社会問題小説・評論板

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ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸 (ID: g8t52Hd5)

はじめまして発戸ほっとです笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
二十八話[>>52]

Re: ワタシのイキル意味 ( No.2 )
日時: 2010/10/23 12:20
名前: 発戸 (ID: 5kx3QSMp)

一話[玩具任命!]

『おはよう。』
いろいろなところから声がする。
今日は入学式。私のわくわくは止まらない。
自分の教室に急いで駆け込む私。
どんな人達が居るんだろう。それが一番気になったからだ。

ガラガラ
ドアを開けるともう教室にはたくさんの人がいた。
自分の席を見つけて座る。
すると後ろから声をかけられた。
『百音ちゃん?』
後ろを振り向くと女の子が立っていた。
「・・・?」
私は分からず名前札を見ると・・・小柳?!
「ああ!!舞ちゃん?!」
『やっぱりぃ〜!保育園で遊んでた百音ちゃんだぁ』
そう言ってキャハキャハ言う私達。
保育園で大の仲良しだった舞ちゃん。
でも小学校に入ると同時に転校して分かれ離れになった。
久しぶりの友達に会えて嬉しくなってると先生が入ってきた。

     *     *     *

『皆おはよう!このクラスの担任だ。さっそくだが受験したときのテストの順位表を渡すぞ。』
そう言う先生。
この学校は受験の時の順位も発表されるか・・・。
気が重くなってると・・・。
遠くの席の舞ちゃんが口パクで言ってきた。    
『テ・ス・ト・ど・う・だっ・た?』
「ぜ・ん・ぜ・ん・だ・め」
口パクで言う私。
舞ちゃんは自信ありみたいだった。
隣の子から聞いたけど、舞ちゃんは小学校でも頭良いことで有名だったんだって。

順位表が来て私は驚いた。
先生は教室から出て行ってクラスはざわめき始めた。
私が放心状態になっていると———・・・。
『もーねちゃん!どうだった?』
私は無言で順位表を見せる。
すると舞ちゃんの表情が変わった。
「あはは。まさかの一位だよ」
奇蹟だよねー。と一人で呟いてる私。
『何で。』
「ぇ?」
『何でお前が一位なのよ!!』
そう叫ぶ舞ちゃん。
そうだった舞ちゃんは自分より上の人が大嫌いなんだった。
舞ちゃんの成績は2位みたいだ。
「ぇっと・・・舞ちゃん?」
私は恐る恐る聞く。
『お前みたいな奴が一位なんてありえない!何で私より上なんだよ』
舞ちゃんが怒ってる。
コワイ
そんな感情が私の中を回ってる。
すると行き成り舞ちゃんが笑った。
『お前これから———』
私は次の言葉で本当に怖くなった。

————私の玩具に任命する————

「いやぁああああああああああああああああああ!」
教室には歓声と私の叫び声だけが響いていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こんにちは発戸です。
私も一時期苛められていたことがあったんですよ^^;
まさにこんな感じなんですけどね((苦笑

それでは次の更新でお会いしましょうノシ

Re: ワタシのイキル意味 ( No.3 )
日時: 2010/10/24 16:40
名前: 発戸 (ID: 5kx3QSMp)

二話[人間じゃないんだ]

ガラガラ
教室のドアを開ける。
本当は怖くて怖くて来たくなかった。
「おはよぅ・・・。」
段々と小さくなる声。
皆が私に向けてる視線は凄く痛い。
無言で自分の席に着き、教科書を机に入れようとしたら———。
「キャァ!!」
行き成り中から蛙が飛び出してきた。
「何で、、、蛙が?」
すると私の席の前に一つの影が出来ていた。
見ると同じクラスの柏崎さんだった。
『おぃカス!何で学校に来たんだよ』
「ぇ・・・。」
すると背中を誰からか蹴られた。
私は態勢が崩れ床に倒れこむ。
「っ!!」
後ろを見ると斎藤さんがニヤニヤしながらこっちを見ていた。
———正確に言うと見下していた。
『泣くの早いんだよ!』
斎藤さんはそう言いながら私を蹴り続ける。
「っ!痛いよぉ。止めてよぉ」
目から大量の涙がこぼれおちてる。
痛い。って言って簡単に止めてくれる子だとは思っていない。
けどやっぱり言ってしまう。
教室の皆は知らないふりをしてる。
馬鹿。
自分が苛められたくないからって——・・・。
『そこまでにしなよ。春。』
そう言って斎藤さんを止めたのは舞ちゃんだった。
「ま、、いちゃん」
詰まりながらも舞ちゃんの名前を口にした瞬間———。
「痛っ!」
足で頭を踏まれた。
その勢いで床で頭を打つ。
頭を打ったせいか頭がクラクラする。
『カスが私の名前を軽々口にしてんじゃねえよ!!』
大きな声が教室に響き渡る。
それを見て何故か教室の皆は笑った。
どうして笑ったりするのさ。
一人でもいいから助けてよ。

・・・ああそうか。
この学校の人達は皆狂ってるのか。
自分たちのストレスを私で発散してるのか。
そうだった私は人間じゃない。
————————————玩具なんだ。


笑わないで見て。

私SOS出してるんだよ。

玩具だけどタスケテって言ってるんだよ。

玩具だからこそ痛いって感じるんだよ。

———————気づいてよ。


先生が来るまで、教室の笑い声は絶えなかった———・・・。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

二話終わりました^^
頭蹴られた後ってクラクラしますよね(・ω・`
私も小説書いてる途中に思い出して泣いてしまいました。
最近涙腺緩いんで(笑

ではでは

またの更新でお会いしましょう^^ノシ

Re: ワタシのイキル意味 ( No.4 )
日時: 2010/10/26 19:05
名前: 発戸 (ID: 5kx3QSMp)

三話[教室に響く声]

先生が来ると苛めは嘘のように無くなる。
———当たり前だよね。
授業が始まったら地味な嫌がらせばっかり。
今日は教科書が隠されていた。
本当に最悪・・・。

『この文読める奴いるか?』
英語の先生が静まり返る教室の中、皆に聞く。
当たり前誰も答えない。
もっと静まり返る教室の中、最初に声を出したのは舞ちゃんだった。
『せんせぇー。百音ちゃんが読みたいそうですぅ』
可愛い声を出して、語尾を妙に延ばしながら先生に言う。
こんな時だけ百音ちゃんと呼ぶのは卑怯だ。
「ちがっ!」
「違う」って答えようとしたところを先生の声で遮られた。
『じゃあ、川崎。』
私は席を立ち、「分かりません」と答えた。
『教科書は?』
「・・・忘れました」
それだけ言うとすぐ席に着く。
すぐに先生は他の人に文を読ませた。
教室からはクスクスと笑い声が聞こえる。
先生は何も注意しないのだろうか・・・。
少し辛くて、悔しくて、私は下を向いた。
涙が出てきそうだったけど、泣いたら本当に悔しいから頑張って止めた。
それに、これが日常だし・・・ね?
教科書が無いまま、授業が終わった。

次の教科は体育。
男子が別のクラスに着替えに行き、私も着替えようとした。
すると、前から舞ちゃん達が来て行き成り私の髪の毛を引っ張った。
引っ張ったのは柏崎さん。
それを見て舞ちゃんはニヤニヤしている。
「っ!な、、、に?」
平然を装うが、やっぱり無理。
声が震えるのが分かる。
『カスに皆からの手紙』
舞ちゃんが言うと同時に私の体操服の上に一切れの紙が乗った。
柏崎さんが髪の毛を離して、また戻っていった。
教室にはもう誰も居なくて。
私とさっき渡された紙きれが残っていた。
恐る恐る中身を見ると————。

『早く死ねよ
 お前が学校に来ると空気が汚くなる
         クラス一同』

それだけが、書いてあった—————・・・。
「っ!」
この字は舞ちゃんの字。見れば分かる。
でも段々と舞ちゃんの字が掠れていく。
あ、、、、私泣いてる?
紙きれに涙が一粒一粒落ちていく。
「〜っ!ぅ、、、、ぅぇ、、っ」
私は教室で一人嗚咽を漏らしながら泣いていた。
もう慣れたはずなのに、やっぱり辛い。
たくさんの涙がこぼれおちる。

教室には授業が始まるチャイムと、私の泣き声だけが響いていた————。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい^^

こんばんわ?こんにちは?おはようございます?
なれてもやっぱ辛いんですよね(
分かりますとも←

それではまたの更新でノシ


Re: ワタシのイキル意味 ( No.5 )
日時: 2010/10/25 20:57
名前: (・∀・) ◆CZwYBTXUPQ (ID: 0nUmcAK1)

泣いてしもうたwww

かんどーーーーー

Re: ワタシのイキル意味 ( No.6 )
日時: 2010/10/26 18:50
名前: 発戸 (ID: 5kx3QSMp)

〒(・∀・) ◆CZwYBTXUPQ様


泣いてしまったのですかΣ(゜Д゜)

感動という言葉に私は感動しましたよ←ぇ

こんな駄作に感動して下さる人がいて嬉しいです^^

コメありがとうございます☆!


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