二次創作小説(紙ほか)
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- 東方骸骨録
- 日時: 2017/09/04 20:32
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
どうも、マシュ&マロです いろいろ言葉が変だったりしますが温かい目で見てください
- Re: 東方骸骨録 ( No.29 )
- 日時: 2018/01/15 22:46
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
夕日が沈みかけ夜になるとしている博霊神社、そこで暴れていた骨の化け物“がしゃどくろ”は突如として動きを止め小刻みに骨を震わせ始めた「あっ?、なんだぁ?」そう言う涼は余裕たっぷりに目の前の出来事を観察していた カタ!カタ!カタ!カタ!カ ・ ・ ・ ・ ピシッ 骨の所々に亀裂が入り始め骨の震えが更に細かい小刻みになってきた、次の瞬間 ・ ・ ・ ・ パシュッ! 骨は全て骨の粉と化し、粉の中から一真が這い上がってきた、だが普段と違うのは右腕に骨の義手が付いている事だった「ゲッホ!ゲホ!ゴホ! . . . .ふー・・・生きてた?」そんな疑問系で最初の一声を挙げると一真は立ち上がり視点を涼に移した「ハッ! よく生きてたな、てっきり完全な化け物になったかと思ったぜ」「・ ・ ・霊夢は無事なのか」涼の言葉を無視して一真は問う「んっ? あぁ、アイツならさっきから倒れたままだぜ」涼は顔面蒼白となった霊夢の方を親指で指差した、それを見た一真は「.....ここから逃がしてもらう」とだけ言った「逃がすと思うか?」「いいや思わない」一真はそれだけ言うと拳を構えた「おっ!やるか?」涼もまたそれだけ言うと姿勢を低くした「削ってやるぜ」「ブッ飛ばしてやる」双方の一言の後、二人は同時に動き出した ・ ・ ・ ・ 「削れろ!」そう言うと涼は危険な拳を放った、しかし一真はそれを間一髪で横に反れてかわし右手の義手を刃物に変えて切りつけた ピシャッン! 刃物は削れて砕けた「俺に物理攻撃は効かねぇ!」そして蹴りを放つ、一真は蹴りを後ろに飛び退いて避けると更に後ろに下がって距離をとった「サッサッとケリをつける、霊力解放ッ!!」その声と共に一真の体は青色に輝いた
- Re: 東方骸骨録 ( No.30 )
- 日時: 2018/01/19 23:16
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
体全体に霊力が循環し力が溢れてくる、拳を開いたり閉じたりして体調を確かめると両手に霊力を注ぎ始めた「でっ、それで俺を倒す気か?」「・・・いえ、言ったはずです、“ここから逃がしてもらう”とッ!」すると一真は両手を頭の上に掲げて思いっきり振り落とした、神社の石畳が衝撃で砕けて土煙と共に周りに飛び散った「チッ!、目眩ましかよ」その一言と同時に涼の姿は煙に揉み消された、一真はチャンスとばかり煙の中を突っ切って霊夢のいた場所まで感覚で近寄った「・・・あれ?、霊夢は?」一真は手探りで辺りを探してみるが霊夢どころか何も無かった「っ?・・・ウオッ!」急に一真の真横から銀のナイフが何本か飛んできた、これを勘と根性で回避すると視界を良くするために両手を一振りして周りの煙を払ってみた、そうすると目の前に人里で見た事のあるメイドが現れた、その背には瀕死の霊夢が背負われていた「アナタが霊夢を殺そうとしたの!?」「えっ!俺、いやいや俺じゃない!俺じゃないです!」「?・・・じゃあ誰が霊夢を?」「逃がせねぇからな一真ーーーーーーーッ!!」涼の怒号が聞こえてきた「移動しましょう、説明は後でしますから」「まぁそうね」・・・・・・「チッ!、逃がしたか」そう言う涼の周りにいるのは小柄な男と妖夢だけだった
- ようこそ紅魔館へ ( No.31 )
- 日時: 2018/03/06 21:39
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
ここは紅い壁が目立つ紅魔館、そこで一真は館の主人と向き合っていた
「......でっ、アナタが神社に着いた時には手遅れだったと?」
「えぇまぁ......はい..俺がもっと早く向かえてれば.....」
「そう自分を責めるものじゃないわよ....まぁ..そう言う私も、早く霊夢を助けてあげれば...と、悔やんでいるのだけど ・ ・ ・ 」
そう言った館の主人ことレミリアさんは、後悔を宿した眼で赤いカーペットの床を見据えた。
「 ・ ・ ・ ・ 俺は、妖夢を助けたいです.....ですが、俺には救うための力がありません」
「はっきりに言うと?」
館の主人は口元を緩めながら一真に聞いた.....。
「俺を.....鍛えて下さい...失いたくない人達を守るために」
「........、よしッ その言葉、しかと受け取ったわよ」
そしてレミリアさんは満足そうに俺に微笑みかけた
「ガチャ)) お嬢様、霊夢の怪我の治療が無事に終わりました」
「そぅ...では一真、修行は明日の朝日が昇る頃の館の門の前....遅れないでよね、それと私は霊夢の様子を見てくるわ」
「えっ ちょ 俺もお供します」
急ぐように一真は、部屋から出て行こうとするレミリアと咲夜の後ろへ駆けていった
- 自分にできる事 ( No.32 )
- 日時: 2018/03/09 21:29
- 名前: マシュ& (ID: BB67RT0Y)
ここは紅魔館の一室、そこではベッドで霊夢が横になっていた
「 ・ ・ ・ 私って何なんだろう」
部屋の中には霊夢がいたが寝てはいなかった、霊夢はただベッドに横になって天井を見ていただけだった
「コン!コン!) 霊夢、入るわよ」
「えぇ.....どうぞ」
その後にドアが開きレミリアに続いて咲夜と一真が部屋に入ってきた、すると霊夢は一真の片腕だけか義手なのに気づいた
「あんた....その腕...」
「んっ、あぁこれ?...ちょっとね」
「私のせいででしょ、その腕」
「えっ? どうしてだ」
「だって私を...助けようとして失ったんでしょ」
「いやいや、これは俺が無茶して自業自得って感じで ・ ・ ・」
必死のフォローをする一真だが、霊夢にとっては気休めにもならなかった
「まーそんな暗い話は隅に置いといて、どうなの霊夢.....あんたの調子は?」
「んっ? あぁ上々、あとは多分腹の傷が治ったら調子は万全よ」
「まったく...ほんの少し前まで瀕死だったのに、恐ろしい生命力と回復力ね、ホントにあんたって人間なの?」
「酷いわねぇ〜、こんな私だっていちょうは人間なのよ?」
そう言って霊夢は上半身を起こした
「だったらしっかり休んでしっかり次の戦いに備えなさい、あとちゃんと寝てなさいよ?」
そう言ってレミリアは部屋から出ていき後ろを咲夜が付いていき結果的に霊夢と一真だけが部屋に残った
「じゃあ俺はこれで失礼」
「ちょっと待って一真」
「んっ、何だ霊夢?」
「ちょっと義手、貸して」
言われるがままに霊夢に義手の方の腕を伸ばした、すると霊夢は義手に触れて何かをぶつぶつ呟いて義手がほんの少し光ってすぐに光は消えた
「何したの?」
「ちょっとした私の恩返し、困った時に役立つは」
「何かよく分からないけど...ありがと」
そう言って一真は部屋から出ていった
「......これで少しは報いれたかな....」と言って霊夢は上半身をまた横に倒して少し眠ることにした
- 何かの始まり ( No.33 )
- 日時: 2018/03/20 08:34
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
一真は、目に入り込んできた朝日によって目覚めた
「んっ? ・ ・ ・ あっ! 今日から修業だっ!」
あたふたしたながら部屋を飛び出すと時間を気にしながらの早朝疾走が行われた
[〜少年疾走中〜]
「はぁ はぁ や、やっと着い...た」
一真は倒れ込むように紅魔館の門の前へと現れた
「え〜と大丈夫......でしょうか?」
「えっ? あっ、大丈夫です ((スクッ」
立ち上がった一真の目の前には中国風の服装をした紅い髪の女性がいた
「ど、どうも俺は渡城 一真です」
「どうも、私は紅 美鈴です、これから少しの間ですが仲良くしましょうね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
どちらも挨拶を済ませると、一息をおいて修業が開始された
「まず最初にですが、戦うための肉体というのは大切なのは強靭でしなやかな足腰なんです」
「へー、なんで足腰なんですか?」
「それは相手の攻撃などを受け止めるためには地面に食い縛れる丈夫な足腰が大事なんですよ〜」
「あーそうゆう事ですか、なら俺はどうしたら?」
「ん〜〜そうですねぇ、まずは下半身に重りを付けた状態で生活をする事が一番良いじゃないですかね?」
「重りですか?」
「そうです一真さん。何か重りになりそうな物とかって持っていますか?」
「ん〜〜重りに....なりそうな物.......。あっ! 俺の家にそんなのがあったと思います!」
「なら後で良いので取り入って頂けますか、レミリア様には話を通しておくので」
そんなこんなで修業という修業もする事もなく終わってしまったが、美鈴さんと別れた一真は少しだけ良い事を思いついた
[〜人里の家へ〜]
「え〜と確かここら辺に~.....あっ! やっと見つけた」
嬉しそうな笑顔を浮かべる一真の手には数枚のTシャツが握れていた ・ ・ ・