複雑・ファジー小説

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H・T・S・Sに生きる
日時: 2018/02/22 19:40
名前: 梶原明生 (ID: 7yy7LYdx)  

H・T・S・Sとは何か。紐解くとこれは小説と言うよりも私、梶原明生の赤裸々な自史と、平成29年、2017年11月5日に神からの啓示を受けた(と言うより単なる閃きですが。汗)このシステムの構築を描いた物語です。この題名は「Held Taktiken Spirituell System 」であり、読みはヘルド タクティケン スピリチュアル システムです。英訳だとわかりやすいのは、「ヒーロータクティカルスピリチュアルシステム」和訳すると「英雄的戦術信心体系」になります。これだと「何のこっちゃ」になるので、英訳の方がまだわかりやすい(言いやすい)かも知れません。要は「(メタル)ヒーロー活動を中心にその補助となるマイルドな特殊部隊トレーニングや空手拳法の鍛錬を取り入れ、その上にスピリチュアル(自分が信心してきた神仏思想等)な精神を加えていくみたいな体系(システム)。」なことです。決して怪しい宗教ではありません。現に、超神精仮面戦士キャバンとして、青い金属スーツで街の自警活動を約8年に渡って行ってきました。(00レンタル掲示板に掲示中)また、このシステムは、スピリチュアル部分をどけて行っても構いません。(ある程度の倫理観あるなら)さぁ、小説として自史としての梶原明生ワールドへようこそ。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.30 )
日時: 2018/11/08 17:59
名前: 梶原明生 (ID: NOqVHr1C)  

2012年 10月20日 驚く驚かないは人それぞれだが、この日以前は一度も映画館で映画を見たことはなかった。つまり人生初の映画館だった。何故そうしたかはHTSSを嗜む者としてどうしても外せないニ作品が偶然にも重なったからだ。(もしかしたら意図的かもしれないが)「エクスペンダブルズ2」と「宇宙刑事ギャバンザ・ムービー」。ジャンクロードバンダム、ジェットリーが参戦、おまけに宇宙刑事ギャバンでは新旧ギャバン(石垣ゆうま、大葉健二氏)が共演。まさに二重に涙ものの感動だ。二つのパンフレットを片手に意気揚々と鑑賞した。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.31 )
日時: 2018/11/17 01:33
名前: 梶原明生 (ID: Xc48IOdp)  

2012年 8月17〜(続編)

…そう呟きながらしばし港に佇んだ。暗い波止場の中、ハイビスカス号の灯りとせわしく行き来するフォークリフトのライトだけが赤々と照らし出す。西之表町…ここはそう言う町らしい。街灯を頼りにロスコ社の半長靴で歩みを進める。田舎町と侮るなかれ。中流街と見紛う町の佇まい。時刻は21:30を回っていたろうか。行けども行けども目的の宿は見えてこない。しかも途中暗闇の道にさしかかった。危険を感じてひとまずタクシーを呼んだ。そして1キロ走った所に、種子島初ネットカフェ「サテライト」があった。実はここは今現在は廃業してなくなっているが、当時はログハウス調のネットカフェとしてもてはやされていたそうな。早速登録して会員証カードを作って一晩泊まった。(会員証カードは未だに家にある。)翌朝08:00に出て動画を撮ると、嫌な予感が…ネットでは今日鹿児島に帰るフェリーは14:00のはず。念のためフェリー会社に問い合わせたら何と、11:00出航だと。青ざめた自分は間に合わないと悟り、市丸タクシーさんへ電話した。しかしここでも浅はかさが出た。地図上の距離と実際の種子島の距離を読み間違えていたのだ。中種子町は遠かったのでやむなくリタイア。「運転手さん、ここでいいです。」祈りを捧げられそうな納官辺りのトマト園を見つけてそこで芸浄隊正装とベレー帽を身に纏い、祈りの儀式を始めた。美優さんの魂があるであろう方角に向かって。哀しげに流れるカセットテープの「戦士の休息」を流しながら、しばし敬礼していた。「あんたまさか…」初老のタクシー運転手が驚くより悟ったかのように呟いた。「はい、そうです。」「乗りな。フェリーに遅れるぜ。金額は半額にサービスしとく。」「あ、ありがとうございます。」こんな暖かい人がいたのかと、改めて種子島の良さを再認識した瞬間だった。彼は自分が美優さんのファンだとわかったようだ。やがて無念とはいえ、谷山港行きハイビスカス号に再び乗船し、心暖まる旅を実感できた。こうして台解市へと帰路に着いたのだった。…続く。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.32 )
日時: 2018/11/20 17:27
名前: 梶原明生 (ID: q6woXfHh)  

2012年 11月8日 この日たまたま休日だったのでいつものごとく超神精仮面戦士キャバンとして自警活動していた。キャバンスーツにて颯爽と歩いていたその時だった。台解銀行前でふとうずくまっている初老の婦人がいた。「大丈夫ですか?」と声をかけるも応答はない。「どなたか携帯をお持ちの方いませんか。」つい叫び回ってしまった。その時運悪く携帯を持ち合わせていなかったからだ。すると近くにいたご婦人が名乗り出てくれた。「すみません、119番通報お願いします。場所は台解銀行前。」「わかりました。」その方の素早い対応のおかげで救急車を呼ぶことができた。そうこうしている間に初老のご婦人が意識を回復してきていた。「大丈夫ですか。どこか具合悪いですか。」その他色々情報(かかりつけ医師、名前、年齢、血液型、持病、家族の連絡先など)を聞き出そうとした。こういう場合、そうした情報が後後医療処置につながると聞いたことがあったからだ。そしていよいよ救急車到着。事なきを得てホッとした。ヒーロー活動してきて今までで初めての活躍だったと、今思えばそう振り返れる。勿論こうしたことがないのが一番だが。そして印象に残ったのは初老のご婦人が言ってくれた一言。「ありがとうね。」このたった一言が嬉しかった。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.33 )
日時: 2018/11/29 00:43
名前: 梶原明生 (ID: 0Q45BTb3)  

2013年 5月4日

耐久行軍に臨む。バックパックに必要な荷物を詰め込み、要領良く整頓すると、早速出かけた。山につくと気功から行い、ランニング。起伏の激しいコースを1時間かけて走る。いつものごとく晩飯の支度。今夜はカレーだ。小屋の中で唯一の楽しい一時だ。一通り休憩が済むと、荷物のチェックをして耐久行軍の始まり。暗視ゴーグルだけが頼りの暗闇で、星空の灯りは別世界のようだった。今回はうまくいった方で、民間人とも接触することなく2時間に及ぶ山中での登山は無事終わりを遂げた。しかし息整える間もなくCQCや武術を取り入れた戦闘訓練。汗払い拭いながらカリキュラムを終わらせた。もう5月とはいえ、夜の気温はまだ肌寒い。ミネラルウォーターを飲みながらコンロでコーヒーを作る。早朝が来るまでのほんの小休止。早朝登山者が幾人か気配を匂わせはじめる。こちらも着替え終わって温かい朝食づくりが始まった。一応コップは二つ以上用意している。もしかしたらお客さんに遭遇するかも知れない。そんな備えで、いつでも温かいコーヒーか紅茶を振る舞えるようにしているのだが…まだ一度も使ってない。レトルトの親子丼を頬張りながら余りのチョコバーを開けて食べる。早々に撤収準備を済ませ、山神様に祈りを捧げると名残惜しい山を後にした。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.34 )
日時: 2018/11/30 20:20
名前: 梶原明生 (ID: PvE9VyUX)

2013年 5月19日                                        この日youtubeを何気なく見ていたら一覧の中に「田村装備開発」の動画が。聞きなれない会社名にそれにそぐわないタクティカルな面々。すぐに動画をクリックして見てみると、そこには元埼玉県警特殊戦術班にいた現田村装備社長と、副社長にして元陸自特殊作戦群隊員だった長田さんがその他、社員の方と前歴を生かした戦闘戦術研究会社としてのスキルと活動を映したビデオだった。ショックをうけたとはまさにこれだったろうか。「世の中にこんなまさに俺が求めている世界、会社があったのか。」と驚嘆したのを覚えている。少し詳しく書くと、戦闘戦術は元より、危機管理における知識技術講習を主に行う所で、現役自衛官から警察官、一般人に至るまで教えていると言うから凄い。場所は埼玉県東松山にあるらしく、この時から一生のうち、一度は訪ねてみたいと思っている場所の一つでもある。HTSSに興味を持たれた方なら、一度はご覧になられたほうがいいでしょう。この日田村装備開発さんの動画を一日中見てしまった一日であった。


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