複雑・ファジー小説
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- 隣のナルシスト
- 日時: 2011/04/23 21:35
- 名前: 青春○● (ID: jusjvnjl)
- 参照: http:
こんにちわ。初めまして(?)青春○●です!
えぇー今回は。。。まぁ何か明るい小説をかこうかな?とおもい書きますゼヨ!((←ウゼェ
ではでは。。とりあえず設定を書きます!
注意!!タブンおそらく、この設定を読まなくちゃストーリーが意味不明に感じるかもです!
((ただでさえ、設定をよんでも意味不明になりがちな文章ですのでw
:設定1:
主人公(橘 健吾)タチバナ、ケンゴ 高校2年生
・精神年齢は中学2年生((中二病ぎみ!?
・一言で言えばナルシスト。
・思ったことが言葉として口から出てしまう。
・本人はそのこと↑に気づいていない。
・もてたくてカッコつけるけど、女の子に話しかける勇気は無い。
:設定2:
タブン第2主人公アタリ〕(夜桜芽 実和)ヨルサメ ミカズ 高校2年生
・勉強はできる。
・運動能力ばつぐん((タブン
・基本クールキャラ⇒たまにくずれる。
・見た目はもてる。
以上です!ではでは、これから新便書いていくんで!((カナリ遅いかも
感想とか、ご意見、リクエストがあればどしどしwww
- Re: 隣のナルシスト ( No.32 )
- 日時: 2011/05/29 22:27
- 名前: 青春 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
校門の前には、見たことがない顔の女子高生が立っていた。
肩よりも少し長いくらいのツヤツヤな黒髪をツインテールした、彼女は実和を見ると彼に向き直った。
「・・・・・・?」
俺に何か用?
思わず眉をひそめてみせる実和。
そんな彼にキリッとした表情をみせ、女はスタスタと歩み寄る。
そして、実和の目の前・・・ではなく、真横で立ち止まった。
「夜桜芽実和、とはあなたのことですか?」
小声で、でもハッキリとした言葉遣いで彼女はそういった。
実和は何か言おうと口を開こうとするが、彼女に先に言葉を発せられてしまう。
「私は、2年C組の光華流です。八雲寺光華流(はちうんじ ひかる)。八光華雲流寺(ハチコウハナウンリュウジ)という寺の娘です。友達にはヒカヒカ、はちうんこ、ハチヒカ、などと呼ばれています。」
スラスラと一度も噛むことなく、光華流は真顔で言った。
「・・・・・・はちうんこってヒドイ、ね。」
せっかくこんなに長い自己紹介をしてくれたのだ、何か言わなくてはと、とっさに実和は思ったことを口にした。
しかし、失敗した。
彼女の心の傷を逆なでる言葉を言ってしまったのだ。
しまった、と内心ビクビクする実和とは対照的に光華流は大人しい様子で言った。
「はちうんこ、という呼び名にはもう慣れています。でも、あなた達には他の呼び名、『ピース』と呼んで欲しいです。」
——あなた達?
彼女の言葉に何か引っかかるものを感じたが実和は黙っておく。
「で、今回あなたの前に私が参上した理由はですね、あなたのお友達に用があったからです。」
「俺に友達はいないけど?」
それをネタにからかわれている、とまでは言えない。
そんな実和にピースはさほど、顔の表情を変えることなく言い放った。
「とにかく、その人と合うにはあなたと一緒にいれば会う確立大、だと聞きましたので。今からあなたを尾行させていただきます。」
・・・・・・・・・・・・
一瞬冷たい風は二人を包み込んだ。
——この子は何を言っているのだろう?
実和は彼女の、ピースの言っていることが一瞬理解できず思考を静止させた。
しかし、やがて熱いスープを覚ましてから飲んだように、味が意味が頭に伝わり始める。
彼女が俺を尾行する——
ロリコン好きなどこかの誰かさんならきっと飛びついて泣きながら喜ぶだろう。
しかし実和はその真逆だ。
顔面蒼白の実和の横に立ち、ピースは言った。
「という事なので、よろしくおねがいします。」
どの辺りの何がよろしくなのか、実和には分からない。
——何か、健吾といいこの学校に来てから可笑しな人間にしか会っていない気がする。
- Re: 隣のナルシスト ( No.33 )
- 日時: 2011/06/07 20:16
- 名前: 青春 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
次の日——
健吾は普段どうりに学校に登校してきた。
何故か、いつもより騒がない彼の瞳には何か、決心の色が見えた。
机にすわり、本を読んでいる健吾の前に3人のゆかいな青年達が立った。
メガネと焦げパンと巨人だ。
「(なんでオレは朝から問題児達に囲まれなきゃいけないんだ?しかも本を読んでるときに。この本けっこう面白いんだよなぁ〜。あ、もしかしてあれか?嫌がらせってヤツか?コイツ等オレが優等生すぎるから嫌味の一言でも言いに着たんだな・・・・・・。)」
健吾はメガネたちを無視し、本を読み続けた。
相手も話しかけてこないからだ。
しかし、当の相手は健吾の心情を聞くと気が変わったようで、力づくで健吾から本を取り上げた。
「おい、健吾聞いて欲しいんじゃ。」
巨大がガラガラ声で言う。
それに対して健吾は腕を組み、足を組んだ。
「なんだ?言ってみろ。オレは全て受け入れ、受け流そう。優等生だから。」
自分で言っちゃうのか。優等生って。
メガネと焦げパンはそれぞれのつっこみを喉元でこらえた。
- Re: 隣のナルシスト ( No.34 )
- 日時: 2011/06/26 20:14
- 名前: 青春 ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)
「はぁ!?涙目野郎に彼女ができたぁ!?」
教室中に健吾の絶叫が響き渡る。
それに対して焦げパンが重々しく口を開いた。
「ホンマや!すげぇーベッピンな姉ちゃんやった!」
拳を握り締める焦げパンを前に健吾はフフン、と笑って見せた。
「な、なんや?健吾のくせに今回は冷静やね?」
「あたりまえだぁ!だってオレ!優等生だモン!!」
言いつつ健吾の顔は汗まみれだ。
「ねぇねぇ〜どうしたの?健吾たち〜!」
重々しい空気をまったく気にすることなく、一人の少女がニコヤカに入ってきた。
アホ子だ。
「じ、実は・・・・・・———」
次の瞬間、教室は地獄とかした。
——一時限目——
一時限目は数学の授業だ。
今回はテストを行う。
テスト時間は20分。単元テストだ。
「(ちっ!実和のやろう!俺をさしおいて先に彼女・・・・・・)」
健吾はギリリ、と隣に座りテストの問題をとく実和をにらみつけた。
「(何か痛い目みせなきゃ、気がすまねぇ!!畜生!!)」
「健吾!うるさいぞ!テスト中はしゃべるな!」
先生の怒声に気づく様子もない健吾。
さっきまでの優等生はどこへいったのやら。
焦げパンは一人笑いをこらえていた。
「(おぉ、そうだ!いいことを考えたぞ・・・・・・これならアイツも痛い目見るだろ!)」
健吾はニタリ、と笑うと同時に自分がテストに書いた問題の答えを全て消しゴムで消した。
そして、最後に名前を記入するスペースにこう書いたのだ。
『夜桜芽 実和』・・・と・・・
「(フン!これでヤツは0点を取る!フフフ、フハハハハハハアァァァ!!!)」
教室中に健吾の笑い声が響き渡った。
- Re: 隣のナルシスト ( No.35 )
- 日時: 2011/08/23 11:34
- 名前: 青春 (ID: jusjvnjl)
あ〜今さらだけど、しばらくかけなくなります
- Re: 隣のナルシスト ( No.36 )
- 日時: 2013/07/05 01:50
- 名前: t (ID: NktVVNWb)
おうえん