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- 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意)
- 日時: 2016/11/06 13:29
- 名前: ぷらす。 (ID: 3z0HolQZ)
はじめまして、ぷらす。といいます!
今回は鬼灯の冷徹と刀剣乱舞のクロスオーバーですwwwwwww
私は別の名前で執筆活動していました。
CPは白澤✕鬼灯です。地雷な方は回れ右!
また、この作品はリア友である「まいなす。」と共同作業です。鬼灯の冷徹は私が、刀剣乱舞はまいなす。が主に執筆します。
更新はなるべく早くしますが、何分、二人共受験生なのでご容赦よろしくお願いします。
あてんしょん。
・無駄な荒らしはおやめください。
・作品に関係のない誹謗中傷はおやめください。
・レスはたくさんください。(わがままですいません)
皆様のモラルの範囲内でよろしくお願いします。
なお、近日中にまいなす。も来ると思います。よろしくお願いします。
***
これは、一人の鬼神と、神獣による物語。
そこに絡まる、刀剣男子たちの思い・・・。
遥か昔に舞い戻ってしまった彼らは己の思いを確かに感じていた。
「穏やかに、流れて行きました・・・。」
「まさかあんなに自然になるとは思わなかった・・・。」
恋は、流るる時のごとく、穏やかに、激しく始まったーーー。
「「流るる時のごとく、穏やかに」」
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.23 )
- 日時: 2016/12/10 10:06
- 名前: ぷらす。@スマホなう。 (ID: 3i70snR8)
鬼灯side
「目元に赤い印の色白い若い男、ですか?」
「うん、で、背は高め。ただし細かったね〜、神気はめっちゃ強かった。でも妖怪の血も入ってたよ」
加州清光に大内裏へと偵察してもらったのはつい数時間前。収穫はわりと大きく、この体『壬桜』の二つ名と噂、そして内裏におわすはずの天皇がどうやら私たちと同じ世界の人物だと言うこと。
「………私の記憶にあるそんな特徴を持つ男なんて一人しか、思い当たらないんですが……」
「?あ、そういえばなんか薬の臭いした!」
「……ますます、まずいです」
鬼灯は溜め息を吐きながら、加州清光の頭を撫でた。
***
??side
「………黒髪で常に敬語な色白のとても強い元男で、地獄のNo.2……やば、嫌な予感しかしない」
誰もいない静かすぎる自室で溜め息をはく。ここには、先ほど刀剣男士、という子が来た。加州清光。名のある刀剣である。
しかし、
「………ね、まんば」
自分の手がすぐ届く範囲に置かれている一太刀。名を、『山姥切国広』と言った。今言った名は、自分がつけたあだ名だ。
「……気づかなかったね、君に」
「仕方がない、主の神気は強いからな」
「そ。これでも落ちたもんだ。人の身とは不便だよ」
つ、と刀を撫でた瞬間現れた一人の青年と言葉を交わしながら男は文を開ける。
そう、男も神審者であった。
「……行くしかない、か……」
「……だな」
男の脳裏にはいつも自分を攻撃してきた黒い鬼神が浮かんでいた。
————————
あっはっはっ!やっとのこいさのテスト終了でーす!フウウウウウウ↑
ていうことでどん!
流石に皆さん謎の男の正体、気づいていると思いますが……wwwww
ついに攻め様の登場でっすwwww
書くの楽しかったです!駄菓子菓子、まんばちゃんのや口調がわからん……・゜゜(ノД`)
ありがとうございましたー!(。・ω・。)ゞ
2016/12/10
まんばちゃんの口調修正しました。
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.24 )
- 日時: 2016/12/07 16:00
- 名前: まいなす。 (ID: 3mln2Ui1)
鬼灯達side
「ますます大変になったね、主」
「ええ、何と言えば良いのか…
何かをして来たらボコボコにしてやる自信はあります」
「ま、まぁまぁ、ね?」
屋敷の中では壬桜、の姿をしている鬼灯と近侍の加州清光がたわいも無い会話をしていた。
「そういえばさー」
「?」
「主っていつ偉い方の御屋敷に行くの?」
「うーん…
その時に打ちのめしますか…」
「話!ずれてる!」
?達side(?で良いのかな…)
「主、只今帰って来た。」
「おー、お帰り!まんばちゃん!」
「その名前で呼ぶのは止めてくれ…」
「えー?良いじゃーん♪
あ、そっちの状況はどんな感じだったの?」
「ああ、其れについてだ。
なんか関係無い話してたぞ。」
「其れだけなの!?」
「ああ、それともう一つ。
主をボコボコにするとか言っていたぞ。」
「えぇ…」
「………主、俺の予感だが…」
「ん?」
「鬼灯…だったか?」
「ん?そうだけど」
「何か…悪い予感が…」
今日はここまでです!
ありがとうございました!(。・'ω'・。)
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.25 )
- 日時: 2016/12/08 22:15
- 名前: ぷらす。@スマホなう。 (ID: 3i70snR8)
双方嫌な予感を感じながら後日の対面の準備をしている最中、その屋敷の上空には女が一人浮いていた。今回は、その女の過去を、覗いたのだった。
ずっと狂い続けてた、時と恋の歯車。
深淵は、闇は、いつでもこちらを見ている。そして、弱い者に囁くのだった。
***
『………共に、生きたい。また、会いたい』
夢見の少女は願った。想った。
過去に、自分のせいで死なせてしまった愛しい人と、会いたいと。恋しいと。
『……ごめんなさい、ごめんなさい』
少女は悔やんだ。何故、自分の力は彼を助けられなかったのかと。
そのとき、声がした。
『貴女は、愛しい人と、共にいたい?』
甘い声。少女は誘われるように頷いた。
もう一度、誰かは問た。
『貴女は、その力を使って、魔道に堕ちてでも、彼と会いたい?』
危険な気がする。少女の本能はそう訴えていた。
しかし、彼女は、それに頷いてしまった。
『……そう、じゃあ、貴女は、自分の願いのために
———他人を捨てれる?』
俯き、泣いていた少女は、その言葉を聴き、驚き、顔をあげた。
だめ、答えたら、戻れない。
そう思ったのに、彼女は、
『………彼と共にいるためなら、誰を犠牲にしたって構わないわ。
———だって私だけ愛しい人を奪われるなんて、不公平でしょう?』
少女の口は勝手に動いた。そして、顔をあげた先に見た顔は、
『契約成立、よ?
———私?』
にいっ、と口角をあげた少女と同じ、桜色の瞳の顔だった。
『……え?』
『他人がどうなったっていいんでしょう?
———貰うわ、その体』
『え、いや、あ、きゃああぁあぁああぁぁあああぁあぁぁぁあああぁ!!!』
とぷん。
少女の体は闇に沈んでいった。
後に残されたのは、
『……良い手駒だわ。ふふ、力もなかなか。さて、しばらくは放っておきましょう』
くく、と笑う最早さっきの少女ではない女だった。そして、足元から浮かんでくる少女に女は言った。
『良い?貴女は【ミオウ】。愛する人のために生まれた。ほら、わかるでしょ?あそこにいる男を利用するの』
つい、と指差す先は、
地獄。
———————
ふふ、意味がわからん←
自分でも書いててわけわかんなくなりました。
けど楽しかった(キリッ
もう話の流れは読めていますね?ええ、だってフラグ今回収中だから!
今回はダークでしたけど、次はまいなす。がかっわいいお話を書いてくれるはず!
それじゃあありがとうございましたー( ・∇・)
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.26 )
- 日時: 2016/12/11 20:24
- 名前: まいなす。 (ID: 3mln2Ui1)
かっわいいお話書きますね(フラグ)
壬桜は堕ちた。悪魔と化した自分の力に。
ああ、なんて無惨なのだろう。そんな事は闇に支配された彼女には何も気にならない事だった。
「フフッ 良い手駒が手に入ったものね。」
歪んだ笑みを浮かべながら、美しい笑い声は辺りに響いた。
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鬼灯side
何を思ったか、鬼灯は唐突に一つの予感が頭に浮かんだ。
恐らく良いものではないだろう。
加州清光も張った空気に勘付いたのか、緊張が走った様な表情になる。
「主、そろそろなの…?」
「ええ、その様です。この様にゆっくりして居られるのも
もう直ぐ終わりでしょうね。」
「うん…。
…俺、絶対に主の事守るから!」
「ふふふ、有難う御座います。」
桜色の瞳が細まった。
(滅多に笑わない主が微笑んだ…)
壬桜の体は少し先の未来しか見えない故、
いつ敵が現れるかも分からない。
でも微笑んだ鬼灯には分かっていた。
きっと良くない事が起こる と。
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白澤side
「まんばちゃーん、俺疲れたぁ…」
「主… ダラダラしてたら敵がいつ来るかも分からないぞ」
「えぇー って言うかまんばちゃんも手伝ってよ〜」
「そんな事をしている暇は無い。仕事をサボるな」
「冷たぁ…」
比較的平和だが、此れでも本人は仕事をして居ない。
「早くあの女が来てくれれば良いなぁ」
「はぁー?地獄だよ!」
「俺には関係無いだろう?」
「へいへーい」
そう言いながらも書類を書き始める。
「終わったーー!!」
「良かったな」
2人とも疲れ切っていたが、付き合っていたまんばこと山姥切国広は
その何倍も疲れ切った顔をしていた。
その休憩も僅か、女の笑い声が響き始めた。
「誰だ!」
山姥切国広は刀を構える…が
「なっ…!?」
力が抜けた様に床に跪いた。
「っ!?お前は…」
「フフフッ 面白い茶番、見せて貰ったわ」
「何をする…!」
「どうなると、思う?」
彼女は笑う。
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まいなす。でした!
いやー、全然かっわいい話じゃ無いですね!(´・_・`)
ありがとうございました!
- Re: 鬼徹×とうらぶで(一部女体化注意) ( No.27 )
- 日時: 2016/12/14 22:09
- 名前: ぷらす。@スマホなう。 (ID: 3i70snR8)
??side
「どうなると、思う?」
「……っ!」
まんばちゃんが呆気なく崩れ落ちた。いくらまんばちゃんがまだ顕現し始めたばかりであまり力がないからって、いくらなんでも強すぎる。
さっきから溢れる女の禍々しい力に冷や汗が流れる。
「……誰?女の子には優しくする主義なんだけど」
「あら、素晴らしい博愛主義ね。私は、そうね、敵ね、あなたたちにとって」
あなたたちにとって。
つまり、おそらく、地獄の鬼神であろう『姫』にとっても敵。
「名前は?」
「名前?そんなもの、あなたならわかっているはずよ、いいえ、もう答えは出てる」
はぐらかすように笑う女。さっきからまんばちゃんの歯軋りする音が聴こえる。
「すまない、主……!」
「いいよ、経験を積ませなかった僕も悪い」
俯く、まんばちゃん。余程悔しいのだろう。敵を前にして立っていられないことに。
「山姥切国広・刀。そして……贋作、だったかしら?」
「っ!」
嘲るように笑う女に虫酸が走る。
「哀れね、求めても求めても本当に欲しいものは手に入らないんですもの
…………ね、あなたもそうでしょ?」
自分に向けられる視線。そのなかに、僕はふと、違和感を感じた。
「周りに都合よく解釈され、使われ、嘲笑われる。そして、自分が真に欲しいものには辿り着けない……。その身の上によって」
嘲笑しているはずなのに、女の瞳にはどこか寂しさを感じた。何より、今の言葉が引っ掛かる。
「っと、喋りすぎたようね。まぁ、残り少ない平安での休暇、楽しんでちょうだい?」
「違う!俺は贋作じゃない!歴とした一本の刀だ!あぁ、待て、主、主、置いていかないで!捨てないでくれ!俺はまだできる!」
「まんばちゃん!」
女がふわっ、と浮かび上がり、まんばちゃんの体が自由になったとたん、まんばちゃんが錯乱し出す。それを押さえながら、じっと女を睨む。
「ふふ、どうせまた会えるわ。
————愛を忘れてしまった神獣・白澤さん?」
そう言って、錯乱したまんばちゃんと僕を残して女は消えた。
——————
ごめんなさい、まんばちゃんでやらかしちゃいました(´-ω-`)テヘペロ
また暗い話にしてしまった……orz
まいなす。今度こそ!頼む!