BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ケンシロウ「ここは何処だ?」
日時: 2015/11/07 09:22
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)



ラオウ「天にメッセい!ケンシロウ!!」

ケンシロウ「死ぬのは貴様だ!ラオウ!!」

ラオウ「おのれ!!北斗剛掌破!!」


ドォオオオオオオオオオオ!!!!


ケンシロウ「!?っ!うァアアアア!!!、!」

ラオウ「フッハハハァアアアって?何処だケンシロウ!?」

リン「えっ?」

バッド「マジかよマジかよ!?」

リン「ケーーーーン!!!」(泣

バッド「何処行ったんだよケーーーーン!!!」





一方ケンシロウは





ケンシロウ「、、、、、っ!」ザサ!


そこには見たこともない大きな大きな木が何本も生えていた。


ケンシロウ「ここは一体、、、俺は確か、ラオウに吹き飛ばされて、、、」


ドシン!ドシン!


ケンシロウ「んっ!?」

巨人「グォオおおおおお!!!」

ケンシロウ「デビルリバースか!!いや、ヤツは俺が葬ったはず、なのに!」

巨人「うがァアアアア!!!」ブゥウン!!

ケンシロウ「トォオオオオオ!」ジャンプ

ケンシロウ「これは羅漢仁王拳ではない!しかし、俺を殺そうとしてるのは確かだ、、、なら、貴様に死をくれてやろう!」

巨人「ぅおおおおおおおお!!!」

ケンシロウ「岩山両斬破!!」



ズゴォオオ!!


巨人「うがァアアアア!!!」ジタバタ

ケンシロウ「っ!」着地

巨人「ぅぎゃああ!!!」

ケンシロウ「お前はもう、死んでいる」

巨人「っ!」グジャリ!!

ドゴォオ!!

グリィイ!!


巨人「あべしっ!!!!」


ドガァアアアアン!!!!


ケンシロウ「しかし、一体なにがどうなって、、、」

ザワザワ、、、、

見たか今の?

巨人を素手で!?

信じられませんね?



ケンシロウ「誰だ!?」


???「ヒャイ!?」

???「誰だって!?」

???「しょうがないですね?」


ケンシロウ「(見た感じ少年少女が多いな、まだ年端もいかない子供だ、、、)」

???「俺はエレン・イェーガーです、今は外壁調査の途中です」

???「俺はライナー・ブラウン、宜しくだ」

???「私はサシャ・ブラウスです、どうもです」


ケンシロウ「(イェーガー、、、狩人?ドイツ語か!?)」

エレン「あなたは誰ですか?」

ケンシロウ「北斗神拳64代目継承者、ケンシロウだ」

エレン「北斗神拳?なんですかそれ?」

ケンシロウ「話せば長い」

エレン「それじゃあ帰ってゆっくり聞きましょう」

ケンシロウ「、、、近くに居る」

エレン「何がですか?」

ケンシロウ「あの馬鹿でかい生物が、ザッと3体だ」

エレン「えっ?」

ライナー「マジか?」

サシャ「3体もですか!?」

ケンシロウ「大丈夫だ、俺が全部倒す」

ライナー「倒すって、あんたいくら何でも、、、」

ケンシロウ「大丈夫だ」


ザザ!


そこにちょうど巨人3体が現れた。



エレン「くっ!」

ケンシロウ「トォオオウ!!」ジャンプ


エレン「嘘!?」

ライナー「9m位飛んでねぇかあの人!?」

サシャ「本当に人間ですかあの人!?」


ケンシロウ「アァアアアア!!」

巨人3体「グォオオオおおおお!!!」

ケンシロウ「アタァア!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「アトォオ!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「オワッタァア!!」

ドゴォオ!


ケンシロウ「命奪崩壊拳!!」着地


巨人A「あべしっ!!」

ドォオオんっ!

巨人B「ひでぶっ!!」

ドゴォオ!

巨人C「フダァア!!」

ドゴァン!!



エレン「ぁ、ぁあ、、、!」

ライナー「な、何じゃこりゃ?」

サシャ「北斗神拳、これが北斗神拳!?」



続く



決戦!! ケンシロウVSシン もう、誰も奴らを止められない ( No.76 )
日時: 2016/08/31 22:39
名前: ヘレン (ID: npqOTMbR)


ケンシロウ「もはや互いに小細工は通用せぬか、、」っ汗

シン「死ぬ気で争わねば、、勝機も敗も見えないか」っ汗

ケンシロウ「北斗神拳伝承者として、、そしてシン!お前の強敵としてもお前を破らねばならぬ!!」ゴゴゴゴゴっ!!

シン「ケンシロウ、、その目の奥に何を見ているのか、、、試させてもらおうか!!」ゴゴゴゴゴっ!!

ケンシロウ「ホアァ!!」ドゴォッ!!

シン「甘い!」ガード

ケンシロウ「なっ!?」っ汗

シン「シュワァア!!」ザシュッ!!

ケンシロウ「うぐぅ!」流血

シン「貰ったぁ!!南斗孤鷲拳奥義 南斗鷲虐双手!!」ガッ!

ケンシロウ「しまった!」っ汗



シンはケンシロウの身体に抱きついた後、真空波と闘気を発生させ、それを全てケンシロウに打ち込んだのであった。
ケンシロウはそのまま数十m吹き飛んだ末に建物の壁に衝突しそのまま地面へ堕ちた。




ケンシロウ「ぐ!ぐぐっ!!し、シン!お、お前ぇ!」血塗れ

シン「フッ!どうやら致命の一撃を紙一重でかわしたか、、だが、、ケンシロウ!これで終わりだ!!」



シンは地面へ拳を突き上げ




シン「南斗雷震掌!!」ドゴォッ!!



地面からケンシロウに向け物凄い勢いで真空波と闘気の渦が巻き上がってきた。
誰もがケンシロウの敗北を予感していた。


しかし、、ケンシロウはそこに居なかった。




シン「ま、又しても!!」っ汗

ケンシロウ「ここだ」スッ!

シン「おのれぇ!!」ザシュッ!!




しかし、次の瞬間ケンシロウは真の真横にいた。




シン「こ、これはどういう事だ?と、闘気が流れているだと!?」っ汗

ケンシロウ「、、、」構える

シン「こ、この動きは、、と、トキ!」っ汗




シンには、ケンシロウとトキが被さって見えた。




シン「ちっ!南斗剥把斬!!」ザシュッ!!

ケンシロウ「、、、」スッ!

シン「なっ!?」っ汗





ケンシロウ「ヒョオオおおおおシャオ!!!」ザシュッ!!





シン「ブフォア!!」吐血

ケンシロウ「、、、」

シン「こ、これは、、南斗水鳥拳、、、即ち南斗六星拳義の星の漢レイの拳!!」っ汗

ケンシロウ「、、、、」

シン「す、、既にケンシロウの肉体は2度砕けているはず!な、なのにケンシロウは!実体を空に消し去ったと言うのかっ!?」っ汗

ケンシロウ「、、、、」

シン「な!なんと言う哀しい目をしてるんだ、、なっ!?」っ汗




シンはこの時悟った。
なぜ彼が、北斗神拳史上最強の漢となり、最強の伝承者として世紀末救世主伝説を創り上げたのかを。





シン「ま、まさかコレが!!北斗神拳究極奥義 無想転生!?」っ汗





続く

哀しきかな無想転生! シンよ、天に帰る時が来たのだ!! ( No.77 )
日時: 2016/09/03 20:26
名前: ヘレン (ID: WjRoMaRn)


丁度その頃、隙間の中で外の様子を観察していた少女達はケンシロウの技について上昇ざわついていた。



霊夢「ま、またあの奥義!」

魔理沙「あ、あの奥義知ってるのか!?」

幽々子「そもそもあの奥義の恐ろしさを私は体で体験しているわ、、あの奥義を出されてわ洒落にならないくらいの苦戦を強いられるわね、、」

妖夢「(幽々子様をここまで言わせるとは、、ケンシロウと言う男は一体何者なの!?)」

藍「紫様、、本当に彼は」

紫「そのようね、、無想転生、、確かに見届けたわ」

霊夢「まず私の夢想天生とどう違うの?」

咲夜「それはここにいる誰も知らないかと、、」

紫「霊夢、私に分からないことがなくて?」

霊夢「ゆ、紫!あの奥義の根本的な何かを知ってるの!?」

紫「話せば長くなるわね、、」

藍「それなら私が手短にお話しいたします」

霊夢「ら、藍」

幽香「私の見た限りではケンシロウは実体を空に消し去ったかのように見えたわね」

美鈴「同感です!」

藍「そう、この世で最強の物は無、その無より転じて生を拾う。それが無想転生、、北斗神拳1800年もの長きにわたり誰もこの奥義を体得したものはいないと言う、、哀しみを背負わない限り、、そして最低限の条件として北斗神拳を極めるところまで極めなければこの奥義は成し得ないという、、恐らくケンさんは選ばれし者とのみ戦い、その者達の願いが体内に脈打ち、更には愛する者への愛からという物、、ケンさんは無想転生を体得する必要最低限の条件を全てクリアしていたわけですね」

妹紅「私はそんな凄い奴と修行をしていたのか、、」っ汗

紫「実体を空に消し去ると言うのは霊夢の夢想天生と酷似してるけど実際は似て非なる物なのよね」

霊夢「ど、どういう事なの?」

紫「無想転生は北斗神拳の奥義であってスペルカードでは無い、ましてや哀しみを知らない者は体得不可能なんて無理ゲーよ、それに対し霊夢の夢想天生は宙に浮きあらゆる方向へ無意識無想に弾幕をばら撒くスペルカードよね、無論天生とは転じて生を拾うじゃなくて霊夢の生まれ持った才能の事を言うのよ」

霊夢「無想転生と夢想天生、、道理で違う訳ね」

勇儀「それだけじゃ無いよ、北斗神拳の無想転生は地に足が付いてないとその効果を発揮しないけど、あんたの場合宙に浮いてないと効果発揮しないからね、その辺も違うさ」

魔理沙「こうして聞くと名前だけ微妙に似てまーすって言ってるようにも聞こえなくは無いなw」

藍「無意識夢想で言うなら北斗神拳の奥義に無想陰殺と言う奥義がありますね、、こちらは無意識無想に技を放つと言いますし、何より予測不可能と言うオマケ付きですからね」

霊夢「こ、今度書籍で調べとこーっと」っ汗





ケンシロウ・シンサイド





シン「くっ!む、無想転生がなんだ!!そんな物、斬り刻んでやる!!!」っ汗

ケンシロウ「シン、、天に帰る時が来たのだ!」




次の瞬間、ケンシロウの背後から人影のような物が現れ始めた。




シン「こ、これはどういう事なのだ!?」っ汗

ケンシロウ「この俺の中で脈打ち流れている強敵達の血が!俺に無想転生を吹き込み、奥義を刻みつけていった、、シン!もはやこれまでだ!!」シュッ!!



ケンシロウはシンに向け離れた間合いから手刀を飛ばした。
すると地面から衝撃波を伝い真空波が飛び、シンを切り裂いた。



シン「ぐぐっ!こ、これは、、南斗紅鶴拳 伝衝裂波!!」っ汗

ケンシロウ「はっ!」ドドッ!!

シン「くっ!なんで踏み込みの早さだ!!」っ汗

ケンシロウ「ぬァアアアアアアアアア!!!」ゴォオ!!

シン「なにぃ!?」っ汗



ケンシロウは逆立ちをし、それと同時に足の爪先でシンの右胸を少し切り裂いた。



シン「こ、これは、、南斗白鷺拳!!シュウの拳か!?」

ケンシロウ「はぁ!!!」ザシュッ!!

シン「グフォア!!?」流血



ケンシロウは十字にシンの胸へ手刀を飛ばした。
その真空波らシンの胸を十字に切り裂いていた。




シン「ぐぐっ!こ、これはサウザーの南斗鳳凰拳 極星十字拳!!」っ汗

ケンシロウ「でやァアアアア!!!!」ゴワァ!!

シン「は、速い!!」



次の瞬間、ケンシロウの身時の五本指はシンの左肩を見事にとらえていた。
幸いシンは紙一重で見切ってはいたが相当なダメージを受けていた。



シン「た、泰山天狼拳奥義 天狼凍牙拳!リュウガの拳か、、ゴフッ!!」吐血




シンはその場に膝をついた。
服も身も心も既にボロボロだったのであった。




ケンシロウ「、、、勝負あったか」




ケンシロウがその場から立ち去ろうとした時、背後から物凄い殺気と闘志が来るのを感じた。
振り返ると、そこには真っ赤な闘気を纏い、鬼の形相と化したシンがいた。



シン「ふ、ふふっ、フフフハハハハハハハハハハァアア!!この程度の痛みなど蚊程も効果は無いなぁ、、ケンシロウ!貴様は俺の執念を甘く見た、、その事をこの場で後悔させると同時に、、、この南斗六星拳 殉星の宿命、、この身、この闘気、この命!!俺の全てをこの拳に込めて、ケンシロウ!貴様を血の海へ引きずり落としてやる!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!!

ケンシロウ「ならば来るがいい!その拳を持ってしてこの命奪いたくば、全力でかかってこい!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!!

シン「ぬァアアアアァアアアア!!!!」ジャンプ

ケンシロウ「ホォオオオァアア!!!!」ジャンプ



2人は天高く飛び上がり、相対した。




シン「わだァアアアア!!!」

ケンシロウ「ホォオオオアタァアアアア!!!」



ザシュッ!!ザシュッ!!



2人の影は空中で交差した。




シン「南斗獄屠拳!!」
ケンシロウ「北斗飛衛拳!!」



続く















遂に目覚める!北斗神拳1800年の力!! ( No.78 )
日時: 2016/09/05 01:02
名前: ヘレン (ID: WjRoMaRn)


2人は空中で交差した後、難なく地面への着地をやってのけた。




ケンシロウ「、、、」

シン「フッ!お互い紙一重で見切ったか!」

ケンシロウ「シン!お前は俺の知らぬ間に力を付け、この俺と今対等に渡り合っている、、その執念確かに見せてもらった!」

シン「だが貴様には!俺の奥義を完全に見切ることはできぬ!!」ゴゴゴゴゴゴっ!!

ケンシロウ「言ったはずだ!北斗神拳は戦場の拳!!戦いを重ねる度に強くなると!!」ゴゴゴゴゴゴっ!!

シン「くっくっく!、、良かろう、、殺してやる!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!

ケンシロウ「北斗究極奥義 無想転生の前には、、死あるのみ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!

シン「お前など俺の敵では無いわぁあ!!!」ジャンプ

ケンシロウ「っ!?」っ汗




次の瞬間シンは、地面へ向け十字に巨大な真空波を飛ばした。




シン「遊びはこれまでだ!死ねぇ!!ケンシロウ!!!」ドゴォッ!!

ケンシロウ「なっ!!?」っ冷汗





ケンシロウは地面についた巨大な十字の切り後から発せられた高火力の真空波により体のいたるところがズタズタに切り裂かれた。
切り傷からは溢れかえるかのように真っ赤な血と赤黒い血が入り混じり濁流のように流れ出ていた。
脈打つたんびに流れる血は、ケンシロウの意識を徐々に奪っていった。




ケンシロウ「ぐ!!あがぁあ!!!」流血

シン「南斗化血十字葬!!」着地

ケンシロウ「っ!!〜〜っ!!」流血

シン「最早これまでだな、、さらばだ!!ケンシロウ!!!」ドゴォッ!!




シンは闘気を纏った手刀をケンシロウに向け放った。
もうこれで全てが終わりシンの勝利となる、、誰もがそう思った一瞬であった。


しかし!





シン「っ!?」っ汗





シンは打つのをやめた、、いや、正確には手を出せなかった。
何せ、、今手を出していればシン自身が、、、死んでいたかも知れないからだ。





ケンシロウ「て、、天よ、、、北斗の星よ、、、許してくれ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!

シン「っ!?な、何が起こってる!?もうケンシロウには戦う気力すら残っていない筈!!」っ汗

ケンシロウ「俺は今こそ知った、、北斗の宿命を、、、我が伝承者の宿命を!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!




ケンシロウは傷だらけの身体を徐々に起こし始めた。



シン「馬鹿な!?まだ立てるのか!?」っ汗

ケンシロウ「哀しき者たちの!!祈りを!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!




ケンシロウの周りに夥しい量の闘気がばら撒かれ始めた。
まるでケンシロウを取り囲むかのようにその闘気はケンシロウの体内絵入っていった。
その影響か、傷口は塞がっていき、血も止まっていた。





シン「こ、これが北斗神拳の、、北斗宗家の純血なのかっ!?」っ汗

ケンシロウ「レイ!!シュウ!!サウザー!!リュウガ!!トキ!!ラオウ!!ファルコ!!ハン!!ヒョウ!!カイオウよ!!!この俺に、、この俺に力を貸してくれぇ!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!




ケンシロウの背後には今まで戦ってきた強敵たちの姿がハッキリと映っていた。
その中には無論シンの姿もあった。




シン「け、、ケンシロウ!」っ汗

ケンシロウ「そして!!俺の命を救ってくれた霊夢!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

霊夢「っ!?」

ケンシロウ「強敵とは何かを教えてくれた魔理沙!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

魔理沙「け、ケン、、」っ汗

ケンシロウ「俺に非情になる事を教えてくれた美鈴!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

美鈴「け、ケンシロウさん!!」

ケンシロウ「俺に戦う事の意味を教えてくれた咲夜!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

咲夜「、、、」っ汗

ケンシロウ「俺を甘さから解放してくれたレミリア!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

レミリア「ケンシロウ、、」

ケンシロウ「俺をシンの呪縛から解放してくれた幽香!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

幽香「ケンシロウ!!」

ケンシロウ「俺に戦う意思を付けさせてくれた妹紅よ!!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

妹紅「やれやれだ!」

ケンシロウ「俺に!俺に1発分の!!1発分の力をクレェ!!!そしてこの身闘神となりて!シンを砕き打ち破る!!ぬァアアアアああああ!!!!!」ドゴォオオオオオオオオン!!!!

シン「ぬおあぁあ!!」吹き飛ぶ




シンはそのまま建物の壁へ激突したが、バランスを立て直しなんとか着地することができた。

しかし、シンの目の前にいるのはシンの知っているケンシロウではなかった、、あの日カイオウを破った以上の闘気を纏ったケンシロウがそこにいた。




ケンシロウ「シン!強敵たちが、、地獄で待っているぞ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!!





続く



さらば強敵(とも)よ! ( No.79 )
日時: 2016/09/06 23:51
名前: ヘレン (ID: WjRoMaRn)


シン「フッ!今ようやく分かった、、お前はその哀しみを怒りに変え今日この時俺の目の前にいるのだと、、それも、北斗神拳1800年の歴史の中で最強の伝承者としてな!」

ケンシロウ「シン!奥義を尽くさねば、今の俺は倒せんぞ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!

シン「ならば俺も!南斗六星拳 殉星の、南斗孤鷲拳の伝承者として奥義を尽くさねばなるまい!!」




シンは構え出した。





シン「見せてやろうケンシロウ!南斗孤鷲拳の真髄!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!

ケンシロウ「ハァアアアアアアアアア!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!





ケンシロウも構え出した。


まるで2極1対であるかのように陰と陽の構えを取り出したのであった。





ケンシロウ「死に生くと言わず!」

シン「拳力を尽くさん!」




少女サイド




鈴仙「ふ、2人とも異様な構えを!?」っ汗

永琳「あれは聖極輪とはまた違う、、お互い捨て身覚悟の構えね」

紫「付け加えて北斗天帰掌、、お互い相討ちか、、それとも」

勇儀「何方かが果てるかだな」

魔理沙「腹括ったんだな、、2人とも」

霊夢・幽香「ケン、、」っ汗

咲夜・魔理沙「シン、、」っ汗

文「(泣いても笑ってもこれが最後の勝負、、私が口を挟むまでもないですね)」





ケンシロウ・シンサイド




シン「受けてみろケンシロウ!!この俺の、、KINGとしての威厳を込めた一撃を!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!

ケンシロウ「シン!!その闘気の乱れに!無想の一撃を放つ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!





シンは固く拳を握り込んだ。




シン「この日の為に練り上げた俺独自の無敗の拳!!南斗滅翔打拳!!!」ゴォオオオオオオ!!!

ケンシロウ「っ!」っ汗




ケンシロウが拳を繰り出すよりも先にシンの拳が出た。


そして!




ズゴォオ!!!!


ケンシロウ「ぬはぁ!!!」吐血

シン「貰ったぁ!!」







霊夢「け、ケン!!」っ汗

幽香「そ、そんなぁ!」っ汗

紫「いや待って!」







ケンシロウ「っっ!!」ガシッ!

シン「なっ!?」っ汗




ケンシロウは深々と突き刺さったシンの腕を自分の体から引き抜くと、濁流のように流れる血を拭い去ることなく続けた。




ケンシロウ「き、効いた、、だが!!」ググッ!

シン「まずい!」っ汗

ケンシロウ「北斗砕覇拳!!」ドゴォオ!!!





ケンシロウは下からアッパーカットのように闘気を纏った拳を渾身の一振りでシンの顎に直撃させた。
シンの口からはあふれ返るかのように血が勢いよく噴き出した。





シン「グフォアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」吹き飛ぶ

ケンシロウ「ハァアアアア!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!



ケンシロウは腕を大きく回し、胸の前で闘気を練り上げると、一気にそれを放出させた。




ケンシロウ「天将奔烈!!」ドゴォオオオオオオオオ!!!!

シン「っ!!!!?」っ汗




シンは天将奔烈の闘気に飲み込まれた。
次にシンの姿を見た時、シンは血まみれになり、意識がなく只寝ているだけの状態に陥った。



ケンシロウ「お、終わった、、か」





傷だらけの身体を起こしつつ、只呆然と立ち尽くすケンシロウ、そこに少女達一行がやってきた。




霊夢「ケン、、買ったのね!」っ涙

ケンシロウ「あぁ、霊夢」

幽香「ケンのバカ!新馬わいばかり掛けさせて!!」っ泣

ケンシロウ「す、すまな、、かっ、、」

魔理沙「け、ケン?」っ汗

ケンシロウ「った!」バサっ!



ケンシロウもその場に倒れたのであった。





1週間後




ケンシロウ「はっ!」バサっ!!



ケンシロウは目が覚めた。
どうやら外は竹林らしく、室内はまるで病院の病室のような感じだった。



ケンシロウ「こ、ここは!?」

鈴仙「ここは永遠亭ですよ」

ケンシロウ「誰だ!?」

鈴仙「と、突然申し訳有りません!初めてお会いしますね、あなたの噂は聞いていたのですが、、私の名前は鈴仙・優曇華院・イバナです。気軽に優曇華と呼んで下さい」

ケンシロウ「そうか、、俺はケンシロウ、、ケンでいい」

鈴仙「そうですか」

ケンシロウ「突然で申し訳ないが、ここは何処なんだ?」

鈴仙「ここは永遠亭です。ここは幻想郷で唯一無二の病院として知られていますね、ここの主人の八意永琳は私の薬学の師匠なのです」

ケンシロウ「薬学、、か」

鈴仙「どうなされました?」

ケンシロウ「いや、こっちの事情でな」

鈴仙「にしてもケンシロウの身体は凄いですね、アレだけのダメージを受けてもう元どうりなんて!」

ケンシロウ「北斗神拳の歴史は1800年、あれしきの事でそうこう言ってられなくてな」

鈴仙「北斗神拳ですか、、北斗神拳は暗殺拳と聞かされてますが、確か医学においても物凄く過大評価されてますね」

ケンシロウ「あぁ、基本は中国拳法の秘孔術にある、、北斗神拳は人間の身体にある708にも及ぶ経絡秘孔のいちを覚えてなくてはならぬ、中国医学に精通していなければならないのはそういうことなのだ」

鈴仙「中国医学ですか、、」

ケンシロウ「経絡秘孔は強く押して闘気を送ると内部から破裂して死ぬ、、だが表面を軽く突けば逆に傷や病を治療することができる、、」

鈴仙「そもそも、、その、、経絡秘孔とは?」

ケンシロウ「経絡秘孔、、経絡とは、血の流れ神経の流れ、秘孔はその要だ、、、それが経絡秘孔である」

鈴仙「中国医学の勉強ですねぇ」かきかき






続く



新たなる試練 ( No.80 )
日時: 2016/09/15 03:56
名前: ヘレン (ID: WjRoMaRn)

ケンシロウはその後傷がすっかりと回復し、今では霊夢と魔理沙と普通に弾幕ごっこの本格的な遊びで動けるまでになっていた。
永琳曰く、あんなに回復速度が速い人間を今まで一度も見たことがないとのこと、無論、それはシンにも言えることだった。




ケンシロウが幻想郷に来てから早数ヶ月が過ぎた頃、何時ものように幽香と畑の整理をしていたケンシロウの元に八雲一家の姿が見えた。






紫「ケンシロウ、暫くね」

ケンシロウ「誰かと思えば紫か、、それに藍も橙も一緒か」

藍「ご無沙汰しております」頭下げ

橙「久々ね!」ハキハキ

紫「唐突で悪いけど、、今話せる時間ある?」

ケンシロウ「唐突すぎるな、、幽香、大丈夫なのか?」

幽香「えぇ、一通り畑の整理は済んだから大丈夫よ」

ケンシロウ「そうか、すまぬな」

幽香「なに水臭いこと言ってるのよ!私は大丈夫だから、それに紫が話があるってことはきっと結構重要な話だったりするし」

ケンシロウ「そう言えばそうかもな、、紫、本題に移ろうか」

紫「そうね」



ここで紫は少し表情を変え真剣な顔つきになった。
幽香の言った通りだった。



紫「ケンシロウ、、まだエレンのことは覚えてる?」

ケンシロウ「忘れるわけがない、況してや俺の生まれ変わりだ」

紫「そうだったわね、それでケンシロウに言わなくちゃいけないことがあるの」

ケンシロウ「エレンのことでか?」

紫「えぇ、、」




紫の表情は少しばかり強張っていた。




紫「落ち着いて聞いてくれるかしら?」

ケンシロウ「さようだ」

紫「なら話は早いね、これは私からの命令でもあるの」

ケンシロウ「紫、からのか?一体どういうことだ?」

紫「ケンシロウ、このまま行くと、、本当の意味での北斗神拳は貴方の代で途絶えてしまうわ」

ケンシロウ「っ!?そ、それはどういくことだ!?ラオウの息子が、、リュウが伝承するから問題はなかったはずだ!」っ汗

藍「紫様の説明に補足するようにすると、、北斗神拳創始者シュケンの血を引き、それを色濃く受け継いだ本当の意味での北斗宗家出の、、本家筋の北斗神拳が途絶えてしまうということです」

ケンシロウ「た、、確かに!リュウはラオウの息子、そのラオウは北斗宗家の本家筋ではあるが、、除外され悪の北斗琉拳を創設したリュウオウの子孫!」っ汗

紫「そこでケンシロウに、、今すべきことを言うには、、直結に言うと、、」

ケンシロウ「ま、まさか!」っ汗

藍「さっきの話の流れで察しはついたのですね、、」

ケンシロウ「え、、エレンに、、北斗神拳を伝承させるのか!?」

紫「もうそれしかないの、ケンシロウ」っ汗

ケンシロウ「正気か!北斗神拳の修行はあんな兵団の訓練よりも数万倍過酷なのだぞ!!況してやエレンは北斗宗家の血を引いていない!」

紫「本当にそう思うの?」

ケンシロウ「何?」

紫「エレンに貴方の魂が転生した理由の大きな要因としては、、エレンの家系は北斗宗家の分家の分家にあたるの、、あの中ではミカサって娘が北斗宗家の血が濃いけれど、エレンはほんの僅かな微量ね」

ケンシロウ「、、、この際止むを得ぬ!」ググッ!

幽香「け、ケンシロウ本気なの!?」

ケンシロウ「本気も何も!北斗神拳を絶やすわけにはいかぬ!!」





続く


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。