社会問題小説・評論板

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ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸 (ID: g8t52Hd5)

はじめまして発戸ほっとです笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

-------------------------------------------
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話戻ります★!
二十八話[>>52]

Re: ワタシのイキル意味 ( No.62 )
日時: 2011/01/24 19:27
名前: 発戸 (ID: g8t52Hd5)

〒臨

神様がウチにコメをしてくれたっ!!!!!

ウチより臨の方が上手いよ

ウチは全然駄作だと思うんだけどなー・・・。

コメありがとうです^^

Re: ワタシのイキル意味 ( No.63 )
日時: 2011/03/02 20:44
名前: 発戸 (ID: g8t52Hd5)

三十三話[久々]

「久々の学校・・・」
この校門を通るのも久々で、たくさんの生徒を見るのも久々。
横を通ったクラスメイトは驚いた表情で見てきた。

私は昨日病院を無事退院した。
今日から学校。
あすかと一杯話しあわなくちゃいけないね。

「・・・」
私は無言で教室のドアを開ける。
すると、皆の視線が私に集まった。
私は教室の中を見るけど、あすかが居ない。
『あら、もう退院したの?』
久々の小柳。
私は一度睨んでから、教室を出た。
そしてそのまま、屋上へと向かう。

「・・・あすか?」
屋上について、あすかを呼んでみた。
「ここには居ないか」
はっきり言うと、ここに居るかと思った。
『も・・・・ね?』
携帯を片手に、目を大きく見開いてるあすかが居た。
「あすかっ!!」
私はあすかに抱きついた。
自然と涙が溢れ出て来る。
「あすかっ!!あすかっ!!!」
やっと逢えた。
やっと話せた。
『百音!!』
あすかも嬉しそうに私の名前を呼んだ。
久々のあすか。
私は嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。
『百音、今日から学校来てたんだ』
「うん」
私は頷く。
少しの間、沈黙が流れた。
『百音・・・前髪切ったね』
「あはは、入院中に伸びちゃって」
そう言って笑う私達。
やっと笑えた。
心の底から———・・・。

「あすか・・・私はあすかに謝らないといけないことがあります」
何故だか敬語になってしまった。
『あたしも・・・』
二人で向かいあって座る。

そよ風が気持ち良くて

あすかとの空間が懐かしくて

やっと謝れるっていう安心感があるから


もう心の準備は出来た

Re: ワタシのイキル意味 ( No.64 )
日時: 2011/03/03 18:32
名前: 華世 (ID: 9QYDPo7T)

久しぶり〜
あ、名前変えたんだ☆
rara→華世だよ^^

久々のあすかかぁ〜こちらは久々の更新だね!(((
良かったねっ二人とも・・・!

更新ガンバ!!!

Re: ワタシのイキル意味 ( No.65 )
日時: 2011/03/04 19:26
名前: 発戸 (ID: g8t52Hd5)

〒華世

お久^^
ペンネ変えたんだねー★

少し、体調崩してて(笑)
私体弱いからw

コメントありがとうね

Re: ワタシのイキル意味 ( No.66 )
日時: 2011/03/10 19:52
名前: 発戸 (ID: g8t52Hd5)

三十四話[救う]

「私ね、入院中ず〜っと後悔してたんだよ? 何で、あすかの過去を勝手に聞いちゃったんだろうって」
『うん・・・』
「ごめんなさい、私ついあすかの過去が気になって——・・・」
私は思いっきり頭を下げた。
あすかは、顔上げて。とだけ言って、他には何も言ってくれなかった。
「でもね!聞いて良かったと思ってるよ!あすかの事知れたんだもん」
あすかは何も答えない。

『・・・聞いてどう思った?』
「ぇ? 何が?」
言っている意味が分からなかった。
『あたしが彩加を殺したの。それでどう思った?』
「殺してなんか———」
『殺したよ!!!』
あすかの大きな声が響いた。
『あたしは、助けるなんて口に出しておいて、何も出来なかった』
あすかはずっと下を向きながら話していた。
「私は、彩加ちゃんは助けられたと思うよ」
あすかは何も言わなかったけど、私は続けて言った。
「私だって助けてもらった時嬉しかった。一緒に苛めに立ち向かってくれて嬉しかった。それだけで助かったんだよ?」
・・・何であすかは何も言わないのかなぁ。

『ぁはは・・・』
「・・・あすか?」
あすかの笑い声。
どうしたの?
『助けられていたなら、彩加は自殺なんてしなかった! 全てあたしが悪いんだ! あたしが死ねば良かったんだ———』
「馬鹿言わないで!!!!」
バシン
と聞こえた音。
私はあすかに平手打ちをしていた。
あすかはビックリしたように、目を大きく開いていた。

「彩加ちゃんはあすかに死んで欲しいなんて思ってない」
『・・・分かんねーじゃんそんなの』
「苛められてるとね、やっぱり死にたくなるの。私だってそうだった」
『・・・』
「でもあすかが助けてくれた。あすかが一緒に泣いてくれた、それが嬉しかった」
本当だよ、あすか。
信じてね?
「あすかに出逢って初めて生きたいって思えた。私だって彩加ちゃんだってそう」
これほど強く生きたいって思ったこと無かったよ?
「だから、今あすかが死にたいなんて言ったら、彩加ちゃんが悲しむと思うの。親友だったんでしょ?だったら尚更だよ」
『・・・百音』


苛められた時に、あすかは私を救ってくれた

一瞬で景色が変わった気がしたんだよ

あすかは今救いを求めてるね

だから次は私の番

私があすかを救ってみせるよ—————・・・


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