二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ニセコイのニジサク
日時: 2012/06/19 12:44
名前: 栖樺 啾 (ID: zRrBF4EL)


栖樺です。
コミック一巻を買ったらなんかこう・・・。
書きたくなったので、
手を出してみました。
栖樺にしては珍しく、本編に出てくるキャラを
中心軸として、話を回していきたいと思っています。

とはいえ、ニセコイって、小説にするの難しそうなので、
キャラ崩壊とか、本編との食い違いは悔い違いは、
できれば目を伏せていただきたく・・・・。
まぁ、察してください。
めだか箱、狐僕と並行していけるか不安ですが、
とりあえず、頑張ってみます。

どうぞ、お口汚しならぬ、
    お朽ち汚しを、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいかと

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タイサク ( No.34 )
日時: 2013/05/20 17:40
名前: 栖樺 啾 (ID: XetqwM7o)


「なにむくれてんのよ」
るりは小咲の頭をつつく。
指で。
しゃがみこんでむくれているのは小咲だ。
「だ、だって…」
桜がキレイ、なんて話をしているかと思いきや、
あっという間に季節は過ぎ
夏になろうとしているわけで、
世に言う『リア充』は活動を開始し始めている
「な、なんの進展も…」
「それはもういつものことでしょ…」
半端呆れてるりもしゃがみこむ。
廊下で二人は涼み中
風が頭の上を過ぎて行く…
「はぁ…、なんであんたはこう…情けないわね。」
「な、情けないって…私だって…」
小咲が頑張っているのはるりが一番よく知っている。
知っているからこそ、何故実を結ばないのか
それをひたすらに疑問に思う
「何がいけないのかしら…」
自分は恋愛のことなどさっぱり知らない。
それでも、小咲が頑張っているのを
ただ黙って見ていることは出来ないのだ。
だからこそ、色々口を出す。
「うぅ…夏になっちゃうぅ…」
小咲はさらに顔を沈める。
ここまで落ち込んでいるのも珍しい。
「なに、なんかやったの?」
「やったというか…やられた、のかな?」
小咲が顔をあげる。
そして豪快なためいきをつく。

「さ、さっき…橘さんが一条くんを
海に誘ってたところ見ちゃって…」


「海なら行ったじゃない」
「ふ、二人でいこうって、…」
「!?」
(相変わらず大胆かつ、素早い)
小咲の恋路は長い。

ナツフク ( No.35 )
日時: 2013/05/21 14:53
名前: 栖樺 啾 (ID: ai5/g0Y4)



「そろそろ衣替えだな、楽よ」
「だからなんだよ」
「え…透ける…え…?」
「いや、そんな目で見られても…」
楽と集が会話していれば
だいたい千棘が絡んでくる
「なになに、なんのはなし?」
「…なんでもねぇよ。」
目を輝かせて寄ってくる千棘を鬱陶しそうに
楽が避ける。
「お前が聞いて楽しい話じゃねぇよ。」
「えー、なによそれ、」
千棘は膨れる。
最近になってやたら絡んでくることが多くなった
千棘さるとやってくる、
千棘よりも絡んでくる万里花が
「楽様ったら…頼まれればいくらでも
見せますのに…いつでも…。」
「お前はお前でなにいってんの?」
「違うよ、橘さん!!楽は透けてるのを
楽しむのが好物なんだよ!!」
(お前もなにいってんの?…)
楽はもう黙ってることにした。

視線の先には小野寺小咲
楽しそうにるりと話している。
「………。」
「楽お前今…小野寺さんで…」
「してねぇよ!!!」
集を思いきり叩く。
小野寺から視線を向けられる

(してねぇよ………)
浮かんできたのは、
小野寺と千棘と万里花だった。
(あわてる鶫も)

リクエストのお願い ( No.36 )
日時: 2013/05/21 17:49
名前: 栖樺 啾 (ID: ai5/g0Y4)



ニセコイも佳境に入ってきたので
そろそろ新しい作品に手を出そうと
してたんですけど…

なかなかピンとくるものがないので、
軽く募集かけときます…

ココかTwitterで栖樺にいってもらえれば
できる範囲で書いていこうと思案してます

ほんとは巨人さん書こうかと
思っていたのですが…
喜んでもらえない気がしたので…

ココ一ヶ月間くらいでお願いします〜!

以上、栖樺でした〜( ‾▽‾)

Re: ニセコイのニジサク ( No.37 )
日時: 2013/05/24 22:49
名前: hiyori* (ID: YxUxicMi)

お久しぶりです。やっぱりおもしろい作品ですね♪
私、全然小説とかわからないんです。
でも『巨人さん』でもおもしろくなると思うので
 栖樺さんがこうかな?と考えたものが一番だと思いますよ。

ナツマデ ( No.38 )
日時: 2013/05/26 19:10
名前: 栖樺 啾 (ID: Ak8TfSQ3)



「楽さま…」
夜部屋に一人きりの万里花は夜風に当たっていた
もうすぐ夏、
まだ夜は寒いが、自然と蒸し暑くなる時期である。
そろそろ衣替えも始まる時期のなか、
万里花には抱えている問題があった、




万里花には足りないのは健康な体だった。
いくら精神的に強がったところで
万里花の体は弱いままだった。
まだ、大丈夫、まだ、大丈夫、
そんなふうに思ううちに、
いつかまた、倒れてしまうのでは…
そんなことを考える。
「もし、私が倒れたら…」
(きっと楽さまを心配させます)
万里花は焦っていた。
楽に接近を測って大分経つが、
これといった成果は出ていない。
あと少し、と思うことがあっても、
楽はあっさりかわしてしまうのだ

「迷ってる暇はありませんね!」

思い立てばすぐに行動、
これが恋愛の必勝法だと、万里花は思う。


小野寺小咲のように待つのではなく
桐崎千棘のように誤魔化すのでもなく、
鶫誠士朗のように、見ているだけでもないわ


それが、万里花だ。

夏に行動できないなら
それまでにやるまでだ。


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