複雑・ファジー小説

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記憶のカケラ 【更新中止】
日時: 2013/04/09 22:59
名前: 雷羅 (ID: SyV4.Cvk)

皆様にご報告があります。
この小説の更新を中止することになりました。
作者でも意味が分からない位、ごちゃごちゃしてきたので書き直す事になりました。
新しくスレッドを立てて、新しく更新していきたいと思っています。
オリキャラは、そのまま使わせて頂きたいと思っています。
キャラ投稿してくださった方、読んでくださった方々にはとてもご迷惑をかけます。


———————————————

〈目次〉
プロローグ   語り:フレア
  >>04

第1章 
 1.出会い  語り:フレア
  >>05 >>08 >>11 >>17 >>18 >>19 >>23 >>28
 2.衝撃の事実  語り:ライラ
  >>34 >>36 >>37 >>42 >>55 >>56 >>61 >>71
 3.世界最高なるモノ  語り:ルーア・バラス・フレア
 >>73 >>76 >>77 >>80 >>83 >>90 >>93 >>103 >>109
第1章あとがき
 >>113

第2章
 1.幼き少女と最悪な運命 語り:フレア・ライラ
 >>117 >>120 >>121 >>123 >>126 >>132 >>135 >>144 >>145
 2.『闇使い』討伐隊
 >>146 >>149

キャラ紹介
ライラック・リル >>112
フレア・フェルゴ >>112
キルディア・ルフレヴィル >>44
リリカ >>50
バラス・ストレンジ >>51
ルーア・カウチ >>66

〈お客様〉
・六花さま         ・デザートさま
・ヰルマさま        ・玲於奈さま
・ミルクチョコレートさま  ・優勇さま
・セリカさま        ・神咲さま
・虎雨さま         ・ゆぅさま
・純金リップさま
・牙さま
・霧雨〜BARNA〜さま

〈皆様へ〉
楽しんでいただければ幸いですっ!!
コメ頂けると嬉しいです。
気軽にタメ口でどうぞ。
私はだいぶ、変な人で口調すらへらへら、ふらふらしていますがどうか宜しくお願いしますっ!!

アドバイス・コメ等あれば、お気軽にどうぞ>。</


Re: 記憶のカケラ 【第3章更新中】 ( No.101 )
日時: 2012/07/16 12:16
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

はっ!!
100番目を取られてしまった!!

Re: 記憶のカケラ 【第3章更新中】 ( No.102 )
日時: 2012/07/16 14:37
名前: 雷羅 (ID: .r7VG6cg)

六花、ヰルマありがとー。
いやー、なんかちょいちょい遊びに来てくれて。

ほんとーに、嬉しい限りです。

Re: 記憶のカケラ 【第3章更新中】 ( No.103 )
日時: 2012/07/21 15:07
名前: 雷羅 (ID: .r7VG6cg)

「知っての通り、僕らは情報屋だよ。情報を集め、情報を売る。——もちろんタダじゃない。情報を売る代わりに、代償を貰う」

「代償…お金か」
ライラの言葉に笑みを浮べる。

「うぅん。ちょっと、おしいなぁ」
ぎしりと、椅子に体を沈める。

「じゃあ、何を貰うんだ」

無表情に問うその姿に、思わず笑いが零れる。


本当に、伝説通りだと。


「僕らは情報屋だ、理不尽な事は要求しないさ。——代償は売った情報と対等な情報を貰う。唯それだけだよ。———ルーア君は優秀な魔法使いだけどもね。いくら優秀とはいえ、限界がある。……そうやって、僕らの商売は成り立っているんだよ」

「対等な情報…か」

体を前に乗り出し、片腕で頬杖をつく。
「そう。———最高なる情報には、最高なる情報を。小さな情報には、小さな情をね。———だけども、情報は扱う人間によって、価値が変わる。例えば…ライラ君、君が『闇使い』だと言う事。それはこの世界の者からしたら、最高なる情報だ」


「…っ」
フレアが小さく息を呑んだ。
その顔は、激しく歪んでいる。


「だけど、フレア君みたいにこの世界に興味が無い人には、どうでもいい情報だろうね」
ニコリと笑顔を向ける。

「あぁ…」
フレアは小さく頷いた。
だが、その顔はまだ歪んでいる。


———コン、コンコン


控えめに扉を叩く音が響いた。
「はい。どうぞ?」

扉が小さく開き、ルーアが部屋に入ってきた。

「バラス、用意しましたが。…そちらはどうですか?」
その手には数冊の本がある。

「うん。相変わらず、いいタイミングだね。こっちも丁度終ったよ。——…ありがとう」
ルーアから数冊の本を受け取る。


ぎしりと椅子に体を沈め、二人に向き直る。
「さて、ご希望通り『闇使い』の情報をお教えしようじゃないか」

「あぁ」
「……」
ライラは頷いた。
それとは裏腹に、フレアはしかめっ面で黙っている。




「『闇使い』は世界最高なるモノと呼ばれている。なぜなら、人の血を飲む事で『不老不死』となり、強力な魔力を手に入れる。———さらに普通の魔法使い、あるいは『闇使い』と同じ位の強力な魔力を持っている魔法使いでもだね。この世界の誰一人として使えない魔法を使うからだよ」


「———さっきの幻術の事か」
「はい。それ以外にも、人の心を操る魔法、人を飲み込む魔法などがあります。『闇使い』はどちらかと言えば攻撃魔法なのですが、肉体的な攻撃をする他の属性とは違い、精神的な攻撃です。……こういう事は余り言いたくないのですが、そう言うところも世界最高なるモノと言われる原因でしょう」


ライラの質問に、ルーアが答える。
嫌がるように顔を顰めながら、最後の言葉をはきだした。


「それから、人の血を飲み『不老不死』となるって言ったけどね。正確には『飲む』より、『飲み干す』かな。『闇使い』が『不老不死』になる為には、1人の人間の血を全て飲み干さないといけない。——…一滴も残さず、にね」


頬杖をつき、ライラを見つめる。


辺りが沈黙で包まれた。
ライラもフレアも、誰一人として口を硬く結んでいる。


しばらくの間、沈黙は続いた。



すると、ライラがゆっくりと口を開けた。
機械のような感情の無い声が聞こえてきた。


「私の記憶と、感情が無いのはその事と何か、関係があるのか」


ライラの問いに、にやりと笑みが零れる。

ライラはまっすぐと、僕を見ている。
僕の答えを静かに、待っている。



「あるよ」



答えをゆっくり、淡々と僕は話していく。




「さっき、言ったように『闇使い』は人の血を飲むことで、強力な魔力と『不老不死』の力を手に入れる。それと引き換えに、記憶と感情を失う。……世界はそんな簡単なものじゃないからね。いかなる時も、代償は必要なんだよ」


「私の記憶は…感情は…何処にある」


「…肉体から離れた記憶は、アルディとなり聖なる場所に封印される」
椅子から立ち上がり、ライラの目の前まで歩いていく。

ライラの前で立ち止まる。


「記憶は君の中に。ライラ君の奥深くに、封印されているはずだよ」
しゃがみ込み、ライラの胸辺りを指す。


「私の…中」
小さく呟き、ライラは胸を押さえた。


「…アルディとは、普通は形の無いもの。そうですね……例えば、記憶や感情のような物でしょうか。そのような物が、強力な魔力と想いで実体化した物のことです。——この言い伝えが正しければ、ライラさんの記憶がアルディとなり、何処かに封印されたいるでしょう」
残念ながら、その聖なる場所が何処だかは分かりませんが。

ルーアが眼鏡を指で押し上げ、淡々と補足していく。


「記憶を取り戻すためには、どうしたらいい」
ライラはあくまで、感情の無い声で言う。


「封印をとかないといけねぇんだ…」


その問いに答えたのは、今まで黙っていたフレアだった。
複雑な顔をして、小さな声で先を続ける。


「封印を解くには、喜怒哀楽の感情と……人を愛す気持ちが必要なんだ。———その5つのものがアルディとなる事が出来たら……封印は解かれ、記憶も戻ってくる」


「おや、意外だね。まさかフレア君が話すとは…。このまま黙っておくかと思ったよ」
へにゃりと、気の抜ける笑顔で言う。

「……」
怒鳴られるかと思ったが、フレアは一度こちらを睨みそのまま何も言わず、目を逸らした。

Re: 記憶のカケラ 【第3章更新中】 ( No.104 )
日時: 2012/07/21 20:28
名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)

おお、ホントーにフレアさんの口数が少ない…
あのテンションは何処に言ったんだ!!?><
そして何となくバラスさんがカッコいい!!!
いいねーカッコイー
この調子で更新ガンバレよ!!

それと
よお、無事に帰った?
こっちはちょっとしたアクシデントがあったけど無事帰ったよ^^
また返事ちょうだーい^^

Re: 記憶のカケラ 【第3章更新中】 ( No.105 )
日時: 2012/07/22 13:50
名前: 雷羅 (ID: .r7VG6cg)

—ヰルマ
だろー。
お前だれ?って感じ。ハハッ♪
バラスさんもどうしたぁ!!って感じだな。

こっちも、ちゃんとかえったぞ。
大丈夫だ。そもそもこんな奴、襲う馬鹿なんていねぇだろ(笑
アクシデントって、大丈夫か?

返事遅くてごめん。


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