二次創作小説(紙ほか)
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- Re: 僕のヒーローアカデミア〜無限個性の少女〜 Ⅱ
- 日時: 2017/10/05 18:40
- 名前: 花見月 (ID: 59nFPquI)
主人公は変わりませんが一からもう一度スタートさせてもらいます。
ホント申し訳ないっす。
もう一人、男主人公的なキャラを入れていきます。
再スタートよろしくお願いします。
鍵中 天(かぎなか そら)
色美 永久(いろみ とわ)と幼馴染的存在で同じA組に
なる。個性、今は秘密。
- Re: Re: 僕のヒーローアカデミア〜無限個性の少女〜 Ⅱ ( No.21 )
- 日時: 2017/10/09 12:37
- 名前: 花見月 (ID: 59nFPquI)
第十九話 指名、始まる職場体験!
指名が来ている人もいるらしく私にも指名が来ていた。
来るもんなのか?と思うように天空時くんにも指名が来ていたらしい。
もちろん私とは違うけど。
二・三年生にはよく指名が来るらしい。
翌日、その場所に私はやって来た。
色美「し、失礼します。」
ドアをそっと開け顔を覗かせると黒髪に白のメッシュがある髪をした男の人がいた。
???「硬くならなくていいよ、こっちに来て座って。」
そう言われてその人の向かいに座った。
右目に眼帯を付けていて左腕がない。
こんな状態でヒーローをやっているとなるとすごいとしか言えない。
???「改めて僕はクレイア、よろしくね。」
色美「あ、はいよろしくお願いしますクレイアさん。・・・あの無礼を承知で聞きたいん
ですけど・・・。」
クレイア「僕のこととか指名した理由とかかな?指名した理由はただ単に惹かれただけ。
なんでだろうね僕にも分からないけど君には皆を惹きつける力があるのかもね。」
色美「ひ、惹きつける力、ですか・・・。」
クレイア「気にしなくていいよ。それと僕のことだよね、右目のことと左腕の事、個性の
ことだろう?秘密にしているわけじゃないからね。
右目の眼球はもうないよ、小さいときに親に虐待されててねその関係で。
左腕は本当に最近の出来事だよ。戦いで斬り落とされただけだ。
そして僕の個性はクリアハンド、見えないいくつもの手を操るって個性だ。」
幼少期の虐待、自分にとっては縁のないものだが彼にとっては今でも抱える心の傷。
でもその個性があるからこそ今こうやってヒーローとして活躍できているんだ。
- Re: Re: 僕のヒーローアカデミア〜無限個性の少女〜 Ⅱ ( No.22 )
- 日時: 2017/10/09 13:40
- 名前: 花見月 (ID: 59nFPquI)
第二十話 合流、ここからが本番
天空時 大夢が指名を受けたヒーローは女性ヒーロー星河(せいが)、
洋紅色のエアリーボブヘア、サファイアブルーの瞳をしている。
個性は氷結、手で触れたものを一瞬で凍らせることができてしまう。
手で触れなくても半径10m以内なら凍らせることができ任意で形を操る。
パトロールに出かけている。
星河「あれ、クレイアと一緒にいる子、貴方のお友達?」
天空時「はい、彼女は色美です。」
クレイア「星河、君もここのパトロールを?」
星河「えぇ、それにこの辺りにも敵の下っ端がウジャウジャしてるもの。
人手が多い時になるべく減らしておきたいし、せっかくだし同行しても
いいかしら?人数は多い方がいいでしょう?
たぶん歩いてれば他にもたくさんいるはずよ。この辺に敵の下っ端とかが
陣取ってたりするし。」
クレイア「そうだねなら同行させてもらうよ星河。なら早いところ進めてしまおうか。」
暗くなり初め、いよいよ本番という感じになってきた。
すぐに足を止め、二人のヒーローは辺りを見回す。
星河「この人数、私たちを捕らえに来たのかしら・・・。さぁ姿を現しなさい、
敵の幹部さん?」
あるビルの上に目を向けた。
- Re: Re: 僕のヒーローアカデミア〜無限個性の少女〜 Ⅱ ( No.23 )
- 日時: 2017/10/09 14:11
- 名前: 花見月 (ID: 59nFPquI)
第二十一話 相手の個性
上から見下ろしていた青年は上から飛び降り、私たちの前に着地した。
黒いパーカーにカーキのズボン、赤い目をしている。
???「・・・そこの子どもを渡せ。これは交渉だ。そこの子どもを渡せば
互いに無駄な戦いをせずに済む。」
星河「お断りさせてもらうわ。それに貴方は名乗るつもりもないようだし・・・。」
???「ならここで討つ。」
ざっと数百もの敵が同時に周りに集まってきた。
空に数百、地に数百だ。
クレイア「星河、任せてもいいかい?僕が責任をもってこの子たちを守る当然
リーダー格も討ち取っておくよ。」
星河「えぇ、この数なら私に任せなさい。」
クレイア「さてと、僕たちはリーダーを潰そうか。」
???「クリアハンド、見えない手を操るんだろ?生憎だが俺には丸見えだ。」
男は体を少し反らし、避けて見せた。
心なしか彼が笑ってるように私は見えた。
???「面白いモン見せてやるよ、俺の個性は精神操作だ、対象者一人の精神を
操る。だが条件があるんだぜ?心が白黒はっきりついてない奴にしか今は
効かない、だが丁度いい奴がいてよかったぜ・・・。」
ハッとしてすぐ前へ走った。
さっきいた場所にはへこんでいた。
色美「クレイアさん、これって・・・」
クレイア「うん、彼の精神を操ったんだろうね。」
- Re: Re: 僕のヒーローアカデミア〜無限個性の少女〜 Ⅱ ( No.24 )
- 日時: 2017/10/09 14:48
- 名前: 花見月 (ID: 59nFPquI)
第二十二話 少年の心
天空時「・・・・・」
???「ここまでストレスやトラウマを持ってる奴は初めてなんだぜ?
これじゃただの廃人だな、ははっ!」
天空時の肩に私が触れると何かが見えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは天空時くんが見ているもの?
なに・・・これ!?
学ラン姿の少年を庇うように数人の少年たちが立っていた。
『みんな早く逃げてくれよ!?』
『何言ってるんですか!・・先輩、俺たち先輩に何度も助けられたんです!!』
『俺らみたいな小せえ奴らを助けてくれたんだ!命に代えても守って見せる!』
だがすぐにその仲間は真っ赤に染まり倒れた。
ナイフだ、何度も何度も貫かれていく。
残された少年はそのナイフを手に取り、歩いていく男の胸を何度も刺した。
また場所が変わった、真っ暗な場所に天空時くんがいる。
十字架に縛られ下を俯いている。
『お前のせいだ!』
『お前が弱いからこうなるんだ!!人殺しがぁ!!』
『人殺し人殺し人殺し!』
その言葉は途切れることなく響き渡った。
もしかして天空時くんはずっとこんな怖い思いをしていたの?
本当のことを言い出せずにいたの?
これをいつも見ていたの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やっと現実に戻り、天空時の様子を見る。
涙を流していた。
- Re: Re: 僕のヒーローアカデミア〜無限個性の少女〜 Ⅱ ( No.25 )
- 日時: 2017/10/09 15:03
- 名前: 花見月 (ID: 59nFPquI)
第二十三話 開け心!
こんなところで恥ずかしがってるわけにはいかない。
色美「天空時くん、本当に自分のせいだと思ってるの?」
天空時「っ!」
色美「本当に友だちは自分をそう思ってるのかな。私は違うと思うな、だって
貴方は良い人だからね。
それにあれは違うよ、仕方ないこと。まだやり直せるんじゃない?
今なら償えるんじゃない?」
どこからか何か水が落ちる音が聞こえた。
天空時「・・・色美。すまない。」
私は微笑んで一緒に立った。
???「なっ!?嘘だ、俺の個性が敗れるワケが・・・!!」
クレイア「どうやら彼らを見くびっていたようだね。」
???「クソッ、クソーーーーーーーーーッ!!」
丁度戦い終えた星河の氷の矢が男を貫いた。
???「ガハッ・・・なんで、殺さない?」
星河「そうね貴方も苦しかったんじゃない?なんとなくだけど貴方は私たち全員を
廃人にできたはずだけど彼が自分と同じような苦しみを持ってたから
彼を使って自分の苦しみを訴えようとしたんでしょ?
なら選択肢をあげる。このまま殺されるか私のサイドキックになるか。」
クレイア「相変わらずだね君のそういうところは・・・。」
???「・・・死ぬのはごめんだな、お前のところについていってやるよ。」
星河「そう、良かったわ。」
こうして私たちの職場体験は終わりを迎えた。