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文スト 旧双黒と新双黒の時間
日時: 2016/07/03 02:20
名前: アラサワ (ID: w79JdDm2)

どうも!アラサワです!
ここでは、旧双黒(太中)と新双黒(芥敦)を取り扱いたいと思います。
同志の方は是非来てください!
また、荒し・誹謗中傷などは止めてください。
後、「あれ?これ読んだことあるぞ?」っていうのは前私が活動していたときの物だと思います。多分。未完のやつあるし。
まあこんな作者ですが、宜しく御願いします!

*谷崎くんと、中也さん推しです。

リク受付中!

Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間 ( No.43 )
日時: 2016/07/02 17:53
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

次から太中と芥敦で学校パロやります!中也は音楽の先生、敦くんは国語の先生、太宰さん、芥川さんは生徒です。最初は太中からスタート!

あの音色は ( No.44 )
日時: 2016/07/03 02:12
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

私があの日、聴いた音ー。

私はあの日、高校2年の4月、始業式をサボって教室に居た時に聴こえた、あのピアノの音。
私はその音色に、恋をした。

×××

「中也先生♪」

「また太宰か。よく飽きないな…あと下の名前で呼ぶな」

「え〜…良いじゃない、別に。」

「倒置法止めろ」

私はあの日の音に焦がれ、放課後に此処へ通う。もしかしたら、あの音の主が居るかもしれないから。

「で、見つかったのか?“あの音の君”には」

ーしかし、残念ながら其処に居たのは我が校の音楽専門教師、中原中也先生だった。

「生憎、全く。手掛かりすら在りません」

「まぁ、そうだろうな。4月の始業式をサボる勇気のあるやつなんて手前位しか居ないだろうな」

「うーん、多分3年だと思うのだけど」
「其の根拠はあるのか?」

「音色からして年上の女性かと」

「主観じゃねーか」

「いいや、絶対にそうだ。何せこの名探偵太宰治が云うのだから」

「手前の場合“迷”探偵じゃないのか」

「もう!酷いなあ先生は。あんな綺麗な音を弾けるのは見目麗しい女性に決まっている!誰が何と云おうと!」

「もう先生は何も云いません」

私は、一枚の紙に気付く。
ー何か書いてある。
どうやら、五線符の紙みたいだ。
題も書いてある。
ーえ〜と、「キミノオト」…

「太宰?何か急に静かにーって、手前!それは、」

「作曲者・中原中也…?」

「ああ…」

「先生、何これ…?」

続く

Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間 ( No.45 )
日時: 2016/07/03 02:25
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

追加で

あの音色は→太中

あの景色は→芥敦

よろしくお願いします

アラサワ

あの景色は ( No.46 )
日時: 2016/07/03 23:58
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

「嗚呼、あの人は人使いが荒い…」

芥川は、大きな鞄を持って太宰の教室まで走って居た。

「あれ、太宰さん…?」

太宰は教室には居なかった。
帰ったのかと思い芥川も鞄を置いて其の儘帰ろうとした、その時

「芥川君。」

「げ。太宰さん」

「君ね、げって何だいげって。」

「ただ、純粋に、僕は帰りたい」

「ハイハイ私もそんな君にかまっていられる程暇じゃないのでね。」

「運動部しか居ない時間までいるくせに暇とかどの口が云うか…」

「何か云った?」

「いえ、何でも」

「なら良いけど」

それじゃあ私はこれで!と颯爽と帰っていった。…絶対暇人だろあの人。

「あれ、教室まだ誰か居るのかな?」

また誰か入ってきた。

「敦先生」

「芥川君。何故三年の教室に?」

「実はー」

かくかくしかじかで、と状況を説明すると、

「はは…全く、太宰君は。後輩に迄そんな事を……後で中也先生に良く云っておきます。」

其の瞬間、芥川は悪寒を感じた。

「さ、芥川君。君も早く帰りなさい」

「先生」

「ぅん?」

芥川は顔を近付けた。

「あ、芥川君…?」

「明日は、会えますか?」

何を隠そう実はこの二人、恋人同士なのだ。芥川は二年、しかし敦は三年の現国教師なので会える時間というのはこういう時しか無いのだ。

「うん、大丈夫」

こんなところ、誰かに見られでもしたらちょっとした大問題になりかねないのだが、それでも二人は会いたいというのだから仕方の無いことなのだろう。

「敦先生…」

「ん…」

頬擦りをする。
別れ際に良くする行為なのだ。

「…じゃあ、さようなら、敦先生」

「ん、気を付けて帰れよ」

そして芥川は帰っていった。
少し経ってから、敦も教室を出た。

…実は、先刻の行為をちゃっかり見ていた者が一人居た。
其の男はー

「やべぇ、見ちまった…」

中也だった。

Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間 ( No.47 )
日時: 2016/07/06 23:41
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

物凄く急で誠に申し訳ないのですが、私、アラサワは大人小説カキコでの活動を主にしようと思い、ここを辞めることにしました。
つきましては、このコメントを最後にこのスレッドをロックします。
あと、大人小説カキコでやっているスレッドもロックしました。
つまり、リセットです。
途中になっている作品は新しいスレッドで改めて書こうと思います。閲覧して下さった皆様には本当に申し訳ないです。おこがましいかもしれませんが、是非新しいスレッドにも来ていただけたら幸いです。
以上、ありがとうございました!


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