複雑・ファジー小説
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- Resistant of Destiny
- 日時: 2015/06/27 21:51
- 名前: 黒陽 (ID: ywSo4AsD)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=101
またまた新しいのを作ってしまうスタイル。
のんびり、まったりとやっていきますので、更新速度には期待をなさらないでください。
設定が、厨二臭さがやべぇですよ。
OK?
本当にOK?
マジ中のマジでOK?
それではどうぞ!!神の獣殺しと神の獣、そして神を守ろうとする者達が織り成すストーリー。始まるぜ?
キャラ募集始めました。詳しくは上のURLから
オリキャラ募集終了
- Re: Resistant of Destiny ( No.25 )
- 日時: 2015/06/28 10:51
- 名前: 黒陽 (ID: ywSo4AsD)
キャラ紹介
メリッサ・シェリカ
性別 女
年齢 16→17
性格 お嬢様タイプだがちゃんと常識は弁えている。ただし知能が死んでいる
容姿 プラチナブロンドの髪をツインテールでまとめている。腰までの長さ。銀色の眼。
服装 緋とオレンジを基調としたドレスアーマー。背中のマントとチェストアーマーには太陽のような紋様が刻まれている。
階級 少将
滅神器 光輝神の怒号【フォルデッド・ヘリオス】
解説 銃、火炎放射器を融合させたような特殊な形状を持つ滅神器。使用者の脳とリンクしており、使用者が念じるだけで、貫通力に優れた弾丸、着弾時に爆発する弾丸、特殊な光によって細胞を超活性させ、治癒力をあげる弾丸など、万能な滅神器。広い範囲を焼き尽くす聖炎により白き火炎を放出することが可能。
弾丸は光を圧縮させるため、光がある環境下ではチート級の能力を持つが、光がない環境下では、使用者の体力と魔力を融合させ放つので、神獣に殺される可能性が高くなる。
属性 光
契約している邪神 ルシファー
その他 志龍を敬愛する後輩。本人からは多少面倒なやつだと思われている。
過去 過去編をフリーダムにやっていきます
サンボ
本編にもう出ておりますので、そちらの方を
- Re: Resistant of Destiny ( No.26 )
- 日時: 2015/06/28 20:58
- 名前: 黒陽 (ID: ywSo4AsD)
ブラックコーヒーを啜りながら、志龍とアリスは話に花を咲かせていた。
話の内容は、6年前。志龍がアリスの弟子として仕事に同行していたときのことだ。ハワイにある、地図にも乗っていない村を発見した二人はその村に入り、調査を行っていたのだが、夜になると村人がまるでゾンビのような姿になり襲いかかってきたときのことだ。
その後二人は半ばパニック状態で蹂躙した事があったのだ。後の調査でそこは神々の眷属の住処だったようで初めての人型の眷属だったので、一時期はRoDの領土である所にも警戒されたものだった。
それがトラウマになってはいるのだが、その時が一番記憶に残っており話しやすいので、祝い事の場にもよく出る話だ。とアリスは苦笑いしながら言う。志龍も思わず苦笑い。
やはり6年も前だと自分達も初なものだと、笑いながらブラックコーヒーを口へと運ぶ。
そのとき遺伝子ロックと魔力周波でロックされた扉が開かれる。
そこに入ってきたのは、春月こころ。二人が待っていた人物であり、志龍の相棒。志龍あるところにこころありと言われるほどに一緒にいる可能性が高いのだ。
「20分も遅れてしまって申し訳ありません。アリスさん」
「あー全然大丈夫よこころ。こっちこそ急に呼び出してゴメンね?」
「いえ。私も志龍に会いに行こうとしてたところだから大丈夫ですよ。志龍、これ、れむさんから」
そうして、こころの背後から、夜空のような色の空間が出現し志龍がいつもはめている義手と彼のもう一つの相棒【孤独な竜】が出現し彼の手に収まった。志龍はパッと服を脱ぐと素早く義手を交換し、孤独な竜を背中へと差す。やはりいつも使っている方が良いなと、実感し手を閉じたり開いたりしている。
「それでね……集まってくれた理由は他でもないの……」
アリスが、執務机に座り、腕を組むとその上に顎を置き、司令官のように双瞳を一度、閉じる。
その様子に、志龍達はゴクリと唾を飲み、彼女の言葉が紡がれるのをハラハラしながら待っている。
彼女は大きく、一度、咳払いをすると両目を見開き、志龍たちのように視線がいく。
「実はね………貴方達には、O☆MO☆TE☆NA☆SHをしていただきたいの」
「「はぁ?」」
「新入りなんて入ってきたか?」
「ううん。違うわ。ヨツムン支部からやってきた神楽朱璃大佐と白蓮零羽二等兵のおもてなし会よ」
「O☆MO☆TE☆NA☆SHI?なにそれ……りゅーこーごたいしょー?」
「あってるけど違う。ほら今から八年前くらいに雄斗さんと、ウチの師匠にフルボッコだドン☆されたやつだよ」
うんうん。とアリスは頷き、アナウンス用のマイクの電源を入れ、口を近づける。
「えーとマイテス、マイテス。聞こえる?聞こえてたら神楽朱璃大佐、白蓮零羽二等兵。用事がなかったら10分に来なさい」
どこか穏やかさを感じる母のような口調で基地内全体に響いた。
- Re: Resistant of Destiny ( No.27 )
- 日時: 2015/06/28 21:28
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: /48JlrDe)
ゴクリ…いったい何を言うんだ……
と思ってからのフェイント★←
ちなみに、アリスさんのセリフSHIのIが抜けてるよー
こころちゃんやっぱり可愛いなぁ(*´ω`*)
ちょっとぶっきらぼうな感じの口調とで甘辛ミックスなのね!!!((
てゆか、久しぶりにカキコに来たら結構進んでてビックリでしたー(笑)
さすがだね!! 私もそろそろしなきゃなあ
戦闘シーン相変わらずカッコいい!!!
志龍くんイケメンなのね 羨ましいのね((
ぜひぜひお顔を拝見したいですなぁ(チラッチラッ←
誰かイラストを……(チラッチラッ←←
私が要求するもんじゃないよねw ゴメン!!
ではでは、頑張ってね♪p(^-^)q
(顔文字合ってるのかな…(汗))
- Re: Resistant of Destiny ( No.28 )
- 日時: 2015/06/29 22:17
- 名前: 黒陽 (ID: ywSo4AsD)
はい、ふざけました。
実はこの話、もう少し先まで続いてO☆MO☆TE☆NA☆SHIの少し手前までいく予定だったのですが、この話十回位データが吹っ飛んで何度蝶野さんのガッッデム!!!!と叫んだか分かりません。
辛いなぁ(涙)
- Re: Resistant of Destiny ( No.29 )
- 日時: 2015/06/29 23:10
- 名前: 黒陽 (ID: ywSo4AsD)
タッタッタと二つの足音が聞こえてきた。その足音は慌てるかの様に次第と速くなり、そして扉を開けた。
バンとやや乱暴に開かれた扉。開けた人物は先ほどアリスが呼び出した二人であった。二人は若干息切れを起こしておりかなり焦っている様子が伺えた。
「急に呼び出してごめんなさいね。何か飲む?」
「あっ、いえ。大丈夫です」
二人はやけにフレンドリーに話しかけられたせいで若干混乱しているようだ。普通このような元帥がいる方が可笑しいのだが、悟られないように静かに気分が下がっていく様子に志龍とこころは苦笑いをしながらブラックコーヒーを啜ることしかできなかった。
「それでなんだけど……」
「「はい何でしょうか!!」」
このままだと敬礼までしてしまいそうな勢いだ。このままだとアリスの精神が罪悪感で押し潰されると判断した志龍は助け船を出す。
「……あんまり畏まるのは止めてやってくれないか。ウチの元帥は畏まられると罪悪感を感じるタイプなんだ」
「しかし……白影中将」
「そう言うのも良いから、タメろ。タメるべき!!」
「ああ。分かった」
「……了解」
上官の力強い説得(言いくるめ)によって素の口調に戻った朱璃と零羽は元帥に向き直る。
「それが素の口調ね。成る程。あっこの二人は知ってる?」
やっぱりこの人が元帥って感じはしねぇよなぁと志龍がこころに話すとコクンと縦に降った。
零羽と朱璃は勿論、首を縦に降った。
「勿論です。双璧、と呼ばれる方たちですから」
実は志龍とこころはこのフェンリル本部やヨツムンガルド支部その他諸々で双璧と呼ばれる実力者だ。
勿論、志龍の異名の蒼銀竜やこころの異名の万象の支配者という異名でも広く知れ渡っているが、二人の名前を聞いて一番先に連想されるのは『双璧』だろう。
双璧とは、優劣が付けがたい二つのものという意味で、二人が戦えば恐らく、一生決着はつかず、連携して戦えば勝てるものは元帥ぐらいのものだろうと言われている。
二人が幼馴染みであるがゆえに互いの思考、動作が分かりやすい上に、こころは志龍を完全に援護し、志龍はこころに攻撃がいこうものなら、全てを庇い、防ぎきる最強の盾と矛を兼ね備えた二人という事が知れ渡っている。
「でも具体的な実力は分からないわよね?」
「それは……まぁそうなんスけど」
「……はい」
アリスが一度、間を置き、楽しそうに笑うと
「と言うことでぇ……貴方たち二人は双璧と戦ってもらいます!!」
「「は……?えぇぇぇぇ!!!!?」」
二人は叫んだ。待機が震えた。この建物の中、すべての場所に届きそうな獣の咆哮に近い叫び声をあげると、アリスと壁に凭れ、ブラックコーヒーを啜っている二人を何度も見ると、もう一度、絶叫をあげた。