二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

泉君のカノジョ
日時: 2017/10/21 14:11
名前: 奈狐 (ID: w4lZuq26)

初投稿です!奈狐と言います。ご存知でしょうか「おおきく振りかぶって」。野球が大好きで、この漫画がお気に入りです。推しキャラは泉孝介なのですが、彼に可愛いカノジョがいたらどうなるんだろうと思い、二次創作ということで書くことにしました。拙い文章ですが、もし宜しければ見ていって下さい。

因みに、これは西浦高校が一年の夏の県予選で負けた後のお話です。夏休み中なので、毎日練習が有ります。



物語は泉視点で展開するので、言葉が所々悪いです。すみません。







紹介だけになってしまいましたが、近いうちに本編をアップしたいと思います。宜しくお願いします。

Re: 泉君のカノジョ ( No.12 )
日時: 2017/12/09 07:13
名前: 奈狐 (ID: rBo/LDwv)

合宿4日目は、練習試合だ。移動のバスに揺られながら、俺は窓の外の景色を見ていた。バスで移動しなきゃいけないのはめんどいな。そして、朝は大変だった。だって、時間通りに起きたの俺と栄口と西広だけ。どーなのよ?!つーか、何で目覚ましかけてんのにあいつら起きないんだ?!信じらんねぇ。

「はーい、そろそろつくよー!!皆、降りる準備しといてねーっ!」

モモカンの元気な声が、バス内に響く。モモカンも朝から張り切ってるなぁ、また。

「おい、泉!!彼女寝ちゃってんぞ!!」

田島がヒソヒソ話し掛けてくる。何でコイツ座席の隙間から顔だしてんだ?体の構造どうなってんだよ。

「なーなー、泉ー。俺が起こしてもいい?」

田島が目をクリクリ動かしながら、いたずらっ子の様な表情をする。

「なっ!何言ってんだお前!!」

何で柚梨をオメーに起こされなきゃいけねーんだよ!!バカなのか?!

「ちぇっ!ジョーダンだっての。」

田島と喧嘩?しているうちに、柚梨の頭がズルズルとこっちサイドに落ちてきた。

「のわっ!?」

柚梨が俺の肩に寄りかかってすやすや寝ている。

「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

頑張れ俺の理性。死にそう。柚梨が可愛すぎて。

「イチャイチャすんじゃねー!!降りんぞ!!」

イライラしたような花井の声が飛んでくる。俺が死ぬ前に柚梨を起こした方が良さそうだ。



バスはも停まりかけていた。

Re: 泉君のカノジョ ( No.13 )
日時: 2017/12/09 18:25
名前: 芯 (ID: aU2V5DNl)

更新待ってました!
みんな(キャラ)がかわえ〜よ〜
これからも頑張ってください(*・▽・*)

Re: 泉君のカノジョ ( No.14 )
日時: 2017/12/13 07:12
名前: 奈狐 (ID: w32H.V4h)

芯さん、ありがとうございます!!


















休みの日の練習試合っつーと、普通はダブルヘッダー以上。つまり、2試合はすることになる。俺ら西浦は公式戦に出れるギリギリのベンチ入り10人だから、2試合目になかなかポジションをいじれない。俺は大体センターを守る。打順は一番なんだぜ!

「オーダーやるぞー!」

花井の声がかかる。今日のスタメン発表だ。

「一番センター泉!!」


「オー!」

ほらな。

「フフフッ」

横から小さな笑い声が聞こえた。柚梨だ。

「なんだよ?」

小声で問いかけると、柚梨は小さく首を横に振り、

「嬉しそうだから……。こーすけ、一番打者なの嬉しいんでしょ?足速いもんね!」

笑顔で言われると、悪い気はしない。

「おお。」

短くそう答えておいて、ミーティングに集中することにした。



























1試合目は勝った!俺は、ヒット2本打ったぜ!

「お疲れさま、こーすけ。」

2試合目までに時間があるから、それまでに昼飯を食べる。って、買ってくんの忘れた!

「はい。」

柚梨が弁当箱を差し出してくる。なんの真似だおい。

「こーすけんとこ、今日お母さん夜勤でしょ?どうせ買ってくんの忘れるだろうと思ったから、作ってきたよ。」

こういう、柚梨のよく考えて行動することは、凄いと思う。俺は無理。

「……ありがとう。」

そういうと、柚梨はにっこりと笑った。

「うん!」

Re: 泉君のカノジョ ( No.15 )
日時: 2017/12/13 17:34
名前: 奈狐 (ID: 7xKe7JJD)



ここいらで少し、原作をご存じない方にも楽しんで(←?)頂けるように、各人物の設定を紹介したいと思います。ただ、あくまで二次創作の作品のため、作者に都合良くするため「カノジョ」に関わる設定は原作とは全く異なります。ご了承下さい。クラスのことや、試合などは原作の流れに沿ってお話を進めていきます。よろしくお願いします。








泉 孝介


通常ポジション→センター
通常打順 →一番、三番
背番号 →8
クラス →1年9組

主に暴走メンツのお目付け役。クラスでは田島の爆弾発言などもそれとなく押さえるようにしている。普段は冷静な方で頭脳派だが、彼女(柚梨)の前ではツンデレどころかデレデレ。幼馴染みで妹のような柚梨を心底大切にしていて、いつもどこか抜けている柚梨が心配でならない。








田島 悠一郎


通常ポジション→サード
通常打順 →4番
背番号 →5
クラス →1年9組

暴走メンバーの一人。守備打撃はスターレベルの才能を持つ。大家族の末っ子で、コミュニケーション能力が高い。下ネタを公共の場でいってしまうほどKYだが、時には空気を読んで行動する。泉がデレる相手である柚梨に興味を持っている。







栄口 勇人


通常ポジション→セカンド
通常打順 →二番
背番号 →4
クラス →1年8組?(すみません、曖昧です。)

中学の頃はシニアで野球をやっていたので、硬球を怖がらず、速い球でも綺麗なバントを決める。幼い弟がいて、母がいないため家事全般可能。小さい子の扱いも上手い。人のことをよく見ていて、速やかに状況に気づく。柚梨の言動に、少し引っ掛かるものを感じている。







花井 梓 (キャプテン)


通常ポジション→ライト
通常打順 →五番
背番号 →9
クラス →1年8組?(曖昧です。すみません!!栄口と同じクラスです。)

皆の一瞬での意見合致でキャプテンに任命された。チーム1背が高く、責任感が強い。何だかんだで色々断れない。アホでヤンチャでまとまりの無さげな西浦ーぜを引っ張る。長打力もチーム1。泉がボケッとしていることが好ましくなく感じるが、半分諦めている。






水谷 文貴


通常ポジション→レフト
通常打順 →七番
背番号 →7
クラス →1年7組

常にヘラヘラしているようだが、たまに(すごくたまに)良いことを言う。三星と練習試合をした際、パーフェクトの試合運びの中平凡なレフトフライを落とし、キャッチャーの阿部に「クソレフトーーーーーーーーーーーー!!」と言われた。単純に柚梨がどんな人物なのかが気に入っている。







西広 、 沖 はこれから沢山喋らせようと思います。


三橋(原作の主人公)、阿部のバッテリーは、登場させるか検討中です。そのうち突然泉の思考に出てくるかもしれません。


Re: 泉君のカノジョ ( No.16 )
日時: 2017/12/15 17:09
名前: 奈狐 (ID: XnbZDj7O)

2試合目も勝った。俺はセンターから動かなかったけど、沖がピッチャーに入ってやった。西浦唯一の左利き、大事だぜぇ?俺は右投げだけど、スイッチヒッターだからな。右でも左でも打てる!2試合目でも、ヒットは2本。今日は合計4本で、内二本は左。だいぶ飛ぶようになってきた。

「お疲れさま、こーすけ。どうだった?」

ニコッと笑いながら柚梨がやって来た。

「オー。まぁ、まだまだかなぁ。もうちっと打ちたかったんだけど。」

ヘヘヘ……と、俺は照れながら言った。せっかくの合宿の試合、柚梨にもっといいとこを見せたかったと思ってしまう。ここは皆男ばっかで、柚梨がなびかないか少し心配だった。だって、それこそ田島とか、俺よりカッコいい奴は沢山いるんだから。……………………………………………。俺って、もしかしてスゲー独占欲強い?!

「そう?」

柚梨が無垢な笑顔を向けてくる。

「は?」

「こーすけは、いつでもカッコいいし、いつでも私の大切な人だよ。ほ、ほら……。私の…………か、彼氏……だし。」

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

実は、柚梨がこんな風に『カノジョアピール』するのは初めてだ。普段は恥ずかしがって、絶対に言おうとしない。今も、顔を真っ赤にしてうつむいている。

「お、おう。ありがと………な。」

言った向こうが照れまくってるんじゃ、こっちまで恥ずかしくなってくるじゃねーかよ。クソッ!

「柚梨………。」

俺は、いつもは言わない事を言ってみてもいいかなと思った。

「可愛い。………………………………………好きだよ。」

はずいし、あんま大きい声で言いたくなかったから、おもいっきり柚梨の頭を自分に引き寄せて、ほぼ囁くみたいに言った。

「っ?!」

柚梨が驚いたようにパッと顔を上げ、それからすぐ耳まで真っ赤になった。

「あのッ!えと……!!あっあのあの!!」

あわてふためく様子も、可愛いと思ってしまう。

「そのッ!」

柚梨が俺と目を合わせて、

「私も、孝介の事が好き!学校行くときは途中まで送ってくれるし!熱出したら看病しに来てくれるし!優しいし!家の鍵忘れたらこーすけの家入れてくれたし!野球やってるの格好いいし!それと、えっと!!」

「も、もういい…………/////」

こっちの心臓が持たねぇ。

「仲いいねぇ。」

珍しく沖がニヨニヨしながら話し掛けてくる。

「うるせぇ。」

そう言って、自分も真っ赤になっていることに気がついた。

「っつーーー!!」

あー、ったく。チョーシ狂うなぁ。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。