二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去
- 日時: 2012/12/02 09:59
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=24538
【読者の皆様へ レッドからの挨拶】
初めまして、レッドです!
ダンボール戦機Wシリーズの小説を描いております。
本来ならば、【バン×ヒロと怨炎の幻想】の番外編を執筆する予定でした。
スレが1000になり、過去ログに入ってしまいました。というわけで、新シリーズとしてリニューアルさせることにいたしました。
上記の参照に【バン×ヒロと怨炎の幻想】の小説のアドレスを載せておきましたので、興味のある方はクリックして読んでくださいね♪
新シリーズはバンハルを中心にして取り巻く展開になります。
ハルはオリジナルキャラクターとして考えたのですが、ヒロインとして演じていただくことになります。
第2部として記念すべき第1作は!!
【バン×ハルと失われた過去】です。
前作の番外編で登場させることができなかったキャラクターとのコラボもこちらで登場させる予定です。
番外編では登場させることができず、申し訳ありませんでした。
そこで、番外編を描く代わりに新シリーズとしてスタートさせることにいたしました。
ダンボール戦機Wの主人公・山野バン、幼馴染の人見晴香を中心にして取り巻くオリジナルストーリーを展開させていけたらと思います。もちろん、ヒロたちも登場させる予定です!!
前作の本編で登場した山野健太&直太の兄弟も出演予定です。
今作では初登場となる山野リンという姉が物語の重要なキャラになるかと思われます。
【本編:ストーリー原案・構成】
第1章〜第5章:LBXバトル編
第6章〜第9章:廃墟ビル探検編
第10章〜第16章:謎かけ編
第17章〜第30章:オリキャラ登場編
第31章〜 :謎解き編
ストーリーの進行具合によっては変更する可能性がありますので、ご了承ください。
【短編:バンハル編】
第1編:帰ってきた酔っ払い >>106 >>111 >>130
第2編:幼馴染の恋心 >>220 >>221 >>235
第3編:中2になって成長した幼馴染 >>328 >>341 >>344 >>346 >>347 >>348 >>354
第4編:大人になってからのハロウィン >>409 >>410
第5編:バンが見た悪夢とは? >>493 >>495 >>504 >>508
第6編:もう1人の兄 >>747 >>759 >>773 >>775
山野バンと人見晴香(通称ハル)の幼馴染を中心にして繰り広げられる、短編オリジナルストーリーを展開していきます。
幼馴染同士で描かれるエピソードを読みながら、楽しんでいってもらえたら嬉しいです♪
【短編:ヒロナオ編】
第1編:幼馴染の背中 >>152 >>154
第2編:ヒロに対する恋心 >>315 >>318
第3編:ハロウィン・パーティー >>387 >>390 >>408
第4編:ナオが見た悪夢とは? >>598 >>603
大空ヒロと小野奈緒美(通称ナオ)の幼馴染を中心にして繰り広げられる、短編オリジナルストーリーを展開していきます。
ヒロナオに隠されたエピソードも描いていきたいと思っています。
【原作:完結した作品】
第1作:バン×ヒロと黒影の亡霊
本編は全20章で完結、番外編は全16章で完結しているぞ!
ダンボール戦機Wの小説を描くにあたり、記念すべき第1作はホラー×ミステリーを交えた本格的な謎解きアクションアドベンチャー!!
第2作:バン×ヒロと過去の追憶
前作の【黒影の亡霊】の続編となった待望の第2作!
本編は全30章で完結、番外編は第25章で完結しました。
全30章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。
ポイント:ナオが記憶喪失していることだけではなく、ハルの過去に隠されたエピソードも収録している。
番外編では初登場した聴覚障害を持つ少年・船津直紀を取り巻く展開を中心にストーリーを進めていく。
これまでにないオリジナルストーリーを展開させることで前にも増して、文章力を上げることでクオリティをパワーアップさせた。
第3作:バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ)
前作の【過去の追憶】の続編となった待望の新作!
本編は第40章で完結しました。番外編は第4章まで進んだが、完結できませんでした。
なので、番外編は新シリーズの小説でリニューアルに伴い、執筆させることにいたしました。
全40章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。
ポイント:バンの弟・山野健太&直太の兄弟が初登場していることだけではなく、2人の過去に共通点を持つところがある。
バンが兄としての役割を担うことで、2人の弟をどうやってサポートしていくかというところも見逃せない!!
バンを支える仲間たちとの絆を深めながら、友情と感動を送るという感じになるストーリーも手掛ける。
健太と直太に対するバンの強い思いにも注目してください!!
【お客様】
シグレ:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、ダン戦好きな人で気が合う! 2次(映像)でポケモン小説を描いておりますぜ♪ キョウヘイ君とヒュウさん、カッコイイ!! そして、メイちゃんもかわいい!!
姫佳:この小説の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしていると言った人・・・この子もイナゴの小説を書いてて、結構面白い! ティアラ&ラティア、ここちゃん、輝姫の主役4人・・・かわいいぜ!!
茅:楓が描いている黒子のバスケ小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、サトミちゃんに関する小説を描いておりますぜ♪ 凛太君カッコイイ!
yumi:シエルが描いているポケモン小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、この小説に初めて来た人で仲良くさせていただいています♪
凛々:凛と呼ばせてもらってるぜ・・・この子はイナイレの小説を書いておりまする! 亜夢たん可愛いぜ!♪
赤獅子エンザ:この人はイナイレの小説を描いてますぜ♪ 友達だけど、イナイレ&ダン戦が好きで仲良くさせていただいてます♪
タク:私の小説に初コメしてくれた人です。ダン戦シリーズの小説を読んでいて、凄く面白いと言ってくれました。本当にありがたいです♪ デュエマの小説を描いておりますぜ♪
冬ノ華 神ノ音:この小説に初コメしてくれた人。姫佳のスレで知り合って仲良くなった友達ですが、仲良くさせていただいています♪ 2次(映像)でイナイレの小説をかいておりますぜ!!
優騎那:イナイレ、ワンピースの小説を書いてる人です! 私の友達で仲良くさせてもらってるぜ!!
ゴトリック&フォークスの凸凹コンビ、オリビア&シュリの姉妹コンビをオリキャラとして出させてもらってるぜ!!!
伊莉寿:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、ダン戦好きで気が合って話しやすい! この人もイナイレの小説を描いてますぜ♪ 美咲ちゃん、可愛いぜ!!
ゆりかん:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、仲良くさせていただいてます。この人もイナイレの小説を描いていますぜ♪ 複雑・ファジー小説で推理小説を描いていて、ストーリーが気になるぜ!
聖:第1作【黒影の亡霊】の番外編で出会った友達。ダン戦が大好きで気が合い、最高の親友! イナイレの小説を書き始めた人だけど、桃香ちゃんが可愛い!!
希歌 絆:シグレの小説で知り合って仲良くなった人です。読みやすいと言ってくれたので、本当にありがたいです! 友達だけど、2次(映像)でサマーウォーズの小説を描いておりますぜ♪
【本編:キャラクター原案・構成】
本編の登場人物設定 >>1
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太、姉のリン、イナイレの登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。
青峰太陽の登場人物設定 >>11
茅が描いている黒子のバスケ小説で出ている青峰大輝の兄・太陽の登場人物設定が載っているぞ!
太陽と大輝のコンビに注目してください。
登場予定:第18章で登場しました。
キョウヘイの登場人物設定 >>12
シグレが出してくれたオリキャラです。今作では本編に登場させることにしました。
キョウヘイの運動神経、バンたちとの共演に注目してくだされば幸いです。
ポケモンBW2主人公・キョウヘイの活躍に期待してください。
登場予定;第21章で登場しました。
ヒュウ&メイの登場人物設定 >>13
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいという理由でキャラ応募してくれました。
キョウヘイとのコンビネーションを披露するので、大迫力のLBXバトルにも注目してください!
登場予定:第21章で登場しました。
優騎那のオリキャラについての登場人物設定 >>14
オリビア&シュリの姉妹コンビが前作の【過去の追憶】に続き、本編で再登場決定!!
急遽、2人を起用することにしました。
登場予定:第24章で登場しました。
無類シント&星目テツヤ&武闘フジ、3つのLBXについての登場人物設定 >>15
タクが出してくれたオリキャラです。番外編でバンたちと共演させたいという理由でキャラ応募してくれました。
シントたちの活躍に期待してください。タクのイメージに近づけるよう頑張って描いていきたいと思います。
3つのLBXについても一緒に載せてありますので、ゆっくりご覧下さい。
登場予定:第25章で登場しました!
富士本 優実の登場人物設定 >>42
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいとのことでキャラ応募してくださいました。
今作では初登場となりますが、ユウミがどのようにして演じていくのかというところに注目してくだされば幸いです。
登場予定:第26章に登場します。
恵珠の登場人物設定 >>186
冬(冬ノ華 神ノ音)が出してくれたオリキャラです。
バンたちと共演したいという理由で応募してくださいました。
しかもメカニックという設定をつけていただき、私としても上手く描けるか分かりません。
やるからには頑張って描いていきたいと思いますので、彼の登場に期待してくだされば幸いです。
登場予定:第26章で優実と一緒に登場させる予定でしたが、恵寿はバンたちと合流した後に出させることになりました。
長月レオンの登場人物設定 >>256
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたい理由で応募してくれました。
イカロス・ライトというLBXに関する設定も載っております。アスペルガー症候群を患っておりますが、LBXの腕は果たして?
これからもレオンの活躍に期待してください。登場予定は第26章で出します。
橘 美咲の登場人物設定 >>380
伊莉寿が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
短編を描く前に美咲ちゃんのイメージを見た上で本編に登場させたいと思っています。
美咲ちゃんが輝姫や太陽たちと共演するのかも注目してくだされば幸いです♪
美咲ちゃんが登場する予定は早ければ、第27章あたりになります。
また、バンたちと共演させるのも楽しみにしてください!!
イナイレGO(天馬・太陽・マサキ・信助)の登場人物設定 >>415
天馬たち4人の登場人物設定が載っています。今作の本編でやっと登場することになりました。
4人の化身や必殺技も載せているので、それも含めてご覧ください。
第18章で登場しました。そこでサッカーバトルが展開されることになりそうです(笑)
サッカーバトルもできるだけ表現して描いていきたいので、よろしくお願いします!!
輝姫&ティアラ、一ノ瀬心愛(いちのせ ここな)の登場人物設定 >>429
白炎輝姫&ティアラ・クルーガー&一ノ瀬心愛(通称ここ)の登場人物設定です。
輝姫とティアラは前作の【怨炎の幻想】では本編で登場いたしました。今作も引き続き、本編で登場させる予定です。
輝姫&ティアラの従姉妹コンビによる追いかけっこシーンにも注目してください♪
ここちゃんの活躍にも期待してくだされば幸いです。
登場予定:まだ未定です。めどが立ったら載せます。
輝姫&ティアラ、ここちゃんの活躍に期待してください!!
一ノ瀬心愛(通称ここ)が働いているカフェの設定 >>432
ここちゃんが働いているカフェのイメージです。私自身、上手く描けるかどうか分かりません。
でも、やるからには頑張って描きますぜ!!
【本編:目次(ストーリー進行具合)】
第1部:LBXバトル編(第1章〜第6章)
第1章 1人の少女・リンとの出会い >>3 >>4
第2章 居酒屋で行われるLBXバトル大会とは? >>5 >>6 >>7
第3章 LBXバトル大会Ⅰ ついに開幕!! >>8 >>9 >>10
第4章 LBXバトル大会Ⅱ 決勝戦での決着! >>34 >>39
第5章 LBXバトル大会Ⅲ 優勝は誰の手に? >>43 >>53 >>57
第6章 由美が語る、25年前におきた惨劇とは? >>58 >>61 >>62
第2部:廃墟ビル探検編(第7章〜第9章)
第7章 廃墟ビル探検Ⅰ リン&優の空手部コンビが見たものとは? >>67 >>69 >>82
第8章 廃墟ビル探検Ⅱ 秒殺の皇帝・海道ジン登場! >>83 >>88 >>95 >>103 >>141 >>150
第9章 リンの様子に違和感を感じたバン・・・その複雑な心境とは? >>183 >>194 >>196 >>203 >>207
第3部:謎かけ編(第10章〜第16章)
第10章 リンに忍び寄る影、その正体は? >>243
第11章 リンの幼馴染・早間綺羅、登場! >>251
第12章 ハルが河川敷で見つけたものとは? >>269 >>285 >>304 >>307
第13章 バンの幼馴染・樋田優雅、登場! 彼がついに発見したものとは? >>324 >>325
第14章 キラード団という謎の組織の者だと名乗る男から託された謎のメッセージとたった1つだけ残されたヒントとは? >>357
第15章 ますます深まりつつある最大の謎・・・ヒントを元にして調査するバン、そこで掴んだ重要なキーワードによる手掛かりとは? >>362 >>363 >>366
第16章 囚われの身になったリンたちの安否は? >>379
第4部:オリキャラ登場編(第17章〜第30章)
第17章 立向居勇気&月島楓の幼馴染コンビ登場! >>414 >>433
第18章 西園信助・松風天馬・雨宮太陽・狩屋マサキの4人組、ただいま参上! >>436
第19章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(前編)・・・青峰兄弟&黄瀬、登場! >>450 >>457
第20章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(後編)・・・決着! >>463
第21章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(前編)・・・彼らが見たものとは? >>467 >>482
第22章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(中編)・・・LBXバトルで待ち受ける罠とは? >>484
第23章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(後編)・・・バン、ただいま参上!! >>487
第24章 オリビア&シュリの姉妹、ついに登場! 4年ぶりの再会 >>488
第25章 無類シント&星目テツヤ&武闘フジの小5コンビ、登場! >>509
第26章 富士本優実&長月レオン、登場! >>516
第27章 橘美咲、登場!(前編)・・・初の幽霊屋敷探検! >>542
第28章 橘美咲、登場!(中編)・・・地下室で見たものとは? >>554
第29章 橘美咲、登場!(後編)・・・ヒロ&レオン、ただいま参上! >>561
第30章 輝姫&ティアラ&一ノ瀬心愛の3人組、登場! >>571 >>575
第5部:謎解き編(第31章〜)
第31章 再会Ⅰ ハルに忍び寄る魔の手、その正体は? >>615
第32章 再会Ⅱ カレン・キャベルン登場、その目的とは? >>621
第33章 再会Ⅲ バンVSカレンの因縁対決 >>629 >>641 >>643 >>644
第34章 バンの様子に異変を感じた直紀、その違和感とは? >>651 >>653
第35章 バン&ハルの幼馴染・鶴見ナナミ、登場! >>664 >>678
第36章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(前編)・・・【Detective bar】に隠された秘密とは? >>683
第37章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(後編)・・・知り合った経緯とは? >>688 >>692 >>693
第38章 バンの様子に異変を察したハル・・・その真意とは? >>703 >>711
第39章 リン、望月兄弟&優雅の4人が誘拐されたことを知ったハル・・・バンの複雑な心境とは? >>712
第40章 ついに明かされる、リンの本当の過去・・・壮絶な出来事とは? >>721 >>735 >>737
第41章 キラード団のアジトに関する場所の謎を解明せよ! >>804 >>805 >>819 >>835
第42章
これからも応援よろしくお願いします!!
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- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.410 )
- 日時: 2012/11/05 19:28
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
時間が経ち、夜になった。夕飯後、バンの自宅にやってきた私はインターホンを押した。
『ピンポーン』
押したのと同時に玄関のドアが開く。目の前に現れたのは、山野リンだった。
健太と直太も一緒に現れて、私を見て思わず首を傾げた。
「あれ、ハルさんじゃないですか。急にどうしたの?」
「こんばんは。今日はバンに泊まりに来てもいいって言われてさー・・・・・・君たち、聞いてない?」
「ああ、出かける前に聞きましたよ。さっそく、中に入ってください」
リンに促され、家の中に入ることにした。健太と直太は顔を見合わせながら、怪訝そうに首を傾げていた。
「そういえば、今日は何かあったっけ?」
「ハロウィンよ」
「ああ、ハロウィンって・・・・・・もしかして、アレでしょ?」
健太が思い出しながら、私に手を差し出す。もしかして知ってるのか?
そう思っていると、健太がニンマリと笑って言った。
「Trick or treat! お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞー!!」
「そう言うと思って、あんたたちの分も用意しといたよ」
あらかじめ準備しておいたものを出し、健太たちにお菓子を差し出す。
リンも素直に受け取りながら、満足そうに頷き合って笑った。
「なるほどね、ハロウィンはそうやって悪戯しちゃうものなんですね」
「リン、あんた・・・・・・何も知らないの?」
「だって、私もそう言うのやったことがないんですよ」
「マジで? 友達の家でやったことないの?」
「はい・・・・・・健太たちもそう言ってましたから」
そういえば、3人とも過去に虐待されていたことがあったのを思い出す。
兄弟なのに、虐待を受けていたのは辛かったかもしれない。それでも、バンがついていてくれたおかげで少しずつ、心を癒すことができたのだ。
「そうだったのか。じゃあ、今度はバンがいる時にでもやろうよ」
「良いですね! それより、バックに入ってるのは?」
バッグの中に入れてあるものが気になったのか、リンは思わず首を傾げた。
私はキラーンと目を輝きながら、満足そうに頷く。
「フッフッフッ・・・・・・よくぞ聞いてくれました! これ、ハロウィンバーションの仮装用なのだよ」
その言葉を聞いて呆れるリンたち。バンを待ち伏せて驚かせるのに、有利だと思っていたのだ。
「は、ハロウィンバーションの仮装って・・・・・・何に変身するんですか?」
「それはね、あいつが帰ってきてからのお楽しみということで・・・・・・リンたちは先に寝ちゃいなさい」
「分かりました。さぁ、寝ようか」
2階に上がって、リンたちと別れた後にバンの部屋に向かった。
(さて、あそこで待ち伏せればいいだけの話)
バンの部屋のカーテンを使って閉め、さっそく着替えに取り掛かる。
私服からハロウィン用の仮装バーションにチェンジして変身した。
「よし、これでどうだ!」
魔女に変身し、背中にマントを取り付けたのと同時にポーズをとった。
色は全体的に赤となっており、バン好みと言えるかどうか微妙なところである。
「あとはアイツが来るのを待ち伏せるだけか」
よーしと言いながら、幼馴染が帰ってくるまでの間に待ち伏せておこうと考える。
その間を利用しつつ、ゆっくり過ごしながら待つことにした。
深夜1時ちょうど、深い眠りに入っていた私は微かに微妙な物音を聞いて目を覚ました。
『カツーン、コツーン』
バンが帰ってきたようだと分かった。私は慌てて、ドアの反対側に身を潜めた。
同時にドアが開く音がして、誰かが中に入ったことに気づく。
「たらいまぁー・・・・・・そこにいるんだろォ?」
ドアを閉めたのと同時に言い放った瞬間、目を閉じた。いつから気づいたのかと思いつつも驚く。
恐る恐る、目を開けると・・・・・・幼馴染のバンが目の前にいることに驚いて、動揺を隠せなかった。
「うぉわっ、本当に帰ってきたァー!」
「あのなぁ・・・・・・人の部屋に入っといて、そこで佇んでるんだ?」
「バンが帰ってくるまで待ち伏せてたんだよ」
「俺を待ち伏せねぇ・・・・・ってか、そんなことはどうでも良いや」
かなり飲んだのか、バンの目は据わっている。その様子を見る限り、酒を飲んで帰ってきたらしい。
全身に包帯を巻いているのか、上下には黒ずくめの服を着用していた。
まさにミイラ男だと言っていいだろう。バンのことだから、酒を飲んで酔ったのかもしれない。
「どれだけ飲んだのよ」
「うっせぇ、飲んでて悪いかぁー?」
「別に悪くないけど、そんなになるまで飲んだの?」
「あそこのパーティー、ハロウィン並みにやってた。LBXバトルには出たけど、相手が強くてな」
「へぇ・・・・・・じゃあ、何を飲んでたか教えてよ」
「ダーメ、おまえには教えられないよ」
バンはベッドにダイブして、大の字になるように寝転がった。
私はあることを閃き、バンの前に歩み寄って座り込んだ。
「ねえ、バン」
「んー・・・・・・? なんだよ」
眠そうに上半身を起こし、私を見つめる。
バンに向かって、ある言葉を言い放ってみた。
「Trick or treat! お菓子くれないと悪戯しちゃうよー」
「あーそんなことだろうと思って買ってきた」
「・・・・・・え?」
バンはフラフラと歩きながら、机の上に置かれているバッグを開けて取り出す。
そこで出したのは、ケーキ屋さんで買ったクッキーだった。
「あっ、買ったのか。いただきます」
クッキーを頬張りながら食べる。眠そうに見つめているバンは何か思い出したのか、私に話しかけた。
「そういえば、ハルからお菓子もらってないな」
「今頃になって、それ言う?」
あはは・・・・・・と言って笑いながら、バンをからかった。
今頃になって気づくのが遅いと言いたいところだけど、今日は許してやることにしようかと思っている。
「別に忘れてたわけじゃないからさ、俺も言っていい?」
「え、良いけど・・・・・・あんた、もしかして---------」
「そ、あれだよ。Trick or treat! 俺にもお菓子くれよなー」
「そう言うと思ったよ。ハイ、どうぞ」
そう言いながら、バンにお菓子を差し出す。それを受け取り、さっそく食べてくれた。
「うん、おいしいな。まあ、悪戯するわけにはいかないよな」
「何それ、酷い! ミイラ男もまあまあ似合うよね」
「なんだ、そりゃ。俺はそういうタイプじゃないからな」
バンは苦笑しながら笑って答える。素直で優しい彼はいつも眠そうに話を聞いてくれた。
そう思うと、何か居た堪れなくなってきた。
「どうしたんだ、ハル?」
お菓子を食べ終えたバンは首を傾げる。
そうだ、ルークと似ている。そういう性格が好きだったから、次第にバンのことが好きになっていったのを思い出した。
「ねえ、バン・・・・・・」
「なんだよ、急にどうしたー?」
ギュッとバンの服の裾を掴んで、泣きそうになるのを堪える。
兄のことが忘れられなくて、未だ悪夢を見てしまいそうで不安になった。
その様子を察したバンは右手で私を優しく抱きしめる。
「なんだ、怖い夢でも見たのかぁ?」
「っぐ、バンじゃないと・・・・・・ダメになりそォ・・・・・・」
嗚咽を上げながら泣くのを堪えそうになる私の涙を優しく拭き取った。
バンは苦笑しつつも、氷介のことを思い出してしまうのだろうかと思いながら察していたのだろう。
「バーカ、そんなことで怖がってどうすんだよ。俺がついてるから大丈夫だぞ」
「うっ、うん・・・・・・」
「しょうがないな、これくらいにして寝よう。なぁ?」
バンは苦笑しながら、部屋の電気を消してくれた。
同時に私はベッドにダイブして横たわる。気づけば、バンの腕の中に居た。
(バン・・・・・・)
隣で穏やかな寝息を立てるバン。彼がいるから、何かと安心できたのだろう。
今夜はバンのおかげで安心して、ゆっくり眠れそうだ。
「おやすみ、バン・・・・・・」
そう言いながら、ゆっくり目を閉じる。
今宵は良い夢を見ることができるようにしたらいい。
転寝しながら、意識がまどろんでくる。そして、深い眠りに落ちた。
The End---------------------------------
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.411 )
- 日時: 2012/11/05 19:47
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
読者の皆様、今まで溜まっていたコメの返事をしますね!
>>400 yumi
そっか、後で見に行くよ!
>>401 シグレ
OK、今から行きます!!
>>402 茅
ハロウィンは楽しいよね♪
私もやってみたいですなー!(笑)
>>403 伊莉寿
おお、ありがとう!
美咲ちゃんのキャラを掴むことができそうです。
しかもサンボイまでつけてくれてありがとね!!
本編で使わせていただきます♪ 美咲ちゃんの活躍をお楽しみに!!
>>404 優騎那
さっき、見に行ってきました。
知らない間に更新されてたから驚きました。
私もますます負けられないなー(笑)
読者の皆様、コメントしてくださってありがとうございました。
それでは、第17章に入りたいところですが・・・・・・もう少しでストーリーができそうです((エ
ということで、最初に登場するオリキャラは誰が出るのか?
そこに注目してくだされば幸いです!♪
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.412 )
- 日時: 2012/11/05 22:11
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: 商業の大会で団体2位になった!!
来たよー
今度はバンハルかぁ!ヒロナオやったもんね!バンハルもやらなきゃだよねw
あら、直紀君も登場してるw
どっちも楽しそうなハロウィンだね〜^^
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.413 )
- 日時: 2012/11/06 15:36
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
姫佳
よっ、完全復活しました!
今回のハロウィン小説は直紀にも登場させていただきました(笑)
どっちも楽しそうなハロウィン小説でございます。読みながら楽しめるようなストーリーにしてみました。
【レッドからのコメント】
読者の皆様、お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。
ようやく、第17章〜連載再開します。短編を描き終わらせたら、本編に戻る予定でした。
ストーリー構成がまだ決まっておらず、メドがたっていない状態でした。
今は少しずつ構成が固まってきて、イメージ通りに上手く描けるか分からないですね。
皆さんのオリキャラも順番に出していきたいと思っているので、まずは黒バス小説でお馴染みの茅さんのオリキャラを使って描きます。
もちろん、どんなストーリーになるかは小説を読んでみてからのお楽しみということで期待してくだされば幸いです。
それでは、第17章バトルスタート!!
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.414 )
- 日時: 2012/11/06 19:01
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
第17章 立向居勇気&月島楓の幼馴染コンビ登場!
(ストーリーモード:立向居)
その夜、1人の青年はミソラタウン駅前で誰かを待っていた。
(そういえば、兄貴・・・・・・来るのが遅いな)
俺の名前は立向居勇気。トキオ大学サッカー部でGKを務めている。
自宅に居た時、携帯がなったかと思えば・・・・・・次兄からの連絡だった。
長兄の涼気(りょうき)は聴覚障害のサッカークラブの打ち合わせがあるとかで出かけたのだ。
【勇気、代わりに直毅を迎えに行け。僕は行けないから】
涼気は苦笑しながら、慌てて自宅を出て行った。どうせ、またサッカーだろう。
そう思いながら、複雑な思いを抱きつつも駅前まで迎えに行ったというわけだ。
(兄貴、どこをほっつき歩いているんだか・・・・・・)
兄の直毅のことが心配で迎えに来たのはいいとして、帰宅時間を過ぎているようにしか思えない。
どこかで酔い潰れて寝ていたなんてことはないだろうか。
「おーい、勇気ィ!」
改札口を通り過ぎ、手を振りながら歩いてきた青年を見て駆け寄る。
紛れもなく、兄の立向居直毅だった。その様子を見る限り、酒を飲んだのだろう。
「酒臭いよ、兄貴。どれだけ飲んだの?」
「んー・・・・・・飲んだって言うか、かなり? へへへ・・・・・・」
「兄貴、飲み過ぎだよ。さっさと帰ろう」
そう言いながら、直毅の右手を肩に乗せて背負う。
直毅は顔をしかめながら、不満そうに俺を見て呟いた。
「なんだよ、俺のこと・・・・・バカにしてんの?」
「は? そんなこと言ってないのに、勘違いすんな。このバカ兄貴」
「なんだよ、その言い方・・・・・・ムカつくんだけど、マジで」
「あーそんなこと言ってる暇があったら、涼気兄さんに言っといてよ」
酒浸りの日々を送って過ごしている直毅兄さんはいつも面倒くさがりで酒を飲むことしか頭にないことが多い。
それでも、涼気兄さんは直毅のことを誰よりも理解していた。その時に3人で東京暮らしを楽しみながら過ごそうっていう話になった。
(直毅があれだけ飲むなんて・・・・・・何か嫌なことでもあったのか)
直毅が酒を飲んでいる時は何か嫌なことがある場合だった。
それに限らず、関わることのない両親とは微妙な仲だと思う。
もしかして、酒場で何か言われたのかと思いながら考えつつも首を傾げた。
「兄貴」
「あぁ? なんだよ、勇気ィ・・・・・・」
直毅はヒックと呻きながら、顔をしかめる。もしかしたら、何かあったのだろうか。
何かありそうな感じがしてならなかったので、無言で直毅を見つめた。
「兄貴、酒場で何かあったの?」
「あん? 嫌なことなんてねえよ」
「ないなら、何で飲んでるわけ?」
「飲みすぎて、何が悪いんだよー飲ませてくれたって良いじゃねえかよォ・・・・・・」
涼気からメールが来て、俺を迎えに行かせたからって言い出す始末。
それでも、家族という存在を改めて認識したらしい。就職してからも酒浸りになって帰ることが多くなった直毅は仕事先でも人間関係が難しいようだ。
「兄貴、仕事先で飲み会があるなら言ってよ」
「おー悪い、涼気兄さんには言ったからいいけどなー」
「いや、良くないよ。そういう時は俺にも言ってよ。メールしてくれていいから」
涼気だけ話しやすいらしくて、俺はとっつきにくいということか。
まあ、直毅にとって涼気は大切な兄だという存在だと認めているのだろう。
「・・・・・・兄貴?」
ふと、直毅が大人しくなったかと思えば・・・・・・様子を見たら、穏やかな寝息を立てながら熟睡モードに入っていた。
「マジかよ・・・・・・」
いつの間にか知らない間に寝入ってしまうとは・・・・・・本当に参ったなぁーと思いながら背負いなおす。
仕方がないと思った俺はため息をつく。直毅を背負いながら、帰路についた。
数分後、やっとの思いで自宅に着いた。酔い潰れて寝ていた直毅を起こす。
「直毅、起きて。家に着いたよ」
「んぅ・・・・・・」
「直毅ってば、いい加減に起きろよ」
「ぅぅん・・・・・・」
少し身じろいでから目を覚ました直毅。
家に着いたようだと察したのか、俺から離れて歩く。
「ちょっ、ふらつきながら歩くの止めろよ」
「良いじゃん、自力で歩けるからさー」
玄関前まで歩いたかと思えば、見事な酔っ払いになっていた。
そこで仕方なく、玄関のドアの鍵を使って開けた。
「ほら、さっさと入りなよ」
「ただいまー・・・・・・っとォ」
ふらつきながら、靴を脱いで上がる直毅の背中を見送った。
居間に入ると、サッカーの打ち合わせに行っていたはずの長兄・涼気が待っていた。
「お帰り、直毅。勇気もお疲れ」
「うん、ありがとー」
涼気は溜息をつきながら、直毅を見やって言い放つ。
「直毅、少しは懲りたか?」
「あー? 何のことォ?」
前に起きたことはすっかり忘れているらしく、記憶力のない直毅を見くびらないようにしていた。
涼気も呆れながら、腕を組んで突っ込んだ。
「おまえ、前に何かしでかしたの忘れたの?」
「何もしてねーよ、俺は寝るからいいや」
面倒くさそうに言いながら、ソファベッドに寝転んだかと思えばすぐに寝てしまった。
そんな兄の様子を見て呆れた俺たちは顔を見合わせた。
「本当に困ったな、もう・・・・・・」
「参ったな、直毅は面倒くさがりだからな。何もしたがらなくて嫌がるかもな」
サッカーする時は別に嫌がらずに相手してくれるのだが、サッカーや酒以外のことになると、必ずと言っていいほど面倒くさがりなのだ。
(あれで困らせたらどうしようもないもんな)
そう思いながら考え込んでいたその時、携帯が鳴った。
慌てて携帯を取り出すと、ミソラ高校の西園信助からだった。
「こんばんは、勇気先輩。お久しぶりです!」
「おお、信助か。急にどうした?」
後輩の信助が電話してきたのは、他でもない用件があってきたのだという。
サッカーに関する件なのかと思いながら考えた。
「はい。今度の週末、空いてますか?」
「空いてるけど、それがどうかしたのか?」
話を聞くと、雨宮太陽・松風天馬・狩屋マサキ・信助の4人で誰かとサッカーバトルしたいっていう話が出た。
その時に俺のことを思い出して、わざわざ電話してきたというのだ。
「なるほどね・・・・・・うーん、俺も暇だから相手してやるよ」
「えっ、良いんですか?」
「ああ、その代わり・・・・・・俺のチーム編成もあるから、4対4でいいかな?」
「はい、それでお願いします」
「ああ、分かった。週末って言っても、土日のどっちか空いてる?」
「土曜日ですね。午後が空いてたので、大丈夫ですよ」
土曜日にサッカーバトルしたいというのなら、お手合わせできそうだ。
こっちは誰を連れて行くか悩むけど、とりあえず聞いてみた方が良いかもしれない。
「ふうっ・・・・・・」
「勇気、どうした?」
「涼気兄さん、直毅を連れてっていい?」
「週末のサッカーバトルか?」
「ああ、それもあるけど・・・・・・酒が抜けていれば良いだけの話だけどね」
「なるほどな・・・・・・・」
後は直毅を連れて行ったほうが良さそうだ。
(でも、直毅はサッカーやってないから鈍ってるかもしれない)
それでも、引き受けてくれたら良いという話があれば大丈夫だ。
涼気と直毅がいれば楽勝かもしれないが、涼気はサッカークラブの試合があるらしくて行けそうもない。
(誰か知り合いはいたかな・・・・・・)
ふと思い出しながら、バスケ部の後輩に知り合いがいたことに気づいた。
青峰太陽がいることを思い出し、後輩なら引き受けてくれるかもしれないということだ。
「青峰なら大丈夫かもしれないな」
「誰だ、その青峰っていうのは?」
「青峰太陽だよ。あいつはバスケやってんだけど、運動神経が抜群だから大丈夫だぜ」
青峰太陽は俺と親交が深く、その弟の大輝も仲良くしてくれている。
それならば、翌日に持ちかけてみた方が良さそうだということで決まった。
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