二次創作小説(紙ほか)

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魔天使マテリアル 「涙のしずく」 【完結】
日時: 2014/08/02 22:42
名前: マヤ (ID: L0v6OTPI)

こんにちは〜。マヤです。小説は3作目ですが、まだまだド下手です。
そんなわたしですが、応援していただけるとうれしいです。
3作目といっても、あとの2作も完結していないので、更新がなかなかできないかもしれません。
御了承ください。でわでわ、そろそろ本編へいきましょう。


…あなたには、大切な人がいますか?

…あなたは、大切な人を守れますか?

…あなたは、大切な人を探し続けられますか?

…あなたは、大切な人を助けるために見知らぬ場所へいけますか?

…あなたは、大切な人を助けるために見知らぬ世界へいけますか?

…あなたは、大切な人を助けるために危険な場所へいけますか?

あるところに、大切な人を守るため、助けるため、何年も旅をしている少女がいました。

少女はその大切な人がいるといううわさを聞き、地球という見知らぬ世界へ降り立ちました。

降り立った場所は、日本という見知らぬ国、神舞町という見知らぬ町でした。

その少女は自分と同じように不思議な力をもった子たちのうわさを聞き、その子たちに手伝って
もらおうと考えました。

少女が向かう場所はそれだけ危険な場所なのです。

それでも探し続ける少女の名を水沢しずくといいました。

Re: 魔天使マテリアル 「涙のしずく」 ( No.70 )
日時: 2014/01/18 21:16
名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: CN./FYLZ)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode

うん、もうすぐ完結!

更新、がんばる!

Re: 魔天使マテリアル 「涙のしずく」 ( No.71 )
日時: 2014/01/18 21:26
名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: CN./FYLZ)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode

「じゃ、しょうがねえな」

そう言って、その悪魔は手を伸ばす。

「きゃああっ」

植物の蔓が伸びてきて、波香をつかむ。
突然のことに、みんなが驚く。

「…返して…波香を返して…!」

しずくが叫ぶ。

「地よ、敵を捕らえる腕となれ!」

徹平の力で、悪魔は捕らわれる。

「光よ、悪を打つ鋭き矢となれ!」
『炎よ、荒れ狂う獅子となれっ!』
「風よ、悪を切り裂く刃となれ!」
「雷よ、悪しきものを薙ぎ払え!」

みんなの一斉攻撃。

———しかし。

「俺をなめるんじゃねぇ」

するっと腕から抜け、見事にかわす。
その手には、波香を抱えている。

波香は、いつの間にか精気を吸い取られたようで、ぐったりとしている。

「水よ、悪を貫く矢となれ!」

怒りにまかせ、攻撃する。



…すみません、ちょっと中断…

Re: 魔天使マテリアル 「涙のしずく」 ( No.72 )
日時: 2014/02/08 13:57
名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: Zn8srJeM)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode

「あはははは!そんな攻撃、当たるわけねえだろ!」

「くっ…」

最悪の状況だった。
波香は捕らわれ、攻撃も当たらない。

こういうとき有利なのは、やはり…。

「紗綾!笛を」

「うん!」

紗綾は、首に下げていた破魔の笛を取り出す。
紗綾が触れた途端に、フルートに近い大きさになり…。

人間にとっては、心地よい音色。
しかし、悪魔にとっては、猛毒に等しい。


「う…あああああっ」


悪魔は、もがき、苦しむ。
波香を放り出し、倒れこむ。

このまま、消滅するかと思われたが…。



すみません、もう寝なくちゃいけなくって…またまた中断です

Re: 魔天使マテリアル 「涙のしずく」 ( No.73 )
日時: 2014/01/25 11:54
名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: CN./FYLZ)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode

「…ふっ…」

『…!?』

植物の蔓が伸びてきて、破魔の笛が下に落ちる。


     ———カランッ


乾いた音とともに、破魔の笛は、元のホイッスルの大きさに戻る。

「水よ!」

その間にも、しずくが攻撃を仕掛ける。
水は、槍となり、悪魔に向かって飛んでいく。

「…チッ、めんどくせえ」

悪魔は、またもや簡単に避けてしまう。

「…くそっ」

みんな、思いつめた顔をしている。


「…おっと、それはさせねえぜ」

「きゃあっ」

紗綾が破魔の笛を拾おうとしていたが、気づかれ、弾かれる。


「…波香…」


しずくは、もう泣きそうな顔をしていて、今にも崩れ落ちそうだ。

「———なあ、取引しねえか?」

「…取引?」

「そうだ。オレは、こいつをおまえらに渡す。…ただし…」

「…ただし、なに?」

悪魔は、くっ、っと口の端をゆがめ、笑う。


「おまえが、こっち側に付け。おまえが、悪魔になるんだ」


「なっ…」

皆、絶句した。
しかし、しずくは、迷わなかった。


「———わかった」


「しずくちゃん、ダメ!」

紗綾が必死に呼びかける。
だが、しずくは振り向きもしない。

「…まず、波香を返して」

「ほらよっ」

波香は、紗綾たちのほうに投げ出される。
急いで、受け止めた。

「これで、いいのね?」

「———ああ」

しずくは、悪魔のほうに歩みだす。
長い髪を揺らしながら、迷いもせずに。



「ダメ!行っちゃダメ———!」



紗綾が叫ぶ。

      ———しかし




              ———しずくに、その言葉は届かなかった———

Re: 魔天使マテリアル 「涙のしずく」 ( No.74 )
日時: 2014/01/26 11:27
名前: ユッツ ◆joZC5jv7jo (ID: DcPYr5mR)

おお!マヤ、がんばってるねえ。
久しぶりっだね!
あ〜あ、最近は、マテマテグループ、解散しそう! 涙
ルイも、ハルも、来なくなったし。

マヤはずっと来ててね! /(^^)/


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