複雑・ファジー小説

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隣のナルシスト
日時: 2011/04/23 21:35
名前: 青春○● (ID: jusjvnjl)
参照: http:

 こんにちわ。初めまして(?)青春○●です!
 えぇー今回は。。。まぁ何か明るい小説をかこうかな?とおもい書きますゼヨ!((←ウゼェ
 ではでは。。とりあえず設定を書きます!
 注意!!タブンおそらく、この設定を読まなくちゃストーリーが意味不明に感じるかもです!
 ((ただでさえ、設定をよんでも意味不明になりがちな文章ですのでw


 :設定1:
 主人公(橘 健吾)タチバナ、ケンゴ 高校2年生
 ・精神年齢は中学2年生((中二病ぎみ!?
 ・一言で言えばナルシスト。
 ・思ったことが言葉として口から出てしまう。
 ・本人はそのこと↑に気づいていない。
 ・もてたくてカッコつけるけど、女の子に話しかける勇気は無い。

 :設定2:
 タブン第2主人公アタリ〕(夜桜芽 実和)ヨルサメ ミカズ 高校2年生
 ・勉強はできる。
 ・運動能力ばつぐん((タブン
 ・基本クールキャラ⇒たまにくずれる。
 ・見た目はもてる。

     以上です!ではでは、これから新便書いていくんで!((カナリ遅いかも
     感想とか、ご意見、リクエストがあればどしどしwww

Re: 隣のナルシスト ( No.10 )
日時: 2011/05/01 19:48
名前: 青春 (ID: jusjvnjl)

———3年D組———

 教室の中で、教室の黒板の前で、3人の男子生徒がしゃがみこみ、何かを話していた。
 他の生徒は誰も、その3人には近寄ろうとはしない。
 
 3人の中の一人、リーダー的存在の蛇間 礼(ダマ レイ)が口を開く。
 「じゃぁ、これから会を始める。何か情報あるやつー?」

 この3人は学校内では有名で喧嘩上等組とひそかに言われている。
 その名のとおり、3人とも喧嘩が強い。
 そして、この3人は週に一回こうして会議を行うのだ。

 会議の内容は、この学校にいるなまいきなヤツの情報交換、だ。
 3人はこの会議で一番なまいきだ、と決まったやつをぶん殴りに行くのだ。
 
 蛇間礼の言葉に、子分の一人今井 健(イマイ ケン)が笑う。
 「ヒヒヒ・・・いい情報、あるゼヨ。オレちゃんこの前2年のクラスに言ってきたゼ。」

 今井健の言葉に蛇間礼が興味なさ気にあいづちをうった。
 「へー。ってか、お前まさか2年殴りに行く気か?」

 蛇間礼の言葉に今井は声をたてて笑う。
 「ヒッヒヒヒッ。まぁ、聞け。でな、2年に昨日転校生が来たらしいゼヨ。」
 
 蛇間の子分のもう一人が頬杖をついた。
 つまんねぇーから早く話終わらせろ、の合図だ。
 しかしそんな対応に気を悪くすることなく、今井は口を開く。

 「転校生は二人来たらしいゼヨ。で、そのうちの一人がな、昨日喧嘩してたんだゼ。」

 「・・・そんなのどこにでもある青春コメディーだろ?」
 
 「・・それが、喧嘩していた相手が、あのゴッツイ、五津川(ゴツガワ)だゼヨ。」

 その言葉を聴いた瞬間、青年達の目の色が一瞬で変わった。

Re: 隣のナルシスト ( No.11 )
日時: 2011/05/04 09:35
名前: 青春 (ID: jusjvnjl)

 五津川(ゴツガワ)、とはこの学校で有名な2年生だ。

 なんで有名なのかというと、1年の頃、彼に喧嘩を売ってきた3年生5人を倒したからだ。
 この話はうわさではない。だって学校に救急車が来て、ほとんどの生徒がボロボロになった3年生の姿を目撃しているからだ。
 
 蛇間ひきいる、喧嘩上等組も一目置いている存在なのだ。五津川は。

 
 「・・・・あの、五津川と喧嘩か・・。じゃぁ、その転校生、大怪我したんじゃないのか?アイツ強いし・・。」

 蛇間の言葉にヒヒヒッと笑いつつ、今井は首をふった。
 「・・それがオレちゃんが聞いた話じゃ、違うらしいゼヨ」

 「「?」」
 蛇間ともう一人の子分、朝桜 英野介(アザクラ エイノスケ)が眉をひそめた。

 「ヒヒヒッ・・・怪我はかすり傷程度で、何か今日も・・今も?喧嘩中らしいゼヨ。」


 蛇間は納得がいかない、というように視線をさまよわせていた。
 そして対照的に朝桜が考え込むそぶりをする。

 3人とも意味は違うが、その転校生が気になるらしい。

 「・・納得がいかない。なまいきかどうかは分からないけど・・・その転校生に会いにいこうか。」

 蛇間がいった言葉に残りの二人も大きくうなずいた。


——数分前、2年A組——

 睨みあう健吾と五津川。

 やがて、座り込んでいた健吾が立ち上がった。
 「へっ。上等じゃねぇーか!おいゴっつぁん!!覚悟しとけよ、オレに喧嘩を売ったことをな。」

 「誰がゴッつぁんだ!?・・・まぁ、いい。そっちこそ、後で泣き喚いても無駄だぞ?」

 フフフ、と自分の勝利像を描いて笑う二人。
 その二人の間に突然、何者かが乱入してきた。

 「あぁ?何だ、お前・・・・?」
 「(うっわぁーコイツ空気読めよなぁ。)」

 健吾と五津川が睨みあうなか、乱入者は真顔で言った。
 「・・俺のダチを苛めるやつはゆるさねぇ・・」

 「・・・・・・・」

 乱入者、実和の言葉に思わず健吾と五津川は黙り込んだ。

 「(ってか、オレコイツといつダチになったっけ?)」
 
 健吾の心情言葉に実和は真っ赤に染まった。
 健吾は続ける。

 「(あぁ、もしかしてコイツアレか。ぅん、アレだな。
 他人がかっこよく何かをやっているのを見ると自分も入りたくて仕方なくなる、嫉妬君ってヤツか?そうかそうか、オレがそんなに格好よかったのか!)」

 一人でうなずく健吾に実和は背を向けた。そして両手を広げてかばう体制になる。

 「・・お前、正義のヒーロー演じたいなら、ここではやめとけ。死ぬぜ?」
 五津川のあきれ混じりの静止に実和は静かに首をふった。

 首をふった実和の瞳は、まるで戦争に行く兵隊のように固い。
 それをみた五津川はそれ以上なにも言わなかった。

Re: 隣のナルシスト ( No.12 )
日時: 2011/05/04 20:27
名前: 青春 (ID: jusjvnjl)

作者から
 えぇ〜と、キャラクターがたくさんでてきて混乱していると思います。
 そう思って喧嘩上等組の3人は覚えやすそうな名前にしました!((イマサラ・・
 気づいてるかたもいらっしゃると思いますが・・・

 蛇間 礼  (ダマ レイ) ⇒ 黙れぃ!!(ダマレイ!!)
 今井 健  (イマイ ケン) ⇒今、行けん。(イマイケン。)『今行けない』
 朝桜 英野介(アザクラ エイノスケ) ⇒アザ、くらえ!!『いのすけ、の部分は・・・・・まぁ、温かくスルーしてください。』

 はい!超意味不明に感じた方、すいませんでした! 
 意味が分かった方はこんな感じでキャラの名前を覚えていって欲しいです!!

Re: 隣のナルシスト ( No.13 )
日時: 2011/05/05 23:21
名前: 青春 (ID: jusjvnjl)

 蛇間ひきいる喧嘩上等組はさっそく転校生に合うべく、2年生の教室の前をうろついていた。
 「で?その面白転校生がきたって言う教室はどこだ?」
 
 蛇間の問いに今井は楽しそうに言う。
 「ヒヒ、確か、五津川と同じクラスって話だゼ。」

 「じゃぁ、2年A組か。」
 蛇間の言葉と同時に3人は歩き出した。
 キャーキャーワイワイと楽しそうな話し声がする廊下。
 しかし、2年A組の教室だけ、なにやら他とは異なる空気が感じられた。

 教室の入り口の前で、なにやら五津川と喧嘩をしている者の姿があった。
 蛇間たちはその光景をよく見ようとそこへ近づく。

 3人が見た光景は。。
 五津川と向かい合う一人の青年。
 両手を広げていることから、後ろに立っている青年を守っているのだろうか。

 「・・なるほど。アイツがうわさの転校生か。・・・・・確かに、兵隊みたいな目の色をしてやがる。あいつは只者じゃねぇな。」

 蛇間の言葉に今井と朝桜がその青年に目をむける。
 「・・・強そうには見えないけど、強いんだ?」
 朝桜の問いに今井はうなずいた。
 「うわさ、ゼヨ」

 蛇間が口を開く。
 「で?その転校生の名前はなんていうんだ?」

 「ヒヒッ、確か、橘健吾、だったゼヨ。で、もう一人の転校生の方が・・夜桜芽実和。」

 「ふぅん。じゃぁ、後ろにいる見たこと無い顔のやつが実和か。」
 決定的な間違いに気づくことなく、3人の3年生はその場に立っていた。


 五津川は実和を上からにらみつけた。
 「勇気だしてるところ悪りぃ〜がなぁ?俺はいま後ろのヤツにようがあるんだよ。そこをどけ!!」

 「どかない。友だt——・・・・」
 五津川をにらみ返す実和を後ろから健吾は殴りつけた。
 頭を抱えてその場にうずくまる実和。
 
 「悪りぃな、・・・実和。これは俺とゴっつぁんの問題だ。」
 みょうに格好良く言い切る健吾に実和は涙目になりつつ言い返した。

 「・・・・俺も戦う。・・・だって俺たち、友達だろ。」
 真顔で熱い友情言葉を吐き出す実和。
 しかし健吾は彼にきっぱりといった。

 「いや、これは男と男の一対一の戦いなんだ。悪りぃな・・・・実和。」

 「・・・・・・」

 黙りこむ、実和と健吾。
 そんな二人に五津川は呆然としていた。
 「・・・なにこの状況?俺ものるべきか?」
 
 と、その時。
 五津川の問いに健吾が答えるよりも早く、第四者が乱入してきた。

 「健吾君、僕も君の力にn———・・・ガゴォッ」
 
 勇気を振り絞って一歩前に進み出たメガネ。
 しかし、彼の言葉が終わらないうちにメガネは白めをむいて気絶した。

 「(ったく、このメガネ、空気読めよな?せっかく良い雰囲気だったのに、台無しだ!!)」

 お前が台無しにさせたんだろ?と教室の誰もが健吾へ内心ツッコミをした。

 そう、メガネを気絶させたのは健吾なのだ。
 健吾は手についているチョークの粉をパンパンとおとした。

Re: 隣のナルシスト ( No.14 )
日時: 2011/05/07 11:41
名前: 青春 (ID: jusjvnjl)
参照: サクサク

 白目をむいて倒れたメガネにすぐさま友達の巨大(強〔ゴウ〕)と焦げパン(圭〔ケイ〕)がかけよった。
 「おい!メガネ!!大丈夫か!?おでこが白くなってるで?」

 焦げパンの叫びに続いて巨大も叫ぶ。
 「ぅおおお!!メガネェぇー!!いったい誰がオレの友達をこんな目にあわせたんじゃい・・・!!」

 「(ってかこいつ等昨日の休み時間、喧嘩してたのに仲直り早いな。)」
 心情を無意識につぶやく健吾に向かって巨大は指をさした。

 「お前!昨日のアレは喧嘩じゃないじゃき!ただのじゃれ合いじゃぁ!!」

 焦げパンも続く。
 「そやそや!!俺ら3人は一度も喧嘩したことあらへんでぇ!!!」

 「(おいおい、こいつ等ここで友情アピールかよ。しかもチャッカリ嘘ついてるし。)」
 健吾はあきれたように視線を斜め上にあげてみせる。
 そんな彼をみて、顔をあからめた巨大と焦げパンは立ち上がった。
 
 「だいたい、お前がメガネを白目にしたんじゃろ!」
 「そやそや!ちゃんと見てたでぇ!!チョーク発射する瞬間!!メガネはメガネやけど、ダーツの的やない!メガネや!!!」

 健吾と巨大&焦げパンズの言い合いを黙って聞いていた五津川が言う。
 「おいおい、健吾。こんな奴等より俺との喧嘩がさきだろぅ?」

 ゴキゴキと指をならす五津川。
 キリキリと睨みつけてくる巨大&焦げパン、ズ。

 そんな彼等を見た健吾は肩をすくめてみせた。
 「おいおい、そんなにオレが強いからってマサカ、お前等組んだのか?一人じゃオレに勝てないからってチーム組んだんだろぅ?」

 言葉と同時に健吾は得意げな笑みを浮かべた。
 「だが、悪いな。オレにも仲間がいるんだ。実和!準備はいいか!!」

 「・・・OK!」
 真顔で健吾に並ぶ実和。

 それを合図に五津川と巨大&焦げパンズはつっこんだ。
 


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