二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 青年ルークと新たなる冒険(リレー小説)
- 日時: 2010/02/28 20:34
- 名前: シャルロッテ・グランロッシュ (ID: qZXNCSUo)
レイトン教授とルークが別れてから6年後、霧深いロンドンの海に、一艘の船がやってきた。「懐かしいなぁ、ロンドン…」それはルークの乗った船だった。
霧が晴れて、ビッグ・ペンの時計台が見えたとき、ルークは懐かしさに胸がしくしくと痛み、何だか泣きたいような気分になった。「僕も入学するのか、先生が教えている、グレッセンヘラーカレッジに…」
そう、ルークは現在19歳。これから、レイトン教授が教鞭をとっているグレッセンヘラーカレッジで大学生活を送るために単身ロンドンに帰ってきたのだ。
だが、このとき、ルークはまだ知らなかった。これからは自分が、仲間と共にに謎解きの大冒険に出発することになるなんて…
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プロローグは以上です。皆さん、ふるってご参加ください。よろしくお願いします!
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- Re: 青年ルークと新たなる冒険(リレー小説) ( No.62 )
- 日時: 2010/03/17 20:59
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
ロッテ、後は任せた!!
- Re: 青年ルークと新たなる冒険(リレー小説) ( No.63 )
- 日時: 2010/03/17 22:51
- 名前: シャルロッテ・グランロッシュ (ID: qZXNCSUo)
「【ちがねあかこかのヒヨヲシ】…この文章を50音表に照らし合わせて、下に一字ずつずらすと…【つぎのいきさきはフランス】になる。だから、このナゾの『旅行好きの友人』の次の行き先はフランスだ!…あっ、もしかして…」僕はハッとした。
「そう、次の水晶ドクロはフランスにあるよ」
男性は静かに言い、立ち去った。
ふと、ジュリアの顔を見ると、驚いたような、おびえたような顔をしている。
「どうしたの?」
「あの人、ゲオルグおじさんにそっくりなの…」
僕が尋ねると、ジュリアがつぶやいた。
「えっ?」
ゲオルグ、行方不明のドイツ兵。ウエンディさんの夫、アリスの父親、そして、ジュリアのおじさん…
「待って! おじさん、ゲオルグおじさんっ!」
ジュリアは急いで追いかけて道を曲がったが、もう男性はいなかった。
「ゲオルグおじさんは生きてるんだ!」
ジュリアは嬉しそうな顔になった。
僕達はひとまずウエンディさんの待つ聖チャスタティ教会へ戻ることにした。
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ここまでです、続きをどうぞ。
- Re: 青年ルークと新たなる冒険(リレー小説) ( No.64 )
- 日時: 2010/03/18 20:52
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
約30分後・・・
ー聖チャスタティ教会ー
その中に入った僕らはウエンディさんを見つけて言った。
「ウエンディさん!」
「あら、ルーク君にケイティちゃん・・・どうだった?」
ウエンディさんが僕らを見回しながら呟いた。
でも、このことを話すわけにはいかない・・・なぜなら、ジュリアが嬉しそうな顔をしていたからだ。
「ねえ、ルーク・・・どうしようか?」
ケイティが僕を見て囁きながら話しかけてきた。それを言われると・・・話すか否や迷ってしまう。
「話してみるか・・・」
僕は彼女を見て呟きながら答えたのだった。
- Re: 青年ルークと新たなる冒険(リレー小説) ( No.65 )
- 日時: 2010/03/21 21:47
- 名前: シャルロッテ・グランロッシュ (ID: qZXNCSUo)
「ウエンディ叔母さん、今ね、帰って来る時にゲオルグおじさんにそっくりな人に会ったの!」
僕達が言おうとしていたのに、ジュリアに先に言われてしまった。そうなると、ますます僕とケイティが報告しようとしていることが話しにくくなってしまう。
「ゲオルグ、おじさんにそっくりな人…?」
アリスをあやしていたウエンディさんの手が止まった。
「うん、きっとゲオルグおじさんは生きてるんだよ」
「あ、のね? それなんだ、けど…」
ケイティが言いにくそうにしている。
「ケイティさん、どうしたの?」
不思議そうにケイティの顔を見るジュリア。僕は申し訳ないと思いながらも話すことにした。
「あれは立体映像だったんだ、ジュリア」
「立体、映像…?」
そうか、この時代には立体映像の技術はないんだ。
「ある人がいかにもそこにいるように見せる映像のことさ。そうだな、映画に似てるかな」
「じゃあ、あのおじさんは?」
「ニセモノだよ。僕らをフランスにおびき寄せようとする何者かが見せたんだ」
それにしても、1941年に、立体映像を人に見せられるような者は、誰がいただろう。その何物かは、何のために僕らをフランスにおびき寄せようとしているのだろう。
「許せない…ゲオルグの映像を利用するなんて…そいつはどうも、特にジュリアに用があるようだね」
ウエンディさんが怒っている。
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ここまでです、続きをどうぞ。
- Re: 青年ルークと新たなる冒険(リレー小説) ( No.66 )
- 日時: 2010/03/22 22:39
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
偽者であるということは・・・その人物が誰だったのか分からない。だが、言えることはただ1つ・・・
「僕が考えるに、あの偽者を作ったとされる人物・・・」
「何か分かったの?」
ケイティは僕を見て答えながら呟いたのだった。
「まあ、何となくね・・・でも、立体映像を施していたということは何か意味がありそうなんじゃないかい?」
僕はうーん・・・と唸って考え込んだ。そこがどうしても引っかかる・・・
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