複雑・ファジー小説

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マイナーとメジャーの境界線
日時: 2017/01/30 22:28
名前: プチシュークリーム ◆IVDmJcZSj6 (ID: IGUMQS4O)

昔描いた短編エッセイ三つを纏めていきます。
「鳴砂の楼閣」に比べたらとことん拙い書き溜めです。

>>1-31   ギニョール
(ドールとして2016年1月に投稿。再掲にあたって大幅加筆、削除)

>>32-40 隣接世界論
(2015年1月に投稿。再掲にあたって加筆、削除)

Re: 徒然随筆集 ( No.22 )
日時: 2017/01/20 21:06
名前: プチシュークリーム ◆IVDmJcZSj6 (ID: IGUMQS4O)

野生の意思…性欲や食欲もその名残とも言えるだろう。

同種とて、ここまで生きられる事が当たり前な者どもが居ただろうか?明確に自分達の立場が細分化されたものなど、あるのだろうか。

屠殺をするのみならず、餌付けをする、加工をする、包装をする、点検をする、発案をする者の無数のの者達が一つの生物製食品を完成させるまでの課程に居る。

他の生物を喰らい、模倣した猿はここまで進化したのにも関わらず、更なる進化を望むが、それは供給者と云うよりかは、政治を提供する、研究をする提供者側の思惑に過ぎぬ。

Re: 徒然随筆集 ( No.23 )
日時: 2017/01/20 21:08
名前: プチシュークリーム ◆IVDmJcZSj6 (ID: IGUMQS4O)

今日の提供者の多くは、人なる種の存続と短命を充実させる為に努力を惜しまぬ。だが、供給者はどうだ。



多くの需要者は夢を抱かぬ。幻想を見ぬ。


幻想や夢を抱く者は排斥するべきだ、と言うようなニヒリスムが根を伸ばした結果、何か架空の存在を作り出す事は悪徳だと云う考えに取り憑かれている者まで居る始末だ。

Re: 徒然随筆集 ( No.24 )
日時: 2017/01/20 21:11
名前: プチシュークリーム ◆IVDmJcZSj6 (ID: IGUMQS4O)

まるで其れは、『他人に何かを提供される事が当たり前だから、僕は何を提供する必要もないね』と云うような提供者と需要者、二者が明確に一つのステルス・バリアーで分けられているかの様だ。

今の需要者は提供者の叡智に頼り、進化する事を拒んでいる様に見えるのだ。

ああ、需要者だからといって受動的な訳では無いね。かく言う私もそうだから。提供者に肖り、進化せしめんとす姿勢を見せる者も、高すぎるニーズの足場に一歩届かず奈落へと沈んでいくのだ。

提供者と需要者、明確に別けられ、それでもって卑下され続けた生産をしようとする需要者は糾弾され、二者は遥か後に別の種として進化して行く事だろう。

Re: 徒然随筆集 ( No.25 )
日時: 2017/01/20 21:12
名前: プチシュークリーム ◆IVDmJcZSj6 (ID: IGUMQS4O)

民を支配し、管理する管理者。管理者の意のままに動き、忠実なしもべとして戦う奴隷にだ。

ドールたちは叡智を求め、自分達の進化を優先し過ぎたが故に 悲しい事に、肝心な共存の部分は疎かにしてしまったのかも知れない。

仮初めの行き過ぎた環境保護や動物愛護など、殺戮の歴史に果たして相応しいのだろうか?保護するべきは自分達のアイデンティティーやアイデアではないのだろうか。

Re: 徒然随筆集 ( No.26 )
日時: 2017/01/20 21:12
名前: プチシュークリーム ◆IVDmJcZSj6 (ID: IGUMQS4O)

人なる種、いや、此の惑星に根付いた生命は他の概念を喰らい、自らの力を増長させる事で生き、そして種を存続し、進化させてきた。


究極のドールとなった者共は頭ごなしに否定してきた夢を見た。

他の動物はこう思ってるから可哀想、などと人間の価値観をこじつけ出したのである。

人間の価値観と他の生物の価値観が合致すると思い出した。人は抱いた感情が、他の生物の感情まで支配してしまうと思い込んでしまう領域にまで到達せしめた。


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