二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ニセコイのニジサク
- 日時: 2012/06/19 12:44
- 名前: 栖樺 啾 (ID: zRrBF4EL)
栖樺です。
コミック一巻を買ったらなんかこう・・・。
書きたくなったので、
手を出してみました。
栖樺にしては珍しく、本編に出てくるキャラを
中心軸として、話を回していきたいと思っています。
とはいえ、ニセコイって、小説にするの難しそうなので、
キャラ崩壊とか、本編との食い違いは悔い違いは、
できれば目を伏せていただきたく・・・・。
まぁ、察してください。
めだか箱、狐僕と並行していけるか不安ですが、
とりあえず、頑張ってみます。
どうぞ、お口汚しならぬ、
お朽ち汚しを、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいかと
- タトエバ ( No.14 )
- 日時: 2012/12/06 17:45
- 名前: 栖樺 啾 (ID: 16/cv9YI)
「質問1、あなたの友達を動物に例えてみましょう。」
「・・・・宮本?何言ってんだ突然・・。」
昼休み。
弁当を食べ終え、いつものようにうだうだしていた楽達6人に宮本るり
が突然語りだした。
(6人 楽、小咲、千棘、マリー、鶫、集)
「えー、何楽しそう!やりたいやりたいっ!」
千棘がはしゃぐ。
両手をぶんぶん振る。楽に当たるが気にしない。
「うん。というわけで、ハイ。一条君どうぞ。」
「えっオレ!?」
「うん。お願い。」
「別に良いけど・・。」
小咲ははらはらする。
(るりちゃん何言ってるのっ!?)
「まぁ、楽しそうじゃありませんか。楽様どうぞ。」
「どうぞつっても誰から・・。」
そこで集が勢いよく手を上げる。
宮本が鬱陶しそうにかける。
「誠士朗ちゃんでどうでしょう?」
「貴様死にたいのか・・・。」
「えっ知りたいでしょ?知りたくないの?じゃあ、いい・・・。」
「い、いやっ貴様のくだらない遊びにつきあってやらないことも
・・・ないぞ。いやだが・・仕方ない。」
鶫はぶつぶつと呟いている。
集が楽に寄る。「ほれ。」と促す。
「んー・・。鶫か・・・。」
「・・・・。はやくしろ。」
「あっ、『オオカミ』?」
「・・・・・・オオカミ?」
オウム返しで聞き返すと、楽は頷く。
「そうそう、オオカミ。」
「凶暴な、あれか?」
鶫は若干悲しそうに言うと
楽が笑って続けた。
「いいじゃん。オオカミって可愛いとこいっぱいあるし。」
「・・・・・・・。」
黙った。完全に沈黙した。
集が笑いをこらえている。うざい。
宮本がためいきをついた。
「お前は完全に『サル』だな。」
「まじかっ!」
集は今度こそおとなしく席に座った。
「さて、次はー、」
「はい!楽様っ!私をお願いしますわ!」
「んー、橘は『イヌ』かな。『チワワ』とか『トイプードル』。」
「まぁ、可愛らしいですわ。ありがとうございます。」
マリーは満足気に微笑む。
しっぽを振って喜んでいるようだ。
感情が素直である。
宮本が再び溜息をつき、楽に話しかける。
「私は?」
「宮本は・・・『ネコ』かな。『黒ネコ』」」
「そう、で。小咲は?」
「「!」」
(そっちを聞くためかっ!)
自分の話はあくまでフリだったらしく、小咲にむかせる。
「小野寺かぁ・・・・・。」
「・・・・・。」
(どうしよう、馬とかだったら・・。)
「・・『リス』?」
〈・・・・あのときの写真を思い出すなぁ。
一条君知らないだろうけど・・・・。)
後ろでるりが笑ってるのがわかる。
後で注意しなくては。
「ねぇ、楽。私は?」
(どーせ、言うことはわかってるけど。)
「ん?千棘か・・・。」
楽は少し考え込む。
なんとなく雰囲気が重くなり、緊張に包まれた。
そして、しばし考えた後、「あっ。」と言って、
千棘を指差した。
「『ウサギ』っ!」
「・・・・えっ?」
「意外ですわね。」
「なるほどねぇ。誠士朗ちゃん、どう思う?」
「いいのではないか?」
「・・・・そう。」
「千棘ちゃんっぽいねー。可愛いし。」
口ぐちにみんなが言う。
千棘は照れる。
「えっ、だっていっつもゴリラとか・・・。」
「そりゃ、そうだけどよいっつも同じじゃあつまんねぇし。」
「でもなんでウサギ?」
「あぁ、それそれ。」
千棘の髪飾りを指差した。
千棘がそれに触れる。
「耳っぽいかなって。」
「・・・・・そっか。ありがと。」
「? おう。」
「それなら私も犬耳つけてまいりますわ。」
「いや、いいからっ!めんどくせーことすんなっ!」
(リス・・・、)
(ちょっと、予想以上に嬉しいかも。)
(可愛いところ・・いっぱい。)
(しっぽでもつけようかしら。)
ちょっと人騒がせなるりのプチクエスチョンでした。(第一弾)
- あの日の千棘 ( No.15 )
- 日時: 2012/12/29 19:55
- 名前: 栖樺 啾 (ID: 16/cv9YI)
「ごめんね・・。私のせいで、怪我させちゃって。」
「いいよ。大丈夫だから泣かないでよ【 】。」
「うん。【 】でも・・。」
彼は笑った。私にも笑えというようだった。
私もなんとか笑おうとした。
ぎこちなくなってしまい、逆に彼に笑われてしまった。
彼を軽く怒った。
「ごめん。でもそういうほうが【 】らしいよ。」
「・・・そうかな?」
彼が言うのだから間違えはないだろうけれど。
彼が怪我をしてしまってからはずっと看病をしていたから、
たくさんの話をした。それは不謹慎だけれどとても、
とても楽しかったんだー。
「という、夢をみた。」
千棘は複雑な気分だった。
「あんなに、思っていたのに・・。」
どうして、忘れたんだろう【 】のことを。
彼の名前も、思い出せないの。
- Re: ニセコイのニジサク ( No.16 )
- 日時: 2013/01/02 23:57
- 名前: TH (ID: BGc0M6LZ)
最高ーー
小野寺可愛い
- あの頃の小咲 ( No.17 )
- 日時: 2013/01/04 23:06
- 名前: 栖樺 啾 (ID: 16/cv9YI)
あの男の子は私にたくさんのことをしてくれた。
内気で引っ込みがちな私を変えてくれた。
いろんなところの遊びに行って、いろんなことで遊んで、
いっぱい遊んで、いっぱい笑って、いっぱいい、ときめいて・・。
ずっとこのまま笑っていられると思ってたし、
大きくなってもこのままがいいな、なんて思ってるの。
それでも、【あの子】がこの町からいなくなってしまうなんて・・。
私達、3人で遊ぶのが私にとっての何よりの楽しみだったのに・・。
どうして一緒じゃあ、駄目なんだろう?
もっと、遊んで居たかったなぁ。【あの子】と。
【あの子】はどうしているのかな?
私にとっての宝物のような日々。
何よりも、大切で、大事な日々が。
まだ、残ってる。
鍵と、一緒に。
でも、錠は・・・・・。
探さなくちゃ、一緒にしてあげなくちゃ、見つけてあげなきゃ
でも、【あの子】とも、合わなくちゃ。そして、
男の子にもう一度あって・・・・。
「・・・・・、鍵、約束。
私、なんでずっと探してたんだろう。考えないで。」
鍵を握り締めて、離す。
「見つけなきゃ、約束を。」
さて、私は考えなきゃ
【あの子】ってどんな女の子だったかな?
思い出さなきゃ、だって、あの女の子は、私のー、
- あの頃のマリー ( No.18 )
- 日時: 2013/01/04 23:27
- 名前: 栖樺 啾 (ID: 16/cv9YI)
らっくんこと、楽様は私にさまざまなことを教えてくださいました。
学のない私に教えて下さり、とても楽しかったです。
お父様から言われても、やる気にはならなかったのに、
楽様から言われればすぐさまやる気になって、夢中で覚えました。
私にとって楽様は愛しい人そのものでした。
たくさん優しくしてくれて嬉しかったのです。
時には、子供の気の迷いだと、笑われることもあるでしょう。
それでも私にとってはあれが、恋なのです。
とっても、大事でしょう?
初恋というものは。
遊んでくれた楽様はいつでも笑顔でした。
私の喋っている言葉に疑問を浮かべながらも、
私との遊びの時間を創ってくださいました。
私なんかと一緒に遊んでいて、楽様はたのしかったのでしょうか?
「私、絶対諦めません。」
たとえ、楽様と約束を交わしたのが私でなくとも。
私、負けないし、くじけないし、何よりも
ずっと、楽様を思っていますから。
誰よりも、何よりも、私は、楽様が・・・。
だからこそ、知りたいのです。
あの人が結婚したいと思ったほど、想った女性が誰なのか。
楽様が、誰を選ぶのか。
選ぶ、だなんて、楽様はモテモテですから。
隣にいるべき者としては、誇らしくもあり、切ないです。
楽様は、どう思っているのでしょうね?
私だけ、思っていても、ココロが二つなくては
【恋愛】には、なりませんよ、みなさん。
私は、あなたのココロを欲していますわ♡
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