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- 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意)
- 日時: 2016/11/06 13:29
- 名前: ぷらす。 (ID: 3z0HolQZ)
はじめまして、ぷらす。といいます!
今回は鬼灯の冷徹と刀剣乱舞のクロスオーバーですwwwwwww
私は別の名前で執筆活動していました。
CPは白澤✕鬼灯です。地雷な方は回れ右!
また、この作品はリア友である「まいなす。」と共同作業です。鬼灯の冷徹は私が、刀剣乱舞はまいなす。が主に執筆します。
更新はなるべく早くしますが、何分、二人共受験生なのでご容赦よろしくお願いします。
あてんしょん。
・無駄な荒らしはおやめください。
・作品に関係のない誹謗中傷はおやめください。
・レスはたくさんください。(わがままですいません)
皆様のモラルの範囲内でよろしくお願いします。
なお、近日中にまいなす。も来ると思います。よろしくお願いします。
***
これは、一人の鬼神と、神獣による物語。
そこに絡まる、刀剣男子たちの思い・・・。
遥か昔に舞い戻ってしまった彼らは己の思いを確かに感じていた。
「穏やかに、流れて行きました・・・。」
「まさかあんなに自然になるとは思わなかった・・・。」
恋は、流るる時のごとく、穏やかに、激しく始まったーーー。
「「流るる時のごとく、穏やかに」」
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.3 )
- 日時: 2016/11/13 19:50
- 名前: ぷらす。 (ID: 3z0HolQZ)
第三話
鬼灯side
「と、言うわけで大王。私はしばらくもうひとつの仕事が入ってきます。忙しくなるので私のためにもサボらないでくださいね」
「わかったよ、鬼灯君。頑張ってね〜」
「・・・はい」
本丸から帰ってきてそうそうに閻魔大王に報告した。時空を超えて歴史が改ざんされる恐れがあること、そしてそれを止める役目を私が負ったこと。
歴史が改ざんされるということは、下手をすると地獄の存在自体が変わってしまうかもしれないし、亡者たちが増減する可能性もある。地獄としてはそれは是が非でもそれを止めたい。
しかし・・・
「・・・仕事量、倍増ですよ・・・これ・・・」
いくらワーカホリックな自分でもこれはキツイものがある。そもそも、これを地獄天国で私だけで見るのであろうか。
そして、帰り際のこんのすけさんの言葉。
『時が歪み始めている』
・・・あれは、どういうことか。
思考の海に沈みかけた時だった。
「・・・?誰でしょう?」
鬼灯が懐にしまってあった携帯がなった。正直、嫌な予感がする。
そう思いながら携帯に出る。電話の相手は天国にいる桃太郎だった。
「もしもし、桃太郎さん、どうされました」
『あ、鬼灯様!良かったつながった!』
妙に焦ったような声が気になる。されに電話の背後から聞こえてくる雑音は一体。
『実は、天国にいる亡者が暴れて手がつけられないんです!おとなしい亡者だったはずなのに何故か人が変わったように天国で暴れてて!白澤様が今抑えてるんですけど・・・!とにかく至急来てくださいませんか?!』
ちっ、と小さく舌を鳴らす。なるほど、歴史が変わるとはこのことか。
鬼灯は初期刀である加州清光といつもの金棒を抱え、走りだした。
***
「桃太郎さん!無事ですか?!」
「鬼灯様!」
「っげ!真っ黒鬼神!」
急いで天国に駆けつけた鬼灯はまっすぐ白澤の店にやって来た。そこにはすでに白澤が呪符によって例の亡者を抑えつけていた。
「状況を見るに暴れた亡者を白澤さんが呪符で封じている、ということでよろしいですね」
「っち、まあそうだよ」
不機嫌そうに舌を鳴らすが、やはり曲がりなりにも神だったというべきか。亡者はこちらを睨みこそすれ、攻撃してこようとはしない。
「・・・少々面倒ですね。本来は、この方は優秀な成績を生前に修め、皆に慕われ会社で成功し、69歳という若さで癌で亡くなった方です。ご遺族の弔いも篤く、そのため天国行きだったのですが・・・。どうやら書類も変わってるようです。生前、他人に妬まれ、嵌められて人生を失敗した恨みの強い方になっています。」
白澤が怪訝そうな顔をする。それに気づき、鬼灯が何でもなさそうに応える。
「お前、なんでそんなに知ってんの?」
「ああ、少々仕事が増えまして。・・・白澤さんには後でご説明しましょう。とりあえず、この亡者は地獄で一旦引き取ります。場合によっては、そのまま地獄の亡者となるでしょうから、そこはよろしくお願いします。」
「あっそ。わかった」
とりあえずの応急処置をする。しかしまさかこんなに早くに歴史が変わるとは・・・。おそらくは現世の過去の方で何かを変え、その結果、この亡者の未来が変わり、今このような変化が出たのだろう。
「・・・ふう、対策をねらねば」
そっとため息をつく鬼灯を白澤はじっと見ていた。そして口を開こうとした瞬間だった。
「・・・ほ」
しゃべり声がしたのは。
「あは。また面倒なのが神審者になったものね」
時空の、壊れ始める音がした。
ーーーーーーーーーーーー
ぷらす。でーす!
まいなす。よ、お前それで文才無いとか言ったらおこだよ。私おこだよ。
そして白澤さんが出せました!そして桃太郎があんまり出せなかった・・・。途中から空気にしてしまった・・・。ごめんなさい。
あ、あと敵キャラにオリキャラ作りました(テヘペロ
ご意見ください。
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.4 )
- 日時: 2016/11/16 20:18
- 名前: まいなす。 (ID: SuDcL78Z)
第4話
振り返ると鬼灯達の背後には見知らぬ子供がいた。
その子供からは異様な気配が感じられた。何かを歪ませるほどのモノが纏わり付いている様な…
何処から見ても普通の子供ではない。
鬼「貴女、只者ではない様ですね…?」
加「主…何かあの娘から変な感じが…。」
近侍の加州清光も妙な空気を感じ取った様だ。
?「まあそうね、簡単に言えば…貴方達の敵かしらね」
子供がそう言い終わると2人は歪む様な頭痛に襲われた。
鬼「貴様ッ…!」
グラグラする視界の中、その子供がケタケタと笑っている様に見えた。
2人が目を覚ますと開けた大地にいた。
目が痛くなるほどの晴天だ。
加「主、大丈夫?」
加州清光はユサユサと鬼灯を起こす。
鬼灯「何とか…。貴方は?」
加「ううん、俺は大丈夫!
てか、ここ何処だろうね…。」
ぽしゅんっ!
2人が会話をしているとこんのすけが煙を纏いながら現れた。
こ「2人共無事でしたか!」
鬼「ええ。ですが、こんのすけさんは何故此処に?」
こ「強い時の歪みを感じました。
恐らく…敵の仕業でしょう。」
加「あっ、そう言えば…」
こ「なるほど…
その子供ですが…私が思うに検非違使達を司っている様な者でしょう。後に此処も危険になるかもしれません。」
鬼「何だと…?何か可笑しいと思いましたが…」
加「まさかあの子が影響してたとは…」
こ「…!?まずい!敵の気配が…
恐らく敵が来ています!加州、偵察を!」
加「分かった!…えーと方陣だ!」
検非違使達が此方に攻めてきているのが分かった。あの子供の仕業だろう。
こ「戦闘態勢を取ってください!
鬼灯さんは…」
鬼「ああ、私ですか?この金棒で応戦します。加州、行きますよ」
加「おっけー、主!」
検非違使が目の前まで攻めて来た。
さあ、戦闘開始だ!
加「オーラオラオラァ!!」
鬼「まだこんな物ですか…」
バキッ!
相手の刃が折れる音が響く。
グシャ
敵が吹っ飛ばされて地面を滑る。
ビシャビシャと敵から出たであろう血液が降りかかる。
加「フェイントに見せかけて攻撃!」
まだまだ行ける!
そう思っていた矢先に、一回り大きい敵が現れた。
加「へぇ、お前が大将ねぇ」
鬼「これ位倒せます」
軍を蹴散らし、圧勝した鬼灯達。
こんのすけと共に帰ろうとした瞬間
「やるわねぇ…?でもね、まだまだこれからなのよ…」
先程の子供の声が何処からか聞こえた。
凛としてよく響く、だが歪んだその一言が。
−−−−−−−−−−−−−−−−
はいどうも、まいなす。です!
なんかもうやばみですね。
書くのが楽しみになってきました!
何だろう…うまく表現出来てましたか?何かアドバイスあればお願いします!
読んで頂き、ありがとうございました!😄
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.5 )
- 日時: 2016/11/17 19:52
- 名前: ぷらす。 (ID: 3i70snR8)
鬼灯side
「やるわねぇ…?でもね、まだまだこれからなのよ…」
先程の子供の声が何処からか聞こえた。狂気に満ちた、可愛らしく恐ろしいナニかの声。その瞬間、
「っな、?!!」
「まずい!」
「主?!」
ドサッ
鬼灯は意識を失った。
***
「・・・ん・・・」
再び浮上してきた意識。鬼灯はしばらくぼうっと天井を見つめていた。
しかしだんだん覚醒してくる頭。その頭の中では何故自分が寝ているのか、ここはどこなのか、などという疑問が浮かび上がってくる。
ゆっくりと起き上がる。
パサッ、と額に載せられていたと思しき冷たい手ぬぐいが落ちてきた。どうやらこの世界に拒否されているわけではないようだ。少し冷静になってきた頭で部屋の中を見回す。
自分が来ている装束、部屋の内装、調度品から見るにどうやら平安時代の邸宅のようだ。しかもなかなか裕福と見える。
どうやら自分はさっきの闘いの後、あの謎の少女に過去に飛ばされたらしい。
その結論まで至ったものの、なにか違和感がある。その違和感を無視して、とりあえずこれからについてどうするべきかと思案していた。
「・・・面倒なことに、って・・・え?」
鬼灯は、さっきから自分に付き纏っていた違和感に気づいた。何故か重い頭。何故か軽い体。何故か細い手首。
そして
「なん、で・・・?」
女の声。
そう、鬼灯は女になっていた。慌てて、勘違いであって欲しいと自分の体を見回すが、そこにあるのは女であるという証拠のみ。
「・・・慌てるな、これも過去に飛ばされたせいかもしれない。つまり、ここから元の世界に戻れば、問題ない・・・と思いたいですね」
冷静に姿鏡を見ると、異常に長い美しい黒髪。それに色白の肌。細めの切れ長の瞳に、薄い唇、豊かな胸。
なるほど、これはなかなかの美人だ。
一人頷いていると、
「わ、ほんとに主様?」
「・・・その声、加州清光ですか。あなたもこちらに飛ばされていたのですか?」
「ん、そうみたい。だけどこれこそ時空に圧力をかけちゃうんだよね・・・。だから早く戻らないと・・・。こんのすけもどこに飛ばされたかはわからないだろうし」
「・・・前途多難、ですか」
ふう、と溜息をつくと、不意に加州清光が鬼灯に抱きついてきた。
「いやあ、それはそうとして、主!すんごい美人になったね!」
「・・・あなたはこちらから元の世界に戻ったら記憶を抹殺してください」
「無理!オレかわいいの好きだから!」
「即答ですか・・・」
しかし真面目にこの世界ではこの姿でいなければいけないのかと思うと気が重い。
このままではこの世界の自分もわからないし。
「あ、主、ちょっと人の気配がする。ちょっと隠れるね?」
「(便利なものですね・・・)」
一応、自分の立ち位置は『お姫様』というものであろう。そう考えた鬼灯はおとなしくまた寝具の上に横たわる。
「姫様!?お目覚めになったのですか?!」
「・・・椿?ええ、一応」
『椿』
自分はこの世界のことは何もわからないはずなのに、女房の名前に驚く。
つまり、体はこの世界のことは覚えているのだろう。
「私は、どうなっていたのですか?」
「姫様は突然お倒れになったのです!それからしばらく目を覚まさず・・・。ああ、お目覚めになって本当に良かった!」
「・・・心配かけましたね」
涙目になっている女房を見るにこの世界の『私』は随分慕われていたのだろう。
「・・・して、今はどのような状況なのですか?」
「はい、お父様はただ今、主上のところに出向いております。夕刻には戻るそうです」
「そう。ありがとう」
殿上が許されているということはなかなかの身分だ。衣食住については問題ないだろう。
「さ、寝汗をおかきになったでしょう?湯浴みに参りましょう、
ーーーーーーーーーーーーー壬桜様!」
「・・・ありがとう、椿」
やることは決まった。『壬桜』としてこの世界を探り、元凶を倒す。
しかし、鬼灯は、どこかで壬桜という名前をきいたことがある気がした。
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.6 )
- 日時: 2016/11/20 23:51
- 名前: まいなす。 (ID: SuDcL78Z)
第6話(?)
彼女は憎んでいた。
自分の最愛の恋人を殺した人間を。
−−−−−−−−−−−−−−
彼女は(曖昧だが)未来予知の能力を持っていて、彼女は村の"神聖なる存在"で決して侵されてはいけない存在として生きていた。
ーーだが彼女を嫌っている一部の人間が居た。
その人間達は彼女を嫌う余り、暗殺してしまおうと言う計画を立て始めた。そして、自分達は逃げようと。
彼女には恋人が居た。彼女の恋人である彼は次代の村の長として決められていた。
彼は彼女は自分が暗殺される未来を知らない。
暗殺される夜、ふと外に出た彼女は、予知の通りの場所で暗殺される筈。
が、彼女を危機一髪で庇った彼が殺されてしまった。
力無く苦しむ彼はもう手遅れ。
彼女は嘆き悲しみ、毎日を泣いて過ごして行く内に病を患った。
その日から彼女は様子が急変した。
未来予知が突然出来なくなり、悪夢を毎日の様に見て魘されて。
最後には静かに息を引き取った。
−−−−−−−−−−−−−−
自分であった器が無くなり、彼女の魂は此の世を彷徨い始めた。
彼女の魂は怨念から自然に怪物を集める様になり始め、怪物達と融合した魂は時間を操るモノとして歴史を滅茶苦茶にし始めた。
歴史をも変える力は未来を崩し始め、過去を崩し始め、世界を滅ぼそうとしていた。
−−−−−−−−−−−−−−
時間も歴史も世界も…全て私の掌の中。
**************
さっぱり訳わからんですなぁ!!
ネタバレです。
女の子の過去です。( ˙-˙ )ドドンッ
【彼は、彼女がフラフラと夜に出掛けたのを気に掛けてこっそりついて来ていて、それから庇って死んだ】
という理解でお願いします!
(花丸面白いですよね!)
やっさだ推しのまいなす。でした!
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.7 )
- 日時: 2016/11/22 17:04
- 名前: まいなす。 (ID: SuDcL78Z)
やっほー