二次創作小説(紙ほか)
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- 【銀魂】 真選組女中の非日常 【原作沿い】
- 日時: 2015/03/09 14:31
- 名前: 星名 ◆iUiUYbrqM6 (ID: pLBaa8kf)
1年前に止めてしまった物語。
また書きたいと思ったので、1からリメイクしようと思います!
▼ 注意
# 真選組メイン
# 原作/アニオリ沿い(時々主オリ)
# 主人公はオリキャラ
# 全体的にくだぐだ
# 下ネタもちろん
# 原作沿いでも変えてる場面あり
▼ お客様
花火様
楼蘭様
ねね様
吏影様
瑠々様
リーフ様
_
- Re: 【銀魂】 真選組女中の非日常 【原作沿い】 ( No.8 )
- 日時: 2013/10/27 10:36
- 名前: 楼蘭 (ID: eUekSKr/)
誰っすか!?
この可憐な少女の兄だれぇ!!
すいません。ちょいと興奮しました。
ここで銀魂書いている楼蘭と言います。
続き待ってます!!
更新がんばってくださいませ!!
- Re: 【銀魂】 真選組女中の非日常 【原作沿い】 ( No.9 )
- 日時: 2013/10/27 20:06
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: 2iNdd8Sa)
鈴ちゃんのお兄さんはどんな人なのでしょう(´∀`)
登場が楽しみです♪
更新頑張って下さいー!
- Re: 【銀魂】 真選組女中の非日常 【原作沿い】 ( No.10 )
- 日時: 2013/11/02 23:37
- 名前: 星名 ◆iUiUYbrqM6 (ID: CmU3lREQ)
かか可憐だなんてそんな照れます//(お前に言ってない)
ありがとうございます頑張ります!
- Re: 【銀魂】 真選組女中の非日常 【原作沿い】 ( No.11 )
- 日時: 2013/11/02 23:42
- 名前: 星名 ◆iUiUYbrqM6 (ID: CmU3lREQ)
↑つづき
桜蘭さんの小説にもお邪魔させてもらいますねー!
コメントありがとうございました!
>桜蘭さん
ふふ楽しみにしていてください←
ありがとうございます!頑張ります!
>花火さん
上の間違えて投稿してしまった(^-^`)
- Re: 【銀魂】 真選組女中の非日常 【原作沿い】 ( No.12 )
- 日時: 2015/01/07 17:44
- 名前: 星名 ◆iUiUYbrqM6 (ID: osQJhSZL)
「いやァすまんな、トシも総悟も帰ってくるなり昼ドラを観に行っちまって」
目の前に座るゴリラのような局長さんは、そう言って苦笑を漏らした。
第1訓 小さな勘違いは大きな間違いになる (2)
現場から帰ってきて速攻昼ドラ?
アンタらに用がある人が来てるのに昼ドラ?
大丈夫かこの警察。
しかも昼ドラ観に行ったなら戻ってくるの1時間後じゃん。
1時間もここでゴリラと2人きりですか
客間室という名の檻の中でゴリラと2人きりですか。
……。
左に目をやればそこに映るのは縁側と子綺麗に手入れされた庭。
小さな池もあり、ししおどしは一定のリズムを保って間の抜けた音を鳴らす。
「悪ィ、待たせたな近藤さん」
その言葉と共に、男は現れた。
ホテル池田屋で最初に会った目つきの悪い男だ。
その後に続いて、亜麻色の髪をした男も部屋に入ってきた。
「トシ、総悟。昼ドラはいいのか?」
「始まったと思ったとたん例の池田屋事件のニュースに切り替わっちまった」
軽く溜め息交じりに言えば、トシと呼ばれた目つきの悪い男は近藤さんの隣に腰を下ろし、
総悟を呼ばれた亜麻色の男は障子の戸に背をもたれさせた。
こっちが副長の土方十四郎、こっちが一番隊隊長の沖田総悟だ。と近藤さんが紹介してくれる。
その後に、沖田さんが口を開きこう言った。
「てめー、誰かと思えばさっきのメス豚じゃねェか」
「誰がメス豚だコラ」
「桂の仲間じゃねーか、なんでこんなとこにいるんだお前」
私に対してありもしない事を好き勝手言う2人を近藤さんは制し、
「とりあえず聞いてくれ」と言った。
「この子はメス豚でもないし桂の仲間でもないらしい」
「ンな根拠どこにあるんだよ」
「根拠か? それは知らん」
近藤さんはしれっと言ってのければ私に視線を向ける。
「だが、俺はこの子が悪者だとは思えん。ましてや豚だとも思わん」
豚だと思わないのはそれが普通です。
客間室に、少しの沈黙が流れる。
無理もないだろう、根拠もなくただの勘のみで私を悪者ではないと言ったのだから。
私自身も悪者ではないのは事実だがぽかんとしてしまった。
それと同時に、この人の人柄の良さを直々に感じさせられた。
「…本当、近藤さんはもう少し人を疑ってくれ」
沈黙を破った土方さんが溜め息交じりに言う。
そして、続けるように口を開き「お前」と私へと目を向けた。
鋭い視線が突き刺さり、背筋がぴんと張る。
「…履歴書」
「え?」
「履歴書出せっつってんだよ」
思わず呆気にとられた。
履歴書出せってことは、その……
信じてくれた感じ?
あ、でも、すみません。
「履歴書忘れてました」
「…ふざけてんのかテメー、面接に履歴書は必須だろうがよ」
「まずは江戸に行くということしか頭になくて…」
私と土方さんのやりとりを見て、近藤さんは豪快に笑う。
「誰だってうっかりする時もあるさ! 履歴書は後で渡すからそれに書いてくれればいい」
「はい、ありがとうございます」
こうして、無事真選組の女中になれはした。
…けれど私の本当の目的はその次であって。
武士になりたいと江戸へ発った兄。
もし彼の願いが叶っているならば、ここにいるはずだ。きっと。
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