複雑・ファジー小説

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Resistant of Destiny
日時: 2015/06/27 21:51
名前: 黒陽 (ID: ywSo4AsD)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=101

またまた新しいのを作ってしまうスタイル。
のんびり、まったりとやっていきますので、更新速度には期待をなさらないでください。
設定が、厨二臭さがやべぇですよ。
OK?
本当にOK?
マジ中のマジでOK?

それではどうぞ!!神の獣殺しと神の獣、そして神を守ろうとする者達が織り成すストーリー。始まるぜ?

キャラ募集始めました。詳しくは上のURLから

オリキャラ募集終了

Re: Resistant of the Destiny ( No.15 )
日時: 2015/05/29 22:23
名前: 黒陽 (ID: gJy/GGb4)

「倒れてねーよ」
俺は誤魔化しながら、あのトンボの方に目をやる。奴は気持ち悪い笑い声を響かせる。
『ギシャシャシャシャァ!!』
「倒れていましたわ」
生意気なこいつの名はメリッサ・シェリカ。
世界中……といってもオセアニア、北アメリカ、南アメリカで活躍している歌手だ。但し知能が3。容姿がまぁまぁ優れておりスタイルも良いのだが知能が死んでいる。全くこいつを作った神様の面を見てみたいぜ。つっても死んでるかもしれないが。
その為、奴の戦闘スタイルは脳筋特攻だ。敵陣に突っ込んで暴れる。ウチの特攻隊長だ。
トンボが上空から酸付きの糸を亜音速で放ってくる。俺はメリッサを庇う様に立ち、孤独な竜に、氷属性の魔力を纏わせ、切り裂いた。メリッサは蜻蛉型なのに蜘蛛型の攻撃をしてくることに驚いたようで目を見開いている。
「何で神々の眷属(そこらの雑魚)がキメラなんですか!!?」
「知らん。そこら辺はウチが誇る科学者共が解決してくれるだろうよ」
俺は孤独な竜を構え、迎撃体制をとる。青銀色の刀身は黒みを帯びた蒼い光を放っている。
「来てくださいまし。光陽神の怒号【フォルデッド・ヘリオス】!!」
メリッサの体が紅に包まれる。光が収まると、赤を基調としたドレスアーマーを着ていたメリッサの姿があった。胸元を守るアーマーには太陽の紋章が刻まれている。背後を守るマントは約9000℃の熱を常に発しており、攻撃しようものなら無事ではすまないだろう。そして注目すべきは一見火炎放射器の様な形状をしている銃だろう。銃には怪物の顔の様な模様が刻まれ、何となくだが自分が殲滅すべき対象を常に見据えている様に見える。彼女の周りを橙色の半径五センチ位の球体が浮かんでいる。
これがメリッサの滅神器、光陽神の怒号【フォルデッド・ヘリオス】だ。特殊な銃型の滅神器だが使い方によっては火炎放射器等にも変貌する特殊な滅神器だ。銃弾は先程から彼女の周りに浮かんでいる、橙色の半径五センチ位の球体だ。メリッサが敵に標準を合わせ脳内で発射と念じるだけで、無限に球体が補充され、怒濤の攻撃ができる。しかも自身の視界に入っていればどんな軌道で銃弾を発射するかを自由に指定することができるのだ。
「援護しますわ。攻撃は私がすべて迎撃します。志龍さまは気にせずあのキメラをぶった切って下さいまし」
「あいよ。任せたぜ」
俺は校舎の方へ走り出した。そして学校の中へ入った。


「ふぅ……」
メリッサは小さく深呼吸をし、銃口をキメラへ構えた。光陽神の怒号に刻まれた模様が赤く輝いた。
そして、ドドドドドドッ!!!!!と轟音を響かせながら銃弾を放った。次から次へと襲いかかる、銃弾に加え、当たる度に爆発するため、爆炎がキメラの体を包み込んだ。その爆円の隙間から、酸を纏った糸が放たれる。
「ッ!!」
それをメリッサは地面を転がりながら回避する。そして第二射が放たれた。
その糸は正確にメリッサがいる場所目掛けて放たれた。メリッサは光陽神の怒号を縦に振るった。
その時、ゴウッ!!と白き炎が放出された。糸は灰も残さず消え去った。そしてその糸は導火線のような役割をして、ゆっくりとだが、着実にキメラの体を飲み込もうと迫っていたが、その直前で糸を切断する。灰も残さず燃えていった糸を見て僅かに怯えた表情を浮かべた。そしてメリッサは小さく呟いた。
「聖炎…纏……」
そう呟くと今まで橙色だった球体に僅かだが白い膜のようなものができた。至近距離で目を凝らしてやっと見えるような状態だ。それを再び発射する。
《追尾弾{ホーミング}》
念には、念を重ね放った弾丸は追尾弾。外れても当たるまでずっと追尾をし続ける弾丸だ。
再び轟音が響き渡った。僅かに白い炎を帯びた弾丸をキメラは避けた。それは今までしなかった行動だ。それを見てメリッサは確信する。効果があると。十数発放たれた弾丸は回避をして安心しきっていたキメラの体に全て撃ち込まれた。
爆炎が晴れると、そこには翼は傷ついていないが体の至る部分が焼け焦げているキメラの体があった。キメラは逃走を図ろうとし、自分達が来た方向に飛び立っていこうとするが、逃走に集中しすぎた無防備な、腹を志龍の義手が抉った。口からは僅かに緑色の体液が漏れ出した。
「凍てつけ………!」
パキパキと心地よい音を響かせながら、キメラの体は凍てついた。

再び轟音が響き渡った。


Re: Resistant of the Destiny ( No.16 )
日時: 2015/06/11 20:48
名前: 黒陽 (ID: gJy/GGb4)

凍てつく、キメラの体。その体はもう脈動せず、ただただ重力に抗わず地に落ちていく。
小さく砂煙が起きた。その二秒後ストンと俺は着地。孤独な龍を右手に持ち、峰を肩に乗せながら死体を見つめる。
「こりゃ本部に報告か……」
「そうですわね。私が避難した皆様を呼んできますから、志龍さまは報告を」
「志龍」
校舎の中から現れたのは、こころと、レクト、命、華川が現れる。だれも滅神器を収めておらず、周囲を警戒しているようだった。
「何故か神々の眷属がキメラになっていたのですが……」
やっぱりそっちもだったかと、俺は小さくため息をついた。二人で迎撃させて良かった。
俺は孤独な竜とキメラの死体を異空間に移動させ、閉じた。これで持ち運びが楽になるのだが、僅かに体が重くなった。
「俺の方もそうだったんだよ。とりあえずメリッサは滅神器を収めて、シェルターまで行って、生徒達を出せ。俺は本部に報告にいく」
「私も……付いていきたい」
「じゃあ二人で行くか。レクトと命、華川は取り敢えず周囲を警戒してここに残っていてくれ。生徒が全員帰宅したら、先に家に帰ってろ。んじゃこころ。行くぞ」
「うん」
俺とこころは、RoDの本部に向かうために駐輪場に向かった。。一応俺はバイクを鍵をかけた状態で置いてある。そこに置いてあるのは、RoDにおいて特殊製造された俺専用のバイクだ。横には小さい、ロケットが付いており、俺の魔力を付与させ、神獣にもある程度のダメージを与えられる優れものだ。
俺は、こころに向かってヘルメットを投げた。
「行くぞ、飛ばすからしっかり捕まってろよ」
「……うん…!」
俺とこころは華なり密着している。自分でもかなりピュアだとは思うのだが、鼓動が早まっている。
俺は、ここから三時間くらいかかる本部への道を進んでいった。

Re: Resistant of Destiny キャラ募集 ( No.17 )
日時: 2015/06/13 21:45
名前: 黒陽 (ID: gJy/GGb4)

「遠い……おい、こころ着いたぞ」
「うん…」
大量の軍の車の中に、志龍はバイクを止め、ヘルメットをはずした。こころもそれにならう。
軍の車のボンネットには銀と青が混じった毛並みを持つ狼。狼王フェンリルが描かれていた。これが志龍たちの所属するResistant of the Destinyのエンブレムだ。カナダ支部には闇色の双蛇、ヨツムンガルドが描かれている。
「お疲れ様です。白影中将。春月少将。どの様な御料件で?」
「ああ。お疲れ。うちの学校が襲撃されたからな、その事で元帥に報告があるのと、襲ってきた神々の眷属の解析を頼みたくてな。こころは俺の付き添いだよ」
「元帥は現在、第一執務室にいらっしゃるはずです」
「わざわざ、すまないな。頑張れよ」
志龍は、門番の者に礼を言うと、中に入っていった。

数十分、迷路のような道を歩いてたどり着いたのは、神々の眷属や神獣の体の解析や滅神器のメンテナンスや、滅神器の管理も行っている、研究所だ。その中にも法術開発支部と言うのがあり、そこでは、新たな邪神法術の開発や、強化を行う場所ある。
志龍は、殺した神々の眷属を解析してもらうのと同時に、孤独な竜をメンテナンスしてもらおうとしていた。
「あっこころ少将」
「……どうしたの……?」
「前に来てくださったころから開発された法術を法術書にまとめましたので、ご覧になっては如何ですか?」
こころの表情がわずかに変化した、あれはウズウズしている表情だ。だがその中にも申し訳なさそうな、悲しげな表情を浮かべているのが、志龍は伺えた。志龍の付き添いで来たというのに、自分の興味で別れてしまうのが申し訳ないのだろう。
「いいよ。行ってきな」
「でも……」
「その代わり、夕飯、デザート付きで頼む」
こころは一瞬、躊躇ったが、志龍から『自分がしたいことをしろ』と昔、素直になれなかった頃、何度も言われたので、ここは素直にしたがった。
「……うん。…了解…行ってくるね」
「おう。じゃあな。早めに終わったら迎えにいくよ」
志龍とこころは一旦別行動を取り、志龍は解析、メンテナンスルームへ向かった。

「志龍。久し振りね。2週間位かしら?人生のパートナーは何処よ?」
「人生のパートナーじゃねぇよ。まぁ良いけど。絶対落とすから」
「もう落としてるのよ。バカたれが」
この志龍と親しげに話しているのは、白夢れむだ。十六歳という若い年齢ながらこの組織の重要区画を任されている。
「で、何の用よ。私だって暇じゃないのよ」
「ああ、悪い。実はなこれの解剖、解析と、滅神器のメンテを頼みたい」
志龍は異空間から、凍らせたキメラの死体と孤独な竜を顕現させた。
「?……メンテは当然として、これって普通の神々の眷属よね?いまさらこんなのを解剖させて何のつもり?まぁ良いけど。アンタの言ったことは聞いておいたほうが得をするしね」
れむが右手を小さくあげると、働いていた十人がきれいに整列した。なんという統制された組織なんだ。
「八人はこれの解体、解析を進めなさい。残りの者は孤独な竜のメンテナンスよ。メンテナンス方法はコンピューターに登録されているからそれをガン見しながらやりなさい。ミスでもしたらその目ん玉にナイフぶちこむわよ!!」
『イエス、マム!!!』
「世紀末か……ここは」
「二時間ぐらいでメンテナンスは終わると思うわ。それと義手。置いていきなさい。何故か酸で指が微妙に溶けているし。スペアは机の上に置いてあるから。オリハルコン製よ。それもね」
「悪いな、頼むぜ」
ロングコートを脱ぎ、対神獣用のシャツを脱いで、上半身裸になると、なれた手付きで義手を外し、机の上に置いてある義手を取り、はめた。前の義手よりも、若干軽い。
そしてシャツを着て、ロングコートを羽織ると、研究所を出ていった。






Re: Resistant of the Destiny キャラ募集 ( No.18 )
日時: 2015/06/14 19:37
名前: 黒陽 (ID: gJy/GGb4)

男としては平均的な170cm中半の身長。整った顔立ち。中性的な顔立ちだが、女に間違えられることのない格好良さ。
銀色の髪は肩の辺りまで伸び、目をわずかに隠している。その髪の間から覗く蒼の双眸は威圧的な雰囲気だったが、その中から感じられる優しさを彼女達は感じ取っただろう。
しかしそのふ優しさに反比例するかのように鍛え上げられた肉体。
そしてそのなかでも最も目を引くのが、漆黒の義手。
それを遠くから見つめる二人の少女。
1人は緋色の髪がツンツンにはねた身長が160cm後半の身長という女にしては大きめの身長。オレンジの目を持つ、神楽朱璃。
不死鳥【フェニックス】と契約し、煉獄の処刑器【フレイム・スイーパー】という鎌型の炎の斬劇を飛ばすことが可能な滅神器を所持している、十九歳の女性だ。最近になってヨツムンガルド支部から、フェンリル本部に異動になったはずだ。
もう1人は年端もいかない少女だった。おそらく十五歳にもなっていないはずだ。
腰まで伸ばされた黒と銀のグラデーションが何処か幻想的な髪。服装は彼女の体格よりも少し大きめに作られた巫女装束。
青空色の瞳は、何時もは何処か上の空だが、この時だけは銀髪の彼女よりも3つは年が上の彼を正確に見据えていた。
百蓮零羽。それが彼女の名前だ。邪神、木花咲耶姫【コノハナサクヤヒメ】と契約し、滅神器、櫻舞大幣【オウブオオヌサ】を所持する最近Resistant of the Destinyに所属したばかりのはずだ。
「かっけぇ………」
「……」
零羽は彼に釘付けである。朱璃は反射的にそう呟いてしまった。そこに厄介な人物がいることを忘れてしまっていた。
「あ〜あ〜お二人とも、見惚れちゃってますよ〜。朱璃ちゃんってばかっけぇなんて言っちゃってぇお姉ちゃんは嬉しいゾ☆」
「うん。否定はしない」
「俺がいつ見惚れてたってんだよ!?見惚れてなんかねぇし!!かっけぇなんて一言もいってねぇし!!大体、お前は俺より2つも年が下じゃねぇかよ!」
親しげに話す彼女は九条五十鈴。志龍と同期にResistant of the Destinyに所属した。隊は違うながらも今でもメル友である。
「でも気持ちはわからなくもないです。格好いいですしね。白影志龍君。それと知ってますか?彼が右腕を失った理由……。まぁ知っているはずないですか……」
「知らないけど……中将だったよね。やっぱり強い神獣に食われたのかな」
「知らねぇよ。大体それがなんだってんだ」
「春月こころ少将。知っていますか?彼は幼馴染みらしいです。その大事な大事な幼馴染みを庇って、腕を食われたらしいですね。肩からゴッソリと。しかも十歳の時に。そんな小さい子供の時に絶望的な痛みに耐え、幼馴染みを守り抜いた……。正直こころちゃんが羨ましいです。そんなに幼馴染みに大切にされて」
「……やっぱかっけぇよ」
「……羨ましい」


みすず、岬野さん。こんなキャラで宜しかったでしょうか?正直失敗した感じが半端じゃないです。
こんなイメージじゃねぇんだよバーカバーカと、イメージ通りでなければいってくださいまし。
ここから徐々に絡ませていきます。

Re: Resistant of the Destiny キャラ募集 ( No.19 )
日時: 2015/06/20 20:37
名前: 薊 (ID: oHvsgYiE)

はじめまして薊といいます
とても面白いです!
オリキャラを投稿したいのですが、リクの方に何故かいけなくなっていて(アク禁?)、管理人に相談したいのですが管理人の所にもアクセスできなくて…
どうしたらよいでしょうか?
厄介ごとを持ってきてしまい申し訳ありませんm(_ _)m
できればオリキャラの予約とかはできませんでしょうか?


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