複雑・ファジー小説
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- .。○天魔の鎖●.. 参照400突破、ありがとうございます!
- 日時: 2012/05/05 23:08
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 1EjfiyJS)
- 参照: http://ameblo.jp/reimu77/image-11238124246-11946281707.html
汽水を知っている人は【おはこんばんちわ】←
汽水を知らない人は【初めまして】
汽水と申す者でござる。
今回の小説は前半コメディで後半ダークな物語です。
注意
この小説には暴力シーンやグロテスクな表現が含まれる可能性があります。
そういうのが苦手な人は今すぐ戻るを連打してください。
某ゲームを参考にさせていただいてる所があります。
自己満足です[岩陰]・ω・` )
みゅーじっく*
>>13 戦闘用BGM
>>37 番外編用BGM
いらすと*
>>0 表紙絵
>>15 ナナ&リュウセイ(蓮華様作)
>>39 ナナ(自作)
>>49 ナナ(キネリ様作)
きゃらくたーそんぐ*
>>52 ナナ
>>22 リュウセイ
きゃらくたーぼいす*
>>69 >>70 ナナ・アニス
>>68 スモモ・シュノール
>>71 リュウセイ・ラザーノ
>>72 サイト・ミーロ
>>75 全員
もくじ*
>>55
神様*
○リナ様
○梨花様
○松岡 リア様
○愛河 姫奈様
○六花様
○ゆぅ様
○ミルクチョコレート様
感想をくれた人*
>>61 棋理様
- Re: .。○天魔の鎖●.. ( No.12 )
- 日時: 2012/05/02 18:23
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 1EjfiyJS)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=vzeoNLYd5Pg&feature=related
第8話 まったく、先が見えないんだよな
……ライオンを追いかけないと。
早くしないと。
兄ちゃん達が……危ないかもしれない。
仲間になってくれたリュウセイと一緒に、ね。
リュウセイは剣の攻撃が非常に得意なようで、ルムーもあっさり倒せた。
ルムーがあまり攻撃してこなかったからな……。
「ネス、ネス……。
あ、これか……。」
地図を広げる。
うーん、距離はそんなに遠くないんだけど……。
彷徨いの森を通らなきゃいけないんだよね……。
彷徨いの森 というのは文字通り彷徨う森なのだ。
つまり……迷うと。
「彷徨いの森どうしよう……。」
「あそこ通り抜けたことある。」
「ふーん……。
え!?」
あまりにもナチュラルに言うので反応が遅れた。
「あそこ、広葉樹と針葉樹があるだろ。
針葉樹の方に進めばいい。」
「そんな簡単なの!?
彷徨いの森なのに……。」
「ただし魔物もいる。」
HPとMP温存しとかないとね。
そんな事を話しているうちに、彷徨いの森に着いた。
『彷徨い』とは思えない程美しい清らかな外見の森だ。
透き通るような緑の葉の樹。
魔物なんて寄せ付けなさそうだ……。
「行くぞ。」
「う、うん……。」
針葉樹、針葉樹……。
あれ? 葉が尖ってるのが針葉樹であってるよね?
「確かに……左に広葉樹があって右に針葉樹があるけど……。」
「右が広葉樹で左が針葉樹だ。」
「あ、間違えた……。」
先行き不安なんだが……。
森の中は外見と違い、陰気くさくて嫌だ……。
奥へ進んでいくごとに暗さが増してる気が……。
「ね、本当にこの道で合ってるの?」
不安で仕方がないので前を歩いているリュウセイに訊いた。
「合ってる」
そこまで自信が持てるとか……。
逆に怪しい……。
ドカッ
後ろから何かがぶつかってきて、私がまず前に倒れ、リュウセイもドミノ倒しみたいに倒れた。
「何事!?」
私は後ろを見て叫んだ。
「魔物だな。」
「よーし、私の得意な風魔法だ!!
風よ、鋭い刃と為せ、彼の者を切り刻め!!
風刃列覇!!」
風が牙のように魔物に向かい、吹き荒れる。
ただ、この魔法は初級である。
魔物は簡単に消し飛んでしまった。
ナナのレベルが上がった!! ……ンなワケないだろ?
ゲーム風の小説じゃねーよ。
「もしかして、風弱点?」
「森に居る魔物は風か炎が弱点だ。」
リュウセイが振り向きもせずに言った。
「それ両方得意!!
一番苦手なのは闇属性で二番目に苦手なのは氷。
あんまり覚えてないしね。」
闇って記憶消すのとか状態異常攻撃しかできないし。
炎魔法と風魔法は上位互換までできる。
—彷徨いの森 出口—
魔物を倒しながら歩いていくと、暗闇に混じり、光が見えてきた。
「出口!?」
「合ってるって言っただろ」
「リュウセイ様マジ天使」
- Re: .。○天魔の鎖●.. ( No.13 )
- 日時: 2011/11/04 00:00
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=vzeoNLYd5Pg&feature=related
戦闘用BGM
【最終鬼畜妹・フランドールS】
- Re: .。○天魔の鎖●.. ( No.14 )
- 日時: 2012/05/02 18:29
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: 1EjfiyJS)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
第9話 賢者 ミーシャ
—ネス—
「やったー!!
着いたー!!」
バンザイをして喜ぶナナを無表情で放置するリュウセイ。
村というだけあり、なんつーか……田舎だ……。
土っぽいイメージなわけ!!
うん、農業とか田んぼとか……。
「聞き込みするよ!!」
「…………」
近くに麦わら帽子を被ったおじさんがいたので情報を頂こうと近寄った。
「すみまーせん」
「のばす部分間違ってるぞ。」
「ンなこと作者に言えよ。」
おじさんは挙動不審な目でこちらを見た。
「よそ者はこの村に来てはいけない。
出ていけ!!」
そしてそう吐き捨ててどこかへ消えてしまった。
「何、あの態度!?」
「さあ」
リュウセイは退屈そうに手を頭の後ろで組んでいる。
「次行くよ!!」
少し歩くと女の子が居た。
6歳ぐらいの小さな女の子だ。
「こんにちは!!」
私が話しかけるまでもなく、女の子が挨拶してきた。
「こんにちは、ねえ、ライオン二人がここにこなかった?」
「うん、来たよ!!」
「え!?
ちょ、どこに行ったの!?」
あっさりすぎて驚いてしまう。
「神サマの祠だよ。
みんなが【ミーシャ様のホコラ】って呼んでるトコロ。」
「ミーシャって何?」
「この村に祝福を与えてくださった神サマよ?
ミーシャ様はネ、カッコよくてステキな方。
祠にはミーシャ様がいるのー」
「ライオンはそのミーシャって人に用があったの?」
「知らなーい。
そんな事、そのライオンに訊けばいいじゃない。」
「だって……」
「とにかく、この村の人はよそ者を嫌ってるから話しかけないようにした方がいいヨ。」
「うん……ありがと……。」
女の子は家に入って行ってしまった。
その家の中から声が聞こえ、
『よそ者と話してはダメよ。
その村の掟を忘れたの?』
『ごめんなさい。』
「……ねえ、ミーシャって誰か知ってる?」
「……賢者だろ。」
「賢者、か……。」
とにかくその【ミーシャ様のホコラ】に行かなきゃいけない。
そこに行けばなんか手がかりがあるかも……。
「ミーシャのホコラに行くよ。」
「お前、自分のMP分かってる?」
現在MP 0/135。
最大値が増えたとはいえこれはなあ……。
「宿に泊まらなきゃだめ?」
「だろうが……。
よそ者を泊めてくれるだろうか。」
「う゛……」
それが一番不安なんだよ。
—宿—
あちこちの宿屋を廻ったが、どこも断られるか無視された。
仕方ないので『旅人ok』と書いた看板のある村の隅に建っている古くて小さい宿に泊まることとなった。
うっ……土くさい……。
オマケにベッドが藁ってどういう……。
「20エムリだよ。」
(エムリ=この世界のお金の単位
1エムリは現実世界でいう26円)
ちなみに所持金 100エムリ……。
こんな古くて小さい宿になんでそんな大金が必要なんだよ!!
ふざけるなぁぁああ……。
「くれてやるから泊まらせろ!!」
チャリーンとお金を投げつけ、わらのベッドによこになった。
「くそう……。」
横を見るとリュウセイはどこかへ消えていた。
あー、もう!!
嫌になってきた!!
……でも、兄ちゃん達を探さないとね。
- Re: .。○天魔の鎖●.. ( No.15 )
- 日時: 2011/11/06 22:26
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
- 参照: http://ameblo.jp/gauve/image-11070745751-11595279432.html
蓮華s作
ナナ&リュウセイキャラ絵なう。
- Re: .。○天魔の鎖●.. ( No.16 )
- 日時: 2011/11/09 17:05
- 名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
- 参照: http://ameblo.jp/gauve/image-11070745751-11595279432.html
ちょこっと会話してみよう —ナナ編—
キスイ「学校行ってるの?」
ナナ「学校って何ー?」
キスイ「(駄目だコイツ 早くなんとかしないと……。)」
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