急ぐぞ」







 三人は小屋を飛び出した。足元を照らす光を持つ円堂を先頭に、道を走る。
 走る反動で手元を暴れるように揺れるカンテラの光。それを見つめる円堂は顔をしかめ、立ち止まった。


「いつもに増して妖気が濃い……どっかで魔物が登場してる」

「今日に限って、か。私は運に恵まれないな、いつもと同じだが」

「俺らが行く方向だ……五年桜の辺りを探すのが手っ取り早い」


 目の前は沢山の木。夕暮れが近づいてきたのか、少しずつ辺りが暗くなってきている。



「くっそ……こう暗くなっちゃ俺達も分からなくなる」

「はあ? 円堂お前、番やってるんじゃないのか?」

「やってるさ! だけど、それ以上にこの森は広いんだ。桜までも遠いし……」

「此処には通称<迷いの霊>ってのが居て、本名は省くけど。その名通り幻を見せて道を変えてしまうんだ」

「お前らには、その霊に手が出せないのか。面倒だな、私はやはり此処が大嫌いだ」


 茜が悪態をついた。円堂は苦笑いし、カンテラを地面に置いた。
 ポンと風丸が肩を叩いた。茜は自分の隣で呆れる風丸を無視し、嘲笑うかのように静まっていく木々を睨んだ。


「一生大嫌いで居てくれて結構。円堂、久しぶりに出来るか?」

「そう来ると思った、……<真実を見通す眼よ、我の行く先を示せ>!」



 円堂が腕を振り上げ、叫んだ。
 足元から黄金に輝く光が浮き上がった。それは音も無く前へ伸びていき、幻を消し去る光の道となってそこに現れた。
 再びカンテラを持つと、後ろを振り返って二人にピースサインをした。


「素晴らしく憎たらしいドヤ顔ご苦労。最初からこれを使えば良かったんだ」

「文句は100年後に聞いてやる。さあ行くぞ!」
 


 光の道は、迷い無く真っ直ぐに伸びていた。木々を突き抜けていたので、それを避ける必要があったが。
 隣を走る風丸に声を掛け、今一番聞きたいことを言った。


「天月の戦闘能力はどの位だ?」



「かなり高い。ただ、必要以上に力を出していないから、いきなり後ろを取られたりすると危ないと思う」

「なら大丈夫だ。カーナは、自分の後方も攻撃対象の一部。その場しのぎぐらい、楽勝だろう」

 
 前から円堂が付け足す。


「安心出来る訳じゃないだろ。俺の気のせいかも知れないけど……物凄く強力な気がするんだ」

「登場しているとされる魔物が?」

「ああ。ただ……妖気の他に、何か別のも混じっている気がする。カーナ達なら良いんだけど……」



「おい風丸! 今日は歓迎されないお客様でいっぱいだな。入ってこれないように結界でもやったらどうだ!」

「お前が厄を無料で運んできてくれたんじゃないか? どうもお手数掛けますねぇ!」



「茜、風丸……俺の話聞いてるか……?」







Re: 魔道の世界--旅人達は--*稲妻*  ( No.55 )
日時: 2011/12/24 15:01
名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
参照: 話数が分かれてるのは、文字数オーバーで一つに出来なかった物なのです。


@ドロップ

お久しぶりなの——!
こちらこそコメント残せなくてゴメンね。ちゃんと見てるのよ!
え?この二人連れてくと五月蝿いぜ?良いのか?((
なら紅闇は和奏ちゃんを貰っていくぜ!死ぬまで借りるだけだし!

あー……ちょっとは影響受けてるのか、な?分からないけど。
ウフフ、紅闇にはドロップが言いたい事、全て分かるんだからね!((大丈夫だ!←


有難う!頑張ります。




@ショコラさん

面白い……とな?まーさーかーそんなご冗談を(ry
有難う御座います、只今作成中なのですよ^^


Re: 魔道の世界--旅人達は--*稲妻*  ( No.56 )
日時: 2011/12/24 18:06
名前: ドロップ ◆8WWubVa7iM (ID: k2zz/GQt)

紅闇☆


五月蝿い?カーナちゃんと茜ちゃんがいれば俺は生きていけr((
和奏?貰ったら大変なことになるぞww
きっと毎日ぐちゃぐちゃのどろどろになってタヒぬことになるよ!w

あら、全部わかってくれるか!
今のウフフは黒歴史の時の魔○沙ですね、わかりまs((

Re: 魔道の世界--旅人達は--*稲妻*  ( No.57 )
日時: 2011/12/24 19:53
名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)







 白い雪が舞う。眼下は一面銀世界の街中。幻想的で、どこか儚いような。




「……俺さ、今日——違うな、今まで以上に思ったけど」


「何だ?」


 奴は柵を掴み、町を眺めていた。私は背丈では少し負けているその顔を見つめる。
それはどこか、大人びている様に見えて。


「小さい頃から、一緒に遊んで。幼馴染の円堂と茜をかけがえの無い大切な友人だと思ってた。
でも最近、茜の場合が違うんだよな」


 少しずつ瞬きの回数が増えてきたような気がする。
 奴は一瞬だけ、顔を悲しめに歪ませると、ゆっくりと目を閉じた。昔の思い出に耽っているのか。早く言って欲しい、私の思い通りの言葉ならば、きっとお前を悲しませる答えしか出来ないんだ。


「うーん……言葉にすると難しいな。何か、今までよりもっと大切に想うと言うか、……」
                

 「ずっと傍に居て欲しいと思った。“あの時”を繰り返したくないから」



 いきなり奴は、こっちを振り返って笑った。頬と鼻が赤いのは、寒さのせいか? 別の意味なのか?

「……そうか」

 いつもの通り、何の表情も出さずに答えたつもりだった。
だが“偶然”にも、顔の筋肉が上手い具合に動いて、何となく微笑み返してくれた気がする。……余計な事を。
 奴は目を丸くしたのか。慌て、犬のように頭を振ると、手をポケットに突っ込んで歩き始めた。
勿論私も後を追う。今までの出来事は無かったかの様に、他愛も無い話をして家に帰った。





 思い通り、では無かったが、結局意味は同じだろう。



                      なあ? ……風丸。私はさ、









(  解らないんだ、何もかも  )


                 *白銀世界を彷徨って、
 


+++


恋愛経験皆無なんです、気持ちも持ったこと無いんです、これでも精一杯頑張ったんだぜ?
茜さんは相手の気持ちが解らない。嬉しいのに、何故だろう?そんな感じ。


取り合えずメリークリスマス!!



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