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- 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意)
- 日時: 2016/11/06 13:29
- 名前: ぷらす。 (ID: 3z0HolQZ)
はじめまして、ぷらす。といいます!
今回は鬼灯の冷徹と刀剣乱舞のクロスオーバーですwwwwwww
私は別の名前で執筆活動していました。
CPは白澤✕鬼灯です。地雷な方は回れ右!
また、この作品はリア友である「まいなす。」と共同作業です。鬼灯の冷徹は私が、刀剣乱舞はまいなす。が主に執筆します。
更新はなるべく早くしますが、何分、二人共受験生なのでご容赦よろしくお願いします。
あてんしょん。
・無駄な荒らしはおやめください。
・作品に関係のない誹謗中傷はおやめください。
・レスはたくさんください。(わがままですいません)
皆様のモラルの範囲内でよろしくお願いします。
なお、近日中にまいなす。も来ると思います。よろしくお願いします。
***
これは、一人の鬼神と、神獣による物語。
そこに絡まる、刀剣男子たちの思い・・・。
遥か昔に舞い戻ってしまった彼らは己の思いを確かに感じていた。
「穏やかに、流れて行きました・・・。」
「まさかあんなに自然になるとは思わなかった・・・。」
恋は、流るる時のごとく、穏やかに、激しく始まったーーー。
「「流るる時のごとく、穏やかに」」
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.38 )
- 日時: 2017/01/22 22:16
- 名前: ぷらす。@スマホなう。 (ID: so77plvG)
※鬼灯様の過去を捏造してます。わりと酷いこと書いているので、そこは注意。
***
「………捕まえたぁ」
初恋は叶わなかった。
***
白澤side
まだ生理が続き、痛みをこらえている鬼のそばで頭を撫でる。二人の近待刀である加州清光と山姥切国広は空気を読んで少し離れた場所で手合わせをしている。
「………ん」
緩く目を開ける鬼灯を見遣り、白澤は微笑む。あの日以来、どうしたものか、目の前の今は女の子である真っ黒鬼神を守らなくてはいけない気がする。
「まだ痛むの?」
「………眠い…」
子供のように言うやつの頭を撫で続ける。
「………後で起こすよ」
「………白豚さん……おや、すみ……」
どこまでいっても言動が変わらない様子に苦笑する。
「………おやすみ」
***
鬼灯side
「………どこでしょう」
私がいるのは現在住んでいる屋敷のはず。なのに、今ここに広がるのは、いやに見覚えのある場所だ。
「………まさか……村……?」
そう、今見えるのはあの日、大昔に自分に毒を飲ませて生け贄にしたものたちの住む村だった。あの頃と何一つ変わらない、村。
「………夢、ですかね」
どんなに時が流れても憎しみは燻っている。孤児の自分を見下し、理不尽に殺した村人たちへ。ここには恨みはあれど、懐かしさはない。
「………とりあえず、進みますか」
鬼灯は歩くたびに一つ一つの嫌な記憶が甦る。あぁ、あそこは自分を木に吊るしたところだ。あそこの家は自分に石を投げつけた子の家だ。あの泉は、
「……え」
草むらを進み、水汲みさせられていたころによく行った泉にたどり着く。どこまでも澄んでいて、綺麗な湧き水の出る場所。
そこにいるのは、
『君、丁、っていうの?』
『はい、貴方様は?』
まだ幼い自分と、
『僕?僕は白澤。神様、っていうやつだね』
遥か昔の格好をした白澤だった。
————————
更新遅くて短くてすいません!少し話が進む予定です!
ひとつお知らせです。私とまいなす。は受験生です。これからラストスパートをかけていきます。面接練習なども出てきますので、これから、受験終了まで少しゆっくりでいきたいと思います。
それでは、これからも我等ぷらす。/まいなす。をよろしくお願いします( ´∀`)
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.39 )
- 日時: 2017/01/29 22:11
- 名前: まいなす。 (ID: 3mln2Ui1)
鬼灯side
紛れもない夢。
そして白澤と出会った頃の自分の姿。
全てが鮮明に映し出された夢を今、見ている。
別の身体で自分に関わる夢を見ている事がとても信じられなかった。
2人とも笑顔で戯れている。
誰が居ても気にしないかの様に楽しそうに遊んでいる。
チリン…
鈴の音が聞こえて直ぐさま後ろを振り返る。あの女の姿。
咄嗟に体勢を変える。
「っ!!夢の中まで…!?」
「まぁね?これ位簡単な事なのよね…私にとっては…ね!」
「何だと…!!」
今は側に加州清光や金棒が無く、ただただ言い返す事にしか集中出来ない。これでは完全に女のペースに飲まれてしまう。
この姿で頼りになるものは
きっと、未来予知しか無いのだろう。
この女が何をしてくるかが分かれば咄嗟の判断が出来る。
そして、この夢からの脱出も。
現実はどうなって居るのだろうか。
「この夢から出られるとでも?
あははっ…!残念ね?もっと私を楽しませろ!!」
急に形相を変えて襲って来る。
簡単には出られないらしい。
女を楽しませる…
楽しませる?
戦うしか無い。
1つの考えが浮かんだ。その先の未来も直ぐ、近くまで来ていた。
****************
こんちゃーす!まいなす。と申しまーす!(知ってる人は知ってる)
辛いよ!勉強!クッソー!!!
アピャアアあああああ!!!(発狂)
遅れてごめんなさい…!
…………頑張ります。
ありがとうございました〜!
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.40 )
- 日時: 2017/02/03 22:47
- 名前: ぷらす。@スマホなう。 (ID: so77plvG)
数学のテストがオワタwwwwww
***
鬼灯side
加州清光も金棒もない状態で今、できること。それは予知しかない。
ギリギリ見えた、一瞬先の未来。
女が、右斜め上からの回し蹴りでくる。
はずだった。
「なっ?!」
予知の攻撃を逆手にとろうと、同じく足を出そうとした。実際、今の勢いは真っ直ぐに狙い通りに繰り出せた。
なのに、
「あっは、ごめんね?私も見えるの。あなたよりもぉっと先の未来が」
女は懐に潜り込んで私を地面に押し倒した。足も手もがっちり止められていて動けない。下手に動けばよりまずいことになる。
そして、予知の力をもつ、『壬桜』の体の私よりも先の未来を読むことができる女。
ひとつの恐ろしい仮定が出来上がり、愕然と呟く。
「まさか、あなた、壬桜……?」
この体よりも強い力をもつなんて、本物の壬桜しか考えられない。
何より、夢への干渉が自由な体。
この体の意識は現世へ行っていると仮定していた。
けれど実際は、残留思念・霊体となり、なんらかの目的のために私と白澤さんを呼び寄せた?
ばさっ、と布を取り払い、僅かに笑いを含む声音で私を見下ろす。
「………自分の顔を押し倒すとか新鮮だよね」
いつも黒い布で見えなかった素顔は、今の鬼灯の姿とそっくりで、瞳はより桜色だった。ただし、その色は濁っていて、暗い。
絞り出すようにして、自分に乗る女に問う。
「何のために、私たちを呼び寄せたのですか?」
女は、壬桜は一瞬、辛そうな顔をする。しかし、それも一瞬。
「………我が悲願のためよ、過去の過ちを、直さなきゃ。だから、」
女の、壬桜の白い手が私の頭を触る。
「まず、ひとつ」
「っああぁぁぁあああああ!!!!」
触られた場所から流れ込む記憶たち。人間の頃から、現世まで、何千年の記憶。
閻魔大王、お香さん、烏頭さん、蓬さん、唐瓜さんに茄子さん、一子に二子、マキミキさんにたくさんの知り合い。
流れるような膨大な記憶。
そして、今までの記憶にない、新しい感情。
『丁、ほら、膝においで』
『お安いご用だよ!』
『ほらまた無茶する!』
ヘラヘラ笑う、あの顔が溢れる。なんだこれは。なんでこの感情は愛しい?どうして懐かしい?
どうして、ひどくあの白澤が愛しい?
「あ……あ……?」
「………今日は帰るわ。目的は達成したし。
……あぁ、そうそう。この夢はあなたの思い出からなる世界よ。あなたの望む世界」
壬桜の言葉はもう、耳を通りすぎていく。今、頭の中にあるのはなぜか抜け落ちていた記憶たち。
そして目の前にある『丁』と『白澤』たち。
『ふふ、丁は賢いね』
『白澤様の方がすばらしいです!』
優しい、愛しい。
やっと、思い出す。
白澤が、好きだった。
————————
よくわかんなくなった(´・ω・`)メンチャイ
この話のテーマソングは完全にド/ー/ナ/ツ/ホ/ー/ルですwwwwwwYouTubeにもありましたがwwwwwww
さて、ここで復習です。
・謎の女は霊体の壬桜だった。
・鬼灯様はなぜか白澤への『好き』の記憶がごっそりなかった
・『好き』の記憶はなぜか壬桜が返した
・鬼灯様は白澤を望んでいる
これぐらいですねwwwwwまったくプロット通りにならないwwwwwwwワロタwwwwwwww
それではお粗末様でした!
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.41 )
- 日時: 2017/02/14 22:38
- 名前: まいなす。 (ID: UcmONG3e)
やっとバグ直ったよ〜\(;o; )
************
鬼灯side
一気に記憶を頭の中に流され、
霊体となった壬桜が消えて行ってからどれだけの時間が経っただろうか。
「…じ!…るじ!!あるじ!!大丈夫!?」
長い間寝ていたのであろう。
体の気だるさが抜け、だんだんと近侍の清光の声がはっきりとなってくる。
鬼灯はゆっくりと起き上がる。
「………すみません…。」
「ううん、大丈夫。主も最新無理してたからね」
「そうですかね…。でも、有り難うございます。」
「いーよいーよ!」
清光の眩しい笑顔がこちらを向く。
鬼灯はふと微笑んだ。
…と、急に夢の中で何が起きたのかを思い出した。
「!!…白澤は…!?」
「あー、白澤さんなら主を此処に連れて来てくれたよ。すごくうなされてたっぽいけど…」
「ああ、そうですか…」
清光の話で落ち着きを取り戻す。
「まぁ、でもさ、主も無理しないでゆっくり寝た方がいいよー?」
「そうですね」
現在は恐らく深夜だろう。
かなり向こうで過ごしていたらしい。
白澤に感謝せねば…
と思いかけ、心に浮かんだのはあの人への恋心だと気付くのは、いつだろうか。
************
ヒィィィィ!!勉強に追われてました…(言い訳)
眠い日が続いています…!
バレンタイン、皆さんはどのように過ごしましたか?
私はROYCE'のチョコを食べました(家族)
以上、まいなす。でした!
ありがとうございました!
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.42 )
- 日時: 2017/02/19 22:36
- 名前: ぷらす。@スマホ変わりました (ID: cFBA8MLZ)
白澤side
恋とは生産性のないものである。利点があるとするのならば、子が成せることであろうか。
しかし、唯一無二の存在である必要がある白澤にとってはそれすら意味がない。
どこか愛に醒めたところがある意見だ。
それ故、白澤は女と遊ぶことはあれど、恋をする、愛を注ぐ、ということをしたことがなかった。
「……まんばちゃん、君、恋をしたことってある?」
隣でたたずむ近侍刀である山姥切国広に問う。彼は顔を覆い隠す白い布を揺らしながら答えた。
「……我等の世界は主と戦いで完結している。その中で色恋沙汰など、滅多にはない。主と恋仲になるものもいるが、我はまだ顕現して長くないし、そもそも主は男だからな。だから、恋はしたことがない」
「そっか……」
『世界は完結している』
なるほど、これほど的確な言葉はない。自分の世界も完結している。自分という存在があるだけで完結しているんだ。
恋をするやつはその世界に愛しい人を入れるのだ。
「愛しい人との世界ってどんなもんなんだろう…ね、まんばちゃん」
「さぁな。しかし、主の世界は一人ではないぞ」
「え?」
まんばちゃんは呆れたように肩をすくめた。
「どんな分類かは知らないが、少なくとも主の世界には鬼灯殿がいるだろう?」
「……や、あれは男だよ?」
「自分の世界に必要な者が異性とは限らないし、感情の種類も様々だ」
自分の世界にあいつはいるか。
そう問われるとはっきりと否定できない。僕が世界から追い出すにはアイツは濃すぎた。存在が、大きかった。
僕は博愛主義者だ。いくら男は存在しているという認識だろうと普通に相手はする。
ただし、あくまで普通に、だ。
アイツに普段から過剰に反応していた。それだけが十分に証明された。
「……まんばちゃんに負けちゃった」
「人間に産み出されたんだ、感情には主より敏感かもしれない」
酒をちびちびと摘まむ。さっきはどうしても天皇として外せない用事があり、加州清光にアイツを預けた。
正直、かなりうなされているやつを置いてくのは心苦しかった。だから、直前にアイツを起こした。完全に目が醒める前に撤退して。
「………少し気になるなぁ」
「何がだ?」
起こす少し前にアイツが洩らした呻き声。
『はくたくさま……っ……おいてかないで…っ…!』
アイツに様付けされたことなんてまずない。そもそも、あんなに絞り出すような声で呼ばれたこともない。
「……ん?あれ?……でも、」
「主?」
記憶の片隅に揺れる黒い幼子の姿。しかしそれはすぐに霧散してしまう。
『はくたくさま!』
『なんだい、*?』
僕は、何を忘れている?
白澤は、眉値を寄せながら記憶の海に沈んでいった。
オマケ
まんばちゃん「(…………こうなった主は動かないんだが)」
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更新遅くてすいません!あと内容が若干どころかかなりイミフ!哲学的にしようとしたら出来なかった!
それから、ひとつお知らせです。
3月7日、ついに受験です。のこり2週間ほどです。そこで、最後のラストスパートとして、受験が終わるまではカキコは控えさせていただきます。申し訳ありません。受験が終わったらカキコを始めますので、それまでお待ちください。
放置とかはしませんので、どうか!お願いします!
壁Ⅰ‘・ω・`)<ミステナイデ…
from,ぷらす。
まいなす。