二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去
日時: 2012/12/02 09:59
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=24538

【読者の皆様へ レッドからの挨拶】

初めまして、レッドです!
ダンボール戦機Wシリーズの小説を描いております。
本来ならば、【バン×ヒロと怨炎の幻想】の番外編を執筆する予定でした。
スレが1000になり、過去ログに入ってしまいました。というわけで、新シリーズとしてリニューアルさせることにいたしました。
上記の参照に【バン×ヒロと怨炎の幻想】の小説のアドレスを載せておきましたので、興味のある方はクリックして読んでくださいね♪


新シリーズはバンハルを中心にして取り巻く展開になります。
ハルはオリジナルキャラクターとして考えたのですが、ヒロインとして演じていただくことになります。

第2部として記念すべき第1作は!!
【バン×ハルと失われた過去】です。

前作の番外編で登場させることができなかったキャラクターとのコラボもこちらで登場させる予定です。
番外編では登場させることができず、申し訳ありませんでした。

そこで、番外編を描く代わりに新シリーズとしてスタートさせることにいたしました。
ダンボール戦機Wの主人公・山野バン、幼馴染の人見晴香を中心にして取り巻くオリジナルストーリーを展開させていけたらと思います。もちろん、ヒロたちも登場させる予定です!!

前作の本編で登場した山野健太&直太の兄弟も出演予定です。
今作では初登場となる山野リンという姉が物語の重要なキャラになるかと思われます。

【本編:ストーリー原案・構成】

第1章〜第5章:LBXバトル編
第6章〜第9章:廃墟ビル探検編
第10章〜第16章:謎かけ編
第17章〜第30章:オリキャラ登場編
第31章〜    :謎解き編

ストーリーの進行具合によっては変更する可能性がありますので、ご了承ください。

【短編:バンハル編】

第1編:帰ってきた酔っ払い >>106 >>111 >>130
第2編:幼馴染の恋心 >>220 >>221 >>235
第3編:中2になって成長した幼馴染 >>328 >>341 >>344 >>346 >>347 >>348 >>354
第4編:大人になってからのハロウィン >>409 >>410
第5編:バンが見た悪夢とは? >>493 >>495 >>504 >>508
第6編:もう1人の兄 >>747 >>759 >>773 >>775

山野バンと人見晴香(通称ハル)の幼馴染を中心にして繰り広げられる、短編オリジナルストーリーを展開していきます。
幼馴染同士で描かれるエピソードを読みながら、楽しんでいってもらえたら嬉しいです♪

【短編:ヒロナオ編】

第1編:幼馴染の背中 >>152 >>154
第2編:ヒロに対する恋心 >>315 >>318
第3編:ハロウィン・パーティー >>387 >>390 >>408
第4編:ナオが見た悪夢とは? >>598 >>603

大空ヒロと小野奈緒美(通称ナオ)の幼馴染を中心にして繰り広げられる、短編オリジナルストーリーを展開していきます。
ヒロナオに隠されたエピソードも描いていきたいと思っています。

【原作:完結した作品】

第1作:バン×ヒロと黒影の亡霊

本編は全20章で完結、番外編は全16章で完結しているぞ!
ダンボール戦機Wの小説を描くにあたり、記念すべき第1作はホラー×ミステリーを交えた本格的な謎解きアクションアドベンチャー!!

第2作:バン×ヒロと過去の追憶

前作の【黒影の亡霊】の続編となった待望の第2作!
本編は全30章で完結、番外編は第25章で完結しました。
全30章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。

ポイント:ナオが記憶喪失していることだけではなく、ハルの過去に隠されたエピソードも収録している。
番外編では初登場した聴覚障害を持つ少年・船津直紀を取り巻く展開を中心にストーリーを進めていく。
これまでにないオリジナルストーリーを展開させることで前にも増して、文章力を上げることでクオリティをパワーアップさせた。

第3作:バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ)

前作の【過去の追憶】の続編となった待望の新作!
本編は第40章で完結しました。番外編は第4章まで進んだが、完結できませんでした。
なので、番外編は新シリーズの小説でリニューアルに伴い、執筆させることにいたしました。
全40章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。

ポイント:バンの弟・山野健太&直太の兄弟が初登場していることだけではなく、2人の過去に共通点を持つところがある。
バンが兄としての役割を担うことで、2人の弟をどうやってサポートしていくかというところも見逃せない!!
バンを支える仲間たちとの絆を深めながら、友情と感動を送るという感じになるストーリーも手掛ける。
健太と直太に対するバンの強い思いにも注目してください!!

【お客様】

シグレ:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、ダン戦好きな人で気が合う! 2次(映像)でポケモン小説を描いておりますぜ♪ キョウヘイ君とヒュウさん、カッコイイ!! そして、メイちゃんもかわいい!!

姫佳:この小説の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしていると言った人・・・この子もイナゴの小説を書いてて、結構面白い! ティアラ&ラティア、ここちゃん、輝姫の主役4人・・・かわいいぜ!!

茅:楓が描いている黒子のバスケ小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、サトミちゃんに関する小説を描いておりますぜ♪ 凛太君カッコイイ!

yumi:シエルが描いているポケモン小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、この小説に初めて来た人で仲良くさせていただいています♪

凛々:凛と呼ばせてもらってるぜ・・・この子はイナイレの小説を書いておりまする! 亜夢たん可愛いぜ!♪

赤獅子エンザ:この人はイナイレの小説を描いてますぜ♪ 友達だけど、イナイレ&ダン戦が好きで仲良くさせていただいてます♪

タク:私の小説に初コメしてくれた人です。ダン戦シリーズの小説を読んでいて、凄く面白いと言ってくれました。本当にありがたいです♪ デュエマの小説を描いておりますぜ♪

冬ノ華 神ノ音:この小説に初コメしてくれた人。姫佳のスレで知り合って仲良くなった友達ですが、仲良くさせていただいています♪ 2次(映像)でイナイレの小説をかいておりますぜ!!

優騎那:イナイレ、ワンピースの小説を書いてる人です! 私の友達で仲良くさせてもらってるぜ!!
ゴトリック&フォークスの凸凹コンビ、オリビア&シュリの姉妹コンビをオリキャラとして出させてもらってるぜ!!!

伊莉寿:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、ダン戦好きで気が合って話しやすい! この人もイナイレの小説を描いてますぜ♪ 美咲ちゃん、可愛いぜ!!

ゆりかん:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、仲良くさせていただいてます。この人もイナイレの小説を描いていますぜ♪ 複雑・ファジー小説で推理小説を描いていて、ストーリーが気になるぜ!

聖:第1作【黒影の亡霊】の番外編で出会った友達。ダン戦が大好きで気が合い、最高の親友! イナイレの小説を書き始めた人だけど、桃香ちゃんが可愛い!!

希歌 絆:シグレの小説で知り合って仲良くなった人です。読みやすいと言ってくれたので、本当にありがたいです! 友達だけど、2次(映像)でサマーウォーズの小説を描いておりますぜ♪











【本編:キャラクター原案・構成】

本編の登場人物設定 >>1
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太、姉のリン、イナイレの登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。

青峰太陽の登場人物設定 >>11
茅が描いている黒子のバスケ小説で出ている青峰大輝の兄・太陽の登場人物設定が載っているぞ!
太陽と大輝のコンビに注目してください。

登場予定:第18章で登場しました。

キョウヘイの登場人物設定 >>12
シグレが出してくれたオリキャラです。今作では本編に登場させることにしました。
キョウヘイの運動神経、バンたちとの共演に注目してくだされば幸いです。
ポケモンBW2主人公・キョウヘイの活躍に期待してください。

登場予定;第21章で登場しました。

ヒュウ&メイの登場人物設定 >>13
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいという理由でキャラ応募してくれました。
キョウヘイとのコンビネーションを披露するので、大迫力のLBXバトルにも注目してください!

登場予定:第21章で登場しました。

優騎那のオリキャラについての登場人物設定 >>14
オリビア&シュリの姉妹コンビが前作の【過去の追憶】に続き、本編で再登場決定!!
急遽、2人を起用することにしました。

登場予定:第24章で登場しました。

無類シント&星目テツヤ&武闘フジ、3つのLBXについての登場人物設定 >>15
タクが出してくれたオリキャラです。番外編でバンたちと共演させたいという理由でキャラ応募してくれました。
シントたちの活躍に期待してください。タクのイメージに近づけるよう頑張って描いていきたいと思います。
3つのLBXについても一緒に載せてありますので、ゆっくりご覧下さい。

登場予定:第25章で登場しました!

富士本 優実の登場人物設定 >>42
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいとのことでキャラ応募してくださいました。
今作では初登場となりますが、ユウミがどのようにして演じていくのかというところに注目してくだされば幸いです。

登場予定:第26章に登場します。

恵珠の登場人物設定 >>186
冬(冬ノ華 神ノ音)が出してくれたオリキャラです。
バンたちと共演したいという理由で応募してくださいました。
しかもメカニックという設定をつけていただき、私としても上手く描けるか分かりません。
やるからには頑張って描いていきたいと思いますので、彼の登場に期待してくだされば幸いです。

登場予定:第26章で優実と一緒に登場させる予定でしたが、恵寿はバンたちと合流した後に出させることになりました。

長月レオンの登場人物設定 >>256
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたい理由で応募してくれました。
イカロス・ライトというLBXに関する設定も載っております。アスペルガー症候群を患っておりますが、LBXの腕は果たして?
これからもレオンの活躍に期待してください。登場予定は第26章で出します。

橘 美咲の登場人物設定 >>380
伊莉寿が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
短編を描く前に美咲ちゃんのイメージを見た上で本編に登場させたいと思っています。
美咲ちゃんが輝姫や太陽たちと共演するのかも注目してくだされば幸いです♪

美咲ちゃんが登場する予定は早ければ、第27章あたりになります。
また、バンたちと共演させるのも楽しみにしてください!!

イナイレGO(天馬・太陽・マサキ・信助)の登場人物設定 >>415
天馬たち4人の登場人物設定が載っています。今作の本編でやっと登場することになりました。
4人の化身や必殺技も載せているので、それも含めてご覧ください。
第18章で登場しました。そこでサッカーバトルが展開されることになりそうです(笑)
サッカーバトルもできるだけ表現して描いていきたいので、よろしくお願いします!!

輝姫&ティアラ、一ノ瀬心愛(いちのせ ここな)の登場人物設定 >>429
白炎輝姫&ティアラ・クルーガー&一ノ瀬心愛(通称ここ)の登場人物設定です。
輝姫とティアラは前作の【怨炎の幻想】では本編で登場いたしました。今作も引き続き、本編で登場させる予定です。
輝姫&ティアラの従姉妹コンビによる追いかけっこシーンにも注目してください♪
ここちゃんの活躍にも期待してくだされば幸いです。

登場予定:まだ未定です。めどが立ったら載せます。
輝姫&ティアラ、ここちゃんの活躍に期待してください!!

一ノ瀬心愛(通称ここ)が働いているカフェの設定 >>432
ここちゃんが働いているカフェのイメージです。私自身、上手く描けるかどうか分かりません。
でも、やるからには頑張って描きますぜ!!



【本編:目次(ストーリー進行具合)】

第1部:LBXバトル編(第1章〜第6章)

第1章 1人の少女・リンとの出会い >>3 >>4
第2章 居酒屋で行われるLBXバトル大会とは? >>5 >>6 >>7
第3章 LBXバトル大会Ⅰ ついに開幕!! >>8 >>9 >>10
第4章 LBXバトル大会Ⅱ 決勝戦での決着! >>34 >>39
第5章 LBXバトル大会Ⅲ 優勝は誰の手に? >>43 >>53 >>57
第6章 由美が語る、25年前におきた惨劇とは? >>58 >>61 >>62

第2部:廃墟ビル探検編(第7章〜第9章)

第7章 廃墟ビル探検Ⅰ リン&優の空手部コンビが見たものとは? >>67 >>69 >>82
第8章 廃墟ビル探検Ⅱ 秒殺の皇帝・海道ジン登場! >>83 >>88 >>95 >>103 >>141 >>150
第9章 リンの様子に違和感を感じたバン・・・その複雑な心境とは? >>183 >>194 >>196 >>203 >>207

第3部:謎かけ編(第10章〜第16章)

第10章 リンに忍び寄る影、その正体は? >>243
第11章 リンの幼馴染・早間綺羅、登場! >>251
第12章 ハルが河川敷で見つけたものとは? >>269 >>285 >>304 >>307
第13章 バンの幼馴染・樋田優雅、登場! 彼がついに発見したものとは? >>324 >>325
第14章 キラード団という謎の組織の者だと名乗る男から託された謎のメッセージとたった1つだけ残されたヒントとは? >>357

第15章 ますます深まりつつある最大の謎・・・ヒントを元にして調査するバン、そこで掴んだ重要なキーワードによる手掛かりとは? >>362 >>363 >>366

第16章 囚われの身になったリンたちの安否は? >>379

第4部:オリキャラ登場編(第17章〜第30章)

第17章 立向居勇気&月島楓の幼馴染コンビ登場! >>414 >>433
第18章 西園信助・松風天馬・雨宮太陽・狩屋マサキの4人組、ただいま参上! >>436
第19章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(前編)・・・青峰兄弟&黄瀬、登場! >>450 >>457
第20章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(後編)・・・決着! >>463
第21章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(前編)・・・彼らが見たものとは? >>467 >>482
第22章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(中編)・・・LBXバトルで待ち受ける罠とは? >>484
第23章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(後編)・・・バン、ただいま参上!! >>487
第24章 オリビア&シュリの姉妹、ついに登場! 4年ぶりの再会 >>488
第25章 無類シント&星目テツヤ&武闘フジの小5コンビ、登場! >>509
第26章 富士本優実&長月レオン、登場! >>516
第27章 橘美咲、登場!(前編)・・・初の幽霊屋敷探検! >>542
第28章 橘美咲、登場!(中編)・・・地下室で見たものとは? >>554
第29章 橘美咲、登場!(後編)・・・ヒロ&レオン、ただいま参上! >>561
第30章 輝姫&ティアラ&一ノ瀬心愛の3人組、登場! >>571 >>575

第5部:謎解き編(第31章〜)

第31章 再会Ⅰ ハルに忍び寄る魔の手、その正体は? >>615
第32章 再会Ⅱ カレン・キャベルン登場、その目的とは? >>621
第33章 再会Ⅲ バンVSカレンの因縁対決 >>629 >>641 >>643 >>644
第34章 バンの様子に異変を感じた直紀、その違和感とは? >>651 >>653
第35章 バン&ハルの幼馴染・鶴見ナナミ、登場! >>664 >>678
第36章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(前編)・・・【Detective bar】に隠された秘密とは? >>683
第37章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(後編)・・・知り合った経緯とは? >>688 >>692 >>693
第38章 バンの様子に異変を察したハル・・・その真意とは? >>703 >>711
第39章 リン、望月兄弟&優雅の4人が誘拐されたことを知ったハル・・・バンの複雑な心境とは? >>712
第40章 ついに明かされる、リンの本当の過去・・・壮絶な出来事とは? >>721 >>735 >>737
第41章 キラード団のアジトに関する場所の謎を解明せよ! >>804 >>805 >>819 >>835
第42章






これからも応援よろしくお願いします!!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168



Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.340 )
日時: 2012/10/27 21:08
名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)

うぃっす!
しばらく見てない間にめちゃくちゃ更新してんじゃん!!レッドマジ尊敬!!

ジャッカル「バンのアホ!!ハルの苦労も考えろっての……」

お前は耳くそほじるな!!イケメン台無し!!

こいつはいいとして、キラード団とか出てきてタネ!
先が読めないレッドの作風、あたし好きだよ!!

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.341 )
日時: 2012/10/28 21:50
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

読者の皆様、一昨日から更新できず申し訳ありません!
しばらく待っていてくれた方のためにも連載を再開したいと思います!!
それでは・・・・・・バンハルの短編スタート!

短編3の続き(ハル視点)

7年前に遡る。この時期はディテクター事件もあって、日本に帰国できなかった。
中2の秋、ようやく帰国することができた。家族と一緒に日本行きの飛行機に乗っていた私は複雑な思いを抱いていた。

(バンに会えるか分からないもんね)

そういえば、バンのお母さんから電話があったのを思い出す。

【一時帰国するようなら、真っ先にバンに会いに来なさい。今週の土曜日に体育祭があるから見に行ってみたら?】

そのときに言われた言葉を思い出しながら考える。
小学校に越してからしばらく会えていない幼馴染。バンはいつも優しくて素直なところがある。

(そんなバンのことが大好きだったし、今はすっかり大きくなってるだろうなぁ)

バンは私の大切な幼馴染なので、一番会いたいと思っていた人だった。
体育祭に姿を見せたら、きっと驚くだろうな。リレーにも出るみたいなこと言っていた。

「どうした、ハル?」
「あ、お兄ちゃん・・・・・・バンに会いたいからさ」

兄の氷介は結構優しいし、バンのことも覚えている。
背が伸びているバンのことだから、私のこと覚えてくれているかどうかも分からない。

「ハハ、バンのことが好きか?」
「うんっ! バンはいつも優しいから大好きなんだ!!」
「日本から国際電話してくるヤツがいるかと思えば、バンだったのか」
「あ、気づいてた?」

バンはいつも眠そうに話を聞いてくれるので、優しい眼差しを送ってくれた。
大切な幼馴染がいなきゃダメだということを信じるしかない。

「何となく気づいてたぜ。バンと仲が良いんだな、今でも」
「何よ、その言い方は」

バンのことをからかう兄は面白く冗談っぽく笑わせてくれる。
兄も大好きな家族の一員として認めているつもりだが、バンがいてくれれば良いだけの話。

「まあ、会えるなら会いたいよね」
「でも、着いたらどうするんだ?」
「どうしようかな、バンの家に泊まらせてもらうわけにはいかないよね」

苦笑しつつも、バンのことを思い出して溜息をついた。
兄も苦笑しながら考えつつ、腕を組む。バンに泊まり込むことを頼むとしても不可能だと思っている。

「そうだな、俺たちはじいちゃんの家に泊まらせてもらうんだしな」
「そうだね! 着いたらさー・・・・・・2人で探索しない?」
「良いな、キタジマとか見ておきたいな」

ゆっくり話しながら、時間があっという間に過ぎていく。
ようやく、日付変更線を越えてきたかと思えば・・・・・・日本が見えてきた。

「わぁー!」

空から見えるミソラタウンの街並み。昔と比べて変わっていたが、かなり賑わっているようだ。

「久しぶりの日本を思いっきり楽しんじゃおうか」
「そうだね! まあ、おじいちゃんの家に着いたら・・・・・・荷物を置きに行こうよ」

氷介とは何だかんだで仲がいい。兄として見ている私はバンに会いたいという気持ちに駆られていた。
その気持ちは今も変わらない、幼馴染として尊敬しているバンが目の前にいてくれれば十分だ。

(バン、どうしてるんだろ・・・・・・)

日本に着き、東京の羽田空港に到着した。到着ターミナルで祖父母が温かく出迎えてくれた。

「お帰り! アメリカでの生活はどう?」
「うん、ただいまー! めっちゃ楽しいよ」
「でも、ハルは結構慣れてきたもんな」
「何よ、このバカ兄貴!」

兄の氷介を見て、自分をからかうのが許せなかった。
それでも和やかな雰囲気になっていたので、荷物を受け取ってから羽田空港の駐車場に向かうことにした。


祖父母の車に乗った後、3時間くらいかけて走った。
ようやく、ミソラタウンの街並みが見えてくる。

「うわー!」
「懐かしいな、ミソラタウン」

相変わらず賑わっているし、結構好きな場所が見られそうな予感がしてならなかった。

「とりあえず、おじいちゃんの家に着いたら2人で探索しながら歩いてきなさい」
「OK!」

兄と顔を見合わせながら笑う。まあ、バンに会えるから良いよね!
祖父母の家に到着し、そこで降りた私たちは両親と祖父母に荷物を頼んだ後、ミソラ商店街に向かうことにした。

(やっと会えるんだ!)

ミソラ商店街に向かった私たちはキタジマ模型店の前にやってきた。
ドアを開ける前に覗くと、赤いパーカーを着たクセ毛の少年がアホ毛の少年とLBXバトルしている。

「あれ、バン・・・・・・?」
「どうやら、そうみたいだな。入ったら?」
「えーだってェ・・・・・・」

小声で話しながら、顔をしかめたのと同時に溜息をつく。
バンに話しかけるのが久しぶりだということもあって、緊張している。
その時、ドアが開く音がして振り返ると・・・・・・キタジマ模型店の店長が現れた。

「あれ、聞き覚えのある声がしたかと思えば・・・・・・ハルちゃんじゃないか!」
「あ、店長・・・・・・久しぶりです」

キタジマ模型店の店長夫妻と再会した瞬間、LBXバトルを終えたのを見かねたアホ毛の少年が私に気づく。

「バンさん、女の子がいるけど・・・・・・」
「え?」

聞きなれた声がして振り返った青年・・・・・・その正体は幼馴染の山野バン。
海外に引っ越す前よりも成長していて、すっかり逞しくなっている。
しばらく見ないうちに大きくなっていたことに驚いて、ビックリした。
おまけにイケメンっぽくなってるし、顔つきも大人っぽくなっていたのだ。

「おまえ・・・・・・もしかして、ハルか?」
「うっ、うん・・・・・・そうだけど・・・・・・」

バンは嬉しそうな顔をして、頷きながら笑った。
私は再会を待ち侘びたかのように、バンのところに駆け寄りながら抱きしめる。

「会いたかったよ、バン!」
「うおっ、何すんだよ・・・・・・」

いきなり抱きしめられたことに動揺を隠せないバン。
久しぶりの再会に躊躇いながらも、満足そうに頷くしかなかった。

「バン、いきなり驚かせてごめん・・・・・・」
「ううん、大丈夫だよ。それよりも久しぶりだな、お帰り!」
「うん、ただいまっ! しばらく見ないうちに大きくなったね」

バンのクセ毛を弄りながら撫で回す。顔をしかめながらも照れくさそうに溜息をつくバン。
そんな彼を見ていると面白くなってきたし、いろいろ話したいくらいだ。

「まあな、俺もあれから強くなったしな」
「去年はアルテミス優勝したんだよね。遅くなったけど、優勝おめでとう」
「あ、ありがとな・・・・・・まあ、ここで話すのもなんだからさー」

バンは周りを見回しながらも苦笑する。
彼は傍にいたアホ毛の少年を呼び寄せた。

「ヒロ、こいつはハルって言うんだ。俺の幼馴染で人見晴香って言うんだけど・・・・・・今はアメリカに住んでる」

バンが紹介してくれて、本当に助かった。
ヒロと呼ばれたアホ毛の少年は私に向かって挨拶した。

「初めまして、僕は大空ヒロです。中1ですけど、バンさんとは仲良くしていただいてます。よろしくお願いします!」

なんて礼儀正しい子だと思いながら、流石はバンの後輩と言ったところか。
私もすぐ挨拶しなきゃいけないなと思いながら、握手を求めた。

「私は人見晴香って言うんだ。バンの幼馴染だけど、ハルって呼んでね! これからもよろしくね!!」

ヒロも握手しながら握り返してくれたので、初対面だったのにも関わらず仲良くなれそうだと感じた。

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.342 )
日時: 2012/10/28 21:55
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

>>338
そう? まあ、バンハルも良いよね!
連載再開したのは良いけど、短編がまだ終わりそうにもないな(苦笑)

>>339 yumi
そうか、後で見に行くぜ!

>>340 優騎那
おお、久しぶりだな!
あれから更新しまくりましたぜ!!
それでも、合間を縫って更新していますが・・・・・・流石にしんどいなー(苦笑)

ジャッカル、そこ突っ込むな!
はい、キラード団が出ましたな!!
本編再開の前に短編を終わらせなくては!!



読者の皆様、しばらく更新を楽しみにしていたにも関わらず、お知らせしてなかったのですみませんでした。
これからは合間を縫って更新していきますので、引き続きストーリーを楽しんでいってくださいね♪

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.343 )
日時: 2012/10/28 22:03
名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)

『プリンスのDNA』だいぶ更新したよ!
見に来てちょうだい☆

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.344 )
日時: 2012/10/28 22:47
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

短編3の続き(ハル視点)

その時、バンがコホンと咳払いした。
後ろにいる氷介を思い出しながら振り返った。

「よう、バン・・・・・・」
「ヒョウちゃんだよね?」
「おお、久しぶりだな。大きくなってんじゃねーの、バン」

氷介のことも覚えていてくれたことが嬉しかった。
バンとは仲良く遊んでいたので、氷介もその1人だった。
お互いに成長した姿を見せることができて安心したのも束の間、バンが思い出して言った。

「そういえば、何でここにいるの?」
「一時帰国したんだよ。その理由はバンの家で話しても良いかな?」
「え? ここで話せないことなのかぁー?」

周りを見回しつつ、ヒロを見て思わず首を傾げる。
何やら事情がありそうだと察したのか、キタジマ模型店を出た方が良いかもしれないと思ったのだろう。

「店長、俺たちは帰るから。ヒロも一緒に来るか?」
「はい! せっかくだから、お邪魔させてもらっても良いですか?」
「うん。あ、ヒョウちゃんも来る?」

私とヒロを見て頷きながら考え込んだのか、バンは兄の氷介を見やる。
氷介は溜息をつき、もう少しだけ見回してから遊びに行くって言いながらも店を出た。

「あのバカ兄貴、バンが気遣ってくれてんのにィ〜!」

ガルルルル・・・・・・と唸りながら怒る私を見ていたバンとヒロ。
2人は思わず苦笑しつつも溜息をついて、肩を竦めた。

「しょうがないよな、せっかく帰って来たんだから会いたい人もいるだろうしさ」
「そうだよねぇ・・・・・・まあ、バンに会って話すのも良いよね!」
「でも、アメリカの話も聞きたいくらいだからな・・・・・・せっかくだから、俺んちに泊まってけよ」

泊まってけって言われても、両親がどう言うかも分からない。
まあ、快く承諾してくれれば・・・・・・の話だけど、とりあえず電話してみることにした。

「もしもし、お母さん?」
『あら、どうしたの?』
「今日はバンのところに泊まっても良いかな? 着替えとか持って来れない?」
『良いわよ、バン君なら許せそうだからね』

あっさりOKが出てしまった。バンは幼馴染だから、今夜は泊まることを快諾してくれるそうだ。
夜に持っていくらしい。それまで夕飯を食べさせてもらいつつも待っていた方が良いと言われた。

「うん、分かった! じゃあねー」

電話を終えて、CCMを切った。バンは電話が終わったのを見計らって、先に歩き出す。

「あっ、ちょっと待ってよ!」

バンの後を追いかけながら、河川敷に向かった。
ヒロと一緒に肩を並べて歩きながら、バンの背中を見つめる。

(しばらく見ないうちに逞しくなっちゃって・・・・・・)

幼馴染であることは変わらないはずなのに、どんどん大きくなっていく。
身長を越された今はバンの方が高いし、イケメンっぽくてカッコいい。

「ヒロ、バンは背が高くなったよね」
「そうですか? 確かに僕よりも背が高い方だと思いますよ」

ヒロはアホ毛をピョコピョコ動かしつつも、バンを見て頷く。
確かによく考えたら、昔は小さかったのになーと思い出して比べる。
バンは幼い頃から優しく接してくれるし、その姿はまったく変わらない。

「でも、体育祭があるらしいのは聞いてたんですけどね・・・・・・」
「そうなんだ。ヒロはどこの中学?」
「ミソラ二中ですよ、バンさんより1つ下ですもん」
「ああ、中1だっけ?」

後輩なので、何だかんだで仲良くしてくれるヒロ。
ピョコピョコと跳ねるアホ毛が可愛くてたまらないけど、イケメンっぽいところもある。

「まあ、僕も出ると思いますけどねー」
「へーでもさぁ・・・・・・」

ヒロを見て思い出しながら、先を歩きながら黙っているバンを見やる。
無言で歩いているけど、どうしたんだろうかと思いながら考えた。

「ねえ、バン・・・・・・」
「んー? なんだよ」
「さっきから黙りこくって・・・・・・急にどうしたの?」
「別に何でもないよ、気にしなくて良いんだぞ」

バンはふてくされながらも顔をしかめつつ、すぐ答えてくれる。
その様子を見かねたヒロが私のところに歩み寄り、耳を寄せた。

「ハルさん、ここだけの話なんですけど・・・・・・ゴニョゴニョ」

耳に当てながら、ヒロの話を聞いた。その話を聞いた瞬間、バンの背中を見て驚く。

「・・・・・え?」

レックスっていう人のことが忘れられないでいるのか。
どうりで、バンが沈痛な表情をした理由が何となく分かった。

「レックスっていう人のことが気になるね」

ヒロは無言で黙りながら、コクリと頷く。
2人とも沈痛な表情をして、急にどうしたのだろうか。

(とりあえず、2人の話を聞いてみないことには分からないか)

やがて、バンの自宅に着いた。その玄関のドアを開けると、母親の山野真理絵が温かく出迎えてくれた。

「あら、ハルちゃんじゃない。久しぶりねー」
「どうも、お久しぶりです」

バンのお母さんは相変わらず優しい人で、今も仲良くしてもらっている。
それを見かねたのか、バンは生意気そうに突っ込む。

「母さん、挨拶は良いからジュースとか用意しといてよ」
「あら、よく言うわね」

中2なのに、反抗期になっちゃったのねーと言いながらも笑ってからかう。
ヒロと顔を見合わせながら、思わず苦笑してしまった。

「なんだよ・・・・・・」
「まあ良いから、2階に行こうよ」

靴を脱いで上がりながら、2階に通じる階段を駆け上った。



2階に駆け上がり、バンの部屋に入った。

「うわぁー・・・・・・この部屋に来るの久しぶりだなぁ」
「ああ、確かにそうだな。この部屋は昔と変わってないから」
「へー・・・・・・そうなんだ」

ベッドの前に座り込み、改めて周りを見回す。
昔と比べて変わらないな・・・部屋の風景も幼い頃に来た時と比べて変わっていないことが伺えた。
ふと机の上に写真立てが立てられているのを見つける。

「ん?」

写真立てを見ると・・・バンと見知らぬ男が一緒に写っている。
それにしても、隣に写っている男の人・・・髪型は全体的に青色になっているが、目は茶色で顎に髭を生やしている。
服装はパーカーを羽織っているところから知り合いだったのだろうか。

「この人・・・どっかで見たな」

中1の時、テレビで見たような記憶があるんだけど・・・誰なのか思い出せない。

「ねえ、バン・・・・・」
「んー?」
「バンの机に写真立てが立てられていたよね・・・隣に写っている男の人は誰?」

バンの机に置かれている写真立てを指差しながら見つめる。
この写真立てはレックスこと檜山蓮という男の人と撮ったものだ。

「あぁ、この人はレックスだよ」
「レックス・・・?」

私は首を傾げながら問うた。
そういえば、まだ話していなかったなぁ・・・そう思ったバンは私の隣に座り込んだ。

「バン?」
「おまえにはまだ話してなかったね」

バンは写真立てを持ちながら呟く。
過去の記憶を思い出してしまいそうで怖いのだろうか。勇気を振り絞って話すことにしたようだが、バンは顔をしかめる。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168