二次創作小説(紙ほか)

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東方奇妙譚
日時: 2018/01/21 23:26
名前: 彩都 (ID: 4xvA3DEa)

 始めましての方は始めまして、何度も彩都の作品を読んでいる方は有難う御座います。
 彩都(サイト)と申します。
 もう十作目ですよ、十作目! まぁ、半数の作品は一ヶ月一回更新が多いですねぇ、アハハ。
 まぁ、今回は『東方PROJECT』という原作者『ZUN』さんの三次創作となっております。
 何故二次創作じゃないかって? それは秘密です☆
 
 それでは本編スタート!

目次

>>0
 親記事です、本当に有難う御座いました。
>>1
 金髪の幼女は一体何者なんだろうか? もう一度会えるかな?
>>2
『博礼神社』? 『幻想行き』? 『幻想卿』? 『博麗神社』、『幻想入り』、『幻想郷』の間違いでは……?
>>3
 周理輪廻、スマホを持っていた人物の名前だろうか? もしくは他人のスマホなのか……?
>>4
 霧雨魔理亞(きりさめ まりあ)、博礼霊夢(はくらい れいむ)、霧雨魔理沙と博麗霊夢、名前が少しだけ違いますね、何ででしょう?
>>5
『幻想行き』、『幻想卿』の解説。そして恋符ではなく愛符、魔理沙は『恋符』、魔理亞は『愛符』、魔理亞の方が好きな人との進展があったのかもしれませんね。
>>6
 右手で触れた魔理亞の攻撃が左手に屈折? 不思議な事が起こるもんですね。後、八雲灯、八雲凛、張もまた名前が違う……後、裏話として、橙の名前変更が面倒でした。
>>7
 プロローグ終了。次回から寝泊りは魔理亞の家です。
>>8
 第一章です、此処の章からこの小説のタイトルの意味を理解する人が出るかも?
>>9
 オトギリソウの話は必死で検索して調べました。
>>10
 敵登場、この場面で少しピーン、と来た方が居るかもしれません。
>>11
 魔理亞、『再起不能(リタイア)』──
>>12
 一方的にやられる……輪廻は透明人間に勝てるか……?
>>13
『俺と同じ『力』』? はて、一体何なのでしょう? まさか『鉄鎧を纏った見た目の『何か』』の事でしょうか?
>>14
 このラッシュは相当悩んだ、『何かいいのないかなぁ?』って思いながら必死に考えた、その結末が『修羅』。
>>15
 輪廻、怒られる&第一章終了、何か長かったよね、その所為(違います)で更新が遅れる破目に。
>>16
 第二章開幕、輪廻は『鉄鎧を纏った見た目の『何か』』の正体を心の中でひっそりと探ってたり。
>>17
 まぁ、貫通されてたら、誰だって驚くよね、そしてこの回で色々分かった人が多いかも?
>>18
 輪廻君の『スタンド』、攻撃力(パワー)が低かった、可哀想だねぇ(嘲笑)
>>19
 チェックメイトだぜ!
>>20
 此処でも修羅修羅ラッシュ、とりあえず、『修羅』は10回連呼する事にした。
>>21
 記憶が無い&名前が変てこだ……(輪廻談)
>>22
 ボッコボコ、相当ボコボコだったそうで、輪廻君は大怪我しました、忘れる事はいけない事ですね、と言うのが分かった輪廻君だった……後、第二章完結。
>>23
 第三章ですね、うん、タイトルでもうネタバレ☆
>>24
 左腕が融けてしまった輪廻君、果たして勝つ事が出来るのか?
>>25
 霊夢と魔理亞、強いなぁ。
>>26
 才田時雨、名乗れなくて可哀想ですね、後第三章完……それにしても最後に出てきた『白と青のワンピースを着用した幼女と自分の左手の二の腕を食べた金髪幼女』、知っている人はぴーん、と来たのでは無いでしょうか?
>>27
 今日(4月16日)中に仕上げました、忙しくて大変でした。
>>28
 ルーミィとアルノ、いい加減『キャラの名前違いますよ』とかいう指摘が来そうで少し怖い。
>>29
 割烹着姿の魔理亞、一回見てみたい、そして敵登場。
>>30
 突拍子の発言で輪廻驚く。
>>31
 もー、煽ったから『スタンド』能力発動しちゃったじゃないかーだめじゃーん?
>>32
 輪廻君も少しずつ自分の『スタンド』能力を知り始めました、そして第四章完結。
>>33
 今回も今日中(4月23日)に仕上げました、その所為で筋肉痛になりました、足が。
>>34
 はいはい、新キャラ新キャラ。
>>35
 はい、バトル終了っと。
>>36
 色々話を聞きましたね、そして第五章終了、地味にこの投稿、文字数が多くなってしまった。
>>37
 今回も今日中(4月30日)に仕上げました。
>>38
 名前変えてるじゃん? 十六夜咲夜って、いざよい さ『き』やって、別に命名が面倒になった訳では無いです、そうじゃ無いです。
>>39
 主人公何もやってねー! 泣きそー!
>>40
 第六章完、次は第七章、ていうか『スタンド』の紹介も能力説明もしていない、そして登山家みたいな格好なのに、波戸場って……狩人って……
>>41
『東方奇妙譚』、彩都以外の初のコメントが荒らしだった、笑うしかない、と思っていたけど、熱都の名前を出されるとは思っていなかった、熱都本人に話すと『俺様の名前を使用するとか、あったま可笑しいんじゃねぇの?』とコメントが、まぁ、でも、面白いネタにはなったかな?
>>42
 No.41のコメント返信、巫山戯たコメントで笑って下さい。
>>43
 第七章ですね、残り何章書く破目になるか、まだ分からない。
>>44
 魔理亞、てめぇは保護者じゃない、ていうか『蒼魔館』って何だよ!? レミリィ・『スカーレット』なのに蒼かよ!?
>>45
 貞操が危ない(白目)
>>46
 松風風華って新キャラが出たけど、『スタンド』の解説していなかった、『スタンド』能力は『穴を開ける』能力。
>>47
 開始二行目の輪廻の台詞、地味に気に入っている、そして『あの人』について、色々情報が、そして今回も今日(5月14日)に書き上げました、そういえば今日は『東方Project』の『古明地こいし』の日ですね(5がこ、1がい、4がし、でこいしとなる、なので、古明地こいしの日とされている)、ですが、『東方奇妙譚』本編にはこいしちゃんが出るかは不明です……ってか、出ないと思います、多分(汗)
>>48
 第八章開幕、輪廻は咲夜の秘密を知ってしまった様だ。
>>49
 また新キャラだなぁ……
>>50
 まさかのNo.50突破、まぁ、たった一投稿で新キャラはいなされた。
>>51
 荒らしさえ来なければ、No.50で綺麗に新章へ行けた筈……? そして第八章完結、更に次章蒼魔館編開始?
>>52
 うん、蒼魔館編開始したよ、門番ェ……(汗)
>>53
 輪廻、禁句発言。
>>54
 何だか可愛い今回のお話のレミリィ、後、『波紋』を出す事が出来て嬉しい、ジョジョ好きにはたまらないと思ったり。
>>55
 クールでは無い! クゥルゥ!
>>56
 会話ばっかしてみたい時もあるのさ、あとプランドール登場。
>>57
『天上天下俺がルール』、書きながら考えた言葉、案外語呂が良い……って紫色の帽子に三日月のマークをつけた少女? 一体誰でしょう?
>>58
 何とか輪廻勝利……
>>59
 何とか九章完結、それにしてもまた一日で書き上げたんだけど、一投稿500文字程度な訳、つまり八回投稿しているから……約4000文字なんですよねぇ、逆に凄い、後、まだまだ蒼魔館編は続くみたい。
>>60
 ウェンズ様のキャラを借りてのコラボ小説。
>>61
蒼魔館メンバーの自己紹介、ピチュリー・ノーレッジは態とだったり。
>>62
 プランドール、ピチュリーの能力解説、ピチュリーの能力は結構使えそう。
>>63
 レミリィ、お前の能力……そして『スタンド』使い登場。
>>64
 輪廻、右手崩壊!
>>65
 プランドールは個人的に身長170cm以上で考えている、輪廻より身長が高い。
>>66
 第十章、完。
>>67
 いきなり『スタンド』使いが。
>>68
 プランドール、最強だなぁ。
>>69
 多分、エロい回、因みにプランドールの下着はよくある白のフルバックショーツです。
>>70
 多重理論理楼という意味不明な名前、そして第十一章終了。
>>71
 第十二章開始、タイトルが結構適当になった。
>>72
 早くも『スタンド』使い登場。
>>73
 椎名甘楽って名前、この作品では比較的普通だなぁ。
>>74
 遂に『あの人』の情報解禁、一体どんな人物なんでしょうね? さて、第十二章終了、次は魔理亞の家です……何だか男女が一つ屋根の下で寝るって、青春を感じます。
>>75
 遂に蒼魔館を抜け出しました、やっとか。
>>76
 ナイトキャップに抱き枕、そして黄色い『M』のマークが描かれたパジャマを着ている魔理亞って、書いていて可愛いなぁ、と思った。
>>77
 遂に77レス目、大変でした、そしてあっさり倒した、体力が少ないのかな?
>>78
 はい、第十三章終了、まぁた『あの人』について秘匿された、一体『あの人』とは何者なんでしょうか……?
>>79
 十四章、遂に十四章かぁ……何か感慨深い。
>>80
 遂に100レス迄残り20レス! そんな中、『話死合い』という不穏な文字が現れました。
>>81
 一行で片付く戦い。
>>82
 箒に乗れるのか輪廻って? 重量オーバーじゃないのかなぁ?
>>83
 マジックでもやっているのかな? (錯乱)(混乱)
>>84
 まさかの『てけてけ』ネタ、一々ネタが古い彩都さんである。
>>85
 第十四章終了、次回は十五章、そして魔理亞ちゃんは地味に畜生。
>>86
 第十五章開幕、霊夢は優しい。
>>87
 お金持ちな新キャラ登場、そしてもう既に『スタンド』は登場しているッッ!!
>>88
 ゾロ目ですね、嬉しい、そしてお金持ちの男性の名前は風間畦道、言いやすい、そして二日間も探した、食事はどうしていたんでしょうね?
>>89
 風間畦道、まさかの輪廻の味方!
>>90
 はい、十五章終了、果たして『あの人』は輪廻を襲う事を止めるのか……?
>>91
 十六章開幕、頑張って血糊を落とそう、因みに彩都さんは血糊を見た事が無いので、簡単に洗い流せるかは知りません。
>>92
 少女は『スタンド』使いだった。
>>93
 霊夢登場、輪廻助かる。
>>94
 第十六章完結、もう少しでNo.100ですね……!
>>95
 第十七章開始、書いていて、今回の『スタンド』使いは強いなぁ、と思った。
>>96
 攻撃したけど効かなかった。
>>97
 服を脱ぐとか……この子は露出狂かな?
>>98
 霊夢、登場、やっと戦いが楽になる?
>>99
 魔理亞登場、三人でボコボコぉ!
>>100
 遂に100投稿目です! とても嬉しいし、この記念すべきキリ番で十七章完結! とてもとても嬉しいです!
>>101
 はい、第十八章開始、久し振りにあのキャラを書けて嬉しかったです。
>>102
 実は昨日(九月二十三日)、一気にキャラを更新、キャラの在庫がなくなりかけていたから、急いで仕上げました。
>>103
 ていうか滓歓喜ってどんな名前だよ!? ってか、滓って何なの!?
>>104
 はい、久し振りにレミリィ、プランドールを出しました、長身なプランドール、基、フランドールは好きです、長身フランドール、増えないかなぁ……? そんな事を思いながら第十八章終了。
>>105
 第十九章開始、さぁ、今回はどうなる?
>>106
 門番、一体誰なんでしょうか?
>>107
 高身長なプランドール、可愛い。
>>108
 煩悩が爆発したから、早苗が登場。
>>109
 まさかの敵!? だけれど、プランドールがやっつけました。
>>110
 阿仁真人、『スタンド』能力、『武器を生み出す』能力、ただ、自分の記憶の中に武器が無いと作れない、つまり、空想上の武器とかは無理、そして第十九章終了、何気に親記事が長くなる……(汗)
>>111
 第二十章開始、新キャラ登場、名前つけるの、結構適当。
>>112
 平仮名表現は結構気遣いしなきゃ、と思った。
>>113
 今回の『スタンド』、案外強かった。
>>114
 吸血鬼は怪力。
>>115
 一体『四天王』とは……?
>>116
 第二十章終了、物語も大詰めに。
>>117
 今度は『命蓮寺』組です、書くのが楽しかったです、ですが、キャラ紹介で結構な文字数を……(汗)
>>118
 自分の好きなキャラ、『雲居一輪』登場。
>>119
 小傘も登場。
>>120
 寅丸の名前は結構考えましたね、あまり弄りたくなかったので。
>>121
 厄介事を持ってきた。
>>122
 この『スタンド』、案外強い気がする。
>>123
 何とか勝ちました、やった。
>>124
 そして物語は次の章に……
>>125
 お前、またかよぉ!?
>>126
 ヒノケン……懐かし!?
>>127
 荒らしの後の本編、クラウンピース、ヘカーティアが登場、輪廻は『変なTシャツヤロー』と思う、早苗の世界線と輪廻の世界線が繋がった瞬間である。
>>128
 自分、パエリア嫌い。
>>129
 神様キック!
>>130
 本編終了……ってか、とんでもない情報置いていきやがった。
>>131
 第二十三章始まり、今迄長かった……!
>>132
 ぬえ、マミゾウが登場。
>>133
 まぁた『スタンド』使いが……
>>134
 何とか勝ちました。
>>135
 遂に『あの人』登場、さぁ、どうなる?
>>136
 強い……!
>>137
 第二十四章始まり、今回で『あの人』こと、周理外円との戦いです、最後の戦い、と言う事で、何時もの1投稿2000文字以上でお送りします。
>>138
 周理外円の『スタンド』の始まりを書いていて、『本当にこれで良いのか?』と少し困惑していました、でも、書いていて、楽しかったので、忘れる事にする。
>>139
 勝てる訳無いだろ、こんな強敵……! とか、思いながら執筆していました。
>>140
 一体周理外円の左手の能力とは……? 謎過ぎる……
>>141
 修羅修羅ラッシュを大量に書こうと思いました、実際百文字以上使って、修羅修羅ラッシュをしようとしたけど、何時の間にか、その半分の五十修羅修羅ラッシュで終わった、もう少し頑張れば良かった。
>>142
『東方奇妙譚』唯一のパソコン投稿、最後の最後で輪廻と外円を和解させる事が出来て、個人的には嬉しい、ってか、兄貴を置いて、弟である自分が脱出するなんて、輪廻には考えられなかったようで……一緒に『幻想卿』を暮らす事にした周理兄弟、そして次回、ほぼほぼ最終章とエピローグだったり……
>>143
 痛い、痛過ぎる……そんな事を思いながら輪廻は生きる、そして第二十五章、始まり始まり。
>>144
 外円の兄貴を弄りたかったんです、だからあんな冒頭に……えへへ。
>>145
 にとり登場、案外面白い登場になった気がする。
>>146
 はい、第二十五章終了、そして次回の更新で全てが終わります、さぁ、次回の更新は一体どうなる事でしょう? やりたい事が多過ぎて、どんなオチ、どんなネタになるのかが分からないぞ……? 頑張れ、来週の自分、未来の自分……全部全部お前達に掛かっているんだ。
>>147
 今回で最終回(最終章)です、そして書いていて、これを書く事が出来なくなるのは悲しいなぁ、と思いました。
>>148
『幻想卿』本人ねぇ……? 一体誰なんでしょう?
>>149
 そして時間は進んで三時間後──
>>150
 最後はぐだぐだしたけど、完結です、いやぁ、完結出来て嬉しいです、後はキャラ達の設定を投稿し、最後に後書です……本編は完結しましたが、輪廻達のお話はまだまだ続く事でしょう──この作品の続編が書ける事を待っています。
>>151
『東方奇妙譚』の後書です、まさか色々と書き過ぎて、文字数が……(汗)
>>152
『東方奇妙譚』の設定資料集です、色々と書いたけど、使わなかったり……何で使わないのだろう? 後、この投稿で『東方奇妙譚』に書き込む事はなくなります、読者のコメントを待っています!

Re: 東方奇妙譚 ( No.53 )
日時: 2017/05/28 23:15
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「失礼します、お嬢様。今日は面白い存在を見付けたので、紹介しに来ました」
 咲夜が戸の前でそう言うと、『そうか……では入ってくれ』と言われる、遂にレミリィ・スカーレットと出会うのか……心臓がバクバクと鼓動する、相当ドキドキしている様だ、自分は深呼吸をして、ドキドキしている心臓を落ち着かせる──そして咲夜が戸を開けて、自分と魔理亞を室内へと案内する──
 部屋の中は『壮大』、『巨大』、『広大』だった、一室にしては相当広い。多分霊夢の神社もすっぽり入ってしまうかと思った程だ、そして真ん中に居座る蒼きドレスの少女──レミリィ・スカーレットの妹かな? と思ったが、咲夜が驚愕の言葉を述べた。
「彼が──いえ、私の隣に居る少年、周理輪廻と言うのですが──『面白い』存在です、レミリィお嬢様」
「!? えぇ!? このちっこいのが!? レミリィ・スカーレット!? 嘘だろ!? もっとこう……城の主なんだから、もっと大きいと思ってた……」
 自分がそう言うと、魔理亞、咲夜が口を押さえていた、すると椅子に座っていた青いドレスの少女──レミリィ・スカーレットだ──は立ち上がって、自分に言う。
「ほう……私を誰だと思っていて?」
「えっ? いや、レミリィ・スカーレットだろう? 自分はまず、君を知らないんだもん、驚愕するのは仕方無いさ。だって『幻想行き』された存在だし……」
 自分がそう言うと、レミリィ・スカーレットは顔を驚愕させ、口の端を歪ませて、椅子に座りなおす、一体何なんだ……自分はそう思いながら頭を下げる咲夜を見た──

Re: 東方奇妙譚 ( No.54 )
日時: 2017/05/28 23:16
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「『幻想行き』ねぇ……まぁ、知らないのなら、仕方無いわ、私の名前は──」
「いや、知ってるよ、レミリィ・スカーレット、だろう?」
 自分が椅子に座ったレミリィ・スカーレットにそう言うと、レミリィ・スカーレットは頬を膨らませて涙袋を溜める。
「自己紹介位、させろぉ!」
「あっ……すまん」
 自分がそう言うと、レミリィ・スカーレットは咲夜を見て言葉を発言する。
「んで、咲夜、何でこんなひ弱そうな人間を呼んだの? 何か訳があって?」
 レミリィにそう言われて、コクリ、と頷く咲夜、咲夜はレミリィに話し始める。
「レミリィお嬢様、実は彼、『スタンド』という見えない存在を出す事が出来る様です、ですが、『スタンド』は『スタンド』使いにしか、見えないので、私やレミリィお嬢様でも見れないんです……私はレミリィお嬢様に『スタンド』を教えたくて……!」
「成程、『スタンド』か……そういえば、前にそんな奴と出会ったなぁ……『波紋』を使う存在と『スタンド』を使う存在、二人と戦った時は面白かったなぁ、見えない攻撃、避けれない攻撃を如何に避けて、反撃するかを……」
「えっ? 知っているのですか?」
「まぁね、吸血姫だもん、吸血姫は『波紋』という力に弱いからね、死にかけた時もあったもんだ」
 レミリィが過去の事を思い出しながら、足をバタバタと揺らす、すると急に天井が壊れれ、隕石が降ってきた、そして隕石は急に速度を落とし、蒼魔館の床に落ちる、自分が隕石が降ってきた場所を見る、すると其処には一人の少年が口の端を歪ませてげらげらと笑っていた、まさかコイツが……!? 自分はそう思いながら少年を見つめる──

Re: 東方奇妙譚 ( No.55 )
日時: 2017/05/28 23:16
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「わ、私の館が!?」
 レミリィ・スカーレットはそう言って動揺する、咲夜も突然の出来事で焦っている。
「よぉ、周理輪廻ぇ……俺はお前を倒しに来た! いやぁ、俺ってクゥルゥ!」
 逆立った髪を触りながら少年は言う、するとレミリィ・スカーレットが少年に言う。
「アンタ……私の城になんて事を!」
「知るかよガキンチョ、俺はお前みたいなガキンチョじゃなく、周理輪廻に用がある、いやぁ、後をつけてきて良かったぜ、自分の『スタンド』で移動出来て安心だぜ……!」
「なっ!? お前は『スタンド』使いだったのか!?」
 自分がそう言うと、少年は簡単に答える。
「うん? そうだが? あぁ、自己紹介をしていなかったな、俺の名前は和田和音(わだ わおん)、お酒も飲める二十歳だぜ!」
 少年──いや、和田和音だ──がそう言うと、レミリィ、咲夜、自分、魔理亞は驚愕していた。
「は、はぁ!? 二十歳ぃ!?」
「それにしてもちっせぇなぁ、レミリィと同じ位じゃね?」
「ちょ!? 魔理亞迄ぇ!?」
「お、御嬢様は大人ですよ! 心も大人、見た目も大人!」
「咲夜はフォローになっていない!?」
「あっ、これは少し無視されてるな」
 四人の言葉を聞いて、和田和音が静かに溜息を吐く、そして和田和音は上空に人差し指と親指で作った拳銃で上空を撃つ、すると上空から隕石が降ってくる、どんな『スタンド』能力だよ!? 自分はそう思いながらレミリィの方を向く、レミリィはドアノブカバーみたいな帽子を押さえながらしゃがんでいた。

Re: 東方奇妙譚 ( No.56 )
日時: 2017/05/28 23:19
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「おっめぇ! 主なんだから何か対処しろよ!」
「無理よ! 館が壊されたのに平穏で居られる主がいるかぁ!?」
「吸血鬼だか、吸血姫だが、知らんが、頑張れよ! 人間じゃないんだから器量を持てよ!」
「無理よ! じゃあ『スタンド』使いなんだから、アンタが奴を倒しなさいよ!」
「えぇ!? 自分だって怖いわ、あの『スタンド』能力! どんな能力か分からんのに! 自分の『スタンド』能力だって把握し切れていないのに!」
「何で把握出来ていないの!? 少しは自分の能力を考えろ!」
「無理だよ! 『幻想行き』されてぇ? 記憶失っててぇ? おまけに左の二の腕は金髪の幼女に食われるわ、此処数日でドタバタだわ! 考える時間も無い!」
「記憶を失ったぁ!? マジかよ!」
「マジだよ!」
「お前等、喧嘩している場合があったら隕石を止めろよ!」
「俺には無理!」
「私には無理! 能力を使用しても回避出来るオチが無い! もっと、決定的なオチがないと……!」
「ふったりとも使えねぇなぁ!」
「煩い! 元はといえばこのガキが!」
「ガキ言うなぁ! 泣いちゃうぞ、泣いちゃうぞぉ!?」
「泣けばいいさ! 俺も泣きてぇよ!」
 自分とレミリィが言い合う、すると魔理亞も参加する、ていうか、話し合っている場合では無い! 目の前に隕石が! 隕石が! 自分がそう思っていると、カツカツと靴と蒼魔館の床が当たる音がする、一体今度は誰だよ!? と思っていると、扉を蹴破って、一人の少女が現れる、その少女は大人びていて、モデル体型かと思った。そして少女は一言呟いた。
「煩い」
 少女がそう言って、両手を合わせる、すると自分達の目の前に来ていた隕石は粉々になって目の前から消える──
「あ、ありがとよ、プランドール……」
「別に? 煩い、と思ったから壊しただけ。この落とし前は魔理亞、私と弾幕勝負でつけてね?」
 プランドールと呼ばれた少女は魔理亞にそう言うと、魔理亞は頭を掻いて呟く。
「はぁ、面倒だな」
 自分は彼女はプランドールか、と思いながら静かに『スタンド』を出した──

Re: 東方奇妙譚 ( No.57 )
日時: 2017/05/28 23:19
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「お兄さん、話は聞いたよ、『スタンド』は『スタンド』使いにしか、見えない……つまり『『スタンド』使いしか戦えない』ってね……私は能力で隕石を壊すから、あのおじさんを倒して? 倒せなかったら貴方も壊すから」
「ひっ……!」
 自分はプランドールの剣幕に押され、和田和音の前に『スタンド』で移動する、そして自分は和田和音と対峙する。
「やぁ、君も『あの人』や『白衣』の人に?」
「ほう? 知っているのか……それなら手っ取り早い。さっさと消えてもらおうか」
 和田和音はそう言って、『スタンド』を出す、自分も『スタンド』を出して、パンチのラッシュを放つ。
「修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅ァァッッ!!」
「はんっ! おっせぇ! 行くぜ、隕石落下術、『天上天下俺がルール』ぅ!」
 和田和音はそう言って、上空に何度も拳銃の形をした手を向ける、すると大量の隕石が自分の方へと向かう、流石にプランドールでも無理だ! と思っていると、紫色の格好をした帽子に三日月のマークをつけた少女が咳をしながら何か陣を書き込んでいた、あれは何だろう? と思っていると、自分の頭上に大量の陣が現れる、まさか魔法陣か? と思っていると、魔理亞も手伝っているので、魔法陣だと判断する。そして隕石は自分の頭上で止まり、何重にものしかかるが、プランドールが何度も両手を合わせて隕石を破壊していく……これなら勝てる! 自分はそう思いながら『スタンド』を出して、もう一度、パンチのラッシュを決める。
「修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅ァァッッ!!」


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